
iPhone SE(第3世代)はAppleのiPhoneの価格の安いエントリー向けのスマートフォンでハイエンド並みの性能を持ってるのが特徴となっています。
ただ、画面サイズが4.7インチと小さく「コンテンツが見にくい」「バッテリーの持ちが悪い」ので使いにくいと感じるかもしれません。
本来ならiPhone 14、iPhone 13、iPhone 13 miniなどに乗り換えが筋ですが本体価格が高価でなかなか手が出ずAndroidスマホに乗り換えかな…と思う方も多いかもしれません。
この記事では、「iPhone SEからAndroidスマホに乗り換えるならどの機種?」をテーマに使い勝手がどう変わるのか、おすすめの機種をまとめてみました。
もし、iPhone SE(第3世代)またはiPhone SE(第2世代)からAndroidスマホに乗り換えを検討してるなら参考にしてみてください。
→ 動画でもお話ししております。
この記事の目次
iPhone SEからAndroidに乗り換える条件
本体サイズは小さい方が良い
iPhone SE(第3世代)は4.7インチの小型ディスプレイを搭載し本体サイズが()と片手操作しやすいスマホです。

Androidスマホには同じようなコンパクトスマホは数少なく選択肢がないので6インチ前後のモデルが比較対象になるでしょうか。
6インチ前後のスマホを抜粋しました。
機種名 | 画面サイズ | SoC | 中古〜新品価格 |
---|---|---|---|
Galaxy S22 | 6.1インチ | Snapdragon 8 Gen 1 | 8〜13万円 |
Galaxy S21 | 6.2インチ | Snapdragon 888 5G | 5〜9万円 |
Zenfone 9 | 5.8インチ | Snapdragon 8+Gen 1 | 8〜10万円 |
Pixel 6a | 6.1インチ | Google Tensor | 4〜5万円 |
Xperia 5 IV | 6.1インチ | Snapdragon 8 Gen 1 | 10〜13万円 |
Xperia 5 III | 6.1インチ | Snapdragon 8 Gen 1 | 8〜13万円 |
Xperia 10 IV | 6.0インチ | Snapdragon 695 5G | 3〜6万円 |
AQUOS sense7 | 6.1インチ | Snapdragon 695 5G | 3〜6万円 |
Xperia Ace III | 5.5インチ | Snapdragon 480 5G | 1〜3万円 |
arrows We | 5.7インチ | Snapdragon 480 5G | 1〜3万円 |
Galaxy A23 5G | 5.8インチ | Demensity 700 | 1〜3万円 |
AQUOS wish2 | 5.8インチ | Snapdragon 695 5G | 1〜2万円 |
Rakuten Hand 5G | 5.1インチ | Snapdragon 480 5G | 1〜2万円 |
こうやって並べてみるとコンパクトなAndroidスマホは意外と多くてハイエンドからエントリー向けまで幅広いラインナップがあります。
おサイフケータイ対応は必須
iPhone SE(第3世代)はNFC A/B/Felicaに対応していて交通系カードとなるSuica、PASMOやiD、QUICPayなどが使えるApple Payに対応しています。

いわゆるおサイフケータイですね。となると、AndroidスマホもFelicaに対応してる必要性がありますが上記で抜粋したスマホは全てFelicaに対応してるので安心して選ぶことができます。
端末価格は4〜6万円前後
6インチ前後のAndroidスマホでなおかつ5〜6万円前後で購入できる端末となると選択肢はかなり絞られてきます。
- Pixel 6a(6.1インチ):4〜5万円
- AQUOS sense7(6.0インチ):3〜6万円
- Galaxy S21(6.2インチ):5〜8万円
この3機種はいずれも6.0〜6.2インチのディスプレイを搭載し片手操作が比較的しやすい端末でありながらも実売価格で4〜6万円で買えるスマホです。
ゲームの快適性で選ぶなら
原神などの負荷のかかるグラフィックゲームもそれなりに快適に遊ぶならGoogle TensorのPixel 6aかハイエンドのSnapdragon 888 5GのGalaxy S21がおすすめです。

Pixel 6aでも十分快適に動作しますがより快適に動かしたいならGalaxy S21の方が性能が上なので余裕のある動作が可能です。
もちろん、Galaxy S23、Galaxy S22の方が最新のSoCを搭載しより快適になるのは間違いないですが価格が10万円前後と高くなるのでiPhone SEからの乗り換え先としては相応しくないです。
iPhone SE(第3世代)は価格が62,800円とミドルレンジスマホでありながらハイエンドのA15 Bionicを搭載してるが故に難しい判断が求められます。
生体認証の扱いやすさで選ぶなら
iPhone SE(第3世代)はホームボタンにTouch IDを内蔵し指紋で画面ロック解除、Apple Payの決済が可能となっています。

方式は顔、指紋のどちらでも問題ないですが生体認証の使いやすさは重要で精度も考慮するとAQUOS sense7、Galaxy S21がおすすめです。
どちらも顔と指紋のデュアル生体認証に対応しているので暗いところでも、マスクをしながらでも快適にスマホを使うことができます。
Pixel 6aも画面内指紋認証に対応していますが、冬場だと指が乾燥して反応しないこともあるので個人差はあるので指が心配な方は慎重になってください。
おすすめのAndroidスマホ
Pixel 6a
iPhone SE(第3世代)からAndroidスマホに乗り換えるならGoogle Pixel 6aが一番の候補に上がります。

iPhone SE(第3世代)は4.7インチ、Pixel 6aは6.1インチとかなり大きいディスプレイサイズに感じますが、本体横幅は 67.3 mm → 71.8 mm と思ったほど幅広になっていません。

Pixel 6aはたしかにiPhone SEと比べると本体サイズは大きいですが、片手操作もギリギリこなせる大きなで意外と操作性は良い端末となっています。
機種 | iPhone SE3 | Pixel 6a |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
6.1インチ(20:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,400 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 Hz |
SoC | A15 Bionic | Google Tensor |
メモリ | 4G / 128 / 256 GB | 6GB |
ストレージ | 64GB | 128GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 画面内指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 12MP(1/2.5型)・F/1.7 |
超広角カメラ | – | 12MP・F/2.2 |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 8MP・F/2.0 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.2、NFC A/B/Felica |
スピーカー | ステレオ | ステレオ |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,410 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | – |
防水防塵 | IP67 | IP67 |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 152.2 × 71.8 × 8.9 mm |
重量 | 144g | 178g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
128GB:42,980円 |
Google独自SoCとなるGoogle Tensor、6GBメモリ、128GBストレージを搭載しながらも42,980円で購入できるコスパ最強のスマホとなっています。
Antutuのスコアを比較してみてもA15 BionicとGoogle Tensorはほぼ同じ数値となっています。(OSが異なるのであくまで参考値としてみてください)

実際の動作速度もPixel 6aは十分快適に動かすことが可能となっていて、ブラウジングやSNSなど普段使いだけでなくゲームもそれなりに快適にプレイ可能となっています。
画面サイズも純粋に6.1インチと大きいのでゲームやYouTubeなど動画視聴も見やすくてコンテンツを楽しみやすいスマホに仕上がっています。
生体認証は画面内指紋認証に対応し同じように指を使って画面ロック解除ができるようになっています。

認証速度は決して早くはなく精度もそれなりですがマスクをしながらもしっかり使えますし普通に使うスマホとしては十分使えるスペックとなっています。
ただし、冬場で手が乾燥してると指紋認証が通らなくなることがあるので指の状態があまり良くない方はPixel 6aはとても使いにくいスマホになってしまうので注意してください。
iPhone SE(第3世代)のリアカメラは1200万画素(1/2.9型)広角のシングルカメラ仕様、Pixel 6aは1220万画素(1/2.5型)の広角と1200万画素の超広角のデュアルカメラ仕様となっています。

色と明るさは似た傾向となっていて誰が撮影してもそれなりにキレイな写真に仕上げられるので、iPhone SE(第3世代)からPixel 6aに乗り換えたとしても違和感なくカメラを使えるでしょう。
バッテリーの持ちを比較してみました。
機種 | iPhone SE3 | Pixel 6a |
---|---|---|
バッテリー容量 | 2,007mAh | 4,410mAh |
YouTube1時間 | 12%消費 | 6%消費 |
PUBG30分 | 13%消費 | 6%消費 |
原神30分 | 11%消費 | 11%消費 |
8時間待機 | 7%消費 | 5%消費 |
バッテリー容量が倍ほど異なりすが意外にもiPhone SE(第3世代)のバッテリー駆動時間が長いのはiOSの効率の良いシステムのお陰なのでしょう。
それでも、物理的に容量の大きいPixel 6aの方がバッテリーライフは長くなってるので1日普通に使って電池持ちに不安を抱くことはないのではないでしょうか。
→ Pixel 6aを詳しく見る
AQUOS sense7
AQUOS sense7もiPhone SE(第3世代)から乗り換えるなら候補の一つとなって6.1インチのディスプレイを搭載したミドルレンジスマホです。

もちろんサイズが少し大きくなりますが、本体横幅は本体横幅は 67.3 mm → 70 mm と片手操作できるサイズ感になっていて、ボディがアルミ筐体で6.1インチディスプレイでありながらも 158g と軽いのもメリットです。

AQUOS sense7は6.1インチのディスプレイサイズのスマホとしては最も軽いスマホと言って良いくらい軽くて扱いやすいスマホとなっています。
機種 | iPhone SE3 | AQUOS sense7 |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
6.1インチ(20:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,432 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 Hz |
SoC | A15 Bionic | Snapdragon 695 5G |
メモリ | 4GB | 6GB |
ストレージ | 64 / 128 / 256 GB | 128GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 顔 + サイドセンサー指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 50MP(1/1.55型)・F/1.9 |
超広角カメラ | – | 8MP・F/2.4 |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 8MP・F/2.4 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 5、Bluetooth 5.1、NFC A/B/Felica |
スピーカー | ステレオ | モノラル |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,570 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | – |
防水防塵 | IP67 | IP68・MIL-STD-810G |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 152 × 70 × 8.0 mm |
重量 | 144g | 158g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
128GB:51,500円 |
ただし、SoCはSnapdragon 695 5Gとミドルレンジのチップを搭載してるのでiPhone SE(第3世代)と比べると大きく性能は劣っていてAntutuのスコアもAQUOS sense7は半分くらいとなっています。

これだけ性能に差があるとストレス溜まりそうと思うかもしれませんが、ブラウジングやSNSくらいであれば思ったほど差がないのでゲームとかをしないのであれば実はAQUOS sense7でも大丈夫です。
本当かよ?ってなると思いますが実機で実際に並べて動作を比較した動画があります。
どうでしょう。ちょっと使うくらいなら問題ない動作速度になっているのが分かります。
iPhone SE(第3世代)はA15 Bionicを搭載しポテンシャルは高いですがタッチサンプリングレートが60Hzなのでスクロールした時の動作がiPhone 13と比べてモッサリしています。
AQUOS sense7は60Hzリフレッシュレートですがタッチサンプリングは120Hzある(Touch Sampling Rate Checkerで確認)のでSoCの性能が低くても体感はiPhone SEと大きな差を感じにくいのでしょう。
もちろん、ゲームや負荷のかかるアプリになると性能の高いiPhone SE(第3世代)の方が快適であくまでちょっとしたアプリしか使用しないならAQUOS sense7でも大丈夫といった感じです。

カメラは広角(50MP・1/1.55型・F/1.9)、超広角(8MP・F/2.4)のデュアルカメラを採用しiPhone SE(第3世代)よりも幅広い写真撮影に対応しています。
センサーサイズ、1/1.55型と大きくて雰囲気ある写真撮影が可能となっています。ただし、動画撮影には弱くてフルHD 30fpsでないとまともな動画を撮影できません。
フルHD 60fpsの撮影はできますが電子手ぶれ補正がOFFになってしまうので動画の画質、撮影のしやすさを重視するなら他のモデルを選んだ方がいいでしょう。
バッテリーの持ちを比較してみました。
機種 | iPhone SE3 | AQUOS sense7 |
---|---|---|
バッテリー容量 | 2,007mAh | 4,570mAh |
YouTube1時間 | 12%消費 | 10%消費 |
PUBG30分 | 13%消費 | 6%消費 |
原神30分 | 11%消費 | 9%消費 |
8時間待機 | 7%消費 | 5%消費 |
AQUOS sense7は電力効率の良いSoCに(というか性能が抑えられてるので)大容量のバッテリーを搭載してるのでiPhone SE(第3世代)よりも電池持ちが良いです。
1回の充電で1〜2日は普通に使えるバッテリーライフがあるので電池持ちを重視したいならAQUOS sense7は良き選択肢となるでしょう。
→ AQUOS sense7を詳しく見る
Galaxy S21
Galaxy S21は6.2インチのディスプレイを搭載した小型ハイエンドスマホで2021年に発売された型落ちモデルですが、中古なら6〜7万円ほどでiPhone SE(第3世代)からの乗り換え先として良い選択肢となります。

6.2インチなので画面サイズはかなり大きくなりますが画面比率が縦長の20:9なので本体横幅は本体横幅は 67.3 mm → 71.2 mm と大きくはなりますが片手操作できるサイズ感なので意外と操作性の良いスマートフォンとなっています。

Galaxy S21はSoCにSnapdragon 888 5Gを搭載しているのでA15 Bionicを搭載しているiPhone SE(第3世代)と同じくらいの性能を持ってるのでiPhoneから乗り換えたとしてもストレスを感じることはないです。
機種 | iPhone SE3 | Galaxy S21 |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
6.2インチ(20:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,400 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 48 – 60 Hz |
SoC | A15 Bionic | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64 / 128 /256 GB | 256GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 顔 + 画面内指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 12MP(1/1.7型)・F/1.8 |
超広角カメラ | – | 12MP・F/2.2 |
望遠カメラ | – | 64MP・F/2.0:3倍ズーム |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 10MP・F/2.2 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | |
スピーカー | ステレオ | |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,000 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | |
防水防塵 | IP67 | IP68 |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 151.7 × 71.2 × 7.9 mm |
重量 | 144g | 171g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
256GB:5〜7万円(中古) |
Antutuのスコアもほぼ同じです。(iOSとAndroidの比較なので参考です。)

負荷のかかるゲームも快適にプレイ可能なのでゲームも諦めたくないならGalaxy S21に乗り換えるのが最良の選択肢かもしれませんね。型落ちとはいえ性能は十分高いので快適に遊ぶことができます。

iPhone SE(第3世代)は広角カメラしか搭載してないですが、Galaxy S21は広角、超広角、望遠(3倍)のトリプルカメラを搭載しているので、視野の広い写真撮影が可能となっています。

性能を維持しながらもカメラの使い勝手を向上させることができるので全てにおいて満足度の高いスマホ体験を手に入れることができます。
ここで紹介してるスマホの中で個人的にはGalaxy 21がiPhone SE(第3世代)からの乗り換え先としておすすめとなっています。
Galaxy S21は現在は新品での販売は終了してますが中古で5〜7万円くらいであってAランクなら状態がキレイでバッテリー劣化が抑えられているの端末が多くなっています。(もちろん、運に左右されますが。)
→ Galaxy S21を詳しく見る
Xperia 5 III
Xperia 5 IIIは6.1インチの21:9縦長ディスプレイにSoCにハイエンドのSnapdragon 888 5Gを搭載した小型ハイエンドスマホです。

Xperia 5 IVの1世代前のモデルではありますが、ディスプレイの大きさやスペックは大きな差がないので問題なく使うことができます。
むしろ、望遠カメラが5 IVは普通の単焦点レンズを搭載してるのに対してXperia 5 IVは可変式ペリスコープレンズを搭載してるのでコチラの方が面白みのあるスマホかもしれませんね。
Xperia 5 IVの画面サイズは6.1インチとiPhone SE(第3世代)の4.7インチよりもはるかに大きいですが、21:9の縦長ディスプレイを功を奏して横幅68mmに抑えれていて片手操作も余裕です。

横幅だけで見ると両機種はほとんど変わりないんですよね。それで一度に表示できる領域がXperia 5 IIIの方が上なので2画面表示でアプリを同時に使うのに見やすくて操作性が良いです。
機種 | iPhone SE3 | Xperia 5 III |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
6.1インチ(21:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,520 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 / 120 Hz |
SoC | A15 Bionic | Snapdragon 888 5G |
メモリ | 4GB | 8GB |
ストレージ | 64 / 128 /256 GB | 128GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | サイドボタン式指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 12MP(1/1.7型)・F/1.8 |
超広角カメラ | – | 12MP・F/2.2 |
望遠カメラ | – | 12MP・F/2.3 – F/2.8:光学2.9 – 4.4倍 |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 8MP・F/2.0 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC A/B/Felica |
スピーカー | ステレオ | |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,500 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | – |
防水防塵 | IP67 | IP68 |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 157 × 68 × 8.2 mm |
重量 | 144g | 168g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
256GB:8~9万円(中古) |
Xperia 5 IIIもハイエンドのSoCとなるSnapdragon 888 5Gを搭載してるので性能はiPhone SE(第3世代)と同等レベルとなっています。普段使いから負荷のかかるゲームも十分楽しむことができます。
トリプルカメラでiPhoneよりも幅広い写真撮影ができますし最短撮影距離が短いペリスコープ型の望遠カメラを搭載してるのでブツ撮りにも使うことができます。
カメラの使いやすさを重視するならXperia 5 IIIはとても良い端末となっていますし、バッテリー容量も4,500mAhと多めなので電池持ちもiPhone SE(第3世代)よりも良くてバッテリーライフも良好となっています。
ただし、端末価格が公式のAmazonストアで89,100円、中古で7〜8万円と少し高価なのでiPhone SE(第3世代)よりもワンランク上のスマホと見ていいでしょう。
→ Xperia 5 IIIを詳しく見る
Zenfone 9
Zenfone 9は5.9インチのディスプレイにSoCにハイエンドのSnapdragon 8+ Gen 1を搭載した小型ハイエンドスマホとなっていて片手で操作しやすいスマホです。

性能とバランスの良さだけで見るならXperia 5 IIIよりもZnefone 9の方が上となっているので、とにかく片手操作しながら性能も重視するならZenfone 9はおすすめです。

横幅はほとんどiPhone SE(第3世代)と同じとなっているので同じ感覚で片手で使うことができますし、顔認証とサイドボタン式指紋認証を搭載しているので扱いやすさも向上します。
何よりも画面が縦に長くなって一度に表示できる領域が広くてコンテンツが見やすいメリットがあります。
機種 | iPhone SE3 | Zenfone 9 |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
5.9インチ(20:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,400 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 / 90 / 120 Hz |
SoC | A15 Bionic | Snapdragon 8+ Gen 1 |
メモリ | 4GB | 8 / 16GB |
ストレージ | 64 / 128 /256 GB | 128 / 256 GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 顔 + サイドボタン式指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 50MP(1/1.56型)・F/1.8 |
超広角カメラ | – | 12MP・F/2.45 |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 12MP・F/2.45 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC A/B/Felica |
スピーカー | ステレオ | |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,300 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | – |
防水防塵 | IP67 | IP68 |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 146.5 × 68.1 × 89.1 mm |
重量 | 144g | 169g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
128GB:99,800円 256GB:112,800円 256GB :129,800円(16GB) |
Zenfone 9はSnapdragon 8+ Gen 1を搭載しているので2022年モデルですが性能はとても高くて原神など負荷のかかるゲームも軽々と動かすことができます。
端末が小さいのでゲームをすると発熱はしやすいものの動作が不安定になることは少なく快適に遊ぶことができます。
リアカメラも5000万画素(1/1.56型)の高画素センサーに超広角カメラを搭載し写真、動画もキレイに撮影することが可能でスタイビライザーを内蔵してるので手ブレも強力に抑えて動画撮影ができます。
小さいのに性能が高いので小型スマホ + 高性能を上手くまとめ上げたスマホなので、iPhone SE(第3世代)からの乗り換えでストレスを感じることはないはずです。
ただ、価格が99,800円で中古で84,800円〜なのでiPhone SE(第3世代)からの乗り換えだと少し高価に感じるかもしれません。
→ Zenfone 9を詳しく見る
Nothing Phone(1)
Nothing Phone(1)は6.55インチの大画面ディスプレイにSnapdragon 778G+を搭載したミドルレンジスマホですが、見た目と操作性がiPhoneと近いところがあるので画面が大きくても問題ないなら良き選択肢になります。

6.55インチなのでiPhone 8 Plus、iPhone XS Maxなどから乗り換えるならいいかもですね。両手でしっかり持って動画や電子書籍、ゲームもしっかり楽しめるスマホです。

6.55インチで大画面ディスプレイでありながらも120Hzのリフレッシュレートにも対応してるの快適に操作できますし顔認証だけでなく画面内指紋認証にも対応してるので操作しやすいスマホとなっています。
機種 | iPhone SE3 | Nothing Phone(1) |
---|---|---|
画面 | 4.7インチ(16:9) 液晶ディスプレイ |
6.55インチ(20:9) 有機ELディスプレイ |
解像度 | 1,334 × 750ピクセル | 2,400 × 1,080ピクセル |
リフレッシュレート | 60 Hz | 60 – 120 Hz |
SoC | A15 Bionic | Snapdragon 778G+ |
メモリ | 4GB | 8 / 12GB |
ストレージ | 64 / 128 /256 GB | 128 / 256 GB |
生体認証 | 指紋(Touch ID) | 顔 + 画面内指紋 |
広角カメラ | 12MP(1/2.9型)・F/1.8 | 50MP(1/1.56型)・F/1.88 |
超広角カメラ | – | 50MP(1/2.76型)・F/2.2 |
インカメラ | 7MP・F/2.2 | 16MP・F/2.45 |
通信性能 | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.0、NFC A/B/Felica | 5G(Sub-6)、4G LTE、Wi-Fi 6、Bluetooth 5.2、NFC A/B |
スピーカー | ステレオ | |
バッテリー | 2,007 mAh | 4,500 mAh |
充電 | Lightning | USB-C |
ワイヤレス充電 | Qi対応 | – |
防水防塵 | IP67 | IP53 |
サイズ | 138.4 × 67.3 × 7.3 mm | 159.2 × 75.8 × 8.3 mm |
重量 | 144g | 193.5g |
価格 | 64GB:62,800円 128GB:69,800円 256GB:84,800円 |
128GB:73,800円 256GB:79,800円 256GB :89,800円(12GB) |
SoCにSnapdragon 778G+、8GBのメモリを搭載してるので動作も快適にで8 Gen 1のハイエンドスマホと比べると処理性能は劣るものの普段使いにおいて十分快適に使えるスマホとなっています。
ただし、Nothing Phone(1)はおサイフケータイのFelicaに対応してないです。
Suica、PASMO、iD、QUICPayなど電子決済が使えません。Type-BのVisaタッチやQRコード決済しか使ってないなら問題はありません。また、防水性能が生活防水なのも注意しべき点です。
→ Nothing Phone(1)を詳しく見る
iPhone → Androidにするメリット
iPhoneからAndroidにすることでOS(基本ソフト)がiOSからAndroidになって操作性が変わりることによるメリットがあります。
2画面表示機能が使える
iPhoneからAndroidスマホに乗り換えることで2画面表示機能やポップアップ表示が使えるので、2つのアプリを同時に操作しながらアレコレできます。

例えば、画面上にYouTubeの動画を流しながら下にTwitter、ブラウザを表示できるので、ながらでスマホを使えるメリットがあります。
iPhoneでは出来ない使い方がAndroidならできるようになるのでスマホでの利用方法を広げることができますよ。
Windowsとの連携機能が使える
AndroidはWinodwsとの連携機能を搭載しています。

Windowsとの連携機能を使うことでパソコンから電話をかけたり、メッセージの送受信ができるようになります。
ちなみにiPhoneで使ってたiCloudのデータもWinodws用のiCloudをインストールすることで普Macと同じように連携して使うことができます。

AndroidスマホからはiCloudにアクセするにはウェブタイプの「iCloud.com」からとなりますが、iPhoneからAndroidに乗り換えてもデータがなくなる事はありません。
iPhone → Androidにするデメリット
当然ながらiPhone SEからAndroidスマホにするとデメリットも出てきます。
Apple製品との連携がしにくくなる
iPhone SE(第3世代)からAndroidスマホに乗り換えたとして端末を売却した場合はApple製品との連携機能は使えなくなるので不便になる場合があります。

例えば、iPadやMacBookとのメモ連携、カレンダー連携、ユニバーサルコントロール、ユニバーサルクリップ(テキストデータのコピペをデバイス間でできる機能)が使えなくなります。
AirPods・AirPods Proのスムーズな連携機能や空間オーディオも使えなくなるので注意してください。ただ、AndroidスマホでもAirPodsは普通に使うことは可能です。
Apple Watchが使えなくなる
AndroidスマホするとApple Watchを使えなくなります。

Apple WatchはiPhoneとしかペアリングできないのでAndroidスマホに乗り換えると手放すかサブでiPhone SE(第3世代)を持ち続ける必要があります。
それか、今はAndroidでも使えるPixel WatchやGalaxy Watchなどがあります。

Apple Watchと同じように使うことができますし色んなメーカーからもAndroid用のウォッチがあるので乗り換え先はたくさんあるのではないでしょうか。
交通系カードの取り扱いが面倒になる
Suica、PASMOなど交通系のカードを使ってる方はAndroidにすることで機種変更したい時のカードの移動が少し面倒に感じるかもしれません。
iPhoneの場合は「ウォレット」アプリから削除するだけでカード情報をiCloudに保存してくれて…

新しいiPhoneの「ウォレット」から「以前ご利用のカード」から…

簡単にSuicaを移動が可能です。

Androidの場合は旧端末からSuicaアプリにアクセスして「カードを預ける(機種変更)」をしてカードを退避させてから、新しい端末にSuicaのアプリをインストールしてSuicaのログインID、パスワードを入力して移行させる必要があります。
iPhoneからAndroidの場合もiPhoneにSuicaアプリをインストールして退避してから移動させる必要があるので手間が少しかかってしまうんですね。(おサイフケータイアプリからも設定可能です。)
意外とiPhoneの交通系カードは扱いやすいのでSuicaなどをよく使ってる方は使いにくいと感じる場面はあるかもです。
ちなみに、iPhoneでも「ウォレット」の設定の中にある「エクスプレスカードの設定」をONにしておけば顔認証なしで端末をかざすだけで改札を通過することができます。
動画は画面ロック解除した状態ですがiPhoneがスリープ状態でも使えます。これ、意外と知らない方がいるのでiPhoneと交通系カードの相性はとても良いです。
iPhone SEからAndroidスマホに乗り換えるなら?:まとめ

iPhone SE(第3世代)は小型スマホでありながらも高性能なA15 Bionicを搭載してるので価格の安いAndroidスマホに乗り換えると動作がモッサリして使いにくいと感じることがあります。
ただ、スマホを何に使うのかしっかり考えてから機種を選ぶことでそのようなトラブルをなくすことができます。
- 価格の安さ・バランス重視:Pixel 6a
- 顔認証が使える価格の安いモデル:AQUOS sense7
- ゲームも快適に遊びたい:Galaxy S21
- 片手操作のしやすさ重視:Xperia 5 III
- 画面が大きくなっても良い:Nothing Phone (1)
性能、価格、トータルバランスが取れてるのはGoogleのPixel 6aです。SoCの性能もちょうど使いやすくてゲームも普通に楽しめる性能を持っています。
ただ、生体認証が画面内指紋認証のみで冬場になると指紋認証ができないこともあるので、場合によってはAQUOS sense7の方が扱いやすいスマホになることがあります。
性能はPixel 6aよりも劣るのでゲームを快適にプレイするのは厳しいですが普通にスマホとして使うならAQUOS sense7は十分使いやすいスマホとなっています。
ゲームも快適に遊びたいなら型落ちでもハイエンドのGalaxy S21、Xperia 5 IIIあたりを選んでおけば問題ないです。トリプルカメラになって撮影の幅も広げることができますよ。
もし、この記事を見てiPhone SE(第3世代)の方がいいと思うならApple公式サイト、Amazon、各キャリア、スマホ乗り換え.com、イオシス(中古や未使用品)で買うことができます。
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