
ドコモのスマホでAQUOS senseシリーズはとても人気のある端末となっていますが、AQUOS sense3(アクオス センス3)は旧型と比較してCPUの性能が向上、メインメモリが3GB → 4GBに増えたことで動作速度が改善したモデルとなっています。
しかも、超広角・標準のデュアルカメラを搭載した全部入りのエントリーモデルとなってもいいかも?
ここでは、AQUOS sense3のデザイン、スペック、カメラの画質、使いやすさについてレビューしています。さらに旧型のAQUOS sense2と同じSnapdragon 630を搭載しているXperia 8の違いも比較しているので参考にしてください。
この記事の目次
AQUOS sense 3の特徴

シャープのAQUOS sense3は5.5インチのIGZOディスプレイを搭載し顔認証による画面ロック解除だけでなく画面下には指紋センサーを搭載することで顔と指紋の二つの生体認証機能を使うことができるスマホとなっています。
AQUOS sense3 | AQUOS sense2 | |
画面 | 5.5インチ(IGZO液晶) | |
解像度 | 2,160 × 1,080ピクセル | |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 450 |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB | 32GB |
リアカメラ | 1200万画素デュアル(標準・広角) | 1200万画素シングル |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
防水防塵 | IP68等級 | |
耐衝撃 | MIL-STD-810H準拠 全19項目 | – |
外部ポート | USB-C | |
ワイヤレス充電 | – | |
生体認証 | 顔認証・指紋認証 | 指紋認証 |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 2,700mAh |
サイズ | 147 x 70 x 8.9mm | 148 x 71 x 8.4mm |
重量 | 167g | 155g |
AQUOS sense3はCPUプロセッサがSnapdragon 450 → Snapdragon 630になりメインメモリが3GB → 4GBにスペックアップしただけでなく、バッテリー容量が2,700mAh → 4,000mAhに大幅に増えたのも大きな特徴。
バッテリー容量が増量したことで1週間(1日1時間ほど使った場合で連続使用で1日20時間)の電池持ちを実現したスマホとなっています。
- 5.5インチ(2,160 × 1,080ピクセル)IGZO液晶
- アウトドアビューで日差しがあっても見やすい
- 広角・標準のデュアルカメラで幅広い写真撮影ができる
- AIライブストーリーで動画を15秒のショートムービーに自動編集
- アルミボディで価格の割に高級感のあるスタイル
- 横幅70mmの扱いやすい本体サイズ
- 最大1週間の電池持ちを実現(連続使用は20時間)
ドコモのAndroidスマホの中では一番売れているシリーズだけあって使いやすさはなかなかのものになっているのかなぁと思います。(実店舗含めて)
AQUOS sense 3はSIMフリー版もあるのでAmazonなどから購入することができます。格安SIMなどでスマホを使うならこちらがいいでしょう。
今回購入したAQUOS sense3はドコモ版のSH-02Mというモデルですが、ドコモ・au・UQ mobileで購入することができます。ソフトバンクでの取り扱いはしていません。
- ドコモ:AQUOS sense 3 SH-02M
- au:AQUOS sense3 SHV45
- UQ mobile:AQUOS sense3
AQUOS sense 3の付属品はありません。説明書のみ。このあたりの仕様はさすがキャリア販売って感じでシンプルですね。使わないからいいですがパッケージとかこだわった方がブランド力は上がると思うのですがね。
AQUOS sense3 レビュー
頑丈で持ちやすいデザイン
AQUOS sense3は5.5インチのディスプレイを搭載したスマホでインチ数だけで見るとiPhone 8 Plusと同じですが、画面比率が18:9と少しだけ縦長なので本体横幅は70mmに抑えられて手で持ちやすいサイズ感となっています。

筐体の横幅はXperia 8と同じくらいの大きさでしょうか。同価格帯のスマホなのでどっちを選ぶか迷う方も多いかもしれません。
オーソドックスなデザインですが、アルミ筐体を採用していて質感はなかなか良い感じ。

最近のスマホはガラス素材を採用していますが落として割れてしまうことがありますが、AQUOS sense3は割れるというリスクがないので安心して使うことができます。
また、AQUOS sense3は新たにMIL-STD-810H準拠・ 耐衝撃(落下)など全19項目に対応したので、高い耐久性を持ったスマホに進化しています。

サイドフレーム(背面パネルと一体)はエッジ加工が施されているので、手で握った時のフィット感は良好となっています。
充電ポートと操作ボタン
AQUOS sense3充電ポートはUSB-Cを採用しています。

USBのデータ転送速度はUSB2.0 High Speed(480Mbps)となっています。充電ケーブルと充電アダプタは同梱してないので持っていない場合はUSB-Cの充電アダプタとケーブルを別途購入する必要があります。
本体左上にSIMカードとmicroSDカードを入れることができるスロットを搭載していて手で簡単に開閉ができるようになっています。

滅多に開けるところではありませんがピンがなくても開閉できるのでいざというときにmicroSDカードを取り出したい時など助かりますよね。
AQUOS sense3は画面下に長細い指紋センサーを搭載しています。

指紋を登録することで画面ロック解除を指ですることができます。
また、このボタンはホームボタンとして使うこともできるのでアプリを終了してホーム画面に戻りたいときにも使うことができます。設定からナビゲーションボタンを非表示しても操作できるってことですね。
画面上にはインカメラと受話レシーバーを搭載しています。

AQUOS sense3はインカメラを使って顔認証もできるようになっていて指紋と顔のデュアル生体認証に対応しているのがスゴイところ。31,680円のスマホが指紋と顔認証に対応してしまうってね。
なお、AQUOS sense3は専用のスピーカーを内蔵しておらず音楽は通知音は受話レシーバーを使って再生する構造になっています。普通のスマホは本体下から音が聞こえてきますが、AQUOS sense3は本体上から聞こえてくるのはちょっと新鮮かも。
ちなみに、auやソフトバンクで販売している上位モデルのAQUOS sense3 Plusは本体下にもスピーカーを搭載することでステレオ再生に対応しています。
AQUOS sense3・sense2 違いを比較
新型のAQUOS sense3と旧型のAQUOS sense2の違いを比較してみました。

両機種ともに画面サイズは5.5インチと同じでもデザインもほぼ同じとなっていますが、AQUOS sense3のディスプレイは四隅が丸く加工されたものになっていて可愛らしい雰囲気のあるスタイルに。
筐体の素材はアルミとなっていてAQUOS sense3のブラックカラーはiPhoneでいうスペースグレイっぽい色合いに変更されています。アルミ素材のiPhone 7と雰囲気が近いかも。

AQUOS sense3のLTEの通信速度は(150Mbps/50Mbps)→ (350Mbps/75Mbps)に高速化していますが、アンテナが上下に追加されています。
とはいえ、うまくデザインに溶け込んでいるのであまり気にはならないのかな。
AQUOS sense3のサイドボタンの位置は少し上に配置されています。

AQUOS sense3のサイド部分のエッジが少しだけ角張ったスタイルになり何気に格好良い感じに仕上がってるんですよね。
本体の厚みが8.4mm → 8.9mmに分厚くなってしまいましたがバッテリー駆動時間は伸びてるからトレードオフです。ともに充電ポートはUSB-Cを搭載していて配置がズレているのが気になります。

本体上部に3.5mmオーディオジャックを搭載しています。

有線イヤホンを直で接続して使いたい方も安心して使うことができますね。
リアカメラ 画質の違いを比較
AQUOS sense3のリアカメラは1200万画素の広角 + 標準のデュアルカメラを搭載しています。

AQUOS sense3 | AQUOS sense2 | |
アウトカメラ(標準) | 1200万画素・F/2.0 | |
アウトカメラ(広角) | 1200万画素・F/2.4 | – |
インカメラ | 800万画素・F/2.2 |
広角カメラって表記してますが、画角はおそらくiPhone 11・iPhone 11 Proに搭載されている超広角カメラと同じくらいになっているのかなぁと思います。
AQUOS sense3の標準カメラでMacBook Proを撮影するとこれくらいの画角。

で、広角カメラでMacBook Proを撮影すると全体を撮影することができます。

レンズの歪み補正はしてくれないので歪みがスゴイですが風景を広く撮影するなら特に問題はないのかな。

標準カメラでは収まりきらないような被写体も広角カメラがあればワンタッチで切り返して撮影できるのは本当に便利。31,600円という低価格スマホで超広角カメラ並みの広い視野の写真を撮影できるのはなかなかすごいのかも。
AQUOS sense3とAQUOS sense2の標準カメラで撮り比べをしてみました。

なんかね、解像感などはほぼ同じなんですけどAQUOS sense3よりもAQUOS sense2の方が色合いは鮮やかなんですよね。AQUOS sense3は少し黄色っぽい色合いになってしまう。

AQUOS sense2は大袈裟な色合いなのかな?
と考えるとAQUOS sense3の標準カメラの色合いは自然になったということなのかもしれません。まあ、好みの問題だと思いますが、個人的にはAQUOS sense2の方の色の方が好き。
ただ、この機種にカメラの画質や色合いを求めるのは間違っているのでしょうが、それでも明るいところであればそこそこキレイな写真が撮影できます。

オートフォーカスをバシッと合わすのが難しいですが、明るいところなら子どもの髪の毛の質感とか高精細に撮影できる。

正直なところ、髪の毛の質感だけで比較したらiPhone 11よりも上かもしれない。(あくまで明るいところでの撮影において)
この価格帯のスマホまで夜間撮影に強かった困ってしまいますが、AQUOS sense3のリアカメラはF/2.0の比較的明るめのレンズを搭載しているので暗いところでも普通に撮影はできます。

ただ、画質は普通ですし、AFが遅くて人物撮影だとピントがなかなか合わずちょっと大変かも。もちろん、ナイトモードといった機能は搭載していません。
暗いところでも写真を撮影したいならPixel 4やPixel 3aを選びましょう。
ちなみに、人物限定で背景をぼかすことができるポートレートモードも搭載しているので雰囲気ある写真に仕上げることも可能となっています。
なお、AQUOS sense3・sense2のカメラはAIカメラとなっていて被写体に最適なモードに自動的に切り替えて撮影してくれます。さらにプラスして以下の6つモードを使って面白い写真の撮影も可能となっています。

- くっきり
- ふんわり
- 逆光
- 残像
- 接写
- モノクロ
ちなみに、これらのモードはAQUOS sense2やAQUOS R3などシャープのスマホには当たり前に搭載されているので目新しい機能ではありません。
試しに、接写モードでiPhone 11 Proのトリプルカメラを撮影してみたらスゴイことになりました。

ここまで普通に接写できるってなかなかですよね。デジタルズームの組み合わせでまだ拡大できる感じでした。ここまでの接写はiPhone 11 ProやPixel 4でも難しいですよね。
また、AQUOS sense3はAIライブストーリーという機能を搭載していて、いくつか撮影した動画をAIが自動的に編集して15秒のショートムービーに仕上げてくれる機能を搭載しています。
これは上位モデルのAQUOS R3に搭載していた目玉機能ですが、スタンダードモデルのAQUOS sense3でも使えるようになりました。もちろん、最新モデルのAQUOS zero2、AQUOS R5GもAIライブストーリーを搭載しています。
顔認証と指紋認証のデュアル生体認証に対応
AQUOS sense3は顔認証と指紋認証のデュアル生体認証に対応しているのでマスクをしていてもスムーズに画面ロック解除することができます。この価格帯でデュアル生体認証に対応しているのは珍しいですよね。
顔を登録しておくことで顔をスマホに向けるだけで瞬時に画面ロック解除をしてくれます。

顔を認証すると自動的にホーム画面が表示されるのでiPhoneのように画面をジェスチャーしなくてOK。サイドボタンを押すだけでホーム画面を表示させることができます。

さらに、スマホを持ち上げるだけで画面が表示する機能も搭載しているのでスマホを手に取って顔に向けるだけでホーム画面を表示することができます。
簡易型の顔認証なので暗闇の中では使うことができませんが、AQUOS sense3は画面下に指紋センサーを搭載しているので指を使ってロック解除してホーム画面を表示させることができます。

もうね、レスポンスが31,600円のスマホとは思えないくらい快適。普段は顔認証を使って、テーブルに置いている時は指紋認証を使うことで最速でホーム画面を表示させることができます。
CPU性能・動作速度の違いを比較
AQUOS sense3に搭載しているCPUプロセッサはSnapdragon 630、メインメモリは4GB、ストレージは64GBを搭載しています。
AQUOS sense3 | AQUOS sense2 | |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 450 |
RAM | 4GB | 3GB |
ストレージ | 64GB | 32GB |
ついに3万円代のスマホも64GBのストレージ容量がスタンダードとなりました。とりあえず64GBの容量があれば容量不足に悩まされることはグッと減るのかなと思います。
AQUOS sense3とAQUOS sense2のCPUの性能をGeekbench 5で比較してみました。

AQUOS sense3 | AQUOS sense2 | |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 450 |
RAM | 4GB | 3GB |
シングルコアCPU | 178 | 145 |
マルチコアCPU | 1022 | 908 |
GPU | 489 | 257 |
CPUは15%ほど、GPUは1.8倍ほど性能が向上していました。
あまり変わりがないようにも見えますがメインメモリが3GB → 4GBになったこともあり全体的な動作速度は高速化されています。
AntutuでもCPUの性能を計測してみました。

AQUOS sense3 | AQUOS sense2 | |
CPU | Snapdragon 630 | Snapdragon 450 |
RAM | 4GB | 3GB |
トータル | 110227 | 84351 |
CPU | 43723 | 38237 |
GPU | 17030 | 9291 |
MEM | 32784 | 24189 |
UX | 16740 | 12634 |
トータルで35%ほど性能が向上していますが、中でもGPUが1.8倍ほど性能が良くなっていて、さらにメモリ周りのスコアも向上しているのが分かりますね。
実際の動作速度を比較してみました。
劇的にAQUOS sense3の動作速度が速いというわけではないですが、AQUOS sense2よりもワンテンポ早く画面が切り替わっていますね。
AQUOS sense2は使っていても動作がちょっと遅いなぁ…と感じることがありましたがAQUOS sense3はそこそこ快適に使うことができるのかなと思います。
なお、Snapdragon 630はソニーモバイルのXperia 8やXperia Aceにも搭載されているプロセッサとなっています。
AQUOS sense3・Xperia 8の違いを比較
Xperia 8は3万円ほどで買うことができるのでAQUOS sense3と同じ価格帯のスタンダードスマホです。ということで、AQUOS sense3とXperia 8の違いも比較してみました。

AQUOS sense3 | Xperia 8 | |
画面 | 5.5インチ(IGZO液晶) | 6.0インチ(液晶) |
解像度 | 2,160 × 1,080ピクセル | 2,520 × 1,080ピクセル |
CPU | Snapdragon 630 | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB | |
リアカメラ | 1200万画素デュアル(標準・広角) | 1200万画素デュアル(標準・望遠) |
インカメラ | 800万画素 | 800万画素 |
防水防塵 | IP68等級 | |
耐衝撃 | MIL-STD-810H準拠 全19項目 | – |
外部ポート | USB-C | |
ワイヤレス充電 | – | |
生体認証 | 顔認証・指紋認証 | 指紋認証 |
バッテリー容量 | 4,000mAh | 2,760mAh |
サイズ | 147 x 70 x 8.9mm | 158 x 69 x 8.1mm |
重量 | 167g | 170g |
価格 | 3.1万円〜 | 3.6万円〜 |
画面サイズ、デザイン、カメラの画角の違いはありますは基本的な内部スペックは同じとなってます。なお、Xperia 8の後継機種とみてもいいXperia 10 ⅡはトリプルカメラにSnapdragon 665を搭載し2020年5月に発売しています。
外観デザインの違いを比較

AQUOS sense3は一般的な画面比率(18:9)ですが、Xperia 8はシネマワイド(21:9)の縦長画面となっていてマルチウィンドウ機能を使うことができたり一味違ったスマホ体験を得ることができます。
また、AQUOS sense3はオーソドックスなデザイン、Xperia 8はスタイリッシュで可愛らしい雰囲気のあるデザインとなっていますね。
どちらもUSB-Cポートを搭載しています。

スピーカーは両モデルともにモノラルスピーカーとなっておりAQUOS sense3は受話レシーバーを使って音声を再生させているのに対し、Xperia 8はちゃんと専用スピーカーを搭載しているのでモノラルですが自然なサウンドを楽しむことができます。
指紋センサーはAQUOS sense3は画面下、Xperia 8は右サイドの電源ボタンに内蔵しています。

どちらも普通に使いやすい指紋センサーですが、AQUOS sense3は普通の場所にセンサーがあるので使い勝手はAQUOS sense3の方が上ですね。

ただ、スタイルとしてはXperia 8の方が好き。

ちなみに、Xperia 8は顔認証は通常機能としては提供されていませんがAndroidの標準機能のSmart Lockの中に顔認証があるので代用することで顔でロック画面解除が可能となっています。

なお、AQUOS sense3、Xperia 8ともに3.5mmオーディオジャックを搭載しているので有線でヘッドフォンの接続ができるようになっています。
リアカメラの画質の違いを比較

AQUOS sense3は標準・広角のデュアルカメラ、Xperia 8は標準・望遠のデュアルカメラを搭載しています。
AQUOS sense3 | Xperia 8 | |
アウトカメラ(標準) | 1200万画素・F/2.0 | 1220万画素・F/1.8 |
アウトカメラ(広角) | 1200万画素・F/2.4 | – |
アウトカメラ(望遠) | 800万画素・F/2.4 | |
インカメラ | 800万画素・F/2.2 | 800万画素・F/2.0 |
AQUOS sense3は広角カメラを搭載し、Xperia 8では撮影できないような視野の広い写真を簡単に撮影することができます。Xperia 8は望遠カメラを搭載してますがAQUOS sense3でもデジタルズームで拡大して撮影できます。

望遠カメラで撮影できるXperia 8の方が画質はちょっとだけ良いですが、正直なところAQUOS sense3のデジタルズームでも十分かなと。
また、背景をぼかすことができるポートレートモードはXperia 8よりもAQUOS sense3の方が自然に仕上がることが多いので、Xperia 8の望遠カメラの優位性があまりないのが実情なんですよね。
お前は何のためにいるの状態。それならば、広い視野での撮影ができる広角カメラを搭載しているAQUOS sense3の方が使いやすいようにも感じます。
動作速度の違いを比較
AQUOS sense3とXperia 8には同じCPUプロセッサを搭載していてSnapdragon 630に4GBのメインメモリを搭載しています。
AQUOS sense3 | Xperia 8 | |
CPU | Snapdragon 630 | |
RAM | 4GB | |
ストレージ | 64GB |
実機でAQUOS sense3とXperia 8の動作速度を比較してみました。
動作速度はほぼ同じ。AQUOS sense3の方が少しだけレスポンスが速いような感じがしますが、Xperia 8は縦長画面は解像度が少しだけ高くなっていてCPUに負荷がかかっているのかもしれません。
Snapdragon 630はミドルレンジクラスのCPUプロセッサなので快適な動作はそこまで期待はできないですが、ネットブラウジングをしたりYouTubeを見るくらいであれば十分使えるスペックを持っているので安心して使うことができます。
AQUOS sense3・Xperia 8 どっちがいい?
では、AQUOS sense3とXperia 8をどっちを選ぶべきか。

基本的な性能はほぼ同じなので、安く買いたいならAQUOS sense3がおすすめです。
- 顔認証 + 指紋認証のロック解除が使いやすい
- 広角カメラで視野の広い写真を撮影できる
- バッテリーの持ちがとても良い
- 端末価格が3.1万円〜
AQUOS sense3は指紋センサーだけでなく顔認証による画面ロック解除にも対応しているので自宅や職場では顔を使って、マスクをしている時も指紋で快適に画面ロック解除ができるので、いろんなシチュエーションでも使いやすいメリットがあります。
また、大容量バッテリーを搭載しているのでバッテリーの持ちが良いのもAQUOS sense3のいいところです。
個人的にはスマホとしての使いやすさはXperia 8よりもAQUOS sense3の方が上です。顔認証が速くて指紋認証も普通に使いやすく普段使いにするならおすすめ。
ただ、端末としてはちょっと面白みに欠けるのでオシャレに使いこなすならXperia 8がいいのかもしれません。
- デザインが可愛いくてオシャレ
- 21:9の縦長ディスプレイが使いやすい
- 端末価格が2.5万円〜
21:9マルチウィンドウ機能を使ってYouTubeを見ながらTwitterがしたいならXperia 8がおすすめです。縦長ディスプレイはとても見易くて使いやすいですよ。
Xperia 10 Ⅱが発売したことでXperia 8は2.5万円ほどに値下げしているので少しでも安くスマホを手に入れたい方にもXperia 8はいいと思います。
AQUOS sense3 レビュー・評価:まとめ

AQUOS sense3は5.5インチのディスプレイを搭載したスマホ。いたって普通のスマートフォンですが、約3.1万円で購入できるコストパフォーマンスに優れた機種となっています。
ただ、安いだけではなく使いやすさを追求していて、顔認証と指紋認証の解除ロックのしやすさは顔認証と画面内指紋認証を搭載しているGalaxy S10よりも上と言っていいくらいですよ。(大袈裟な!って思うかもだけど画面内指紋認証は反応がね…)
- IGZO液晶の画質が意外とキレイ
- 旧モデルよりも動作速度が向上
- 顔認証 + 指紋認証が使いやすい
- 広角カメラで視野の広い撮影ができる
- アルミボディで頑丈(MIL-STD-810H)
- IP68等級の防水防塵に対応
- おサイフケータイに対応(Felica)
- 端末価格が3.1万円と低価格で買える
- カメラの使いやすさは価格相応
- オーソドックスなデザイン
オーソドックスなデザインとはいえ本体カラーは4色(ライトカッパー、ブラック、シルバーホワイト、ディープピンク)から選ぶことができます。

明るいカラーもあるので意外といいかもしれませんよ?
なお、ドコモならdカード GOLDを組み合わせることで通信費用の10%ポイントバックを受けることができるのでお得ですよ。
AQUOS sense3の後継機種となるAQUOS sense4、AQUOS sense5Gはこちらです。
上位モデルのAQUOS R3、AQUOS zero2のレビューはこちらをどうぞ!
5GスマホのAQUOS R5G、Galaxy S20、P40 Proはこちらです。
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買って良かったスマホについて書いた記事はこちらです。
https://www.sin-space.com/entry/bestsmartphone
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スマホ料金についてはこちら。
https://www.sin-space.com/entry/softbank-price-plan
スペック比較表ですが、sense3とsense2の解像度は同じ2,160 × 1,080ですよ。