ドコモのデータプラスでiPadを安く使える?
キャリアでiPadを使うといくらになるか比較

ドコモ、au、ソフトバンクのキャリア3社でiPadを購入できますが、通信料金が高いイメージがありますが、ドコモの「ギガホ」と「ギガライト」には月々1,100円でタブレットに適用できる「データプラス」というプランがあります。

このドコモの「データプラス」はau、ソフトバンクのデータプランより安いので、キャリアでiPadを購入するならアリなのかもしれません。

この記事では、ドコモでiPadを購入したら月々の料金がいくらになるのかをauとソフトバンクの料金プランと比較しています。

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ドコモの「データプラン」は実は安い?iPadはいくらで使えるか

ドコモは2019年6月より「ギガホ」と「ギガライト」という通信料金と端末代金が分かれている分離プランがスタートし料金プランが安くなった代わりに従来のプランにあった端末割引がないのが特徴です。

ドコモ5Gも基本的に同じスタイルの料金プランとなっていてデータプランでiPadを使うことができます。

ドコモのデータプラスの特徴

ドコモの「ギガプラン(5Gギガホプレミア、5Gギガライト、ギガホプレミア、ギガライトなど)」を契約すれば月々1,100円で使えるタブレット専用プラン「データプラス」を契約できます。

ドコモのデータプラス
  • データプラス:月々1,100円

ドコモのデータプラスはiPhoneやスマホを契約している回線をメイン回線にしてデータ通信量を分け合う仕組みでギガホかギガライトに付加プランとして使えます。

5Gギガホプレミア + データプラス

データ無制限の5Gギガホプレミアとは5Gデータプラスまたは4Gのデータプラスを組み合わせが可能で5G対応のiPhone 14iPhone SE(第3世代)などとiPad セルラーモデルを一緒に使うことができます。

5Gギガホプレミアは7,315円でデータ通信し放題となりますが、データプラスは最大30GBという制限が付きますが、1,100円で30GBまで使えるのでかなり安いですよね。

もし、30GB以上のデータ通信をし超過した場合はプランによって以下の通信制限が入ります。

  • 5Gギガホ プレミア:送受信最大1Mbps
  • 5Gギガホ:送受信最大3Mbps
  • 5Gギガライト:送受信最大128kbps

5Gギガホプレミアなら最大1Mbpsの速度が出るので超過したとしてもメールくらいなら普通に使えますしiPadで30GBもデータを使うことは滅多なことない限りないのではないでしょうか。

ギガホプレミア + データプラス

iPhone 11など4Gスマホとのデータプラスの組み合わせだと、最大60GBのデータ通信ができるギガホプレミアと組み合わせることになり、データプラス側で30GBのデータ通信をするとギガホプレミアで使えるデータ容量は30GBとなります。

もし、データ超過した場合はプランによって以下の通信制限が入ります。

  • ギガホ プレミア:送受信最大1Mbps
  • ギガホ:送受信最大1Mbps
  • ギガライト:送受信最大128kbps

5Gのプランと100円しか価格差がないのでiPhone 14など5GスマホとiPadを組み合わせるのがお得感があっていいのかもしれません。

ちなみに、家族割、光セット割、dカードお支払い割を組み合わせることで5Gギガホプレミア、ギガホプレミアで最大2,387円の割引を受けることができます。

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ドコモ、au、ソフトバンクのデータプラン比較

au・ソフトバンクも同じようなタブレットプランがありますが、料金に差があります。

大容量プランを一人で使う場合に料金

各キャリアのデータ通信をたくさんできる通信プランで料金を比較してみました。

ドコモ・au・ソフトバンクのデータプラン
  ドコモ au ソフトバンク
親回線 5Gギガホプレミア(無制限):7,205円 使い放題MAX(無制限):7,238円 メリハリ無制限:7,238円
データプラン 1,100円 1,100円 1,078円 + 550円
合計 8,305円 8,338円 8,866円

各キャリアの一番高くて使えるデータ量が大きいスマホプランとデータプランで比較するとデータ通信量の違いはありますが、ドコモが一番安くiPadのデータプランを使えるようです。

データプラス単体では契約できない

ドコモのデータプラスとペアにできる料金プランは以下の二つのみです。

データプラスとペアにできるプラン
  • ギガホプレミア / 5Gギガホプレミア
  • ギガライト / 5Gギガライト

つまり、メイン回線なしでiPadを使う場合は単独で音声通話プランとなる「ギガホ or ギガライト」の契約をする必要があるのです。

iPad ProとiPhone
iPad ProとiPhoneをドコモで使う

ドコモでiPadを使う場合は必ずメイン回線となるスマホ(ギガホ or ギガライト)の契約してデータ通信量をシェアするのがいいでしょう。

もし、ペア設定していたスマホから「ギガホ or ギガライト」が解約された場合は、iPadの「データプラス」が解体されてギガライトが契約されるので注意しましょう。

iPad本体の端末割引がない

2019年6月からスタートしたドコモの新プランはいわゆる分離プランと呼ばれているもので、通信料金自体を値下げした代わりに今まであった端末割引が廃止された料金プランとなっています。

ドコモとApple StoreのiPadの端末価格はこのようになっています。

ドコモのiPad 端末価格
端末 36回払い 一括払い Apple Store
iPad 9 1,576円 78,760円 → 56,760円 49,800円
iPad mini 6 3,009円 108,350円 72,800円
iPad Air 5 3,348円 120,560円 77,800円
iPad Pro 11インチ 3,908円 140,690円 117,800円
iPad Pro 12.9インチ 5,087円 183,150円 159,800円

ドコモ版のiPadはApple StoreのSIMフリー版よりも高い価格設定になってるので、「ドコモ、au、ソフトバンクの大手キャリアでiPadを購入するメリットはどこにあるの?」と思うかもしれないですね。

確かに、わざわざキャリアのiPadを購入するメリットはあまりないかもしれません。

しかし、ドコモのスマートフォンで大容量プランのギガホを契約していて、データ通信を使い切れない…というパターンならあえてドコモで36回払いで分割購入するのはアリでしょう。

ギガホプレミア + データプラスなら意外とアリ

というのも、ドコモのギガライトは7GBまでしか使うことができず、その上のプランが5Gギガホプレミアの無制限プランになってしまいます。

ギガホとギガライトの料金差
  • 5Gギガホプレミア(無制限):7,315円
  • 5Gギガライト(〜7GB):6,765円

10GB〜20GBしかデータ通信しないという方も5Gギガホプレミアを使うことになるのでデータ容量が余ってしまうかもしれません。ahamoにするのがちょうどいいのかもしれませんが、データプラスとの組み合わせはできませんよね。

それなら、ドコモのデータプラスを使うことでプラス1,100円でスマホで使い切れなかった10GB〜20GBのデータ量を無駄なく使うことができます。

ちなみに、格安SIMのmineo(マイネオ)のデータプランを使うというのもいいのかもしれません。

iPadで10GBほどデータ消費する予定なら格安SIMの組み合わせよりも、ドコモでサクッとiPadを買ってしまった方が安く運用ができます。

しかも、本家ドコモの回線なのでお昼や夜の回線の込み合う時間帯に通信速度が遅くなることもない。最高じゃないですか。

iPadはブラウザでデスクトップサイトの表示ができるようになったり、iPadでGoogleドキュメントを編集したり、WordPressのサイト編集などが気軽にできるようになります。

つまり、出先での作業のしやすさはSIMカードを入れることができないMacBookよりもiPadの方が上になる可能性を秘めているということ。

iPadはセルラーモデル、Wi-Fiモデルから選べますが、外で使うことが多いなら圧倒的にセルラーモデルの方が使い勝手は上です。

iPadはセルラーモデルがおすすめです。

ドコモのiPadはApple Storeのセルラー版の端末価格とほぼ同じなので、どちらで買っても損得ありません。データプラスの1,000円を追加すればドコモでiPadを使うことができます。

もし、SIMフリー版のiPadをApple Storeで買って格安SIMのmineo(マイネオ)のデータプランで運用すると3GBで980円、6GBだと1,580円となります。

つまり、iPadで6GB以上のデータ通信をするのならドコモでiPadを買ってデータプラスを契約した方がお得ということになります。

(前提としてドコモのギガホの30GBのデータ通信を使い切ることができない場合限定ですが。)

まとめ:iPadのMac化でドコモのデータプラスに明るい未来

iPadOS 13で外での作業が増える可能性が高い

実は最近、ドコモの旧プランのベーシックパシェアック(5GB)ではデータ量が足りなくってきていて、月末になると通信制限がかかることが増えてきました。

かといってギガホ(60GB)だとデータ通信を使い切るのは難しい場合もあります。iPadをドコモで購入してギガホ + データプラスで運用してしまえば、うまくまとめることができるのではないかと思っています。

旧プランから新プランにすると
  現在のプラン 新プラン
データプラン ベーシックシェアパック(5GB):6,500円 ギガホ(60GB):6,980円
通話プラン カケホーダイライト:1,700円 5分かけ放題:700円
SPモード 300円
割引 docomo with:-1,500円 家族割:-500円
iPad UQ mobile(3GB):980円 データプラス:1,000円
合計 合計:7,980円 8,180円

現在のプランはiPhoneで5GB、iPadで3GBのデータ通信量で7,980円でしたが、もし、ギガホ + データプラスに切り替えたとしたら30GBのデータ通信ができて8,180円に抑えることができます。

iPadをドコモで購入する必要はありますが、次の新型モデルが出るタイミングでどうせ買うならApple Storeではなくドコモで買うのもアリなのかなぁ。

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2019年秋に配信されるiPadOS 13では間違いなくMacBookからSIMカードを入れることができるiPadという流れになります。

外で使う機会も増えるでしょうし、キャリアで大容量プランを使っているならキャリア版のiPadを選ぶという選択肢もアリなのではないでしょうか。

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