
2019年もたくさんのスマートフォンが登場しましたが、今年はなかなか面白い端末が多かったので当たり年だったんじゃないでしょうか?
どのモデルを選んでも満足度は高かったように感じます。で、僕が2019年に発売したスマートフォンで購入したモデルは11機種でした。
- Palm Phone
- Pixel 3a
- Pixel 4
- Galaxy A20
- Galaxy S10
- Xperia 1
- Xperia 5
- Xperia 8
- AQUOS sense3
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
自分の中では結構買ったなぁーって思ってたのですが、上には上がいて少ない方なんだと知って力が湧きました。2020年はもっと頑張る!(違う)
とはいえ、勢いが付いてきているXioamiやOPPOなど使ったことないので2020年は手にしてみたいところ。
2019年のベストスマートフォン…すごく迷うのですが、僕はメインとサブの2台のスマホを常に持ち歩いているのでこれを基準にして判断してみました。ごめん、一つに絞れない。いつも2台持ち、たまに3台持ちなんで許して。
この記事は杢目ユウ(@mokume7)さん、ちえほん(@chehonz201 )さん企画の「あなたが選ぶベストスマートフォン Advent Calendar 2019」参加記事です。
12月16日は くまがいサトシ(@satokuma)さん「2019年私が選ぶベストスマートフォンはこれ!」、18日はでこい(@frozen_decoy)さんの「Xperia 5 ―僕が選ぶ2019年のベストスマホ―」です!
ドコモのおすすめスマホはこちらです。
この記事の目次
2019年のスマートフォンの特徴
トリプルカメラがトレンドに
2019年に登場したスマホはトリプルカメラがトレンドでした。ほとんどのハイエンドモデルは3つのカメラを搭載して超広角・広角・望遠カメラがスタンダードなスタイルに。

ただ、Pixel 4はハイエンドでありながらも広角・望遠のデュアルカメラなのでiPhone 11・11 Proのような視野の広い写真を撮影はできません。

Pixel 4はGoogleの高度なAI技術によって最高なボケや色合いを表現できるだけあって超広角カメラを搭載していないのが悔やまれます。
スマートフォンはサイズ的な制約があるため、複眼カメラとAIによってキレイな写真が撮るミラーレスカメラとは違う進化をしていますが、一眼レフのように背景をぼかせるようになったり、カメラの性能はますます向上しています。
2020年のスマホの進化にますます期待ですね。
顔認証がスタンダードに
2019年は顔認証による画面ロックがスタンダードになりました。
顔認証はiPhoneは2017年モデルのiPhone Xから採用されていた技術ですが、2019年はハイエンドスマホだけでなく、価格の安いエントリーモデルにも顔認証機能を搭載したのが特徴です。
例えば、Samsung Galaxy A20は2.1万円の格安スマホですが顔認証に対応しています。

SHARP AQUOS sense 3は低価格スマホでありながら指紋と顔の両方の生態認証を使うことが可能です。

マスクをしている時でも指紋で画面ロック解除ができるなど低価格スマホなのに顔認証しか搭載していないiPhone 11やPixel 4よりも使いやすいという意味の分からない状態になっています。
ソニーモバイルのXperia 8は基本はサイドボタンによる指紋認証のみですが、AndroidのSmart Lockの項目の中に顔認証を使うことができるので、実質顔認証を使って画面ロック解除できます。
サイドの指紋認証のボタンもXperia 5と比べて大きいので認証もしやすいです。というか、Xperia 1・5のサイド指紋認証は小さいのか認証しないことが多くて残念すぎ。
買ってよかったベストスマホ2019
Apple iPhone 11 Pro

2019年に買って良かったベストスマートフォンはAppleのiPhone 11 Proです。やっぱりね…といった感じでしょうが仕方ない。やっぱり、Appleは好きなんですよね。手放すことはできない。
仕事道具として使っているiMac、YouTubeを見たりコンテンツ消費で使うiPad、時計にApple Watch、音楽を聞くのはHomePod…と生活にApple製品が根付いてしまっていてiPhoneは生活するにおいて必要なデバイスなんですよね。
では、どうしてiPhone 11 Proをベストスマートフォンとして選んだのか理由について書いていきたいと思います。
iPhone 11 Pro 良いところ
指紋が付かないマットボディ
iPhone 11は従来のモデルと同じ光沢のあるガラスを採用したスタイルとなっています。

しかし、iPhone 11 Pro・Pro Maxの背面パネルはすりガラスのような「テクスチャードマットガラス」を採用していて指紋が付きにくい素材となっています。

この光沢のないすりガラスのような背面パネル、個人的に大当たりなんです。
僕はスマホにケースを付けない人で有名なんですけど、最近のスマホは光沢のあるガラスを採用している端末が多いので指紋でベタベタ…なんてのは日常茶飯。
でも、マットガラスを採用しているiPhone 11 Proなら指紋が付かない。

はい、最高。
ほんとに指紋が付かないんですよ、このボディ。最高。いつでも、どんな時もサラサラした手触りでずっと触れていたくなる。それがiPhone 11 Pro。次は指紋の付かないディスプレイをよろしく。
超広角カメラで撮影が楽しく
iPhone 11 Proはトリプルカメラを搭載していて、カメラの周囲は透明ガラスを採用したデザインとなっています。悪くないスタイルだと思うのは僕だけなのだろう?カッコイイよね?

iPhone 11・11 Proは全機種で超広角カメラを搭載していて視野の広い写真を気軽に撮影できるようになりました。

従来の広角カメラだと収まりきらないシーンってありますが、iPhone 11 Proの超広角カメラなら全体を撮影できるのは本当に便利ですよね。

ちゃんとしたカメラの超広角レンズって20万円以上するので、そう考えると超広角カメラを内蔵してしまったiPhone 11はスゴイ。
というか最近のスマホがスゴイ。
超広角カメラを搭載したスマホはGalaxy S10、Xperia 1、Xperia 5なども搭載しているので珍しくありません。
しかし、iPhone 11 Proなら通常の広角カメラでの撮影で「写真のフレームの外側を含めて撮影」することができます。

例えば、写真を撮ってあとで見返してら傾いていた…なんてことがありますが「写真のフレームの外側を含めて撮影」を設定からONにしておけば、写真アプリの「傾き補正」から「自動」で傾きを補正してくれます。

傾きだけでなく奥行きのズレも補正してくれるので、撮影した写真を見返して使いたいけど傾いてて使いにくいという画像でもなんとかなることがあるので嬉しい。
ナイトモードで夜景をキレイに撮れる
iPhone 11・11 Proはナイトモードを搭載しているので、暗いところでも明るくキレイな写真が撮影できます。暗いところでカメラアプリを起動すると自動的に露出時間がカウントして撮影します。
iPhone 11 Proのナイトモード撮影時の動作 #iPhone11Pro pic.twitter.com/bTi23KT8Di
— かずやシンスペース (@Logkazu) September 20, 2019
iPhoneを固定して撮影することで複数枚の画像データを自動的に合成してノイズの少ないキレイな夜景を撮影できます。

本当は暗闇の中で撮影しているのですが、iPhone 11 Proのナイトモードだとここまで明るい写真に仕上げることができます。もし、違和感ある場合はナイトモードをOFFにすればOKです。
長時間露光で変わった写真も撮れる
長時間露光モードはiOS 11から使えるようになった機能なので、iPhone 11 Proだからというわけではなく最近のiPhoneであれば純正のカメラ・写真アプリで普通に使うことができます。

このような写真は普通のカメラで撮影しようと思ったらフィルターを付けたり、三脚を立てたり大変な準備が必要となりますが、iPhoneならいつも通りシャッターを切るだけでOK。

人の顔がはっきり写らないのでプライバシーが守れるので人が多いところでの撮影で使えるのでSNSにアップしたいときとか。ちなみに、ナイトモードとの併用はできないので、どちらかを使って撮影することになります。

東京に行きたいなぁ。
バッテリー持ちが良い
iPhone 11・11 Pro・11 Pro Maxはより効率が向上したA13 Bionicプロセッサにバッテリー容量が増えたことでバッテリー駆動時間がiPhone XS・XS Maxと比較して4時間ほどバッテリーが持つようになりました。

また数値マジックなのかな…と期待して無かったですがビックリするくらい電池持ちが良くなっています。特に、iPhone XSの後継機のiPhone 11 Proの電池持ちが良くなった印象があります。
従来のモデルだと1日使うとバッテリー残量が30%を切ってることが多かったですが、iPhone 11 Proに乗り換えてから50%を切ることが少なくなりましたよ。
Apple Wacthが使える
Apple WatchはiPhoneがないと使うことができないスマートウォッチです。なので、林檎時計を使うとなるとiPhoneを必然的に使うことになってしまいます。

最近はAndroidのスマートウォッチも良さそうなものが発売されているので、Apple Wacthにこだわる必要性はかなり減りました。でも、やっぱりApple Wacthのスタイルが好きなんですよね。
Apple Watch 5より追加されたチタニウムケースがとにかく好き。カッコいいいいいい。付属のグレー色のスポーツバンドとの組み合わせでもいい感じ。
HomePodの操作ができる
スマートスピーカーのHomePodは声で操作するデバイスですが、選曲はやっぱりiPhoneを使った方が便利だと感じることが多いです。

だったらHomePodいらないんじゃない?って思うかもですが、音質いいし、頭をポンと叩いただけで音楽再生できるし、他のスマートスピーカーと比べて使い勝手は良いです。
iPhone 11 Pro 残念なところ
端末価格が高い
iPhone 11 Pro・Pro Maxは2018年モデルのiPhone XS・XS Maxと比べると安くなりましが、それでも他のスマホと比べてしまうと高いことは認めざるおえないでしょう。
指紋認証が使えない
iPhone 8/8 Plusまでは指紋認証(Touch ID)内蔵のホームボタンがありましたが、iPhone X以降のモデルよりTouch IDの変わりに顔認証(Face ID)が搭載しました。
iPhoneの顔認証は認証速度が速くて、暗いところでも問題なく認識してくれるので満足ですが、マスクをすると認証ができなくなります。
顔認証の最大のデメリットなので仕方ないですが、Galaxy S10などはディスプレイ内指紋認証を内蔵するなど対策はしています。(使いやすくはないけど。)
そろそろ、ほんとに使いにくいのでディスプレイ内にTouch IDを搭載するか、マスクしても認証が通り完璧なFace IDを搭載して欲しいと願うばかりです。
好きなスマホはXperia 5
メインで使っているのはiPhone 11 Proですが、ソニーモバイルのXperia 5をサブとして使っています。
21:9の縦長画面が見やすい
Xperia 5は6.1インチの21:9画角のシネマワイドディスプレイ(有機EL)を搭載したハイエンドスマホです。

縦持ちだと画面が縦に長くなりTwitterが捗ります。横持ちだとワイドなので映画を見るのに適した画面になります。一回に表示される情報量が多いとなんか嬉しいですよね。(特に作業はしないので捗るとかはない。)

21:9画面分割機能を使えばスマホなのに2画面にすることができるので、YouTube見ながらTwitterができるという最高な状態を作り出すことができます。
角張ったデザインが好き
Xperia 5は角張ったスタイルとなっていますが、個人的にこのデザインがとっても好きなんですよ。

スタイルだけならiPhone 11 ProよりもXperia 5の方がいい。

端末のサイズ幅はiPhone 11 Proの71.4mmよりも狭い68mmとなっていて、片手に収まるサイズ感で手で持ったときにしっかりホールドでき、片手で操作ができるのもとてもいい感じです。
端末のサイド部分にある指紋認証センサー。

ビックリするくらい認証精度が悪いのでSmart Lockによる顔認証で画面ロック解除することが多いです。
ソフトウェアが不完全、それも愛嬌
Xperia 5はソフトウェアの不完全さは否めないです。特にカメラ周りの不安定さはあり連続してカメラアプリを使うとエラーが発生してしまうことがあります。

2019年のXperiaはカメラにこだわったモデルですがソフトウェアは不安定です。でも、それもまたエクスペリアらしい。
撮りたいときに限ってエラーが出てしまったりするので呆れてしまうこともありますが、それでも憎めないエクスペリア。もっと頑張れ。
先日、Xperia 5にもAndroid 10の配信がスタートしました。Android 10のジェスチャー操作が全く使えないのはさすがソニーといったところだけど安定していることに期待したいですね。
2019年ベストバイスマートフォン まとめ

2019年はたくさんのスマホを買いましたが2019年ベストバイスマートフォンはiPhone 11 Proです。
- 指紋が付かないマットボディ
- 超広角カメラが楽しい
- ナイトモードが楽しい
- バッテリー持ちが良い
- Apple Wacthが使える
- HomePodを操作できる
- 端末価格が高い
- 指紋認証が使えない
周辺機器がAppleを使っている以上、これが覆ることは無いような気もしますが、最近はAndroidスマホも楽しい端末が多いので2020年は色々と試してみたいですね。
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