
iPhoneは価格が高くてそんなに頻繁に機種変更できないですし、Apple Storeで10万円近くする高価な端末なのでもそんなに頻繁に乗り換えできませんよね。
しかし、家族がいればドコモのdocomo withを組み合わせることでお得にiPhoneを使うことができます。ここではdocomo withとベーシックシェアパックを使うことでiPhoneを安く使う方法について書いています。
この記事の目次
家族でdocomo withを使ってiPhoneを安くする
docomo withについて
ドコモのdocomo withは対象のスマホを購入して以下のプランに加入することを条件に通信料金から月々1,500円の割引を受けることができる料金プランとなっています。
対象プラン | ・カケホーダイプラン(スマホ/タブ) ・カケホーダイライトプラン(スマホ/タブ) ・シンプルプラン(スマホ) |
---|---|
対象パケットパック | ・ベーシックパック(1/3/5/20) ・ウルトラデータパック(L/LL) ・ベーシックシェアパック シェアパック(5/10/15/20/30) ・ウルトラシェアパック(30/50/100) ・ビジネスベーシックシェアパック ・ビジネスシェアパック(5〜3000) ・ウルトラビジネスシェアパック(30/50/100) |
現在はdocomo withは廃止されてしまいましたが、対象機種を購入することで永年1,500円の割引を受けることができる料金プランとなっていました。通常のプランは端末割引は2年間で終了するので3年目以降は端末代金の支払いが終わっても料金はあまり安くなりません。

docomo withなら端末代金の支払いが終了する3年目以降も1,500円の割引が継続されるので支払い料金を安く抑えることができます。
例えば、iPhone 6sをdocomo withで購入すると月々の料金はこのようになります。
- iPhone 6s(32GB):1,650円
- カケホーダイプラン:1,700円
- ベーシックパック(〜1GB):2,900円
- SPモード:300円
- docomo with:-1,500円
- 1〜24ヶ月:月々5,050円
- 25ヶ月以降:月々3,400円
夫婦二人と子どもの家族3人で使うと1台あたりの通信料金をさらに下げることもできます。
- iPhone 6s(32GB)× 3:4,950円
- カケホーダイプラン:1,700円
- シンプルプラン× 2:1,960円
- ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円
- シェアオプション × 2:1,000円
- SPモード × 3:900円
- docomo with:-4,500円
- 1〜24ヶ月:月々12,510円(4,170円/1台)
- 25ヶ月以降:月々7,560円(2,520円/1台)
iPhone 6sは2015年に発売された機種で少し古いですが、4,170円/1台で使うことができるのならまあまあ安いといえるでしょう。
ちなみに、ドコモ光を利用すればさらに800円の割引を受けることができ、さらにクレカのdカードGOLDで支払いをすることで10%のポイントバックを受けることができます。
- 1〜24ヶ月:12,510円 – 1,400円 = 11,110円
- 25ヶ月以降:7,560円 – 1,400円 = 6,160円(2,053円/1台)
半年後にはずっとドコモ割プラスのdポイントステージが4thにランクアップするので600円の割引を受けることができます。ドコモのスマホを使うならドコモ光とdカードGOLDの組み合わせはお得になるので絶対に使った方がいいと思います。
→ dカードGOLDについて詳しく見る
→ ahamo + dカードがお得になる理由
2年置きに新機種を買って旧モデルを譲る

docomo withを使ってiPhoneをお得に使うポイントは3つです。
- 代表回線は2年ごとに新型のiPhoneに機種変更する
- 子回線はdocomo withで旧型のiPhoneに機種変更する
- 2年後に代表回線で使っていたiPhoneを子回線に譲る
では、夫婦二人と子が一人いる3人家族の場合で解説したいと思います。
通常プラン + docomo with × 2で契約する
代表回線は通常プランで最新のiPhone XRを購入して、子回線となる2回線はdocomo withでiPhone 6sを2つ購入した場合の最初の2年間の通信費用(端末代込み)はこうなります。
(現在はdocomo withを使って端末購入はできません。)
2019年〜2020年 | 夫(iPhone XR) | 妻(iPhone 6s) | 子(iPhone 6s) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 1,650円 | 1,650円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 1,930円 | 1,930円 |
3人で | 13,360円(4,453円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで11,960円に(3,987円/1台) |
2年間は3人で月々13,360円の料金となり、iPhone XRとiPhone 6sが2台込みの価格なので、そんなに高くはないでしょう。
もし、自宅に固定回線を引いているならドコモ光にすることで800円の割引を受けることができ、dカードGOLDでの支払いにすれば半年後にdポイントステージが4thにランクアップして600円の割引を受けることができます。
2年後に代表回線でiPhoneの新機種を購入する
2年後にiPhone XRの支払いと端末割引が終了するので、ここで最新のiPhoneに機種変更をします。そして、代表回線で使っていたiPhone XRを子回線に譲っていくのです。
イメージとしてはこんな感じですね。

(新型のiPhoneをiPhone XR3、XR5…と仮定しておりiPhone 8が2020年にdocomo with対応機種になったと仮定していますが、iPhone XRの後継機種はiPhone 11となりましたね。)
これを繰り返していけば2年ごとに新型のiPhoneを1つだけ購入するだけでdocomo withの割引を受けながら十分に回していくことが可能となります。
次の2年間の月々の支払いは最初の2年間よりも安くなります。
2021年〜2022年 | 夫(iPhone XR3に機種変更) | 妻(iPhone XRを夫から譲り受ける) | 子(iPhone 8に機種変更) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 0円 | 1,650円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 280円 | 1,930円 |
3人で | 11,710円(3,903円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで10,310円に(3,437円/1台) |
夫が新しいiPhone XR3に機種変更、夫が使っていたiPhone XRを妻が譲り受けて、子どもがdocomo withでiPhone 8を購入します。
2台のiPhoneが新しいものになったのに最初の2年間の13,360円よりも安い1,600円ほど安い11,710円となり、ドコモ光とdカードGOLDを持っていれば10,310円(3,437円/1台)となります。
次の次の2年間はさらに安くなります。
2023年〜2025年 | 夫(iPhone XR5に機種変更) | 妻(iPhone XR3を夫から譲り受ける) | 子(iPhone XRを母から譲り受ける) |
---|---|---|---|
基本料金 | カケホーダイライト:1,700円 | シンプルプラン:980円 | 980円 |
データプラン | ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円 | シェアオプション:500円 | 500円 |
インターネット接続サービス | 300円 | 300円 | 300円 |
端末代金 | 購入サポート:1,000円 | 0円 | 0円 |
docomo with | – | -1,500円割引 | -1,500円割引 |
月々の支払い | 9,500円 | 280円 | 280円 |
3人で | 10,060円(3,353円/1台)、ドコモ光 + dカードGOLDで8,660円に(2,887円/1台) |
この年からはdocomo withで端末を追加購入しなくても代表回線のiPhoneを2年おきに機種変更して譲り受けをしていけば家族3人なら十分に回していくことが可能となります。ドコモ光とdカードGOLDを使っていれば8,660円(2,887円/1台)で運用することができるのです。
あくまで、docomo withというプランが今後も続いたと仮定しての料金なので不確かなことはありますが、docomo withを活用することで家族であれば費用をあまりかけずにiPhoneを使うことができるのです。
iPhoneは6年は使える
発売からどれくらいiPhoneが使えるのかが気になるところですが、過去のモデルから判断して発売から最長で6年はiPhoneを使うことはできるのかなと思っています。
2015年発売のiPhone 6s、2016年発売のiPhone SE(第2世代)は4〜5年目に突入しますが、2020年秋に配信されるiOS 14にアップデートすることができます。

動作速度はさすが遅くはなってきましたが、iPhoneは6年くらいは普通に使うことができる製品寿命の長いデバイスとなっています。
ちなみに、妻も2014年に発売した5年目となったiPhone 6を毎日普通に使ってましたが、動作遅い?機種変更した方がいい?」とiPhoneの調子を伺ったところ…「ん?普通に快適だよ。」と言ってました。(2019年の時点で)
むしろ、もう5年目だということに驚いていました。さすがに今はiPhone Xに乗り換えをしましたが、
つまり、僕のようなApple信者でない普通の人なら5年前のiPhoneでも十分快適に使うことができている…ということになるのです。(特に女性の方はスペックにこだわりがなく安くて普通に使えればいいって人が多いように感じます。)
また、最新のiPhoneの性能は大きく向上しているので耐用年数も昔に比べて格段に長くなっています。最新モデルのiPhone XSならもっと長く使うこともできる可能性は高いでしょう。
docomo withを継続するには
docomo withの永年1,500円の割引は料金プランの変更さえなえければ継続することができます。
ドコモにはスマホお返しプログラムという25カ月ごとに機種変更することを条件にiPhoneの実質価格を抑えることができるサービスを使うことができます。
料金プランが変わることはないので、スマホお返しプログラムを使うことでiPhone 11やiPhone 11 Pro、iPhone SE(第2世代)など新しいモデルに乗り換えても1,500円の割引を継続することができます。
ただし、2020年秋に発売される予定の5G対応のiPhone 12にしてしまうと5Gの料金プランになってしまうので1,500円の割引が消えてしまいます。
ちょっと高い…と思うのならワイモバイル、UQモバイルのiPhone 7を手に入れるのもいいかもしれません。SIMロック解除してdocomo withに対応したSIMカードを入れることでドコモ回線として使うことができます。
(ただし、この方法はワイモバイル、UQモバイルを解約しないといけなくなる。とはいえ、違約金がほぼないので使えない手段でもないです。)
ちなみに、iPhone 7は2020年秋に配信されるiOS 14のサポートを受けることができるので、まだまだ使うことができる端末となっています。
- iOS 12(2018年9月リリース):iPhone 5s以降のモデルをサポート
- iOS 13(2019年9月):iPhone 6s以降のモデルをサポート
- iOS 14(2020年9月):iPhone 6s以降のモデルをサポート
- iOS 15(2021年9月):iPhone 7以降のモデルをサポート(?)
- iOS 16(2022年9月):iPhone 8以降のモデルをサポート(?)
iPhone 7はCPUプロセッサ(A10)の性能が高く、FeliCaやiDなどの電子マネーも使えて耐水仕様にもなっているのでとてもコストパフォーマンスの高い機種です。これがdocomo withで選べるようになったら最高だと思います。
ちなみに、iPhone SE(第2世代)もワイモバイル、UQモバイルで取り扱いをしています。
docomo withを継続するメリット
現在のキャリアの料金は比較的高い料金プランとなっていますが、ワイモバイルとUQモバイル、楽天モバイルによって安くすることができるので、シンプルに通信料金を下げたいのならこちらを選ぶのがいいでしょう。
しかし、ドコモのdocomo withをまだ継続しているのなら、iPhoneの機種変更をすることで1,500円の割引を継続することができます。ドコモを継続することでドコモ光による光セット割を受けることもできますし、使い方次第ではドコモのまま継続した方が料金を抑えることができますよ。
4人家族とかさらに人数が多ければさらに安くすることができますよ。ちなみに我が家の毎月の通信料金はスマホ回線が2台、キッズ携帯が1台、ドコモ光でトータル10,500円ほどとなっています。
- 代表回線(僕):5,500円(iPhoneは一括購入)
- 子回線(妻):280円(docomo withで端末代金の支払いはなし)
- 子回線(子):920円
- ドコモ光:5,200円
- ドコモ光割:-800円
- ずっとドコモ割プラス:-600円(dカードGOLDで4thステージ)
- 合計:10,500円
光回線込みでこの金額なのでまあ悪くないのかなぁと思っています。
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