
MacBook Pro 14インチなどバッテリー容量が大きい端末は電源アダプタも大きく持ち運びに困ってしまいますよね。
そんな中で100Wの高出力充電ができるAUKEY Omnia PA-B5は、半導体素子に窒化ガリウム(GaN)を採用し筐体サイズがとにかく小さくて持ち運びしやすい電源アダプタとなっています。
ここでは、AUKEY Omnia PA-B5のデザイン・サイズ・充電性能をレビューしています。MacBook Pro 14インチなど大きいデバイスを持ち運ぶことが多い方は参考にしてみてください。
この記事の目次
AUKEY Omnia PA-B5の特徴

- GaN(窒化ガリウム)採用
- 最大100Wの高出力電源アダプタ
- USB-C PDを1ポート搭載している
- 30W電源アダプタと同じサイズ感
- MacBook Pro 16インチをフルスピード充電
- 折りたたみ式のプラグを内蔵
- 本体サイズ:57 × 57 × 32mm
- 重量:150g
- 端末価格(Amazon):6,980円
AUKEY PA-B5は半導体素子にGaN(窒化ガリウム)を採用した充電アダプタで最大100W出力で充電することができます。
MacBook Pro 14インチは96W USB-C電源アダプタを選ぶこともできますがそれを上回る出力で充電することができます。
充電ポートは1つしかないので、あくまで高出力のデバイスの充電用のアダプタとなりますが、筐体サイズが小型なのでMacBook Pro 14インチ、16インチを充電しながら使うことが多いなら1台持っておくことで荷物を軽くすることができますよ。
AUKEY Omnia PA-B5 レビュー
外観デザイン
AUKEY Omnia PA-B5は正方形の一般的な形をした電源アダプタですが、丸みのあるスタイルとなっていて柔らかい雰囲気のあるデバイスとなっています。

この大きさで最大100Wの出力ができてしまうのが凄い。筐体の表面はサラサラとした素材となっていて、落ち着いた雰囲気のあるスタイルとなっています。

端子はUSB-Cポートが1つだけ搭載しています。1ポートなので基本的にバッテリー容量の多いMacBook Pro 16インチやMacBook Pro 15インチなど専用の充電アダプタとして使うのがいいのではないでしょうか。

AUKEY Omnia PA-B5のプラグ部分はシンプルな感じに仕上がっていて、折りたたみできる仕様となっています。

100W出力の電源アダプタなので持ち運びする機会はそうそう多くはないかもしれないですが、大容量バッテリーを搭載しているモバイルノートPCを出張先に持っていくことが多いなら嬉しい仕様といえそうです。
とにかく小さい、コンパクトサイズの充電器
AUKEY Omnia PA-B5の最大の特徴は半導体素子に窒化ガリウム(GaN)を採用したことにより筐体サイズがビックリするくらい小さいところです。

MacBook Pro 14インチで選べる96W USB-C電源アダプタと比べてもこのサイズ差です。小さすぎませんか。やばいよね。

AUKEY Omnia PA-B5の筐体サイズは57 × 57 × 32mmと横幅は少しだけ分厚くなっていますが横縦サイズが抑えられていて驚くほどコンパクトな仕上がりとなっています。
MacBook Airに同梱している30W USB-C電源アダプタと筐体の大きさを比較してもこのサイズ差ですからね。

とても100Wと30Wの充電器の比較とは思えないくらいAUKEY Omnia PA-B5はめちゃくちゃ小さいサイズ感を実現しています。
実際の充電速度・性能
AUKEY Omnia PA-B5は以下の出力に対応しています。

- 5V × 3A = 15W
- 9V × 3A = 27W
- 12V × 3A = 36W
- 15V × 3A = 45W
- 20V × 5A = 100W
では、実際にAUKEY Omnia PA-B5を使うことでどれくらいの時間で充電することができるのか充電性能をチェックしてみました。

MacBook Pro 16インチのシステムもAUKEY Omnia PA-B5を100Wの充電器として認識しているようですね。

実際にどれくらいの出力で充電できているのか確認してみたところ(19.3V ×4.41A = 85W)ほどで充電できていました。

100Wの電源アダプタですがUSB-Cポートに対応しているケーブルで充電が可能であればiPhoneやiPad Proも問題なく充電できます。
実際にiPad Pro 11インチをAUKEY Omnia PA-B5を使って充電してみたところ(14.6V ×2.17A = 32W)で充電していました。

実際にどれくらいの時間でフル充電することができるのか計測してみました。
MacBook Pro 16インチ | iPad Pro 11インチ | |
0分 | 0% | 0% |
30分 | 31% | 33% |
60分 | 69% | 62% |
90分 | 90% | 89% |
120分 | 120% | 100% |
どちらの端末も30分で30%、1時間で60〜70%ほどの充電速度となっているようですね。
MacBook Pro 16インチを96W USB-C電源アダプタで充電したと場合も同じくらいの充電速度なので筐体サイズが小さいからといって充電速度が遅くなるということはなさそうです。
ちなみに、MacBook Pro 13インチも100Wで認識をして(19.4V ×2.8A = 54W)ほどで充電できているのを確認しました。
AUKEY Omnia PA-B5 レビュー:まとめ

AUKEY Omnia PA-B5は100W出力に対応しMacBook Pro 16インチなどの大容量バッテリーを内蔵した端末もフルスピードで充電することができる電源アダプタです。
- 最大100Wの急速充電ができる
- MacBook Pro 14インチをフルスピード充電
- 筐体サイズがとにかく小さくて扱いやすい
- 筐体カラー:ホワイト・ブラックの2色
筐体サイズが30Wの充電器と同じサイズ感なのに最大出力100Wで充電できるのでバッテリー容量が大きいMacBook Pro 16インチをフルスピードで充電できます。
- 充電ポートが1つしかない
充電ポートがUSB-C1つしかないのが少し残念なところですね。
2つあればスマホ・タブレットを同時充電することもできるのですが、ポートを2つ搭載すると筐体サイズが大きくなってしまうことも考えられるので、これはこれでアリな充電アダプタとなっています。
E-Marker内蔵のUSBーCケーブルが必要
なお、AUKEY Omnia PA-B5の100W出力で充電するにはUSB-Cケーブルも100Wに対応したE-markerチップを搭載したものでないといけません。
MacBook Pro 14インチに付属しているUSB-Cケーブルをそのまま使うなら問題ないですが短いケーブルで使いたいなど、持ち運びを考えているならサードパーティ製の100W対応のUSB-Cケーブルを合わせて買うのがおすすめです。
Ankerの絡まないケーブルも100Wに対応しています。
もし、ケーブル込みで手に入れたいなら90WのRAVPower RP-PC128を選んだ方がいいかもです。最大出力は100Wないですが実際の充電速度はあまり違いはないのでおすすめです。
iPhonenにおすすめの充電アダプタを比較しています。
https://www.sin-space.com/entry/ravpower-rp-pb201
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