ドコモ・au・ソフトバンク 料金比較

スマホの料金プランはたくさんありますが、ドコモが「eximo」「ahamo」「irumo」、auが「使い放題MAX」「スマホミニプラン」、ソフトバンクが「メリハリ無制限+」「ミニフィトプラン+」などの料金プランがあります。

ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクの5G通信の料金プランを比較してどこがおすすめか紹介しています。どこの通信キャリアにしようか検討してる方は参考にしてみてください。

ドコモ・au・ソフトバンク 料金プラン比較

携帯料金比較 大容量データプラン

ドコモ、au、ソフトバンクの5G大容量プランを比較しました。家族割や光セット割は省いた金額です。

大容量プラン比較(税込)
プラン docomo
eximo
au
使い放題データMAX 5G/4G
SoftBank
メリハリ無制限+
基本料金 4,565円
5,150円
7,315円
5,588円
7,238円
5,775円
7,425円
データ通信 〜1GB
〜3GB
無制限
〜3GB
無制限
〜2GB
無制限
3GB -1,650円 -1,650円 -1,650円
テザリング 無料(無制限) 無料(30GB) 無料(30GB)

いずれのプランも段階制となっており無制限データ通信で7,200円前後となります。ドコモは1GBと3GBの2段階。auは3GBの1段階。ソフトバンクは2GBの1段階で安くなります。

ただ、大容量プランを契約しながら3GB以下になる月はないと思うので基本的に無制限プランとして認識しましょう。ソフトバンクは「ペイトク無制限」というPayPayとの連携プランもありますが今回は通常プランのメリハリ無制限+で比較していきます。

大容量を1人で使う場合の料金比較

ひとりで大容量プランに5分かけ放題の音声通話オプションを追加した時の料金は6,500円前後となります。

音声通話オプションの比較
プラン docomo
eximo
au
使い放題データMAX 5G/4G
SoftBank
メリハリ無制限+
基本料金 7,315円 7,238円 7,425円
5分かけ放題 880円
24時間かけ放題 1,980円
5G + 5分かけ放題 8,195円 8,118円 8,305円

音声オプションとの組み合わせでauが一番安いです。支払いにドコモはdカード、auはauPAYカードを使うことでドコモが187円、auは110円、ソフトバンクはPayPayカード支払いで187円の割引となります。

  • ドコモ:8,195 – 187 = 8,008円
  • au:8,118 – 110 = 8,008円
  • ソフトバンク:8,305円 – 187 = 8,118円

ドコモとauは8,008円と同額になってソフトバンクが少し割高になる計算ですね。単純に一人で使うならドコモとauが最安ということになります。

大容量を夫婦2人で使う場合の料金

家族がいると料金が割引されます。さらに固定回線(光)を引くと割引をがあります。夫婦2人の場合は光回線を引くことも多いと思うので、5G + 光回線を2人で契約した場合の料金を比較してみました。

2人とも大容量プランを使った場合でシミュレーションしています。

大容量 2人で使う場合
プラン docomo
eximo
au
使い放題データMAX 5G/4G
SoftBank
メリハリ無制限+
基本料金 + 5分かけ放題 8,195円 ×2 = 16,390円 8,118円 ×2 = 16,236円 8,305円 ×2 = 16,610円
家族割 -550 ×2 = -1,100円 -660 ×2 = -1,320円
光セット割 -1,100 ×2 = -2,200円
カード割 -187円 ×2 -110円 ×2 -187円 ×2
合計 12,716円 12,716円 12,716円

家族割、光セット割までならauが最も安い価格になりますが、カード割を適用し家族カードを使って人数分をしっかり割引受けることで横並びとなります。

完全に一致です。偶然とは思えない価格設定ですね。

大容量 家族3人で使う場合の料金

3人家族全員が大容量プランにすると家族割が1台あたりドコモ・auは1,100円割引、ソフトバンクは1,210円割引と割引料金が増えます。

大容量 3人で使う場合
プラン docomo
eximo
au
使い放題データMAX 5G/4G
SoftBank
メリハリ無制限+
基本料金 + 5分かけ放題 8,195円 ×3 = 24,585円 8,118円 ×3 = 24,354円 8,305円 ×3 = 24,915円
家族割 -1,100 ×3 = -3,300円 -1,210 ×3 = -3,630円
光セット割 -1,100 ×3 = -3,300円
カード割 -187円 ×3 -110円 ×3 -187円 ×3
合計 17,424円 17,424円 17,424円

こちらもカード割がない場合はauが最安となってカード割が人数分入ることで横並び価格となります。

大容量 家族4人で使う場合の料金

家族4人が全員が大容量プランの契約するのか疑問ですが、auとソフトバンクは4人契約でさらに料金が安くなるプランになるので一応料金の違いを比較しておきましょう。

大容量 4人で使う場合
プラン docomo
eximo
au
使い放題データMAX
SoftBank
メリハリ無制限+
基本料金 + 5分かけ放題 8,195円 ×4 = 32,780円 8,118円 ×4 = 32,472円 8,305円 ×4 = 33,220円
家族割 -1,100 ×4 = -4,400円 -1,100 ×4 = -4,400円 -1,210 ×4 = -4,840円
光セット割 -1,100 ×4 = -4,400円
カード割 -187円 ×4 -110円 ×4 -187円 ×4
合計 23,562円 23,562円 23,562円

家族4人でも3人の時と同じように価格は横並びでどこを選んでも同じ料金となります。なので、通信品質やその他のサービスでどの通信キャリアがいいのか決めるのがいいかもしれません。

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中容量データプラン 料金比較

小〜中容量プランとしてドコモは「irumo」、auは「スマホミニプラン 5G/4G」、ソフトバンクが「ミニフィットプラン+」があります。

小〜中容量プランの比較
プラン docomo
irumo
au
スマホミニプラン 5G/4G
SoftBank
ミニフィットプラン+
料金 3GB:2,167円
6GB:2,827円
9GB:3,377円
1GB:3,465円
2GB:4,565円
3GB:5,665円
7GB:6,215円
1GB:3,278円
2GB:4,378円
3GB:5,478円
光セット割 -1,100円 -1,100円 -1,100円
家族割 2人:-220円
3人:-550円
カード割 -187円 -187円

ドコモ、au、ソフトバンクともに光セット割があります。家族割はauのみ。カード割はソフトバンクはありません。料金だけ見るとドコモの「irumo」が圧倒的に安いです。

ただし、「irumo」はOCNモバイルONEが元となった回線を使用してるため回線速度が時間帯によってeximoやahamoより遅い場合があるのは留意しておきましょう。

3GBを1人で使う場合の料金

光セット割のある状態で3GBのデータ通信した場合でシミュレーションしてみます。まずは1人で使う場合です。

3GB 1人で使う場合
プラン docomo
irumo
au
スマホミニプラン 5G/4G
SoftBank
ミニフィットプラン+
料金 3GB:2,167円 3GB:5,665円 3GB:5,478円
光セット割 -1,100円 -1,100円 -1,100円
家族割
カード割 -187円 -187円
合計 880円 4,378円 4,478円

料金だけで比較すると圧倒的に「irumo」が安いです。本来ならauはUQ mobileかpovo、ソフトバンクはY!mobileかLINEMOが比較対象となるプランかもしれません。

3GBを夫婦2人で使う場合の料金

段階制のプランも家族がいると割引されます。さらに固定回線(光)を引くことでも割引を受けることができます。夫が上記の大容量プラン、妻が段階制プランを契約した場合の料金をシミュレーションしてみました。

なお、ドコモとauの光セット割は〜1GBは0円、〜3GBは500円、〜5GB以上で1,000円の割引となります。ここでは〜3GBのデータ通信をすることを想定しています。

3GB 2人で使う場合
プラン docomo
irumo
au
スマホミニプラン 5G/4G
SoftBank
ミニフィットプラン+
料金 3GB:2,167円 ×2 3GB:5,665円 ×2 3GB:5,478円 ×2
光セット割 -1,100円 ×2 -1,100円 ×2 -1,100円 ×2
家族割 -220円 ×2
カード割 -187円 ×2 -187円 ×2
合計 1,760円 2,651円 8,756円

ソフトバンクの「ミニフィットプラン+」は人数が多いと不利になりますね。auは家族割が入ってくるので1人で使うパターンよりも安くなっています。

とはいえ、3GB前後のデータ通信しか使わないのであればドコモの「irumo」にするメリットは大きいです。ただし、通信速度や品質が「eximo」や「ahamo」より劣るのがデメリットです。

ドコモの通信品質が気になるならオンラインプランの「ahamo」を選ぶのがおすすめです。

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大容量プラン + オンラインプラン

使い放題大容量プランとオンライン限定で契約ができるahamopovoLINEMOを組み合わせた場合の料金を比較しました。大容量プランは5分かけ放題オプションを追加しオンラインプランはデータ通信20GBに合わせます。

5G大容量 + オンライン  2人で使う場合
プラン docomo
eximo
ahamo(20GB)
au
使い放題MAX5G
povo(20GB)
SoftBank
メリハリ無制限
LINEMO(20GB)
大容量 + 段階制 8,195円 + 2,970円 = 11,165円 8,118円 + 2,700円 = 10,818円 8,305円 + 2,728円 = 11,033円
家族割 -550 ×1 = -550円
光セット割 -1,100 ×1 = -1,100円
合計 9,515円 9,718円 9,933円

ドコモのahamoは家族割のカウント対象となるためeximoで家族割があります。また、ahamoは国内通話5分かけ放題に対応し電話をかけることが多いなら安く抑えるメリットがありますね。

povoとLINEMOは通話オプションは別途追加する必要があります。

\オンラインプラン/

ドコモ・au・ソフトバンク おすすめのプランは?

Wi-Fi環境がない → 大容量プランを選ぶ

わざわざ端末価格の高い5Gスマホを選ぶからには5G大容量プランを選びたいところ。とくに自宅にWi-Fi環境がない場合は大容量プランを選んで動画やゲームを思う存分遊びたいです。

5Gになって通信速度が高速化したとしても(実際はそんな変わってないけど…)制限のある料金プランを使っていたらあっという間に通信制限がかかってしまいます。

なので、自宅などWi-Fi環境のないところでスマホを使うことが多いなら段階制の料金プランではなくデータ通信量を気にすることなく使える大容量プランがいいでしょう。

5G、選ぶなら大容量プラン
  • ドコモ:eximo(使い放題)
  • au:使い放題データMAX(使い放題)
  • ソフトバンク:メリハリ無制限+

金額の差はほとんどないので、住んでいる地域の電波のつながりやすさ、通信速度、今使っている通信キャリアに合わせてどこを選ぶのかを決めればいいのかなと思います。

テザリングするなら → ドコモ eximo

ドコモ、au、ソフトバンクの5Gプランは全てテザリングでデータ通信できます。

テザリングの容量
  • ドコモ:eximo(使い放題)
  • au:データMAX (30GB)、データMAX 5G Netflixパック、データMAX 5G with Amazonプライム(60GB)、データMAX 5G テレビパック(70GB)、データMAX 5G ALL STARパック(80GB)
  • ソフトバンク:メリハリ無制限+(50GB)

ドコモのeximoはデータ通信無制限に使えますが、auは使い放題データMAX 5Gが30GBとなっていてNetflixパック、ALL STARパックで通信制限が異なります。

ソフトバンクはメリハリ無制限+は50GBの制限付きとなるのでテザリング通信で使い放題したいならドコモ一択ということになります。

まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクの5G料金プランは価格はほぼ横並びとなります。シチュエーションによって数百円単位の差は出てきますが、誤差範囲とみていいでしょう。

ただ、個人的には大容量プランを契約するならドコモがいいかと思います。データ使い放題なのは各キャリアともに同じですが、ドコモのeximoはテザリング通信も無制限という強みがあります。

パソコンをテザリング通信して作業することが多いとあっという間に30GBを使い切ってしまうんですよね。もし、単身で光回線などを引いていないのならドコモのギガホプレミアに1本化してしまうのがメリットが大きいなと感じます。

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ドコモ、au、ソフトバンクのオンライン専用のプランはこちらです。