スペックの違いを比較Fire HD 10Fire HD 10 Plus

Amazonのタブレット端末・Fire HD 10が2021年5月26日に発売となりますが、新型モデルは通常版のFire HD 10だけでなくメモリ増量版のFire HD 10 Plusも新たに追加されることになります。

周辺機器も色々と追加されているようで、使用用途に合わせてどのFire HD 10を選ぶべきか決めればいいのかなと思うのですが、この記事ではFire HD 10とFire HD 10 Plusの違いを比較しどっちのモデルを選ぶべきかを見ていきたいと思います。

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Fire HD 10 Plus・Fire HD 10 スペック比較

2021年モデルのFire HD 10には通常版のFire HD 10、上位版のFire HD 10 Plusがありますが基本設計は同じとなっています。Fire HD 10とFire HD 10 Plusのスペックを比較しました。

Fire HD 10 Plus スペック比較
  Fire HD 10 Plus Fire HD 10
ディスプレイ 10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
CPU オクタコア 64bit ARM
@2.0GHz
GPU Mali-G72 MP3
RAM 4GB 3GB
ストレージ 32GB/64GB
音声操作 Amazon Alexaに対応
オーディオ Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー、マイク
カメラ 200万画素フロントカメラ、500万画素リアカメラ
Wi-Fi デュアルバンド a/b/g/n/ac 5GHz対応
Bluetooth 5.0
センサー 加速度センサー、環境光センサー
拡張性 microSDカード(1TBまで)
バッテリー 12時間
充電 USB-C、ワイヤレス充電に対応 USB-C
サイズ 247 × 166 × 9.2mm
重量 465g
本体カラー スレート ブラック、デニム、オリーブ
価格 32GB:18,980円
64GB:22,980円
32GB:15,980円
64GB:19,980円

Fire HD 10の価格は15,980円となっていますが、Fire HD 10 Plusはメインメモリが4GBになってワイヤレス充電に対応することで3,000円の価格アップの18,980円で買うことができます。

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Fire HD 10 Plus レビュー

2021年のFire HD 10・10 Plusは旧型からデザインが一新しておりますが、Fire HD 10(2019)からスペックは据え置きとなっています。メインメモリの容量は増えたものの大きな違いはありません。

とはいえ、メモリが増えたことで2画面表示機能に対応したため使いやすさは大幅に向上し、キーボードを接続することでパソコンとしても使うことができるようになりました。

筐体デザインはFire HD 10と同じ

Fire HD 10 Plusの本体デザインはFire HD 10と全く同じとなっているので、正面からだとどちらのモデルを使っているのか判別することはできません。

Fire HD 10 Plus
Fire HD 10 Plus

ただ、Fire HD 10 Plusは背面パネルの素材が異なります。

Fire HD 10 PlusとFire 10 HDの素材
Fire HD 10 PlusとFire 10 HDの素材

Fire HD 10はサラサラとしたシボ付きの樹脂素材なのに対して、Fire HD 10 Plusは手触りが柔らかいゴムっぽいきめの細かい樹脂素材を採用していて、ワンランク上の質感となっています。

筐体の素材の比較
筐体の素材が異なる

Fire HD 10 Plusは本体カラーをスレートの1色からしか選ぶことができませんが、Fire HD 10はオリーブ、デニム、ブラックの3色から選ぶことができます。

Fire HD 10 Plus 操作ボタンと充電ポート
操作ボタンと充電ポート

Fire HD 10 Plusの操作ボタン、充電ポートの配置はFire HD 10と同じとなっており、充電アダプタは9W、充電ケーブルもちゃんと付属しています。

前世代機より10%明るい鮮やかな画面に

Fire HD 10 Plusの画面サイズは10.1インチ、解像度はフルHD(1,920 × 1,200ピクセル)とFire HD 10と同じ仕様となっています。

Fire HD 10 Plus
Fire HD 10 Plus

Fire HD 10(2019)よりも画面の明るさが10%向上しているのはFire HD 10 Plusも同じです。

画面が明るくなっただけでなく色合い鮮やかになり見やすい画面に改善しています。Fireタブレットの中で最も画面サイズの大きい10.1インチでプライムビデオやYouTubeを楽しむことができます。

Fire HD 10 Plusは新しいデザインを採用しており、Fire HD 8・Fire HD 8 Plusと同じスタイルとなっています。

サイズの比較
  Fire HD 10(2021) Fire HD 10(2019)
世代 第11世代 第9世代
サイズ 247 × 166 × 9.2mm 262 × 159 × 9.8mm
重量 465g 500g

左右のベゼル部分が狭くなったことで端末の横サイズが262mm → 246mmと小型化、ベゼルの幅が均一化したことで縦サイズは159mm → 166mmに大きくなっています。

タブレットとして縦持ちで使う場合は少し幅広になりますが安定感が向上し扱いやすくなっています。また、筐体の厚みが9.8mm → 9.2mmに薄くなり、重量も500g → 465gに軽量化しているのも大きなポイントとなっています。

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CPUの性能は同じ

Fire HD 10 Plusに搭載しているSoC(システム・オン・チップ)はMediaTek MT8183です。これはFire HD 10と全く同じチップとなっているため、基本性能は全く同じと見ていいでしょう。

Geekbench 3のスコアはこのようになっています。

Fire HD 10 Plus vs Fire HD 10
Fire HD 10 Plus 性能の比較
  Fire HD 10 Plus Fire HD 10
CPU オクタコア
64bit ARM MT8183
@2.0GHz
GPU Mail-G72 MP3
RAM 4GB 3GB
ストレージ 32GB/64GB
シングルコア 1610 1546
マルチコア 6536 6574

Fire HD 10 Plus、Fire HD 10ともにCPUの性能はシングルコアで1600前後、マルチjこあで6500前後となっています。2019年のFire HD 10と比較しても同じスコアとなっていますが、2017年のFire HD 10と比べると2倍ほど性能が向上しています。

メインメモリ4GBの容量に

Fire HD 10 PlusとFire HD 10ではCPU、GPUの性能は同じですがメインメモリの容量が3GB → 4GBに増えているので、よりマルチタスク性能が向上しているといっていいでしょう。

ただ、正直なところ3GBと4GBの差を感じることはできません。Fireタブレットくらいの使い方であればノーマル版の3GBのメモリがあれば十分だなと感じます。

もしかしたら、パソコンとして使ったり、ゲームを長時間遊ぶといったシチュエーションであれば違いを感じることはできるかもですが、大きな差はないのかなといったところ。

2画面表示でマルチタスクに対応した

Androidスマホではあたり前のように搭載されている2画面表示機能がFire HD 10でも使えるようになりました。もちろん、Fire HD 10 Plusでも2画面表示機能に対応しています。

Fire HD 10 Plusの2画面表示
Fire HD 10 Plusの2画面表示

左の画面にTwitter、右の画面にブラウザを表示させて作業することもできます。

2画面表示に対応しているアプリは、Facebook Messenger、プライムビデオ、Zoom、OneNote、Kindle Booksなど。プライムビデオで映画を見ながらメッセージをしたり、作業をすることもできます。

ワイヤレス充電に対応している

Fire HD 10 Plusはワイヤレス充電に対応しています。

専用のワイヤレス充電スタンドを使うことで端末を置くだけで充電できて、Echoモードに自動切り替えをしてEcho Showとして使うこともできます。

外でタブレットとして使って、家でもはEchoとして使う。それをシームレスにできるようになります。

最大1TBのmicroSDカードに対応

Fire HD 10とFire HD 10 Plusのストレージ容量は32GB、64GBから選ぶことができます。プライムビデオやKindleなどコンテンツ消費で使うのなら十分足りる容量ではあります。

ただ、はーボード接続も考慮されていて作業用タブレットとして使うことも想定されます。ガッツリとした作業でどこまで使えるのかは不透明ですが、microSDカードで最大1TBまでストレージを拡張できるようになっています。

キーボード付きカバーでパソコンとして

Fire HD 10、Fire HD 10 Plusにはの周辺機器として純正のキーボード付きカバーがあります。Fire HD 10はエッセンシャルセット(キーボード + Office 365)としてお得なモデルがありますが、Fire HD 10 Plusにはこのようなセットはありません。

Fire HD 10 Plus + 専用キーボード
Fire HD 10 Plus + 専用キーボード

あくまでBluetoothキーボードなのでiPadのように接点で繋がるわけではないですが、Amazon純正のキーボードということでFire HD 10と最適化されたものとなっています。

例えば、ホーム画面に戻れるホームキー、ファイルアプリを瞬時に起動できるファイルキーなどがあります。このキーボードはとても使いやすいものとなっており、剛性が高くてセンターポジションが中央にあっていいですね。

キーボードはUSB-C対応の充電式で1回の充電で最大400時間使用可能です。自動的にスリープ/スリープ解除してくれる機能が搭載されているのでキーボードを開いてすぐに使うことが可能となっています。

Office対応でちょっとした作業用端末として

Fire HD 10 Plus、Fire HD 10はアプリストアからMicrosoft Officeをインストールでき、Excel、Word、PowerPointなどを使うことができるようになりました。

Fire HD 10でエクセル、ワード、パワーポイントが使えるようになると使い方がこれまでのコンテンツ消費のタブレットから、生産用のタブレットに変わる可能性もありそうですね。

動作速度もそれなりに快適なので、普通の資料作成をすることは可能となっています。

Fire HD 10の場合は「エッセンシャルセット」を選ぶことが可能となっており、Fire HD 10 + キーボード + Microsoft 365 Personalで通常価格33,979円ですが24,980円で手に入れることができます。

Fire HD 10 Plusにはこのようなセットがありません。これこそ、4GBのメモリが意味あるものになりそうなので少し残念ですよね。ちなみに、10.1インチの画面サイズだとOffice 365を無料で使うことができます。(商用利用はサブスクリプション契約が必要となります。)

また、Microsoft 365 Personalは同時使用は5台まで大丈夫なのでMac、Win、iPadなどの端末で使うことができるのもいいところですよね。

どのFire HD 10を選ぶ?

Fireタブレットは使い方で完全にどのモデルを選ぶべきか決めることができます。

作業をする:Fire HD 10 Plus

作業することが多いならFire HD 10 Plusを選んだほうがいいでしょう。

メインメモリが4GBあるのでマルチタスク性能もそれなりに高くなっているので長く使っていくにつれて違いが出てきます。

タブレットとして使う場合はブラウジング、SNS、動画閲覧、電子書籍などコンテンツ消費がメインとなるはず。このようなライトな使い方であれば3GBのメモリもあれば十分快適に動作します。

なので、作業を重視するのならFire HD 10 Plusに単体でキーボードとMicrosoft Office 365を追加する形がいいのではないでしょうか。

タブレットとして使う:Fire HD 10

タブレットとして普通にブラウジングをしたり、SNSをしたり、プライムビデオを楽しむくらいであれば通常版のFire HD 10を選んでおけばOKです。

実際にFire HD 10でブラウジング、SNS、動画を見るといった使い方であれば快適に使うことができます。

価格重視:Fire HD 10

また、できるだけ費用を抑えるのなら通常版のFire HD 10でOKです。2019年モデルのFire HD 10でも普通に快適に使うことができるので通常版でも問題はありません。