ついにSamsungがハイエンドのエントリーモデルとなるGalaxy S23 FEを日本市場にも投入しました。
Galaxy S23 FEは6.4インチの少し大きめのディスプレイにSnapdragon 8 Gen 1を搭載したモデルで型落ちとはいえハイエンドチップを採用し動作は快適ながらも価格を抑えた端末です。
auのみ取り扱いですが価格は88,000円(MNP:66,000円)とハイエンドチップ搭載のスマホにしてはお手頃で少しでも費用を抑えたいけど性能がいいスマホが欲しい方におすすめの1台ではないでしょうか。
- 画面サイズが大きくコンテンツが見やすい
- フラットパネルで保護フィルムが選びやすい
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- 顔 + 画面内指紋認証で快適に使える
- トリプルカメラの画質がとても良い
- DeXモードに対応しパソコンとしても使える
- ワイヤレス充電にも対応している
- おサイフケータイ(Felica)に対応
- 4年OSアップデート保証(Android 14 → 18)
- 端末サイズは大きめ
- 顔認証がマスクに対応していない
- microSDカードに対応していない
- 高音質コーデックaptX Adaptiveに非対応
- auでしか取り扱いをしていない
※ レビューで使用したGalaxy S23 FEはauで購入した端末です。
この記事の目次
Galaxy S23 FEの特徴
- サイズ:6.4インチ有機ELディスプレイ
- 解像度:2,340 × 1,080ピクセル(403ppi)
- SoC:Snapdragon 8 Gen 1
- メモリ:8GB LPDDR5
- ストレージ:256GB(UFS 3.1)
- 広角カメラ ×1:50MP(1/1.56型)・ƒ/1.8
- 超広角カメラ ×0.6:12MP(1/3.2型)・ƒ/2.2
- 望遠カメラ ×3:8MP(1/4.4型)・ƒ/2.4
- インカメラ:10MP(1/3.24型)・ƒ/2.2
- 生体認証:顔 + 画面内指紋認証
- スピーカー:ステレオ、Dolby Atmos対応
- 充電:USB-C & ワイヤレス(Qi)対応
- 通信:Bluetooth 5.3、Wi-Fi 6E、5G / 4G LTE
- バッテリー:4,500mAh、防水防塵:IP68
- NFC :Type A/B/(国内:Felica対応)
- サイズ:158 × 76.5 × 8.2 mm 重量:209 g
- 発売日:2023年2月9日(au、UQ mobile)
Galaxy S23 FEは6.4インチの有機ELディスプレイを搭載した画面が大きいスマホで筐体はミドルのGalaxy A54 5Gと同じです。
SoC(システムオンチップ)がハイエンドのSnapdragon 8 Gen 1を採用したハイエンドのエントリーモデルという位置付けの端末です。
Snapdragon 8 Gen 1は2022年のハイエンドスマホに多く採用されたSoCでGalaxy S22と同じで現在は2世代前のハイエンドチップとなります。
2世代前とはいえハイエンドのSoCなのでミドルレンズのスマホよりも動作は圧倒的に快適ですし、端末サイズが大きいこともあって同チップの懸念点だった発熱のしやすさもある程度は克服しています。
カメラも広角・超広角・光学3倍望遠カメラを搭載し画質もとてもキレイですし動画撮影も4K60fpsだけでなく8K24fpsに対応するなど価格以上の性能を持っています。
さらに、Galaxy S23 FEはDeXモードにも対応しちょっとしたパソコンとしても使えるので見た目はミドルのGalaxy A54 5Gですが中身はしっかりハイエンドなのです。
ハイエンドのGalaxy S23は手が出ないけど、ハイエンドのスマホが欲しい、画面サイズの大きい性能の良いモデルが欲しいならGalaxy S23 FEは良き選択肢になるのではないでしょうか。
Galaxy S23 FE:レビュー
本体デザイン・サイズ
Galaxy S23 FEの本体デザインはGalaxy S23やGalaxy A54 5Gと同じでカメラのレンズがポン付けされたスッキリとしたものとなっています。
背面パネルの素材はゴリラガラス5、サイドフレームは非光沢アルミニウムを採用。背面と正面パネルは完全フラットでサイドフレームは丸みのあるスタイルで手に馴染む持ち心地です。
操作ボタンは本体右側に集約されておりボタンは少し上側に配置されています。端末が大きいので左手で持った時にボタンが少し遠いと感じることはあります。
Galaxy S23 FEの本体サイズは(158 × 76.5 × 8.2 mm)で重量が(209 g)で6.4インチのわりに本体サイズは大きめですね。
6.1インチのGalaxy S22と比べるとワンワイズ大きいサイズ感で片手操作は難しいです。基本的に両手で持って使うスマートフォンとなります。
端末上左にSIMカードスロットがあります。nanoSIMを入れることが可能でeSIMによるデュアル通信環境の構築もできます。microSDカードは非対応です。
充電ポートはUSB Type-Cを採用し最大25Wの充電に対応しています。
さらに、Qi規格によるワイヤレス充電(最大15W)にも対応し無線で電力補給も可能。Galaxy A54 5Gはワイヤレス充電に対応していないのでS23 FEの魅力です。
Galaxy S23 FEの本体カラーはミント、クリーム、グラファイトの3色あります。
この記事でレビューしてるGalaxy S23 FEはクリームです。思ってたよりクリーム色で純粋なホワイトではないので注意してください。
- フラットでスッキリな本体デザイン
- 6.4インチのわりにサイズは大きめ
- サイドフレームは非光沢アルミで汚れにくい
- ワイヤレス充電に対応している
- パネルは光沢ガラスで指紋付着しやすい
ディスプレイ:画面が大きくて見やすい
Galaxy S23 FEは6.4インチの有機ELディスプレイを搭載しており解像度は2,340 × 1,080ピクセル、120Hzリフレッシュレートで残像の少ない滑らかスクロールに対応しています。
画面輝度は最大1,450nitsでA54 5Gの1,000nitsよりも明るいパネルになっています。(といっても実際の明るさは比較しても判別できないレベルです。)
いずれにしても外での視認性は良好で画面が暗くて見にくいということはありません。画面サイズも6.4インチと大きくて動画視聴や2画面表示で二つのアプリを同時に使うのにも適しています。
電子書籍も読みやすい大きさなので読書家にもおすすめできるスマホです。
ベゼルの幅が少し太めなのが気になりますがディスプレイは色鮮やかで視認性が良くてコンテンツはとても見やすく、ゲームも快適にプレイ可能です。
また、Galaxy S23 FEはサイドメニューを搭載しているので意外と片手でもアプリの切り替えも可能です。
この大きさに慣れてしまえばコンテンツの見やすさ、操作性の良さを実感できます。どうしても慣れないなら大画面ディスプレイのスマートフォンは合ってないのでしょう。
- フラットパネルで大画面で見やすい
- 色鮮やかで見やすいディスプレイ
- 120Hzリフレッシュレートで滑らか操作
- ベゼル幅が少し太い(筐体大きめ)
DeXモード:パソコンとしても使える
Galaxy S23 FEはBluetooth対応のマウスやキーボードを接続することで大画面を生かしてカーソル操作が可能で、さらに外部モニターをUSB Type-Cケーブルの接続でDeXモードを起動が可能となりデスクトップモードとして使えます。
Androidアプリを起動して使うことになりますが、Officeなどちょっとした作業用アプリはありますし資料をまとめたりブログを書いたりも可能です。
同じ筐体のミドルスマホとなるGalaxy A54 5GはDeXモードに対応していないので、Galaxy S23 FEはしっかりハイエンドしてるのは間違いなさそうです。
生体認証:顔 + 画面内指紋認証
Galaxy S23 FEは顔認証に対応しています。
顔を向けるだけで画面ロック解除可能です。簡易型の顔認証なのでマスクをしてると認識できなかったり周囲が暗いと認識できないですが、そのようなシーンは画面内指紋認証で画面ロック解除ができます。
Galaxy S23 FEの画面内指紋認証は光学式ですがスリープ中の画面が真っ暗な状態でもしっかり認証してくれますし、SoCがハイエンドなこともあって認証速度も高速でストレスありません。
光学式指紋センサーはGalaxy A54 5Gと同じですがSoCの性能が高いのでバックグラウンドで動作してるアプリによって影響を受けにくいことも指紋認証の速度が向上している要因となってるのでしょう。
- 顔+指紋のデュアル生体認証に対応
- 光学式の画面内指紋認証だけど認証速度速い
- スリープ(画面真っ暗)でも指紋認証できる
- マスクしてると顔認証が使えない
オーディオ:ステレオスピーカーを搭載
Galaxy S23 FEはステレオスピーカーを搭載し動画コンテンツ、音楽、ゲーム中の音楽をしっかりステレイサウンドで楽しむことができます。
ドルビーアトモスにも対応し広がりあるサウンドに設定可能で音質は低音から高音までしっかりと音が鳴っていて聞きやすいです。
筐体サイズが大きいのでスピーカーユニットに余裕があるのかハイエンドのGalaxy S22よりも低音が出ていてメリハリ感がありです。
ただ、中音域は少し弱めなのでミドルスマホクラスの内蔵スピーカーといった感じですね。
- ステレオスピーカー搭載
- ドルビーアトモスに対応
- 高音質コーデック・LDACに対応
- 3.5mmヘッドフォンジャック非搭載
- 高音質コーデック・aptX Adaptive 非対応
性能:Snapdragon 8 Gen 1で快適に使える
Galaxy S23 FEのSoC(システムオンチップ)はSamsung 4nmプロセスの「Snapdragon 8 Gen 1」を搭載しています。
同チップは2022年に発売されたハイエンドスマホに多く搭載された2世代前のSoCですが処理性能はまだまだ高くて十分使えるものとなっています。
機種 | Galaxy S23 FE | Galaxy S22 | Galaxy A54 5G |
---|---|---|---|
SoC | Snapdragon 8 Gen 1 | Exynos 1380 | |
CPU | Cortex-X2 × 1 Cortex-A710 × 3 Cortex-A510 × 4 |
Cortex-A78 × 4 Cortex-A55 × 4 |
|
GPU | Adreno 730 | Mali-G68 MP5 | |
メモリ | 8GB LPDDR5 | 6GB LPDDR4X | |
ストレージ | 256GB(UFS 3.1) | 128GB(UFS 2.2) microSDカード(1TB) |
|
バッテリー | 4,500mAh | 3,700mAh | 5,000mAh |
充電 | USB Type-C(最大25W) ワイヤレス(最大15W) パワーシェア対応 |
USB Type-C(最大25W) | |
世代 | 2023年 | 2022年 | 2023年 |
同じSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているGalaxy S22、ミドルクラスのGalaxy A54 5GでAntutu(v10)のベンチマークスコアを比較しました。
同じチップを搭載しながらもGalaxy S23 FEはS22よりも高いスコアを叩き出しています。端末が大きくて放熱板が大きいことが好条件となってるのでしょう。
GPUの性能を測れる3D markのベンチマークスコアです。
3D MarkのスコアもGalaxy S23 FEの方が高くなる傾向があるので、高負荷なゲームを長時間プレイするならGalaxy S23 FEの方が快適になる可能性が高いです。
高いグラフィック性能が必要となる原神の最高画質60フレームも55〜60fpsで動作可能です。(長時間プレイだと40〜50fpsにレートが落ちることあります。)
気温やプレイ時間にも左右されますがGalaxy S23 FEは端末サイズが大きくて放熱がしっかりしてるのか同じSoCのGalaxy S22よりも熱ダレしにくく快適にプレイが可能です。
Galaxy S23 FEとS22の動作比較 →
Galaxy S23 FEとA54 5Gの動作比較 →
Galaxy A54 5Gとの比較だと全然違いますよね。ハイエンドとミドルの違いがわかります。ゲームを快適にしたいならGalaxy S23 FEはとても良き選択肢になるのではないでしょうか。
発熱:発熱しやすいが余裕がある
同じSnapdragon 8 Gen 1のGalaxy S23 FEとGalaxy S22で発熱を計測しました。Antutu → 3D mark → 原神をプレイ中に計測して見たところ…
Galaxy S23 FEは(Max 39.1℃)、Galaxy S22は(Max 42.1℃)と同じSoCを搭載しながらもGalaxy S23 FEの方が発熱を抑えられています。
抑えられてるというか端末が大きいので上手く分散させることができて最高温度を下げられてるのでしょう。ゲームの長時間プレイでもGalaxy S23 FEの方が安定した動作を得られます。
実際にAntutuを回した後の3D Markの動作はGalaxy S22は途中でフレームレートが低下して動作がもたつきましたが、Galaxy S23 FEは安定して動いていました。
電池持ち:そこそこ持つ
Galaxy S23 FEのバッテリー容量は4,500mAhとなっていてS22の3,700mAhより800mAhも余裕のあります。
実際にどれくらい電池持ちなのか比較しました。
モデル | Galaxy S23 FE | Galaxy S22 |
---|---|---|
容量 | 4,500mAh | 3,700mAh |
YouTube 60分 | 81 → 74% 7%消費 | 86 → 79% 7%消費 |
PUBG 30分 | 72 → 64% 8%消費 | 58 → 46% 12%消費 |
原神 30分(中30) | 87 → 78% 9%消費 | 64 → 54% 10%消費 |
原神 30分(最高60) | 75 → 59% 16%消費 | 53 → 38% 15%消費 |
8時間待機 | 3%消費 | 3%消費 |
充電 | USB-C(25W)、Qiワイヤレス(15W) |
高負荷なゲームやアプリを使うと思ったほどの差はないですが負荷の少ないアプリはGalaxy S23 FEの方が電池持ちが良くなる傾向があります。
もう少しS23 FEの方がバッテリーライフが良くなるかと思ってたのですがそんなこともないみたいです。画面サイズが6.4インチと大きいのでその分の電池を喰うことも影響してるのかも。
ただ、普段使いにおいて1日は普通に持つ電池持ちなのでS22よりも長く持つ印象はあります。
- ハイエンドのSoCを搭載している
- 型落ちとはいえ快適に使える性能
- 負荷のかかるゲームも快適に遊べる
- ストレージ容量が256GBある
- 発熱はしやすい(S22より抑えられてる)
- 電池持ちは思うほど良くない
- microSDカードに対応していない
カメラ:価格以上に画質が良い
Galaxy S23 FEは広角・超広角・光学3倍望遠カメラを搭載しています。
機種 | Galaxy S23 FE | Galaxy A54 5G |
---|---|---|
広角 | 50MP(1/1.56型)・F/1.8 | |
超広角 | 12MP(1/3.2型)・F/2.2 | |
望遠 ×3 | 8MP(1/4.4型)・F/2.4 | – |
マクロ | – | 5MP・F/2.4 |
インカメラ | 10MP(1/3.24型)・F/2.2 | 32MP(1/2.8型)・F/2.2 |
動画 | 4K 60/30fps | 4K 30fps |
光学3倍の望遠カメラを搭載しハイエンドのGalaxy S22と同じ画角で撮影が可能となっており、ミドルのA54 5Gよりも撮影の幅が広くなっています。
では、Galaxy S23 FEでどんな写真撮影ができるのかレビューしていきます。ここではA54 5Gとどんな違いがあるのか比較します。
Galaxy S23 FEは明るくクッキリとした画質に、A54 5Gは暗めで落ち着いた雰囲気になる傾向があるので好みは分かれる感じかもしれません。
望遠3倍画角はGalaxy S23 FEは光学レンズによる撮影で高精細で画質がキレイです。A54 5Gは広角カメラのデジタル3倍ズームなのでS23 FEと比べると画質は劣ります。
やはり光学レンズの望遠カメラは強いですね。
高倍率ズームになればなるほど光学望遠レンズを搭載してるGalaxy S23 FEの方が画質が良くなる傾向で最大ズームも30倍までいけます。
ちなみに、Galaxy S23 FEの望遠カメラは8MP(1/4.4型)とS22の10MP(1/3.9型)よりも画素数が少ないですが画質の差はそこまで感じません。
どちらも記録時は12MPにアップスケーリングされてますがソフトウェアで上手く処理してるのでしょう。8MPのカメラとは思えないくらい解像感が高くてキレイです。(よーく見ると10MPのGalaxy S22の方が解像感が高くてキレイです。)
花はGalaxy S23 FEの方が落ち着いたシックな色味になる傾向があります。
撮影する花によっても異なりますが絵作りはGalaxy S23 FEとA54 5Gでは少し違う感じがし、S23 FEの方がハイエンドユーザーが好む味付けになってる気がします。
88,000円のスマホカメラでこれだけキレイに撮影できれば十分すぎる気がしますよね。普通に楽しめるカメラシステムに仕上がってますよ。
夜の街を広角カメラのクロップズーム2倍で撮影しました。
広角カメラは同じ50MP(1/1.56型)センサーなので基本的な画質は似ていて色味が少し異なりノイズがS23 FEの方が少ないように見えます。
大きく変わるのが望遠画角ですね。
3倍以上のズーム画角で撮影することが多いならGalaxy S23 FEは強いです。
逆に望遠撮影することないならGalaxy A54 5Gでいいという判断も可能です。
超広角カメラもスペックが同じなので画質はほぼ同じ。
ただ、処理より色味やノイズの乗り方が少し異なる感じでGalaxy S23 FEは暗所でも十分キレイな写真撮影が可能となっています。
また、Galaxy S23 FEは光学3倍望遠カメラによるポートレートモードによる背景ボケも自然に表現できます。
かなり自然に被写体の背後をぼかしてくれるので違和感が全くありません。すごい。
望遠カメラのないGalaxy A54 5Gもポートレートモードがありますが広角1倍での撮影しかできないので撮影できる幅が狭いのでポートレート撮影をしたいならGalaxy S23 FEはとても良いですね。
食レポです。
少し緑っぽい色味が入る傾向がありますが普通に美味しそうな写真に仕上げてくれます。
ハムさんの毛並みも高精細ですしカメラはトータルバランスが取れていて、ハイエンドチップを搭載してるのでレスポンスもいいので扱いやすいカメラに仕上がってます。
カメラ:動画もハイエンド並に撮影できる
Galaxy S23 FEはハイエンドチップを搭載してるので、4K60fpsのハイエンドスマホに対応してるような動画撮影できて8K24fpsの高画質動画撮影も可能です。
ハイエンドのSoCのおかげで電子手ぶれ補正もしっかり効かせて撮影ができるのでとても撮影がしやすいです。
ちなみに、望遠カメラは8MPで4K解像度に届いてないですが4K30fps以下の撮影ならアップスケーリングして4K撮影が可能。4K60fpsだと望遠カメラでの撮影ができず広角カメラのデジタルズームによる撮影となります。
Galaxy S23 FEとA54 5Gで4K30fpsにして撮影比較しました。
Galaxy S23 FEは少しクロップ処理を入れることで手ブレを抑えているようですね。A54 5Gは思いっきり手ブレし白トビもしやすいです。
- 全カメラでキレイな写真撮影ができる
- 50MP高画素モードの撮影が可能
- 光学3倍望遠カメラが8MPだけど画質がキレイ
- ポートレートモードも雰囲気あって良い
- 4K60fps / 8K24fps 高画質動画撮影に対応
- 食レポの色味が緑っぽくくなることがある
Galaxy S3 FE レビュー:まとめ
Galaxy S23 FEは6.4インチディスプレイにSnapdragon 8 Gen 1を搭載したハイエンドのエントリーモデルという位置付けのスマホです。
- 大画面でそこそこ性能の高いスマホが欲しい
- 費用を抑えながらハイエンドスマホが欲しい
- ゲームもそれなりに動作して欲しい
Galaxyは性能の高いスマホで大画面が欲しいとなるとGalaxy S24 Ultraなどのフラグシップを選ぶことになりますが(国内モデルがPlusシリーズがないので)そこまで性能を求めてないよって場合もありますよね。
そこで、Galaxy S23 FEです。丁度いい性能と電池持ち、カメラの画質、価格も88,000円(MNP:66,000円)と現行のハイエンドよりも安いので手にしやすいです。
型落ちチップとはいえハイエンドのSnapdragon 8 Gen 1なので3Dグラフィックを多用した負荷のかかるゲームも普通にプレイ可能ですし、超快適なゲーム体験を求めないなら丁度いいスペックではないでしょうか。
正直、Galaxy S23 FEのデメリットは少ないです。この価格なら十分使える、操作しやすい端末に仕上がっていると感じます。
Galaxy S23 FEはauでのみ取り扱いをしています。いずれUQ mobileでも購入できるようになると強いですね。期待したいところです。
S23FEとA54、メインカメラのセンサーサイズは同じなのに
ここまで写りに違いがあるのは驚きました。
SoCの違いに影響を受けているのでしょうか?(Snapdragon/Exynos)
全体的にS22の大画面版のような感じで完成度も高く、とても欲しくなりました!
au版S22が58,400円で買える中、S23FEが88,000円は高く感じるので
もう少し値落ちしたら買おうかなと思います。