iPhoneの新しいモデルは価格も高くてそんなに頻繁に機種変更をすることができませんし、Apple Storeで10万円近いお金を払って購入もそんなにできませんよね。しかし、家族がいればドコモのdocomo withを組み合わせることでお得にiPhoneを使うことができます。
ここではdocomo withとベーシックシェアパックを使うことでiPhoneを安く使う方法について書いています。
家族でdocomo withを使ってiPhoneを安くする
docomo withについて
ドコモのdocomo withは対象のスマホを購入して以下のプランに加入することを条件に通信料金から月々1,500円の割引を受けることができる料金プランとなっています。
対象プラン |
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対象パケットパック |
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対象機種は2019年1月現在で以下のとおりとなっています。
機種 | 一括払い | 24回払い | 実質価格 |
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iPhone 6s | 39,600円 | 1,650円/月 | 150円/月(3,600円) |
AQUOS sense2 SH-01L | 29,400円 | 1,225円/月 | -275円(-6,600円) |
Galaxy Feel2 SC-02L | 39,000円 | 1,625円/月 | 125円/月(3,000円) |
LG style L-03K | 37,200円 | 1,550円/月 | 50円/月(1,200円) |
AQUOS sense SH-01K | 28,200円 | 1,175円/月 | -325円(-7,800円) |
らくらくスマートフォン me F-01L | 40,200円 | 1,675円/月 | 175円/月(4,200円) |
arrows Be F-04K | 31,200円 | 1,300円/月 | -200円(-4,800円) |
LG style L-03K | 37,200円 | 1,550円/月 | 50円/月(1,200円) |
AQUOS sense SH-01K | 28,200円 | 1,175円/月 | -325円(-7,800円) |
MONO MO-01K | 23,400円 | 975円/月 | -525円(-12,600円) |
らくらくスマートフォン me F-03K | 36,000円 | 1,500円/月 | 0円 |
これらの機種を購入して対象のプランに加入することで月々の料金から1,500円の割引をずーっと受けることができます。通常のプランは端末割引は2年間で終了するので3年目以降は端末代金の支払いが終わっても料金はあまり安くなりません。
docomo withなら端末代金の支払いが終了する3年目以降も1,500円の割引が継続されるので支払い料金を安く抑えることができます。
例えば、iPhone 6sをdocomo withで購入すると月々の料金はこのようになります。
- iPhone 6s(32GB):1,650円
- カケホーダイプラン:1,700円
- ベーシックパック(〜1GB):2,900円
- SPモード:300円
- docomo with:-1,500円
- 1〜24ヶ月:月々5,050円
- 25ヶ月以降:月々3,400円
夫婦二人と子どもの家族3人で使うと1台あたりの通信料金をさらに下げることもできます。
- iPhone 6s(32GB)× 3:4,950円
- カケホーダイプラン:1,700円
- シンプルプラン× 2:1,960円
- ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円
- シェアオプション × 2:1,000円
- SPモード × 3:900円
- docomo with:-4,500円
- 1〜24ヶ月:月々12,510円(4,170円/1台)
- 25ヶ月以降:月々7,560円(2,520円/1台)
iPhone 6sは2015年に発売された機種で少し古いですが、4,170円/1台で使うことができるのならまあまあ安いといえるでしょう。
ちなみに、ドコモ光を利用すればさらに800円の割引を受けることができ、さらにクレカのdカードGOLDで支払いをすることで10%のポイントバックを受けることができ、半年後にはずっとドコモ割プラスのdポイントステージが4thにランクアップするので600円の割引を受けることができます。
- 1〜24ヶ月:12,510円 – 1,400円 = 11,110円
- 25ヶ月以降:7,560円 – 1,400円 = 6,160円(2,053円/1台)
ドコモのスマホを使うならドコモ光とdカードGOLDの組み合わせはお得になるので絶対に使った方がいいと思います。
2年置きに新機種を買って旧モデルを譲る
docomo withを使ってiPhoneをお得に使うポイントは3つです。
- 代表回線は2年ごとに新型のiPhoneに機種変更する
- 子回線はdocomo withで旧型のiPhoneに機種変更する
- 2年後に代表回線で使っていたiPhoneを子回線に譲る
では、夫婦二人と子が一人いる3人家族の場合で解説したいと思います。
1.通常プラン + docomo with × 2で契約する
代表回線は通常プランで最新のiPhone XRを購入して、子回線となる2回線はdocomo withでiPhone 6sを2つ購入した場合の最初の2年間の通信費用(端末代込み)はこうなります。
2019年〜2020年 | 夫(iPhone XR) | 妻(iPhone 6s) | 子(iPhone 6s) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 1,650円 | 1,650円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 1,930円 | 1,930円 |
3人で | 13,360円(4,453円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで11,960円に(3,987円/1台) |
2年間は3人で月々13,360円の料金となり、iPhone XRとiPhone 6sが2台込みの価格なので、そんなに高くはないでしょう。
もし、自宅に固定回線を引いているならドコモ光にすることで800円の割引を受けることができ、dカードGOLDでの支払いにすれば半年後にdポイントステージが4thにランクアップして600円の割引を受けることができます。
2.2年後に代表回線でiPhoneの新機種を購入する
2年後にiPhone XRの支払いと端末割引が終了するので、ここで最新のiPhoneに機種変更をします。そして、代表回線で使っていたiPhone XRを子回線に譲っていくのです。
イメージとしてはこんな感じですね。(新型のiPhoneをiPhone XR3、XR5…と仮定しておりiPhone 8が2020年にdocomo with対応機種になったと仮定しています。)
これを繰り返していけば2年ごとに新型のiPhoneを1つだけ購入するだけでdocomo withの割引を受けながら十分に回していくことが可能となります。
次の2年間の月々の支払いは最初の2年間よりも安くなります。
2021年〜2022年 | 夫(iPhone XR3に機種変更) | 妻(iPhone XRを夫から譲り受ける) | 子(iPhone 8に機種変更) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 0円 | 1,650円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 280円 | 1,930円 |
3人で | 11,710円(3,903円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで10,310円に(3,437円/1台) |
夫が新しいiPhone XR3に機種変更、夫が使っていたiPhone XRを妻が譲り受けて、子どもがdocomo withでiPhone 8を購入します。
2台のiPhoneが新しいものになったのに最初の2年間の13,360円よりも安い1,600円ほど安い11,710円となり、ドコモ光とdカードGOLDを持っていれば10,310円(3,437円/1台)となります。
次の次の2年間はさらに安くなります。
2023年〜2025年 | 夫(iPhone XR5に機種変更) | 妻(iPhone XR3を夫から譲り受ける) | 子(iPhone XRを母から譲り受ける) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 0円 | 0円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 280円 | 280円 |
3人で | 10,060円(3,353円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで8,660円に(2,887円/1台) |
この年からはdocomo withで端末を追加購入しなくても代表回線のiPhoneを2年おきに機種変更して譲り受けをしていけば家族3人なら十分に回していくことが可能となります。ドコモ光とdカードGOLDを使っていれば8,660円(2,887円/1台)で運用することができるのです。
あくまで、docomo withというプランが今後も続いたと仮定しての料金なので不確かなことはありますが、docomo withを活用することで家族であれば費用をあまりかけずにiPhoneを使うことができるのです。
iPhoneは6年は使える
発売からどれくらいiPhoneが使えるのかが気になるところですが、過去のモデルから判断して発売から最長で6年はiPhoneを使うことはできるのかなと思っています。
2013年発売のiPhone 5sは6年目の2019年に入った今もiOSのアップデートにサポートしているので普通に使うことができ、僕の友人は普通にiPhone 5sを使い続けていますし、僕の手元にあるiPhone 5sも普通に動作しています。

ちなみに、妻も2014年に発売した5年目となったiPhone 6を毎日普通に使っています。念のために「動作遅い?機種変更した方がいい?」とiPhoneの調子を伺ったところ…「ん?普通に快適だよ。」と言ってました。
むしろ、もう5年目だということに驚いていました。
つまり、僕のようなApple信者でない普通の人なら5年前のiPhoneでも十分快適に使うことができている…ということになるのです。(特に女性の方はスペックにこだわりがなく安くて普通に使えればいいって人が多いように感じます。)
また、最新のiPhoneの性能は大きく向上しているので耐用年数も昔に比べて格段に長くなっています。最新モデルのiPhone XSならもっと長く使うこともできる可能性は高いでしょう。
今、iPhone 6sを購入したら2年後に機種変更が必要
iPhone 6sは2015年に発売したモデルでApple Storeでの販売は終了しましたがdocomo withでは買うことができるモデルでまだまだ現役で使うことができる機種です。
とはいえ、2021年の9月にiOSのサポートが打ち切られる可能性があるので2019年の今買ってから6年使うことは難しいでしょう。使えてあと2〜3年ほど。なので、iPhone 6sをdocomo withで今買う場合は2年後に新しい機種を購入するのがいいのかなと思います。
- iOS 12(2018年9月リリース):iPhone 5s以降のモデルをサポート
- iOS 13(2019年9月):iPhone 6以降のモデルをサポート(?)
- iOS 14(2020年9月):iPhone 6s以降のモデルをサポート(?)
- iOS 15(2021年9月):iPhone 7以降のモデルをサポート(?)
- iOS 16(2022年9月):iPhone 8以降のモデルをサポート(?)
個人的な予想ですが、2019年9月にiPhone 7がdocomo with対象機種になると思っています。iPhone 6sは2015年9月に発売して3年後の2018年9月にdocomo withの対象機種に入りました。
発売日 | docomo with | |
iPhone 6s | 2015年9月 | 2018年9月 |
iPhone 7 | 2016年9月 | 2019年9月(?) |
iPhone 8 | 2017年9月 | 2020年9月(?) |
iPhone 7は2018年12月にUQ mobileとY!mobileなどの格安SIMブランドでも取り扱いを開始しているので、まあほぼ間違いないでしょう。(何度も言いますが本当にiPhoen 7がdocomo with対象機種になるかわかりません。)
iPhone 7はCPUプロセッサ(A10)の性能が高く、FeliCaやiDなどの電子マネーも使えて耐水仕様にもなっているのでとてもコストパフォーマンスの高い機種です。これがdocomo withで選べるようになったら最高だと思います。
新しいiPhoneをすでに持っている場合は
もし、すでに比較的新しいiPhoneを持っている場合はdocomo withで適当な安い端末を購入してヤフオクやメルカリで売却すれば安くdocomo withの永年1,500円の割引を受けることができる権利を得ることが可能となります。
実は妻が使っているdocomo withの回線は、docomo with対象端末の安いスマホを購入してSIMカードをiPhoneに差し替えて使っています。Android端末はヤフオクで1.5万円ほどで売却できたのでトータルで見てかなり安くすることができたと思います。
格安SIMではなくdocomo withにするメリットとは
トータルの料金で見ると格安ブランドのUQ mobileやY!mobileを契約した方が安くなりますが、ドコモにする最大のメリットは家族が多いならドコモの方が安くすることができ、最新のiPhoneを2年ごとに使うことができるという点でしょう。
UQ monileやY!mobileでもiPhoneは購入できますが現在販売されているのは2017年モデルのiPhone 7とiPhone 6s、SEのみ。Y!mobileでiPhone 7を購入すると月々の支払いは3,780円(2年目は4,780円)になるので思うほど安くないのが実情で、新しいiPhoneを購入することはできません。
通信料金をとにかく下げることを重視するならドコモではなく格安SIMを選んだ方がいいのでしょう。
しかし、ドコモの回線なら時間帯によって通信速度が遅くなることもないですし、あまり金額が変わらないのであれば、ドコモのdocomo withを上手く組み合わせるという手段もまあアリなのではないでしょうか。
4人家族とかさらに人数が多ければさらに安くすることができますよ。ちなみに我が家の毎月の通信料金はスマホ回線が2台、キッズ携帯が1台、ドコモ光でトータル10,500円ほどとなっています。
- 代表回線(僕):5,500円(iPhoneは一括購入)
- 子回線(妻):280円(docomo withで端末代金の支払いはなし)
- 子回線(子):920円
- ドコモ光:5,200円
- ドコモ光割:-800円
- ずっとドコモ割プラス:-600円(dカードGOLDで4thステージ)
- 合計:10,500円
光回線込みでこの金額なのでまあ悪くないのかなぁと思っています。
ドコモオンラインショップのメリットはこちらで詳しく書いています。
- ドコモオンラインショップで機種変更するメリットは?手数料無料・頭金なし
- ウェルカムスマホ割でガラケー・キッズケータイからお得にドコモに機種変更
- ドコモオンラインショップ10周年記念キャンペーンでスマホが少し安く買えるチャンス
ドコモ光に関してはこちらをどうぞ!
- ドコモ光はドコモのスマホを使って料金が安くなる!おすすめの理由と評判など
- ドコモ使いならdカードGOLDのクレジットカードがおすすめ!メリットとデメリットを比較
- 光回線をV6プラス対応のドコモ光+GMOに乗り換えで遅い通信速度が速くなる!
キッズ携帯についてはこちらをどうぞ!
ドコモdocomo withとau・ソフトバンクの料金プランも比較してみたのですが、やはり数台のスマホを運用するとなった時はドコモが一番お得なのかなと感じます。
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