AQUOS R7 レビュー

これは完全にコンデジ。スマホなのにカメラで撮影したかのような写真を撮影できるカメラです。

シャープのハイエンドスマホ・AQUOS R7は従来型のR6と同じくLEICA監修のSUMMICRONレンズに1.0型センサーを搭載したカメラに特化したモデルです。

高画素センサーのくせにクロップ時の画質だったりラーメンの色が盛りすぎになったり癖がありますが最高のぼけ味を楽しめる楽しいコンデジとなっています。

スマホのカメラとは思えないくらいの玉ボケだったり雰囲気のある写真を気軽に撮影が可能ですよ。

この記事では、AQUOS R7の本体デザイン、スペック、性能、使いやすさ、カメラの画質をレビューしています。実際に使ってどうなのかメリット・デメリットなど気になる方は参考にどうぞ!

AQUOS R7のメリット
  • 本体デザインがカッコいい
  • フラットパネルで操作性が向上した
  • 240Hzリフレッシュレートで滑らかな操作感
  • 被写体に寄れるズミクロンレンズ
  • ズミクロンレンズのボケ味が最高すぎる
  • AFの精度速度が向上し撮影にストレスなし
  • 内蔵スピーカーの大幅に音質が向上
  • おサイフケータイ対応で電子決済できる
  • IP68防滴防塵で濡れても使える
AQUOS R7のデメリット
  • 望遠画角の画質はイマイチ
  • 本体サイズが大きめでゴツい
  • 電池持ちは少し悪くなった?
  • 端末価格 19万円は少し高い

AQUOS R7はドコモ、ソフトバンクで19万円前後で買うことができます。少し高いですが、カメラは楽しいのでLEICAカメラを味わってみたい方におすすめです。

AQUOS R7の特徴

AQUOS R7の特徴
  • 6.6インチ有機ELディスプレイ
  • 解像度:2,730 × 1,260ピクセル
  • 120Hz / 240Hz リフレッシュレート対応
  • SoC:Snapdragon 8 Gen 1
  • メモリ:12GB、ストレージ:256GB
  • 顔 + 画面内指紋認証センサー
  • カメラ:4,720万画素(1.0型)大型センサー
  • レンズ:LEICA SUMMICRON(F/1.9)
  • おサイフケータイ(Felica)対応
  • IP68(水深1.5m30分)の防水防塵に対応
  • 内蔵スピーカー:ステレオ(広帯域対応)
  • ワイヤレス充電(Qi)に対応
  • サイズ:161 × 77 × 9.3 mm、208g
  • 販売:ドコモ、ソフトバンク
  • 端末価格:19万円前後
  • 発売日:2022年7月8日

AQUOS R7は6.6インチの有機ELディスプレイにSnapdragon 8 Gen 1、12GBのメモリ、256GBのストレージを搭載したハイエンドスマホです。

AQUOS R6は丸みのあるラウンドフォルムディスプレイだったのがAQUOS R7はフラットディスプレイに変更になって本体デザインが変更となりました。

AQUOS R7 角張ったデザインに
フラットデザインに

前面はフラットですが背面パネルは少し丸みのあるスタイルになっていて大画面スマホでありながらも持ちやすさは考慮しています。

AQUOS R7 背面パネルは丸みのあるスタイル
サイドフレームと背面パネル

AQUOS R7はLEICA監修のカメラを搭載し1.0型の大型センサーが2,020万画素 → 4,720万画素になって像面位相差AF(Octa PD AF)に対応しオートフォーカスの精度速度が向上しています。

レンズはSUMMICRON(F/1.9)で、従来のAQUOS R6よりも最短撮影距離が短くなって被写体に寄れるので撮影の幅がより広くなっています。

AQUOS R7は顔認証と画面内指紋認証に対応しています。

AQUOS R7 画面内指紋認証
画面内指紋認証

認証精度と速度が向上して操作性の良いスマホへと進化。AQUOS R6の画面内指紋認証は精度がイマイチだったので上手く改善してきた感じです。

AQUOS R7はドコモ、ソフトバンクで19万円前後で販売しています。少し高いのがネックですがLEICA監修のカメラが使えるのはAQUOS R7ならではでしょう。

AQUOS R7 レビュー

では、AQUOS R7のレビューをしていきます。

角張ったフラットな筐体デザイン

AQUOS R7はフラットディスプレイを採用した角張ったデザインを採用したスマホとなっていて、なかなかカッコいいスタイルとなっています。

AQUOS R7 正面デザイン
シンプルな筐体デザイン

従来のAQUOS R6は左右に丸みのあるラウンドフォルムディスプレイを採用していたのでフラットパネルになったAQUOS R7と雰囲気はかなり異なります。

AQUOS R7とR6のデザインの違い(正面)
パネルの形状の違い

AQUOS R7の背面パネルは少し丸みのあるラウンドフォルムを継承しています。

AQUOS R7 背面パネル
丸みのある背面パネル

AQUOS R6は光沢のあるガラスパネルでしたが、AQUOS R7はエッチング処理(サンディーシャイン)で滑らかな触り心地とキラキラしたマットな質感のガラスを採用しています。

AQUOS R7とR6のデザインの違い(背面パネル)
AQUOS R7とAQUOS R6

Corning社のGorilla Glass Victusなので傷や破損にも強いパネルとなっています。パッとみた感じガラスパネルだと分からないくらい金属っぽい雰囲気の筐体となっています。

サイドフレームはアルミ金属を採用し高剛性と高い排熱性能を実現しているそうです。

AQUOS R7 リアパネルとサイドフレーム
リアパネルとサイドフレーム

アルミフレームはヘアライン加工が施されていて質感の高いデザインと触り心地となっています。

AQUOS R7 サイドフレーム
フレームの幅が少し大きめ

サイドフレームの幅が分厚めなのか少しゴツいですがカッコいいスマホに仕上がっているのではないでしょうか。

本体カラーはブラック、シルバーの2色から選べます。

AQUOS R7 本体カラー
本体カラー

今回レビューしているAQUOS R7はシルバーですが、ブラックもマット調で質感が高いのでどちらの色を選んでも満足できそうです。

操作ボタンは筐体右上から音量ボタン、サイドボタンを搭載していてが従来モデルにあったGoogleアシスタントボタンは廃止となりました。

AQUOS R7 操作ボタン
音量ボタンとサイドボタン

AQUOS R7は上に偏っていたボタンの配置が中央に移動して片手でも音量操作がAQUOS R6よりもしやすく改良されています。

本体左上に3.5mmオーディオジャックを搭載しています。

AQUOS R7 3.5mmオーディオジャック
筐体上にオーディオジャック

3.5mmヘッドホンジャックに有線イヤホンを接続して高音質なサウンドで音楽を楽しむこともできます。

本体左側には何もなくスッキリとしたスタイルに。

AQUOS R7 筐体左側
筐体左側は何もない

本体上右側にSIMカードスロットを搭載しピンを使ってスロットを引き出すことができます。

AQUOS R7 カードスロット
nanoSIMカードスロット

nanoSIMだけでなくeSIMにも対応しているのでDSDV環境を構築できます。メイン回線といざという時のサブ回線を準備しておくのもいいかもしれません。

microSDカードはスロットを引き出した本体の中に差し込む形となっています。

AQUOS R7 microSDカードスロット
microSDカードに対応

最大1TBのmicroSDカードに対応しているので、動画撮影をガンガンしても内蔵ストレージが圧迫されることなく大容量の4K動画でもサクッと移動できます。

AQUOS R7の充電ポートはUSB-Cを採用しています。

AQUOS R7 充電ポート
USB-Cポート

通信規格はUSB 3.2(Gen 1)に対応し5Gbpsのデータ通信が可能。外部ストレージを接続してデータを素早く移動できます。

AQUOS R7は急速充電(PD3)とPPS充電に対応しています。AQUOS R7は5,000mAhの大容量バッテリーなので30W以上の電源アダプタがおすすめです。

PPS充電対応のAnker 711 Nano II 30Wなら端末に負荷をかけることなく効率よく急速充電が可能です。

充電ケーブルはAnker PowerLine Ⅲ Flowが柔軟性のあるケーブルで絡まりにくいのでとても使いやすいですよ。

また、AQUOS R7はワイヤレス充電に対応しています。

AQUOS R7 ワイヤレス充電に対応
ワイヤレス充電に対応

規格はQiに対応しスタンド型のワイヤレス充電器(Anker PowerWave II Stand)で充電しながら動画視聴をすることも可能です。

本体サイズは大きくなった

AQUOS R7の本体サイズは161 × 77 × 9.3 mm、重量は208gと6.6インチの大きいスマホのわりに軽めです。

AQUOS R7 本体の大きさ
AQUOS R7のサイズ感

AQUOS R7の画面サイズは6.6インチとAQUOS R6と同じですが、パネルがフラットになってベゼルとサイドフレームの幅が広くなって横幅が大きくなっています。

AQUOS R7とR6 ディスプレイ比較
AQUOS R7とR6 ディスプレイ比較

AQUOS R6の本体横幅は74mmだったのに、AQUOS R七は77mmと3mmも広くなって筐体サイズは明らかに大きくなってると感じます。

AQUOS R7 操作性
AQUOS R7で文字入力

文字入力も片手キーボードを使わないと片手で操作は難しいくらいなので、AQUOS R7は基本的に両手で使うスマホとなっています。

「分割画面」はマルチタスクから起動できますが右側にアイコンがあるので片手操作は難しいです。

AQUOS R7 分割画面
分割画面

6.6インチと画面が大きいので2画面表示もしっかり使えるので動画を視聴しながらTwitterをして情報収集も可能です。

AQUOS R7 2画面表示機能
2画面表示機能

なお、シャープ公式でも販売しているAQUOS R7 耐衝撃ケース ProCaを装着してみました。

AQUOS R7 ケース
ProCaのケース

耐衝撃性能も高いケースなのでさらに大きくなりますが20万円をしっかり守ることができて安心感はとてもあります。

AQUOS R7 ケース装着時のサイズ感

かなり大きいので可能ならケースなしで使いたいところですがさすがに高価なスマホですからね..。

保護フィルムは画面内指紋認証対応の薄いフィルムタイプがおすすめです。

視認性の良い有機ELディスプレイ

AQUOS R7のディスプレイは有機EL(Pro IGZO OLED)を採用し解像度は2,730 × 1,260ピクセルとなっています。

有機ELでとても色鮮やかですが、ディスプレイの「基本設定」から「標準」や「ナチュラル」で自然な色合いに変更も可能です。

AQUOS R7 画面設定
画面設定

また、AQUOS R7は画面の色温度のカスタマイズが可能で好みのディスプレイの色合いに自分好みに調整もできます。

AQUOS R7 画面の色温度
画面の色温度調整

リフレッシュレートも120Hzに対応し黒幕を間に入れる240Hzのなめらかハイスピード表示にも対応しています。

AQUOS R7 なめらかハイスピード表示

さらに、AQUOS R7は動画コンテンツの解像度をアップスケーリング、フレームレートを補間するので動画のクオリティが従来モデルより向上しています。

AQUOS R7 フレーム補間機能
30fps → 60fps 補間

AQUOS R7の画面輝度は2,000nitsとR6と変わりなくHDRコンテンツならより明るい画面で表示可能です。

AQUOS R7の画面の明るさ
明るいところでも視認性がいい

外の明るいところでも画面が明るくて視認性のいいので外での撮影でも何が表示されてるのか見えないことはありません。

高速化した顔 + 画面内指紋認証に対応

AQUOS R7は顔認証 + 画面内指紋認証のデュアル生体認証に対応しています。顔認証はスリープ解除と同時に認証してホーム画面を表示してくれます。

認証速度は高速でアルゴリズムが改良されたのかAQUOS R6よりも高速化しているのでとても快適です。

さらに、画面内指紋認証にも対応していて画面を指でサッと触れるだけで画面ロック解除ができます。

サッと指を触れるだけで認証してくれるので爆速です。3D超音波指紋センサー「Qualcomm 3D Sonic Max」の本領発揮できてる感じですね。

さらに、スリープ状態でも指紋センサーのある部分に指を乗せると画面ロック解除してくれます。

AQUOS R7の画面内指紋認証も改良がされていてAQUOS R6よりも精度と速度が向上。とくにスリープ状態時の精度が良くなったので使いやすくなっています。

内蔵スピーカーの音質がさらに向上

AQUOS R7の内蔵スピーカーはサイズが大きくなって低音から高音まで広帯域を再現が可能に。

それぞれのスピーカーが独立した構造に変更になったことで一つ一つの音がしっかり鳴るようなって音質が向上し臨場感のあるサウンドを楽しめるようになりました。

サウンド設定から「サウンドプラス」をONにすることでドルビーアトモスが有効となって横持ちの時に音の広がりを感じることができます。

AQUOS R7 サウンドプラス

イコライザーも調整できるので自分好みのサウンドを作り出すこともできます。

AQUOS R7は内蔵スピーカーがR6と比較してもかなり良くなってるので外部スピーカーなしでもそこそこいい音で映画や音楽を楽しめるでしょう。

なお、AQUOS R7はSnapdragon Soundに対応しワイヤレスでも高音質コーデックのLDAC、aptX AdaptiveでWF-1000XM4MOMENTUM True wireless 3でいい音を楽しめます。

MTW 3で視聴してみましたがaptX Adaptiveの性能をフルで発揮できてるのか音質はとても良好でXperia 1 IVとの組み合わせよりも音がいいように感じます。

音に厚みがあって音場、空間の表現が素晴らしい。SonyのLDACよりもSnapdragonのaptXの規格とバチっと相性が合ってるのかもしれません。

SoCはSnapdargon 8 Gen 1を搭載

AQUOS R7のSoC(システムオンチップ)はSnapdargon 8 Gen 1、12GBのメインメモリ、256GBのストレージを搭載しています。

Exynos 1280

Snapdargon 8 Gen 1は2021年月に発表された4nmプロセスで製造されたSoCで2022年のハイエンドスマホに広く使われているチップをAQUOS R7は採用しています。

SoCの比較
モデル AQUOS R7 AQUOS R6
SoC Snapdragon 888 5G Snapdragon 888 5G
CPU Cortex-X2 ×1
Cortex-A710 ×3
Cortex-A510 ×4
Cortex-X1 ×1
Cortex-A710 ×3
Cortex-A510 ×4
GPU Adreno 730 Adreno 660
RAM 12GB 12GB
ストレージ 256GB 128GB

Snapdragon 888 5G→ 8 Gen 1になって処理性能がCPUが11%、GPUが44%、AIが50%向上したとし、シャープ独自のチューニングで、高いCPU性能を維持したまま発熱の抑制、省電力化を図っています。

AntutuでAQUOS R7、AQUOS R6のスコアを計測しました。

AQUOS R7・R6 Antutuの性能比較
Antutuによる性能比較
  AQUOS R7 AQUOS R6
SoC Snapdragon 8 Gen 1 Snapdragon 888 5G
メモリ 12GB / 256GB 12GB / 128GB
総合 817742 779544
CPU 151218 204173
GPU 381073 301879
MEM 144933 134126
UX 140518 139366
発熱 38°(9°上昇) 40°(9°上昇)
バッテリー 5%消費 8%消費

AQUOS R7はSnapdragon 8 Gen 1を搭載しているわりにスコアは伸びずトータルで817,742と少しだけ性能がアップしている程度です。

Xperia 1 IVは900,000ほどなので熱暴走しないように上手く制御しているのでしょう。これくらい性能があれば十分快適に使えるので制御してるのはいい判断かもしれません。

実際の動作はとても快適

AQUOS R7の実際の動作速度をChromeブラウザ、Twitterで動画にしました。

ブラウザ、SNSともに軽々と動かせて240Hzのリフレッシュレートでぬるっとしたスクロールで操作も可能です。

Snapdragon 8 Gen 1はハイエンドのSoCだけあってストレスなく快適にあらゆるアプリを動かすことができてストレスはありません。ただ、YouTubeを見てるとなぜか発熱しやすいです。

AQUOS R7はフレームレートの補完機能などを搭載しているのでその影響が出てるのかも。もし、気になるなら「なめらかディスプレイ」をOFFにするのがいいかもしれません。

ゲームも快適にプレイ可能

AQUOS R7は高性能なSnapdragon 8 Gen 1を搭載し負荷の高い「原神」などのゲームもしっかり楽しめます。

AQUOS R7 原神をプレイ
原神をプレイ

ゲーミングメニューが表示されるようになって「通知ブロック」「着信ブロック」などの機能に簡単にアクセスできるようになりました。

AQUOS R7 ゲーミングメニュー
ゲーミングメニュー

ゲーミングメニューからプレイ画面の録画も可能です。

実際にどんな感じで原神のプレイできるか、最高画質で60fpsに設定してプレイしています。(YouTubeでレビューした動画の切り抜きなので音声ができます。)

最高画質でプレイしているのCPUの温度が60°くらいに上がってかなり発熱した状態になりますがプレイは普通に可能ですし、画質をデフォルトにして発熱とバッテリーの減りを抑えながら遊べます。

AQUOS R7 動画でも動作速度を詳しくレビューしています。(→ シンスペース:YouTube

AQUOS R7の電池持ち

AQUOS R7のバッテリーは5,000mAhとR6と同じですが実際の電池持ちを比較してみました。

電池の減りを比較
モデル AQUOS R7 AQUOS R6
SoC Snapdragon 8 Gen 1 Snapdragon 888 5G
バッテリー容量 5,000mAh 5,000mAh
PUBG
30分プレイ
69 → 59%(10%消費) 71 → 63%(8%消費)
原神
30分プレイ
61 → 50%(11%消費) 67 → 55%(12%消費)
YouTube
1時間視聴
82 → 75%(14%消費) 67 → 62%(5%消費)
8時間待機 78 → 69%(9%消費) 79 → 71%(8%消費)

バッテリー容量が5,000mAhと同じですがAQUOS R7のSnapdragon 8 Gen 1の電力効率があまり良くないのかもしれません。AQUOS R6の方がバッテリー持ちがいいように感じます。

ただ、AQUOS R7も5,000mAhの大容量バッテリー内蔵しているので1日使ってバッテリーがゼロになることはありません。(もちろん使い方にもよりますが。)

AQUOS R7 カメラのレビュー

AQUOS R7 カメラのスペック

AQUOS R7 リアカメラ
LEICA監修のカメラを搭載
カメラのスペック
モデル AQUOS R7 AQUOS R6
センサー Sony IMX989
1.0型
像面位相差AF
Sony IMX 506
1.0型
画素数 4,720万画素
3.2μm(ビニング処理)
2,020万画素・F/1.9
2.4μm
レンズ LEICA SUMMICRON
7枚構成 F/1.9
ナノオーダー低反射処理
LEICA SUMMICRON
7枚構成 F/1.9
測距離センサー 190万画素
ナイトポートレート対応
ToFセンサー
インカメラ 1,260万画素・F/2.3
動画撮影 8K 30fps
4K / フルHD 60fps
4K / フルHD 30fps
フレームレートは自動
4K / フルHD 60fps
4K / フルHD 30fps

AQUOS R7はSony IMX989という1.0型の大型イメージセンサーを搭載していてAQUOS R5Gの1/2.55型と比較して5倍も大きいスマホ最大級のセンサーを搭載しています。

AQUOS R6もSony IMX506という1.0型の大型センサーでしたが、 IMX989は2,020万画素 → 4,720万画素に高画素化し撮影領域の全面でピントを合わせる「像面位相差AF(Octa PD AF)」に対応しています。

イメージセンサー全面に配置されたフォーカス用位相差画素がフレーム内の被写体を捉え、コントラストAFに比べてフォーカス速度が約2倍高速化、被写体の追尾トラッキングも可能になりました。

AQUOS R7のオートフォーカスの精度がAQUOS R6よりもかなり向上しているので撮影はとてもしやすくなりました。ピントがずれることがほとんどなくなりました。

1.0型の大型センサーをしっかり制御できてるのはOcta PD AFのおかげと言っていいでしょう。

AQUOS R7は一つのカメラで超広角(×0.7)から望遠(×6)までカバーするシングルカメラを搭載しています。

AQUOS R7 画角切り替え
画角をスムーズに切り替えできる

スライドで画角をサクッと切り替えできるので操作性は良好で、マニュアルモードを使うことで凝った写真撮影も可能です。

シャッター速度、ISO感度、EV露出、ホワイトバランス、ピントだけでなく明瞭度やコントラスト、彩度も調整が可能でモノクロでの撮影もできます。

AQUOS R7は設定を「お気に入り」に保存できるので使いやすくなっています。

他にもナイトモードにもしっかり対応していますし、4,720万画素のハイレゾモード、8K動画撮影、vHDR動画撮影、スローモーション、タイムラプスなどに対応しています。

SUMMICRONレンズのぼけ味が美しい

AQUOS R7のカメラの醍醐味はなんと言ってもLEICA SUMMICRONレンズで写真を撮影できるところです。

4,720万画素の1.0型イメージセンサーと7枚構成のSUMMICRONレンズの組み合わせによるボケ味はスマートフォンのカメラとは思えない撮影ができます。

この独特なボケ味が堪らないですね。

AQUOS R7はR6よりも最短撮影距離が短く被写体に寄って撮影が可能でデジタルズーム ×2を組み合わせで葉っぱの上にある水滴を大きく切り出すこともできます。

AQUOS R7の凄いのは寄って高精細にしてくれるだけでなく背景のぼけ味も最高にいいところ。

スマホで玉ぼけを表現できてしまうのは驚き。AQUOS R7ならポートレートモードなどソフトウェアの力を使わずして自然なボケ味を楽しむことができます。

レンズの大きいミラーレス一眼カメラと比べるとまだまだですが、ちょっとしたコンデジの代わりには十分なりえるカメラ性能ではないでしょうか。

飲水場の蛇口を寄って撮影してみました。

AQUOS R7、R6ともに1.0型のセンサーなのでいい感じのぼけ味となっています。

AQUOS R7はさらに寄って撮影ができるので被写体深度がより浅くなってボケ量を増やすことも可能で、R6はデジタルズームを使うことで同じくらいの画角で撮影できます。

ただ、被写体に寄りすぎるとピントが合ってる範囲が狭く周囲がボケやすくなるので、広い範囲でピントを合わせるならデジタルズーム ×2の撮影がおすすめです。

最短撮影距離は実測でAQUOS R7が10cm、AQUOS R6が16cmとなっています。

R6はピントが合ってない

同じところが撮影してもAQUOS R6は近すぎるとピントが合いませんがAQUOS R7はしっかりピントが合います。

R6でもデジタルズームを駆使することでAQUOS R7と同じ画角での撮影はできますが、単純に×1で撮影ができるAQUOS R7の方が画質がキレイなのは言うまでもありません。

寄って撮影できるだけでなく高精細にデジタルズーム ×2して玉ぼけも表現できます。

ピントが合ってるとこはしっかり解像しているので立体感のある写真になります。

スマホのポートレートモードでも背景のボケを演出できますが、手前は基本的にぼけないですよね。

レンズで物理的にぼかすと奥だけでなく手前もぼけるなので自然に立体感のある写真に仕上げることができるのです。

AQUOS R7 カメラの画質・解像感

AQUOS R7のカメラは4,720万画素の高画素センサーですが4画素を一つの束にまとめるビニング処理をして通常モードでは1,180万画素の出力となります。

AQUOS R7 × 1

AQUOS R7はソフトウェアの処理が強くなってるのかR6よりも明るくコントラストの強い写真に仕上がる傾向があります。

解像感は出力される解像度の高いR6の方が上となっていて、AQUOS R7はクッキリとした補正の強い画質に仕上がります。

草の細かいところの表現はAQUOS R7よりもR6の方が上手いですね。超広角側の×0.7も同じ傾向があって色合いがかなり異なります。

解像感もAQUOS R7よりR6の方が上となっていてより自然な表現が可能となっています。

どちらもデジタルズーム6倍(クロップ処理)によるズーム撮影が可能となっています。

AQUOS R7は高画素センサーを活かしきれていないのか解像感はR6より劣っています。2〜4倍くらいのズーム撮影だと画質の差は分からないレベルですが6倍ズームになるとR6の方が解像感が高いのは間違いないでしょう。

ハイレゾモードで解像感の高い写真も

AQUOS R7は4,720万画素の高画素モードでの撮影が可能でセンサーの性能をフルで発揮できるように配慮されています。

ただし、HDRなどソフトウェア処理が適用されないので通常モードで撮影するよりも暗くて白トビしやすいです。

ハイレゾモードを使うことでR6よりも解像感の高い写真に仕上げることができます。

ただ、HDRやソフトウェア処理が入らないのは少し厳しいような気もしますね。さらに、ハイレゾモードでもズーム撮影も対応していますが、通常モードと比較しても大きな差はなさそう。

むしろ、ソフトウェア処理がないので通常モードの方がキレイな写真になってるようにも見えます。

なお、AQUOS R7のハイレゾモードはHDRなどソフトウェア処理が入らないのでRAWで撮影して後からRAW現像して補正するのがおすすめです。

通常モードよりもハイレゾモードの方が解像感の高い写真になっています。

最初からRAW現像することを前提にハイレゾモードを使うならかなり高精細な写真を撮影できますし、使い方次第ではAQUOS R7は高画素カメラとしても使うことができそう。

夜間撮影でもピントが迷わなくなった

夜の街をAQUOS R7の通常モードで撮影しています。

AQUOS R7は明るく撮影する傾向があってHDRもしっかり使って白トビを抑えて撮影が可能です。

解像感は画素数の多いR6の方が上となっています。

デジタルズーム6倍でも同じ傾向で普通に撮影するならAQUOS R7よりもR6の方が解像感の高い写真に仕上げることができます。

デジタルズーム2倍くらいなら解像感が下がったことが分からないので夜間撮影でも問題なく撮影できます。

AQUOS R7のIMX989は像面位相差AFを搭載したセンサーなので夜間撮影でピントが迷うこともほぼありません。

R6はアップデートで改善されたとはいえ、このようにピンボケ写真を撮影することもあるのでAQUOS R7のAF精度速度の改善は大きな進化といっていいでしょう。

HDRが効きすぎる問題

AQUOS R7はHDR処理がR6よりも強くなって白トビをとことん抑える仕様に変わりました。しかも、設定からOFFにできない仕様になっているのでR6の自然な写真に慣れていると違和感があります。

どっちがいいかは好みの問題はありますがR6は提灯の光源もしっかり再現できてるのに対して、AQUOS R7は全体的にのっぺりとした立体感のない写真になります。

AQUOS R7、HDR処理を入れすぎでしょう(笑)

電球はHDRがガッツリ効いていた方がいい感じですがHDRの調整ができないのは厳しい。「マニュアル写真モード」でもHDRはオンになってしまいます。R6はHDRのオフ、さらに強弱の調整も可能です。

なんとしてもAQUOS R7で提灯をいい感じに撮影したい。

実は対処法があります。

ハイレゾモードまたはRAW撮影をオンにして撮影することでHDRを強制オフにして撮影ができます。

提灯は光源もしっかり表現するからこそ味が出ます。(ですよね?)

RAW撮影になるとRAW + JPEGになってファイル数が増えるのでハイレゾモードで撮影するのがいいかもしれません。

少し暗めの写真に仕上げたい場合はマニュアルモードでシャッター速度を上げてISO感度を下げることで締まった写真になります。

ナイトモードが明るくなった

AQUOS R7は全体的に明るくする処理に変わったこともありナイトモードもかなり明るい写真に仕上がります。

AQUOS R7 ナイトモード:ON
ナイトモード:ON

スマホカメラが好きな方は最高なナイトモードと言ってもいいかもしれませんが、個人的には少し明るくなりすぎてる感じがします。

AQUOS R7 ナイトモード:ON
ナイトモード:ON

AQUOS R6はナイトモードでも控えな明るさでした。

ナイトモードで明るくなりすぎるのが苦手な場合は通常モードでもHDRがしっかり効いて明るく撮影できます。

AQUOS R7:ナイトモードOFF

個人的には本当に暗いところでナイトモードを使って普通の夜の街くらいなら通常撮影でいいような気がします。

食レポは色鮮やかになりすぎる

AQUOS R7、食レポはAI補正が効きすぎて個性的です。

コントラストが高くて色も強調しすぎで少し違和感があります。R6はとても自然な色合いだっただけにどうしてこうなったのか疑問ではあります。

ただ、AI補正をオフにすることで色鮮やかさとコントラストの高さは軽減されて自然なネギに戻すことが可能です。

個人的にはAQUOS R7で食レポをするならAI補正はオフの状態で撮影するのがおすすめです。また、ズミクロンレンズ特有の周囲に流れるぼけ味は食レポに必要ないので少し離れてデジタルズーム2倍で撮影するのがいいです。

少し離れてクロップ処理することで全体的にピントの合った写真に仕上げられるので食レポのカメラとしてしっかり使うことができるでしょう。

モノクロ写真を撮影できる

AQUOS R7は「マニュアル写真」で「彩度:-5」に設定することでモノクロにしての撮影もできます。

ここでは「彩度:-5、コントラスト+2」で撮影しています。

引き締まった黒がいい感じではないでしょうか。

ちなみに、AQUOS R6も「マニュアル写真」で設定することでモノクロ写真の撮影ができます。黒の見え方が少し異なるのでAQUOS R7で同じ黒を表現するには設定の調整は必要になるかもしれません。

8K30P・4K60Pの動画撮影に対応

AQUOS R7は4K60Pの動画撮影ができて、電子手ぶれ補正をしっかり使って手ぶれを抑えながら撮影ができます。シングルカメラなので超広角側から望遠側までシームレスに画角を変更も可能です。

AQUOS R7 動画撮影について動画でも詳しくレビューしています。(→ シンスペース:YouTube

AQUOS R7 レビュー:評価まとめ

AQUOS R7
AQUOS R7

AQUOS R7のメリット

AQUOS R7のメリット
  • 本体デザインがカッコいい
  • フラットパネルで操作性が向上した
  • 240Hzリフレッシュレートで滑らかな操作感
  • 被写体に寄れるズミクロンレンズ
  • ズミクロンレンズのボケ味が最高すぎる
  • AFの精度速度が向上し撮影にストレスなし
  • 内蔵スピーカーの大幅に音質が向上
  • おサイフケータイ対応で電子決済できる
  • IP68防滴防塵で濡れても使える

AQUOS R7は本体デザインが大きく刷新して見た目がとてもカッコ良くなりました。スタイリッシュというよりも質感が高くなった感じです。

4,720万画素の新型1.0型イメージセンサーによれるようになったズミクロンレンズによるスマホとは思えないぼけ味を演出できるようになって撮影の幅が広くなりました。

解像感はそれほどではないですが他メーカーのスマホでは味わうことができない写真撮影が楽しいですよ。

AQUOS R7のデメリット

AQUOS R7のデメリット
  • 望遠画角の画質はイマイチ
  • 本体サイズが大きめでゴツい
  • 電池持ちは少し悪くなった?
  • 端末価格 19万円は少し高い

ただし、望遠カメラを搭載していないので望遠画角の画質はイマイチです。高画素センサーになったとはいえ、その恩恵を受けることはできません。

解像感だけならAQUOS R6に負けてしまうくらいですし高精細な写真を撮影したいなら別のスマホを選んだ方がいいかもしれません。

AQUOS R7はデザインはカッコいいですがベゼルが太めでゴツく大きいので取り扱いは少ししにくいです。ケースを装着するとかなり大きくなるので片手操作したい方には適さないスマホとなっています。

AQUOS R7はどんな人におすすめ?

AQUOS R7
AQUOS R7

AQUOS R7は6.6インチのディスプレイを搭載しているので大きい画面のハイエンドスマホが欲しい方におすすめです。内蔵スピーカーの音質もかなり向上してるので音楽や動画視聴にも適しています。

AQUOS R7はどんな人におすすめ?
  • 大画面のハイエンドスマホが欲しい
  • LEICAカメラを体感してみたい
  • ぼけ味のある写真を撮影したい

そして、なんといってもカメラです。AQUOS R7はLEICA SUMMICRONレンズを体感したい方におすすめのカメラです。

体感するだけなら価格が安くなったR6でもいいですが、R7は寄って撮影できるのでより大きなぼけを演出可能なのでR6よりもより凝った写真撮影ができます。

あーだこーだ考えながら撮影するのがとても楽しく、少し高めのコンデジの代わりとして十分使えるカメラ性能は持っていますよ。

AQUOS R7・R6の比較はこちら