Appleのスマートウォッチ・Apple Watch 最新モデルはApple Watch 8でSeries 7〜3は販売が終了、低価格モデルのApple Watch SE、Apple整備済製品でApple Watch 7があります。

さらにアクティブなApple Watch Ultraが追加されて幅広いラインナップになって、どれにするか迷いますよね。ほんと、どれが良いのか迷います。

ということで、この記事ではApple Watch Ultra、Apple Watch SEとApple Watch 8・7・6のサイズ・スペック・価格の違いを比較しました。

2023年現在、どれがいいかApple Watchにしようか悩んでいる方は参考にどうぞ!

Apple Watch 8が最新モデル

2021年のApple Watch 7はデザインが4世代ぶりに新しくなりましたが、2022年に同じデザインでApple Watch 8が発売となって2023年現在の最新モデルとなっています。

Apple Watch 8
Apple Watch 8

ケースサイズが41mmと45mmから選べて僅かですがApple Watch 6・SEよりも筐体が大きく、それ以上に画面の表示領域が拡大して見やすい画面に進化しています。

Apple Watch 5以降は常時表示ディスプレイに対応し時計を常に表示できて耐久性も向上しアクティブに使うことができるようになっています。

Apple Watch Ultraとは

Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultra

Apple Watch Ultraはあらゆるアクティビティにも耐えることができる究極のスポーツウォッチで、筐体に強靭で軽量なチタニウム素材を採用しています。

ケースサイズは49mmとApple Watch史上で最も大きくて明るいディスプレイを搭載し、高精度2周波GPS、最大36時間使えるバッテリーを内蔵した安心感の強いモデルです。

何よりもゴツくてカッコいい!

Apple Watch SEとは

Apple Watch SE
Apple Watch SE

SEはスペシャルエディションという意味がありiPhoneシリーズにも4.7インチのiPhone SE(第3世代)が販売されています。

Apple Watch SEはApple Watch 6と同じ筐体を採用し常時表示ディスプレイをコストカットし幅広いユーザーが使えるモデルで、SiPがApple Watch 8と同じS8チップなのが凄いところです。

Apple Watch(Ultra/SE2/8/7/6)比較

スペックの違いを比較

最新のApple Watch Ultra、Apple Watch 8、Apple Watch SE2と旧型のApple Watchのスペックを比較しました。Apple Watch 4Apple Watch 3は省きました。

Apple Watch ラインナップApple Watch ラインナップ
Apple Watchのスペック比較
Apple Watch Ultra 8 7 6 SE2
サイズ 49mm 45mm
41mm
44mm
40mm
解像度 410 × 502 396 × 484
352 × 430
368 × 448
324 × 394
画面 LTPO OLED常時表示、2000nits LTPO OLED常時表示、1000ニト LTPO、1000ニト
SiP S8 S7 S6 S8
ワイヤレス W3
超広帯域 U1
容量 32GB
Wi-Fi b/g/n 2.4GHz・5GHz b/g/n 2.4GHz
Bluetooth 5.3 5.0
耐水性能 WR50(水深50メートルの耐水性能)
防塵性能 IP6X
皮膚温
血中酸素
心拍 第3世代光学式 第2世代光学式
心電図
加速度センサー 256G
衝突事故検出・転倒検出
32G
転倒検出
256G衝突事故検出・転倒検出)
位置情報 L1 + L5 GPS L1 GPS
コンパス 電子コンパスを内蔵
騒音
ボタン Digital Clown、サイド・アクションボタン Digital Clown、サイドボタン
Apple Pay Felicaに対応
ケース アルミ、ステンレス アルミ、ステンレス、チタニウム アルミ、ステンレス、セラミック、チタニウム アルミ、ステンレス
GPSモデル 59,800円 37,800円
GPS + Cellular 124,800円 74,800円 42,800円

Apple Watch 8はS8チップ、高度な光学式のセンサーを搭載しあらゆる角度から体調の異変を感知できるヘルスケアウォッチとして使えます。

よりアクティブに使うならApple Watch Ultraです。登山やスキューバダイビングなど過酷な環境下でもしっかり使える性能を持っています。

Apple Watch SEは一部の機能を省いて価格を抑えたエントリーモデルで選べる素材はアルミニウムのみ。価格が安く、とりあえずApple Watchを体験したい方にもってこいの時計となっています。

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筐体のデザイン・サイズを比較

Apple Watch SEApple Watch 6と同じ筐体を採用していて画面サイズは44mmか40mmのどちらかを選べます。

Apple Watch 44mmと40mmのサイズ差
44mmと40mmのケース

Apple Watch 8は41mm、45mmとなっておりApple Watch 6〜4・SEともにApple Watch 3よりも画面サイズが大きいので視認性は抜群に良いです。

Apple Watch 49mm・41mm・40mm 画面比較
49mm・45mm・41mm
Apple Watchのスペック比較
Apple Watch Ultra 8 7 6 SE
サイズ 49mm 45mm
41mm
44mm
40mm
解像度 410 × 502 396 × 484
352 × 430
368 × 448
324 × 394)
常時表示 S6よりも70%明るい S5よりも250%明るい
画面輝度 最大2000ニト 最大1000ニト

Apple Watch ultra、8、7、6はディスプレイの常時表示に対応し画面の常時表示に対応し腕を上げたり動かすことなく常にディスプレイに時計が表示可能です。

Apple Watchの常時表示
Apple Watchの常時表示

例えば常時表示があればパソコン作業しているときにキー入力をしながら時計や通知確認できますがApple Watch SE、Apple Watch 4以前のモデルは腕を下ろしていると画面が消灯し省電力モードになって時間を確認できません。

ここがApple Watch 8〜5とApple Watch SEの大きな違いなので、作業しながら時間、通知確認をしたいなら常時表示に対応してるモデルはおすすめです。

また、Apple Watch 8、7の画面はApple Watch史上最も割れにくい前面クリスタルを採用しています。

Apple Watch 6よりも全面クリスタルを厚くして強度と耐久性が向上しています。

アルミケースの画面は従来通りIon-Xガラス、ステンレス、チタンモデルは高級時計にも採用した傷が付きにくいサファイアガラスを採用しています。

ケースとカラーの違いを比較

Apple Watch 8のケースはアルミニウム、ステンレスの2種類でApple Watch Edition チタニウムは廃止に。代わりにApple Watch Ultraを選べます。

Apple Watch Ultra・8・SE2
Apple Watch 6とSEのケース比較
Apple Watch Ultra 8 7 6 SE
防水性能 WR100(水深100m) WR50(水深50m)
防塵性能 IP6X
ケース チタニウム アルミ、ステンレス アルミ、ステンレス、チタニウム アルミ

ステンレスケースならApple Watch 8、アルミケースでいいならApple Watch 8、SE、Apple Watch 7まではチタニウムケースがありましたが、Apple Watch 8はUltraとなります。

iPhoneからの通知を受け取る、フィットネスに使うなど基本的な機能しか必要ないならApple Watch SEがあれば十分なのかもしれません。

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SiPのスペックを比較

Apple Watch 8のSiP(システムインパッケージ)はS8チップ + W3ワイヤレスチップ + U1チップ、Apple Watch Ultra、Apple Watch SE(第2世代)もS8チップを搭載しています。

Apple Watch スペックの比較
Apple Watch Ultra 8 7 6 SE
SiP S8 S7 S6 S8
性能 S5より20%高速化 S5より20%高速化
ワイヤレスチップ W3チップ
超広帯域チップ U1
ストレージ 32GB
Wi-Fi b/g/n 2.4GHz・5GHz b/g/n 2.4GHz
Bluetooth 5.3 5.0

Apple Watch 3のSiPとなるS3チップは32bitで動作がかなり遅めで厳しめでしたが、Apple Watch 4以降のモデルのSiPはそこそこ性能が高くてストレスはありません。

Apple Watch 8のS8はApple Watch 6のS6と性能は変わりないものの電力効率の向上は期待できます。

健康機能の違いを比較

Apple Watch SEは健康機能の一部が省かれApple Watch 6で搭載された血中酸素濃度センサーとApple Watch 5で搭載された電気心拍センサーが非搭載となっています。

Apple Watch 健康機能の比較
Apple Watch Ultra / 8 7 6 SE
皮膚温センサー 対応
血中酸素濃度 血中酸素濃度センサー
心拍数機能 第3世代の光学式心拍センサー 第2世代の光学式心拍センサー
心電図機能 電気心拍センサー
加速度センサー 最大256G 最大32G 最大256G

とはいえ、光学式心拍センサーを搭載し心拍数のリアルタイムトラッキングは可能で通常よりも高い心拍数と低い心拍数を検知するとアラートを表示したり、現在の心拍数を測定することができます。

一般的なスマートウォッチの使い方であればApple Watch SEがあれば十分ですが、酸素濃度の計測をしたり心電図計測をしたいのならApple Watch 7、6を選ぶのが良さそうです。

端末価格の違いを比較

Apple Watch 8は41mmが59,800円〜でバンドの種類によって価格が変わり、Apple Watch SEのGPSモデルは37,800円〜と安く買えます。

価格の違いを比較
モデル Apple Watch Ultra Apple Watch 8 Apple Watch SE
サイズ 49mm 45mm 41mm 44mm 40mm
GPS 64,800円 59,800円 42,800円 37,800円
GPS + Cellular 124,800円 79,800円 74,800円 50,800円 45,800円

Apple Watch 8の59,800円は少し高いかな…。一部の機能(心電図、血中酸素濃度、常時表示機能)に必要性がないならApple Watch SEを安く買うのがおすすめです。

ステンレスがいいならApple Watch 8を選ぶことになりますが、アルミニウムケースで十分、血中酸素濃度センサーは必要ないならApple Watch SEで十分です。

なお、Apple Watch 7Apple Watch 6Apple Watch 5の販売は終了してますが、Apple公式のApple Watch整備済製品やAmazonで安く買えます。

Apple Watch 6ほどの性能は必要ないけど、安いApple Watchが欲しいという方は旧型モデルはおすすめです。

Apple Watchの比較・選び方:まとめ

Apple Watch Ultraがおすすめな人は

Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultra
Apple Watch Ultra おすすめな人は
  • ダイビング、サーフィンをする
  • 登山、キャンプをする
  • スキー、スノボーをする
  • ゴツめの見た目が気に入った
  • 旅行や出張が多い

Apple Watch Ultraはダイビング、サーフィン、登山、キャンプ、スキー、スノボーをする人におすすめですが、インドアな方もファッションとしてApple Watch Ultraを取り入れるのもいいでしょう。

また、充電環境が厳しい旅行や出張が多い方もApple Watch Ultraで充電回数を減らせて充電を気にすることが減ります。

とにかくゴツかっこいいApple Watchが欲しいならおすすめです。

Apple Watch SEがおすすめな人は

Apple Watch SEはApple Watch 6の筐体を採用しつつ、一部機能を省くことで安く手に入れられる端末となっています。

Apple Watch SE
Apple Watch SE

Apple Watch SEはとりあえずApple Watchが欲しい、使ってみたい、初めての方におすすめです。

Apple Watch SE おすすめな人は
  • 時間、通知の確認をしたい
  • 常時表示ディスプレイは必要ない
  • 歩数やワークアウトの計測をしたい
  • 睡眠トラッキングを計測したい
  • 心電図、血中酸素の計測必要ない
  • とにかく購入費用を抑えたい

Apple Watch SE(第2世代)はS8チップを搭載しストレスのない操作感を実現しています。Apple Watch(第1世代)より動作速度が20%高速化しストレスフリーです。

心電図や血中酸素濃度の計測ができないので心拍数や歩数など一般的な生体情報の取得のみとなりますが、多くの方は必要ない項目なのでSEで問題はないです。

SEはアルミニウムケースしかないので、ステンレスケースなど高級ケースを使いたい方は選択の余地はないですが、豊富なバンドによりスタイルは楽しむことができます。

端末価格が37,800円とリーズナブルなので多くの方におすすめできるApple Watchです。

Apple Watch 8 がおすすめな人は

Apple Watch 8
Apple Watch 8

Apple Watch 8は2022年の最新モデルで常時表示ディスプレイ、心電図、血中酸素濃度、体温計測にも対応したモデルとなっています。

Apple Watch 8 おすすめな人は
  • 画面の視認性の良いモデルが欲しい
  • 常時表示で時間、通知の確認をしたい
  • ソフトウェアキーボードで文字入力したい
  • 歩数やワークアウトの計測をしたい
  • 睡眠トラッキングを計測したい
  • 心電図、血中酸素、体温の計測がしたい
  • ステンレスケースが欲しい

デザインはSEと同じですがApple Watch 8はディスプレイのベゼル幅を狭くて画面の表示領域が広くて視認性が良いですし、常時表示で仕事しながらも時間確認ができるので便利です。

また、ソフトウェアキーボードで文字入力もできるのでメッセージの返信をApple WatchからしたいならApple Watch 8の方がおすすめです・

また、ステンレスケースモデルが欲しい方もこちらを選ぶことになるでしょう。

Apple Watch 8こちら

Apple Watch 7 がおすすめな人は

Apple Watch
Apple Watch

Apple Watch 7は2021年モデルで新品販売は終了していますが整備済製品から安く買うことも可能で、基本的なスペックはシリーズ8と同じです。

Apple Watch 7 おすすめな人は
  • 整備済製品で費用を抑えたい
  • 出来ることはシリーズ8とほぼ同じ
  • 型落ちモデルで問題ない人
  • 体温計測をする必要はない

Bluetooth 5.3に対応していなかったり、体温計測ができなかったりしますが、これらの機能が必要ないなら型落ちのシリーズ7を選んで問題はないです。

S7チップも中身はS7と同じですし画面もシリーズ6やSEよりも大きくて視認性は良いので、今買うならApple Watch 7はかなりおすすめ。SEを買うよりも良いと思います。

Apple Watch 7はこちら

ちなみに、Apple Watch 8はチタニウムモデルが廃止となったので、チタニウムケースが欲しいならApple Watch 7の中古を狙うことになります。

なお、ナイキオリジナルの文字盤を設定できるApple Watch NikeはSeries 8はありません。ただ、ナイキバンドがあって文字盤をダウンロード可能になっています。

Apple Watch 6 がおすすめな人は

Apple Watch 6
Apple Watch 6

Apple Watch 6も販売が終了しているモデルですが整備済製品で安くてSEよりも高性能なモデルとなっています。

Apple Watch 6 おすすめな人は
  • 整備済製品で費用を抑えたい
  • 常時表示で時間、通知の確認をしたい
  • 歩数やワークアウトの計測をしたい
  • 睡眠トラッキングを計測したい
  • 心電図、血中酸素の計測がしたい

常時表示ディスプレイ、心電図と血中酸素濃度の計測も対応しているので性能はSEよりも上となっています。S6チップは少し前のSiPですが中身はS8とほぼ同じで動作速度も同等です。

ベゼル幅がシリーズ8、7よりも太めでSEと同じですが、中身は高性能なので見た目よりも性能を重視したいならおすすめのモデルとなっています。

Apple Watch 6はこちら

Apple Watch セルラーモデルについては

→ Apple Watchの周辺機器・アクセサリーはこちら

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