エコバックス DEEBOT N7 レビュー

日々の掃除を自動化することで時短になって忙しい日々に少し余裕が生まれます。

ほんとに自動化できるコトはどんどんとロボットの任せてしまうのがいいなぁと日々感じるところではありますが、お掃除ロボットがあると時間節約になるのでマジでいいですね。

個人的に掃除機にあまりお金をかけたくない…ということもあり相場よりも比較的安いECOVACS(エコバックス)の自動お掃除ロボット・DEEBOT N7を購入してみました。

本当は記事にするつもりなかったのですが、実際に使ってみて思ってたよりもなかなか良かったのでお掃除ロボット・ECOVACS DEEBOT N7をレビューしていきます。

高機能なお掃除ロボットが欲しいけど、費用はあまりかけたくない…という方はこのモデルはなかなかいいので参考にしてみてください。

DEEBOT N7の特徴

DEEBOT N7
ECOVACS DEEBOT N7
ECOVACS DEEBOT N7の特徴
  • 最大2300Paの吸引力でパワーがある
  • 1走行で吸引と水拭きができるOZMOモップシステム
  • カーペット検出で水拭き禁止エリア判断可
  • 段差20mmまで乗り越えができる
  • 高さ93mm以下のところを掃除できる
  • マッピング機能で効率的に掃除をしてくれる
  • 複数の部屋を記憶できるマルチフロアマッピング
  • アプリから操作ができる(スケジュール対応)
  • Googleアシスタント、Amazon Alexaに対応
  • 最大稼働時間:110分間、充電時間:4時間
  • サイズ:350 × 350 × 93mm、3.6kg
  • 端末価格:46,800円

ECOVACS DEEBOT N7はAmazonモデルで通常価格は46,800円ですが、3,000円クーポンが配布されていたり(Amazonのカート画面で追加できる)、タイムセールで1万円以上値引きされたりと、時期によってはかなり安く手に入れることができるお掃除ロボットです。

この間のAmazonプライムデーでDEEBOT N7が安く販売されていたので、ついつい購入してしまったわけであります。

DEEBOT N7はハイエンドモデルに搭載されているマッピング機能、水拭きモードなどを惜しみなく搭載しているのでコスパはとにかくいいです。通常価格46,800円で買ったとしても満足いく性能を発揮し賢く掃除してくれます。

単独でも使えますがアプリを使って操作するのがおすすめです。

外から掃除の進行状況を確認することができます。操作といってもスマホからボタンを押すだけですし、スケジュール機能を使うことで完全自動で掃除してくれますし、もちろん自動でドッキングステーションに戻ってくれます。

DEEBOT N7はレーザーを使ってマッピングしてくれるので、壁、ソファー、椅子、机、カバンといった障害物であればしっかり把握し回避してくれるので安心して使うことができます。

ただし、充電ケーブルなど小さいモノは把握できないので巻き込んでしまうのでDEEBOT N7が動く日は軽くモノを片付けをしておくのがいいでしょう。

いずれにしても、DEEBOT N7を導入することで掃除というタスクを1日のスケジュールの中から消し去ることができ、別のことに時間を使うことができるので費用対効果はかなり高いスマート生活家電となっています。

DEEBOT N7 セール情報

2021年7月9日(金)〜7月15日(木)までAmazonでDEEBOT N7がセールで46,800円 → 41,800円(10% OFF)で買えます。さらに、メーカーさんよりクーポンコード「PAT6RB9T」を頂いたので入力してさらに3,000円OFFの38,800円になります。

この性能のお掃除ロボットをこの価格で買えるのはコスパいいように感じます。

DEEBOT N7 レビュー

デザイン・サイズ

DEEBOT N7は一般的なお掃除ロボットと同じ丸型デザインとなっており、前方の回転ブラシと本体下に搭載しているメインブラシを使ってゴミを掻き集め効率的に収集する仕組みとなってます。

DEEBOT N7 外観デザイン
DEEBOT N7 本体のデザイン

回転ブラシがある方が前となっていて、壁、机、椅子など障害物にぶつかってもお互い大丈夫なようにクッション性の高いボディが前方部分に搭載しています。

DEEBOT N7 前面部分
前面部分

DEEBOT N7の筐体上にある灯台のようなところにSmart Navi 3.0レーザーナビゲーションシステムのセンサーを搭載し高度なマッピング機能を使うこともできます。

DEEBOT N7のレーザーナビゲーション
DEEBOT N7のレーザーナビゲーション

このセンサーのおかげで家具の位置や部屋の間取りをDEEBOT N7が正確に把握することができ、最も効率的な掃除経路で部屋を隅々まで掃除をしてくれます。また、環境の変化に対しても常に地図を更新してくれるので常に最新の部屋の状態を把握してくれます。

DEEBOT N7はドッキングステーションが付属してきます。

DEEBOT N7 ドッキングステーション
ドッキングステーション

ここでDEEBOT N7を充電することになります。

DEEBOT N7 充電
DEEBOT N7 充電中

DEEBOT N7は3,200mAhのバッテリーを内蔵しているため最大110分の連続稼働時間となっています。

5LDKの一般的な戸建ての1階(リビング、キッチン、和室、廊下)を一通り掃除するのに40〜50分ほどなので十分使えるバッテリー駆動時間となっています。実際に1回の稼働でバッテリー残量が60%ほど残っているのでまだまだ使える感じでした。

Wi-Fi環境がなくても使える

DEEBOT N7は基本的にWi-Fiのある環境で使うお掃除ロボットですが、本体ボタンを押すことで単独お掃除ロボットとして使うこともできます。

DEEBOT N7 操作ボタン
DEEBOT N7の操作ボタン
単独で使う方法
  • 停止中にボタンを押す:清掃開始
  • 走行中にボタンを押す:一時停止
  • 3秒ボタンを押す:ドッキングステーションに戻る

難しい操作なしで簡単に部屋を掃除できるのでWi-Fiに接続せずに単独で使うのも意外とアリかもしれないですね。

ただ、DEEBOT N7は日々の掃除を自動化してくれるスマート家電ですから、Wi-Fi環境下でスマホと連携させてスケジュール設定し完全自動化させて使うのがおすすめです。

Wi-Fi環境下でアプリと連携して使う

DEEBOT N7は専用のアプリ・ECOVACSHOMEをインストールしWi-Fiネットワーク(2.4GHz帯域)と繋げることで細かい設定、スケジュール設定ができます。

アプリのインストールはDEEBOT N7の本体の蓋を開けたところにQRコードが貼られているので、これをスマホのカメラで読み取ることで簡単にアプリストアからダウンロード、インストールできます。

DEEBOT N7 電源ボタン
DEEBOT N7の電源ボタン

設定は簡単でアプリを起動したら「デバイス一覧」から手元にあるDEEBOTの型式「N7」を選択、接続するWi-Fiネットワーク名、パスワードを入力するだけです。あとはお掃除ロボットに名前を付けてすぐに使い出すことができます。

DEEBOT N7 とアプリ
アプリでDEEBOT N7を操作する

「自動清掃」をタップすることで掃除開始となります。(再生ボタンで動画が流れます。)

「充電に戻ります」をタップするとドッキングステーションに自動で戻ってくれます。

Wi-Fi環境下でなくモバイル通信からも操作ができるので、外出中に「自動清掃」をタップして掃除することもできますし、状況をマップで確認できます。もし、途中で何かに引っかかって停止すると警告も表示されます。(外にいる場合は対処はできませんが…)

アプリを使うことで以下の設定をすることができます。

DEEBOT N7 設定項目
細かい設定ができる
アプリの設定項目
  • 吸引力(普段の掃除のパワー)
  • 水量調整(水拭きモップ使用時)
  • クリーニングモップ・リマインダー
  • カーペット清掃・吸引力自動強化
  • 連続清掃
  • お休みモード
  • 清掃予約

吸引力、モップ使用時の水量を調整できるだけでなく清掃予約を設定できます。

DEEBOT N7 スケジュール設定
清掃予約

1分単位で清掃時間を設定できるだけでなく繰り返し設定もできます。毎日定刻になったら自動清掃したり、毎週火・木・土に掃除をするように設定したり、細かく設定できるようになっています。

また、Googleアシスタント、Amazon Alexaの操作にも対応しているので声で呼びかけて掃除させることもできます。ただ、このようなお掃除ロボットはスケジューリングで決まった時間に動くように設定しておくことができるので個人的にはあまり使用頻度は高くないように感じました。

マッピング機能で掃除に漏れなし

DEEBOT N7はマッピング機能に対応しているので自動的に家のマップを作成して効率よく掃除をしてくれます。

さらに、アプリの「高性能マップ機能」を有効にすることでエリア清掃をしたり、仮想境界線を引いて侵入禁止エリアを設定したり、2階のマップも作れるマルチフロアマップを作成することもできます。

DEEBOT N7の高性能マップ機能
高性能マップ機能

Smart Navi 3.0レーザーセンサーによって部屋の間取りを正確に把握できるので無駄なく効率よく掃除をしてくれます。

DEEBOT N7のマッピング機能
詳細なマッピングをしてくれる

DEEBOT N7は部屋の間取りを把握するためにまず最初に部屋の輪郭に沿って掃除をして、その後にジグザグで掃除をしてくれるので抜かりなくきちんと掃除をしてくれます。

テーブル、椅子などの障害物もしっかりと避けて掃除をしてくれます。

DEEBOT N7 テーブルの下
隙間も掃除してくれる

テーブルの下も椅子を1つ出してDEEBOT N7が入れる隙間を設けてあげることで、その隙間を見つけてしっかりと掃除をしてくれます。

また、玄関など段差があるところも落下防止センサーを搭載しているので落ちることなく掃除してくれるので安心して使うことができます。アプリで仮想境界線を引くこともできるので、立ち入って欲しくない部屋をしっかりと学習させることができます。

DEEBOT N7の掃除能力

DEEBOT N7はアプリから吸引力を設定できますが、「標準」でフローリングのゴミはしっかりと吸引してくれるので初期設定のままでいいでしょう。

髪の毛などもしっかりと吸い取ってくれるので床が本当にキレイになります。あまり掃除してなかったこともありますが、1回の掃除でこれくらいのゴミが溜まっておりました、

DEEBOT N7 ダストボックス
簡単にゴミが捨てられる

2日に1回くらいの掃除にするとこれの半分くらいのゴミ量となるので、感覚としては1週間に1回くらいダストボックスのゴミをゴミ箱に捨てるくらいで大丈夫です。ドッキングステーションにゴミを移動できる上位モデルもありますが必要ない感じですね。

ただし、お掃除ロボットを使う点において注意点もあります。

DEEBOT N7は充電ケーブル、コードなど細かい障害物を認識することができないので、コードや充電ケーブルなどが床に落ちているとタイヤ部分にケーブルが絡まって止まったり、ケーブルを吸い込んでしまうことがあります。

コードは巻き込むので注意

おそらく、5万円以下のお掃除ロボットの多くはコード、ケーブルは認識できないものが多いです。

ケーブルが全部吸い込んでしまうことができるパワーがあることに驚きですが、タイヤに絡まると何かと面倒なことになるので掃除予約をしている日は床に散らかっているモノを片付けておきましょう。

我が家はお掃除ロボットを導入してから床に子どものおもちゃが散乱することがかなり減ったので、子どもらにも意識付けができるようになって思わぬメリットとなっているのでロボット掃除機はかなりいいですよ。

なお、DEEBOT N7の上位モデルは3D物体回避(TrueDetect)テクノロジーを搭載しているためコード、ケーブルを避けることができます。実機で実際に試してみたので後日レビュー記事を書きますね。

同時にモップ水拭きもできる

DEEBOT N7は水タンクを搭載していて水を入れて付属のOZMOモップを取り付けることでゴミを吸引しながら床を水拭きしてくれます。一度に2工程を同時にしてくれるって素敵ですよね。

DEEBOT N7のモップ
付属のモップ

再利用可能なモップ(水色のやつ)と使い捨てのモップ(白色のやつ)が付属してくるのでお好きな方を取付して使います。

DEEBOT N7 モップの取り付け
モップの取り付け方法

本体の下にモップを取り付けるところがあるので、フックに合わせて「カチッ」と取り付けをします。

DEEBOT N7 使い捨てモップ
使い捨てモップ

水タンクに水を入れて準備完了です。

DEEBOT N7 水タンク
水をタンクに入れる

モップが取り付けされるとDEEBOT N7は自動的に「モップがけモード」に切り替えて掃除をしてくれます。

モップがけモード
自動でモップがけモードに

畳の部屋を水拭きしたくなかった(畳の水拭きはしてもいいと思いますが。)ので「モップ禁止ゾーン」を設定しました。

モップ禁止エリアの設定
モップ禁止エリアも設定できる

このようにお掃除ロボットが立ち入って欲しくないエリアも細かく設定することが可能となっています。

DEEBOT N7の「モップがけモード」は前方でゴミをかき集めて吸引し、後方で水拭きモップで仕上げしてくれます。

DEEBOT N7 水拭きモップ
後方で水拭きモップをしてくれる

リビングの隣にある畳の部屋は禁止エリアに設定したのでいつもよりも10分ほど早い30分ほどで掃除が終了しました。

どれくらい汚れを拭き取ることができたのか確認してみました。

見た目はキレイなフローリングでしたが、やはり汚れているものですね…。

水拭きしたあとのフローリングはピカピカになりました。月1くらいで水拭きで掃除するのもいいかもしれないですね。サラサラになってとてもキレイです。


お手入れも簡単にできる

DEEBOT N7は簡単にお手入れができるようになっており、収集したゴミは本体中央にあるダストボックスに集まるようになっています。

DEEBOT N7 蓋を開けた状態
中央にダストボックスがある

取手をほいっと引っ張るとダストボックスを取り出すことができます。

DEEBOT N7 ダストボックス取り出し
引っ張ると取り外せる

赤色のスイッチを押して簡単にゴミを捨てることができ、水で丸洗いできるので清潔を保つことができます。

DEEBOT N7 ゴミ捨て
ワンタッチで

さらに、フィルターも簡単に外れるようになっています。

DEEBOT N7 フィルター
フィルター清掃

本体側にメンテナンスツールとなるブラシがあるので、これを使ってフィルターに付着した細かい埃をキレイにしましょう。

DEEBOT N7 メンテナンスツール
ハケが付属してくる

このハケはカッターを内蔵しているのでメインブラシに絡み付いた髪の毛、糸も簡単に切り離すことができます。こういう気配り、最高ですね。

回転ブラシは取り外しができるので定期的に水洗しキレイにすることもできます。

DEEBOT N7 回転ブラシ
回転ブラシも外せる

メインブラシは本体裏側の中央部分に搭載されていて、回転ブラシで掻き集めたゴミを効率よく最大2300Paのパワーで収集してくれます。(最大で2300Paなのでフローリングであれば標準の吸引力で十分使えます。)

DEEBOT N7 メインブラシ
中央にメインブラシ

メインブラシも簡単に取り外すことができます。

DEEBOT N7 ブラシも取り外し可能
ブラシも取り外し可能

メインブラシはこの部分に収まっているだけなので横から引き上げることではず取り外すことができるので、髪の毛など絡まったゴミもキレイに除去できます。水洗いしてキレイを保つこともできます。

DEEBOT N7 レビュー・評価:まとめ

DEEBOT N7
DEEBOT N7

DEEBOT N7のメリット

ECOVACS DEEBOT N7は家事から掃除をなくしてくれる時短家電です。スケジュール設定しておくことで、ほぼ何もせずに部屋の掃除をしてくれるので掃除が苦手という方も安心して使うことができる掃除機です。

DEEBOT N7 メリット
  • 全自動で部屋の掃除を任せられる
  • 掃除する時間を別のコトに使える
  • スマホ、音声で操作ができる
  • マッピング機能で漏れなく掃除してくれる
  • 水拭きも同時にできて床がピカピカになる

レーザーシステムを搭載することで高度なマッピング機能に対応しているので、ロボットが入れる場所は漏れなく、果敢に突入してゴミをかき集めてくれるので、毎日外出している時に自動掃除設定にしておくことで、何もしなくても、常に部屋をキレイな状態を保つことができます。

さらに、水拭きにも対応しているので数週間に1回のペースで水をタンクに入れて、モップを取り付けることで床をピカピカにすることもできます。

DEEBOT N7のデメリット

DEEBOT N7はマッピング機能を搭載したお掃除ロボットとしてはお手頃価格で買うことができますが、デメリットは使ってみた感じとしてはほぼありません。唯一、デメリットと感じたところはコード、ケーブルを認識できないことにあります。

DEEBOT N7のデメリット
  • コード、ケーブルを巻き込むことがある

ただ、この価格帯のお掃除ロボットでコード、ケーブルをきちんと認識して避ける端末はあまりないので許容できますし、掃除をする前にモノを片付ける習慣ができます。

もし、ケーブルが床に落ちていることが多いのなら3D物体回避(TrueDetect)テクノロジーを搭載している上位モデルを選ぶのがおすすめです。ほんとにケーブルを避けて掃除してくれるのすごいです。

とはいえ、掃除をする前にモノを片付ける習慣を付けることでDEEBOT N7でもとくに問題はないでしょう。この価格で、それなりに高性能なお掃除ロボットを手に入れることができるのはなかなかいいと思いますよ。

DEEBOT N7 セール情報

2021年7月9日(金)〜7月15日(木)までAmazonでDEEBOT N7がセールで46,800円 → 41,800円(10% OFF)で手に入れることができます。さらに、クーポンコード「PAT6RB9T」を入力することでさらに3,000円OFFの38,800円になります。