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ドコモのベーシックパックは旧データパックよりも料金が安くなるのか徹底検証


ベーシックパックとベーシックシェアパックと旧プランの料金比較

NTTドコモが新しい料金プラン・ベーシックパックとベーシックシェアパックを2018年5月25日よりスタートしました。今までの料金プランと何が違うのかなーと思って比較してみたのですがauピタットプランを意識したプランになっているようですね。

ここでは、ドコモのベーシックパックとベーシックシェアプランがどんな料金プランなのかを詳しく書いていきたいと思います。

追記(2019年4月15日):ドコモが新料金プラン「ギガホ」と「ギガライト」を発表しました。ベーシックパックとどう違うのか比較したのでこちらの記事をご覧ください!

 

ドコモの新プラン「ベーシックパック」と「ベーシックシェアパック」について

定額制から段階制に変更

ドコモの新料金プラン・ベーシックパックとベーシックシェアパックは使ったデータ量によって料金が段階的に変わる段階制プランになっています。

従来のデータパック・シェアパックは定額制でした。例えば、データMパック(5GB:5,000円)でデータを使い切ると128kbpsに通信規制が入って通信速度が遅くなってしまい高速通信をしたい場合はデータを1,000円/1GBで購入する必要がありました。

新プランのベーシックパック・ベーシックシェアパックはデータの追加購入をしなくても自動的に上のプランに切り替わるので、128kbpsの通信規制を受けることなく快適に使うことができるというもの。

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たしかに通信制限が引っかかることなく快適に使えるかもしれないけど料金は上がってしまうので注意をしないといけません。とはいえ、データ通信量の上限を設定できるおで使い方さえ間違わなければ特に問題はないのかもしれません。

新旧プランの料金比較

では、ベーシックパック・ベーシックシェアパックにすることで料金を安くすることができるのかを従来のデータパックと料金比較してみます。

ベーシックパックとデータパック 価格の違い

従来のデータパックは2GB〜のプランとなっていましたが、新プラン・ベーシックパックは1GB〜から選択できるようになり2,900円という低価格でスマホを使うことができるようになりました。

ベーシックパック vs データパック
容量 ベーシックパック
(新プラン)
データパック
(旧プラン)
1GB 2,900円 -
2GB - 3,500円
(データSパック)
3GB 4,000円 -
5GB 5,000円 5,000円
(データMパック)
20GB 7,000円 6,000円
(ウルトラデータLパック)
30GB - 8,000円
(ウルトラデータLLパック)
データの翌月繰越 × ○(2GBは×)

より低容量の1GBプランを選ベるようになったのでデータ通信をあまりしない人は旧プランよりも新プランの方が安くすることができます。

注意点として1GBを超えて1.1GBになっただけで3GBの料金である4,000円に跳ね上がってしまうので、毎月1.5GBくらいのデータ量を使っている人は500円の値上げとなってしまうことになります。

また、従来のデータプランは余ったデータ量を翌月に繰り越すことができましたが、新プランのベーシックパックは繰り越すことができないので注意。とはいえ、1GB以下のデータ通信しか使わないのであればドコモのベーシックパックはかなりお得になることは間違いないでしょう。

ベーシックシェアパックとシェアパック 価格の違い

家族とデータをシェアすることができるシェアパックもベーシックシェアパックに新しく生まれ変わります。

ベーシックシェアパック vs シェアパック
容量 ベーシックシェアパック
(新プラン)
シェアパック
(旧プラン)
5GB 6,500円 6,500円(シェアパック5)
10GB 9,000円 9,500円(シェアパック10)
15GB 12,000円 12,500円(シェアパック15)
30GB 15,000円 13,500円
(シェアパック30)
データの翌月繰越 ×

低容量の5GBプランの料金は据え置きですが、10GBプランと15GBプランは500円値下げされましたが、30GBプランは1,500円値上げとなります。

30GBの大容量プランを契約している人はそんなにいないのかなとは思いますが、ドコモにめちゃくちゃ貢献しているユーザーが値上げされてしまうのはちょっと理不尽のようにも感じますが...。

もちろん、シェアパックも翌月にデータを繰り越しできません!ちょっとマジか!って感じ。

 

データ翌月繰越ができない

新プランのベーシックパックとベーシックシェアパックはデータ容量を翌月に繰り越すことができない仕様になりました。

今までのデータパックなら5GBプランで2GBのデータ通信を使わなかった場合、データ容量を繰り越しできたので翌月は7GBのデータ量を使うことができました。

しかし、新プランのベーシックパックとベーシックシェアパックは使ったデータ量に合わせて料金が変動するのでデータ繰越が廃止されてしまうことに。うーん...。なんだかかなり微妙ですね。

データ繰越ができないなら、せめて0.5GB単位で料金が変動しないとおかしいと思うのは僕だけでしょうか。新プランのベーシックパックと旧プランのデータパックM(5GB)で1ヶ月ごとに使うデータ量をバラけさせて半年間でのシミュレーションしてみました。

新旧プランの料金の違いを試算
プラン  新・ベーシックパック 旧・データパックM(5GB)
料金 繰越 料金 繰越
1ヶ月目:5GB使用 5,000円 - 5,000円 0GB
2ヶ月目:2GB使用 4,000円 - 5,000円 3GB
3ヶ月目:8GB使用 7,000円 - 5,000円 0GB
4ヶ月目:4GB使用 5,000円 - 5,000円 1GB
5ヶ月目:2GB使用 4,000円 - 5,000円 4GB
6ヶ月目:8GB使用 7,000円 - 5,000円 1GB
合計金額 32,000円 - 30,000円 1GB

使うデータ量にもよりますが新プランのベーシックプランの方が高くなってしまうことが多いんじゃないのかなぁと思ってしまいます。やはり、データを翌月繰り越すことができないのはちょっと厳しいかもしれません。

ベーシックパックはデータ通信をあまりせず1GB以下に抑えることができるならかなり安い金額になるにすることができますが、2GB〜8GBの幅があると逆に金額が高くなってしまうことが多くなるよう可能性もあります。

我が家はドコモをメインに使っていてシェアパック5(5GB:6,500円)でデータを分け合いながら使っています。先月はデータ4GBしか使っていなかったので1GBが翌月に繰り越されて今月は1GBをプラスした6GBを6,500円で使うことができます。

データの繰越

もし、新プランのベーシックシェアプランに乗り換えをしたとして同じ感じで6GBを使ってしまうとデータ繰越することができないので10GBプランが適用されてしまい9,000円かかってしまうことになりますね。

今まで6,500円だった料金がいきなり9,000円になってしまう。なんてことも起こりそうで恐怖でしかないです。

低容量でもシンプルプランの組み合わせ可能に

なんだかあまり良いところがないように見えるドコモの新プランですが、ベーシックパックの1GBプランでもシンプルプランを組み合わせることができるようになりました。

シンプルプランは電話をあまりかけないユーザー向けに1年前にスタートした料金プランです。通話料が使った分だけ加算される従量制で月額980円で利用することができますが、従来のプランだと5GB(データSパック)かシェアプランに加入しないといけませんでした。

しかし、新プランのベーシックパックは月々2,900円の1GBプランでシンプルプランを組み合わせることができるようになったので、最低利用料金を大幅に下げることができるようになりました。

ベーシックパックとシンプルプラン
  ベーシックパック(新) データパック(旧)
基本料金 980円
(シンプルプラン)
1,700円
(カケホーダイライトプラン)
データパック 2,900円
(1GB:ベーシックパック)
3,500円
(2GB:データSパック)
SPモード 300円 300円
合計 4,180円 5,500円

旧プランのデータパックは5,500円が最安料金でしたが、新プランのベーシックパックではシンプルプランと組み合わせができるようになり従来の料金から1,400円も安い4,180円で使うことができます。

通話料は別途必要となってしまいますが電話をあまり使わない受け身のユーザーにとっては最良な料金プランになることは間違いないでしょう。

自動的に料金が上がって高額請求させないために

新プランのベーシックパックとベーシックシェアパックは使用したデータ量を応じて料金が上がっていく仕様となっています。

いつの間にか5.0GB(5,000円)になると20GB(7,000円)のプランに自動的にステップアップするdocomoにとっては美味しい魅力的なプランです。

ベーシックパックだと残り約200MBに、ベーシックシェアパックだとステップ変動まで残り約1GBに到達するとデータ量をメールでお知らせしてくれる「データ量到達通知サービス」というサービスがあるので、これをうまく活用することになるでしょう。

メールを受け取ったら通信を自ら抑えることでステップアップしないように注意することで上のプランへのステップアップを防ぐことができます。

ドコモには低速モードとかに切り替えることができないので、データ通信を消費しない方法としてスマホのモバイル通信をOFFにするか、4Gの通信をOFFにすることでデータ通信量を節約することができます。

てか、ちょっと面倒くさいですよね...。これなら通信制限受けてた方がマシなんじゃないのかなと思ってしまいますが。ちなみに、ベーシックシェアプランの場合は「データ量上限設定オプション」を利用できるので、データ通信の上限をMy docomoで設定しておくことができます。

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ベーシックパックでも「データ量上限設定オプション」が使えるようになると助かるんですけどね。

 

まとめ:電話をあまりしない人はベーシックパックで料金が安くなる!

ドコモの新料金プラン・ベーシックパックは毎月のデータ使用量が1GBとスマホをあまり使っていないユーザーは毎月の料金は確実に下げることができると思います。

電話をしないユーザーなら今までのデータパックSとカケホーダイライトの組み合わせで月々5,500円かかっていたのが、ベーシックパックとシンプルプランとの組み合わせにすることで月々4,180円に1,400円も料金を下げることができます。

通信費用で5,000円を切ったのは確かに安いかもしれませんね。

ベーシックパック・ベーシックシェアパックのメリット
  • 使用するデータ通信量に合わせて料金が可変する
  • シンプルプラン + ベーシックパック(1GB)なら4,180円で契約できる
  • 家族でシェアオプションを使うとかなり安くなる

格安SIMの方が安いだろうというツッコミがあるかもですが、通信速度が遅くならないドコモ回線をこの料金で使うことができるメリットは大きいです。また、家族みんなでドコモを使ってdocomo withと組み合わせることで通信料金を格安SIM並みに安くすることも可能です。

例えば、家族4人でdocomo withを使ってシェアオプションで契約した場合の料金は試算するとこうなります。(端末代金は含まれていません。)

家族4人でdocomo with + ベーシックシェアパック
  • シンプルプラン:980円 × 4人 = 3,920円
  • ベーシックシェアパック(〜5GB):6,500円
  • SPモード:300円 × 4人 = 1,200円
  • シェアオプション:500円 × 3人 = 1,500円
  • docomo with:-1,500円 × 4人 = -4,500円
  • 月々の料金:8,620円(1台あたり2,155円)

実際に僕は家族みんなでドコモを使っており、妻のiPhoneはdocomo withの1,500円の永年割引を受けています。さらに、ドコモ光とdカードGOLDを組み合わせることでさらに1,400円の割引を受けているので、月々の料金はかなり安くなっています。

docomo withについてはこちらの記事で詳しく書いているのでぜひ参考にしてください!

ドコモオンラインショップのメリットはこちらをどうぞ!契約手数料を無料で手続きすることができるのでお得です。

ドコモ光に関してはこちらをどうぞ!

キッズ携帯についてはこちらをどうぞ!

ドコモdocomo withとau・ソフトバンクの料金プランも比較してみたのですが、やはり数台のスマホを運用するとなった時はドコモが一番お得なのかなと感じます。

(この記事は2018年4月に公開したものを2019年3月に修正しています。)