Appleのスマートウォッチ・Apple Watchは通常モデルのアルミ、ステンレスケースに加えてApple Watch Editionのチタニウムケースがありますが、Apple Watch 7のアルミケースを買っておきながらApple Watch Editionのチタニウムケースモデルを購入してしまいました。
もう、どうしようもない。 Apple Watch チタニウムの落ち着いた輝きにやられてしまいましたね…。
ということで、この記事ではApple Watchのチタニウムモデルのデザイン・スペック・使いやすさをレビューしてチタンの魅力を存分にお伝えしています。
※Apple Watch 7、6、5のチタニウムモデルの画像が混在していますが、区別できたらあなたはApple信者です。
- チタニウムの美しい輝きとともに
- サファイアガラスで画面に傷が付きにくい
- 専用のスポーツバンドが付いてくる
- 重量がステンレスよりも少し軽い
- 端末価格が10万円と高い
- 後継機種がない
なお、Apple Watch 8にチタニウムケースが廃止されて新たにチタニウムケースを採用したApple Watch Ultraが登場しました。(→ Apple Watch Ultra レビュー)
この記事の目次
Apple Watch Edition チタニウム 特徴
Apple Watch Editionは通常のApple Watchをベースにチタニウムケース、セラミックケースを採用したちょっと高級な林檎時計となっていてSeries 7、Series 6、Series 5で選択できる端末です。
とはいっても、過去に販売されてた18Kの100万円を超える超高級時計ではなく10万円前後で購入できる手が届くちょっとだけ高級な時計といった位置付けのApple Watchとなっています。
Apple Watch | series 7 | series 6 | ||
---|---|---|---|---|
サイズ | 41mm | 45mm | 40mm | 44mm |
アルミ(GPS) | 58,800円〜 | 62,800円〜 | 47,080円〜 | 50,380円〜 |
アルミ(Cellular) | 73,800円〜 | 773,800円〜 | 59,180円〜 | 62,480円〜 |
ステンレス | 99,800円〜 | 106,800円〜 | 85,580円〜 | 91,080円〜 |
チタニウム | 112,800円〜 | 119,800円〜 | 91,080円〜 | 96,580円〜 |
HERMES | 174,800円〜 | 181,800円〜 | 147,180円〜 | 152,680円〜 |
HERMESモデルと比べると6万円ほど安いです。ステンレスモデルと比べると13,000円ほど高いですが、専用のスポーツバンドが同梱し価格差はほぼありません。
実は3年前のApple Watch 5のチタニウムモデルを初めて買った時は金沢からサンダーバードに乗ってApple Store 京都までわざわざピックアップしに行って手に入れました。
当時はもう待てなかったんですよ…。
Appleの紙袋が切らしてたらしくこのまま持って帰ってきたのですが、きまたチタニウムのApple Watch Editionを手に入れるためだけに来ましたが大正解でした。
もう大満足です。最高にチタンのApple Watchを気に入ってしまった。
カッコイイ…!!チタニウムはステンレスケースよりも光沢が抑えられた金属なので落ち着きがあって大好き。
価格はチタニウムケースはステンレスケースよりもちょっとだけ高いですが、Apple Watch HERMESやセラミックケースに比べると価格は抑えられているので少しだけ頑張れば手に入れることができます。
Apple Watch Edition(チタニウム)はApple Watchをベースとしたスマートウォッチとなっていて、基本的なデザインはアルミ・ステンレスケースのモデルと全く同じとなっていますが、ケースの素材がチタンになっただけで雰囲気がかなり変わりますね。
Apple Watch 7は45mmと41mmのサイズから選ぶことができApple Watch 6やApple Watch SEよりも画面サイズが大きくなっています。
- 41mm or 45mmの画面サイズから選べる
- ディスプレイにサファイアガラスを採用
- 常時表示点灯機能で時計らしく使える
- S7デュアルコア + W3ワイヤレスチップが省電力で高性能
- コンパスを搭載して方位を確認できる
- Apple Payでキャッシュレス決済ができる
- 歩数・心拍数・血中酸素濃度の計測ができる
- 心電図の計測もできて心臓の不調も察知可能
- WR50(水深50m)に耐えられる防水性能
- IPX8の防塵性能で傷にも強くタフに使える
- GPS + セルラーモデルでモバイル通信も
Apple Watch 7 Editionは心臓部となるSiP(システム・イン・チップ)はS6からS7に刷新しましたが操作速度は変わりなくS5よりも20%動作が改善し電力効率が向上しています。
Apple Watch 6からの性能向上はほぼありませんが、Apple Watch 5、Apple Watch 4、Apple Watch 3など旧型を使ってるなら乗り換えはおすすめ。
動作速度の向上だけでなく画面サイズが大きく視認性、常時表示の画面の明るさも向上し使いやすくなっています。
Apple Watch Edition チタニウムモデルはApple公式サイトから買うことができます。
Apple Watch Edition チタニウム レビュー
Apple Watch チタニウムモデルのレビューを詳しくしていきたいと思います。
パッケージ・付属品
Apple Watch Editionのチタニウムモデルのパッケージデザインは基本的にアルミケース、ステンレスモデルと同じですが、ロゴマークにチタンをイメージするような色に変更されています。
Apple Watch Editionは本体が入ってる箱とバンドの箱がそれぞれ同梱されています。梱包の仕方も通常モデルと同じですんえ。Apple Watch HERMESはかなり異なりますがチタニウムはあくまでAppleのスタンダードなモデルということなのでしょう。
チタニウムモデルの箱は通常モデルよりも少しだけ分厚くなっており説明書とかが入ってる箱が大きい。
今回はレザーリンクのダークチェリーを選びましたがApple Watch Editionのチタンモデルはメインのバンド以外にスポーツバンド(色:ライトグレイ)が1本付属しています。
アルミケースは指定のバンドしか同梱していませんが、Apple Watch Editionのチタニウムモデルは最初から2本のバンドが手に入ることができます。
レザーリンクバンドは冬場はいいですが夏場になると蒸れてるのでこのようなスポーツバンドが同梱してるのはすごく助かります。Apple Watch 6もブルーレザーリンクにしましたが夏場はグレイのスポーツバンドを装着しておりました。
Apple Watch Editionはそのほかに充電ケーブル(Apple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブル)が同梱しています。Series 7よりUSB-Cに対応した新型となり充電速度がさらに速くなっています。
ただし、Series 7のApple Watch Editionのワイヤレス充電パッドはアルミケースモデルと同じ外装がマットなアルミタイプとなっています。
こんな感じでApple Watchを充電できます。
ちなみに、Series 6、Series 5のApple Watch Editionの充電ケーブルはステンレス素材のワイヤレス充電パッドとなっており特別感がありました。
ステンレスの充電ケーブルの方が高級感があったような気もしますね。
ステンレスのApple Watch磁気高速充電 – USB-Cケーブルは単体販売もされてましたがアルミのみとなってしまったようなのでアルミ、ステンレス、チタンのモデル全てで充電アダプタは統一されたということでしょう。
なお、Apple WatchとiPhoneを同時充電できるワイヤレス充電器やモバイルバッテリーがあります。これらを組み合わせることでさらに快適なApple Watch生活を送ることができるでしょう。
Apple Watch チタンの外観デザイン
さあ、Apple Watch Edition(チタニウム)の外観デザインをレビューしていきますよ!チタンの輝きが美しすぎで写真を無駄に撮ってて楽しかった!データ見返して見たら200枚以上あった。(完全に自己満足…)
Apple Watch Editionのチタニウムケースはシルバーとスペースグレイの2色から選ぶことができます。
ここではシルバーのチタニウムケースを紹介しています。
series 5のチタニウムモデルは本体に包まれているの高級そうな布でしたが、series 6は質感の良い紙素材に変更となっておりseries 7も紙となっており若干のコストダウンを感じられますが普段使うわけではないので気にしないでOKでしょう。
チタンの美しい輝き
チタニウムケースを採用したApple Watch Edition…。美しい。
ステンレスケースも高級感があっていいのですが、チタンは輝きが抑えられていて落ち着いた雰囲気を醸し出しているのがすごく良いですね。しっとりとしたチタニウムの質感が好きなんですよね。
ステンレスは指紋がベタベタ付いてしまいますが、チタニウムはサラサラとした質感なので指紋や変な汚れが付いて汚くなることがないので最高ですよ。
テクスチャーマットガラスはマットで落ち着いた雰囲気のあるガラスなのでiPhone 12 Pro、iPhone 12 Pro Maxとの相性は抜群ですね。
こちらはiPhone 13 Proとの組み合わせです。
とってもカッコいいですよね。アルミケースもいいですがチタニウムケースを一度使うと手放すことができなくなるのが困ったところ。Apple Watchの右側にあるDigital Crownやサイドボタンも(おそらく)チタニウム製です。ああ、美しい。
Apple Watch Edition(チタニウム)は「GPS + セルラーモデル」となるのでDigital Crownには赤ラインが入っています。チタンに赤いラインはお似合いです。
バンドはレザーリンク(ダークチェリー)となっています。
裏蓋はApple Watchと同じくサファイアガラスを採用しており第3世代の光学式心拍センサーなどの各種センサーを搭載しています。
これらのセンサーを使うことで心拍数、血中酸素濃度といった身体データを検測できるんですね。Apple Watch Editionの刻印ではなく「Apple Watch series 7 Titanium」または「Apple Watch series 6 Titanium」「Apple Watch series 5 Titanium」となっています。
付属のスポーツバンド
Apple Watch Edition チタニウムには通常のバンド以外にも専用となるスポーツバンド(ライトグレイ)が付属しています。
ライトグレーのバンドはチタニウムモデル専用のバンドとなっておりチタンとの色に適したものとなっておりなかなかカッコイイですよね。
レザーリンクなどの革を使ったバンドは冬場はいいですが、夏場になると汗で蒸れたり、匂いが出てきたりと少し厳しくなってくる場面があるので、このように汗を掻いてもそのまま水洗いできてしまうスポーツバンドがもう1本付いてくるのは助かります。
カーキスポーツループ
スポーツループはナイロン製の通気性の良いバンドですが、2019年以降のスポーツループはツートンカラーになっており、遊びココロがあってなかなか良いのではないでしょうか。
Apple Watch Edition(チタニウム)にカーキスポーツループを装着してみました。
高級モデルのチタニウムにスポーツループの組み合わせってどうなんだろう…って思ってましたけどイイ感じですね。スポーツバンドは手首が痒くなることもあるので運動をするときに付け替えて使うのもいいかもですね。
サドルブラウンモダンバックル(レザー)
Apple Watch Editionはやっぱり本格レザーバンドでしょう。ってことで、レザーバンドのサドルブラウンモダンバックルを合わせて購入してみました。
ああ…これはカッコイイ。やっぱり、チタニウムとレザーとの組み合わせは最高かもしれません。ただね…サイズを間違えました。
サドルブラウンモダンバックルのSサイズは本当に小さかった…!
もう、パッツパッツ!血止まりそう!
これ、交換できないんですかね…15,800円って結構なお値段してるんですけど(涙)サドルブラウンモダンバックルは3つのサイズから選ぶことができます。
- Sサイズ:135 – 150mm
- Mサイズ:145 – 165mm
- Lサイズ:160 – 180mm
Apple Watchのバンド選びは少し難しいような気がしますが、Apple公式サイトからオンラインで選ぶこともできます。手首の周囲幅に合わせてどのサイズがいいかしっかり記載されてるので確認すれば間違えることはないかと思います。
チタンとアルミの質感の違いを比較
Apple Watchのアルミとチタンの質感の違いを比較してみました。
まずは、Apple Watch Edition(チタニウム)とApple Watch series 1(アルミ)の比較です。どちらもシルバーとなっています。
同じシルバーですがチタンは落ち着いた輝きを醸し出していて質感が高くなっています。
チタンとアルミ(スペースグレイ)との比較です。
チタニウムにもスペースブラックという黒色があります。迷ったのですが、アルミのスペースグレイとの違いが分かりにくいと判断し、シルバーのチタニウムケースを選択しました。スペースグレイのチタンケースも落ち着いた輝きでとても気になるんですけどね。
サファイアガラスで画面に傷が付きにくい
Apple Watchの画面はアルミケースはIon-Xガラス(強化ガラス)を採用していますが、上位モデルとなるステンレス・チタニウム・セラミックケースはサファイアガラスとなっています。
サファイアガラスは高級腕時計にも採用されているガラスで引っ掻き傷に強い素材です。アルミケースで採用されているIon-Xガラス(強化ガラス)は使っていくうちに細かい傷が付着してしまうところ、サファイアガラスは1年ほどの使用でも全く傷が入らない最強の保護ガラスともなっています。
左からApple Watch Edition(サファイアガラス)、Apple Watch 4(強化ガラス)、Apple Watch 3(強化ガラス)です。
Apple Watch Editionは購入から10ヶ月ほど経過し他ものです全く傷が入っていません。
Apple Watch アルミケースのIon-Xガラスは使っていくうちに傷が入ってしまうんですね。普通に使ってても細かい傷が付着してしまうのでどうしようもないのですが、ステンレスモデルとチタニウムモデルのサファイアガラスは買った時の輝きを維持します。これは素晴らしい。
なお、最新のApple Watch 7はIPX8の防塵に対応しアルミケースのIon-Xガラスが強化されて強度と耐久性が向上しています。傷に対してどれほど強くなったのかは不明ですが、Apple Watch 6やApple Watch SEと比べると傷つきにくいガラスになってそうです。
チタンケースの傷について
Apple Watch Editionのチタニウムケースに採用されているチタン素材は強度の高い金属で落としたくらいでは凹んだりすることはありませんが、擦り傷のような細かい傷は付いてしまうことはあります。
11ヶ月ほどの使用でこれくらいの細かい傷が付いてしまいます。
かなり少ないと思います。iPhoneと違ってステンレスケースもそうですがApple Watchの場合は基本的に腕にずっと装着しているものなので何かに触れる機会が少ないので傷は付きにくいというのもありそうです。
また、チタニウムは傷が付いても光の当たり方によって傷が見えなくなるので普段使っていて傷が目立つ…なんてことはまずないかなと感じます。なので、チタニウムモデルはケースを付けなくても全く問題はないでしょう。
そもそもカッコイイスタイルのチタンケースなので何も付けずに装着するのがおすすめ。
ただし、アウトドアに行く場合はケースを付けていったほうがいいかも。Apple Watch 7はWR50(水深5メートル)だけでなくIPX8の防塵性能も持っていますがチタンの傷を防ぐことはできないはず。大事に扱うならアウトドアに行く場合はケースはあった方が安心です。
Apple Watch チタンはアルミに次ぐ軽さ
チタンはステンレスよりも軽い金属となっています。
40mm | 41mm | 44mm | 45mm | |
アルミ | 30.8g | 32.0g | 36.5g | 38.8g |
ステンレス | 40.6g | 42.3g | 47.8g | 51.5g |
チタニウム | 35.1g | 37.0g | 41.7g | 45.1g |
さすがにアルミケースの軽さにはかないませんが、アルミに次ぐ軽いウォッチとなっています。たった5gとはいえ軽いは正義。アルミケースからの乗り換えで重いと感じることはなかったのでApple Watch チタンで腕への負担を軽くしてフットワーク軽く生活しましょう!
Apple Watchの便利な機能
画面の常時表示に対応(series 7・6・5)
従来のApple Watchは使っていない時は文字盤が非表示となって、時計を顔に向けるか画面をタップで文字盤を表示しますが、Apple Watch 7、6、5は常時表示機能に対応しておりチタニウムケースのApple Watch Editionも画面の常時表示機能に対応しています。
文字盤の常時表示機能はとっても便利ですね。画面をタップしなくても作業をしながらでも目線を手首に向けるだけで時間を確認できます。
時計なので当たり前のことですが、Apple Watch SEやApple Watch 4以前のモデルは画面をタップするか手首を手前に向けるしか時間確認できませんした。しかし、Apple Watch 5以降であれば常時表示機能で作業中に手首を動かすことなくいつでもどこででも時間を確認できます。
常時表示機能により「バッテリー持ちが悪くなってしまうのでは?」と思ってしまいますが、Apple Watchは常時表示しても限りなく電池消耗を抑えることができるように様々な工夫をしています。
常時表示モードはApple Watchを操作しない状態から10〜15秒ほど放置することでONとなり画面の明るさが暗くなり、白色ベースの文字盤なら色を反転させて黒色ベースの文字盤に切り替わり秒針も消えます。
さらに、画面のリフレッシュレートが60Hz → 1Hz(1秒間に1回の切り替え)にすることで画面を常時表示していても電池の減りを極限まで抑えることに成功しています。
Apple Watch 6は常時表示の明るさがS5の2.5倍向上しているので炎天下の中でも文字盤が見やすくなっております。
常時表示の明るさが明るくなっているのにバッテリー時間は短くなってないのでいかにS6チップの電力効率が向上したということでしょう。そして、Apple Watch 7の常時表示の明るさはさらに70%明るくなっています。
屋外での明るさはあまり違いを感じず屋内での明るさが向上した印象があります。時間を確認するときに斜めから画面を見ることがありますが、S6よりもS7の方が画面が明るく視認性が良くなっているのは良くわかります。
バッテリー持ちについて
Apple Watch 7、6、Apple Watch 5、Apple Watch 4の電池持ちを比較してみました。
Apple Watch 7 | Apple Watch 6 | Apple Watch 5 | Apple Watch 4 | |
常時表示 | ON | ON | ON | – |
0分 | 100% | 100% | 100% | 100% |
4時間 | 95% | 92% | 91% | 85% |
5時間 | 85% | 83% | 82% | 80% |
6時間 | 75% | 77% | 78% | 77% |
7時間 | 65% | 76% | 74% | 72% |
12時間 | 61% | 54% | 50% | 55% |
15時間 | 45% | 40% | 35% | 42% |
17時間 | 30% | 25% | 10% | 35% |
Apple Watch 5は常時表示機能に対応したことで電池持ちがイマイチなところがありましたがApple Watch 6は省電力なS6チップを採用したことで電池持ちが改善。Apple Watch 7は最新のS7チップにバッテリー容量が増えたことで少しだけ電池持ちが向上してるようです。
なお、Apple Watchは使い方によってバッテリー駆動時間がかなり変わってきます。
移動が多くなると電波を探したりする影響もありここで記載しているほどの電池持ちとなり24時間ほどでバッテリーが切れてしまうことも。ただ、自宅や職場にずっといると電池持ちがよくなって40時間ほど電池が持つこともあります。
ミュージックアプリの操作・曲名を知る
Apple WatchはiPhoneのApple Music、Youtube Musicなどと連携しているため曲の一時停止・再生・スキップ・音量調整を腕に付いているApple Watchから操作することができます。
AirPodsをはじめワイヤレスイヤホンで音楽を楽しむことが増えていますが、iPhoneをポケットから出さなくても手元にあるApple Watchで選曲をしたり音量調整できるのはとにかく便利ですよね。
また、WatchOS 6よりSiriに音楽を聴かせることで「Shazam」が起動し近くに流れている気になる曲を特定できるようになりました。Apple Musicにある曲ならそのまま音楽を楽しめるようになっています。
コンパスで方向が分かるように(series 5以降)
Apple Watchは電子コンパスを内蔵しているため方向がApple Watchだけで確認することができるようになりました。
今まで、電子コンパスがなかったことに驚きですが、確かに地図アプリで場所は分かっても方向が分からなかったんですよね。コンパスを内蔵したことで地図アプリでも方向が表示できるようになり今自分がどっちの方向に向かって歩いているのか一目で確認できるようになりました。
地図アプリはとても便利ですが知らない土地に行くと方向が分からなくなってしまうことが多々ありましたがこれが解消されることになります。
ただし、ミラネーゼループ、モダンバックル、レザーループなど磁石を使っているバンドを使用した場合は電子コンパスが正常に作動しないことがAppleが公式で発表しているので注意が必要です。
日々の健康管理・運動の記録に
Apple Watchはワークアウトアプリを使うことで運動記録を付けることができますが、ワークアウトをしなくても自動的に歩数、消費カロリー(ムーブ)、エクササイズ(動いた時間)、スタンド(立った回数)などを自動的に記録してくれます。
心拍数も合わせて記録してくれるので日々の健康管理にApple Watchを使うことができます。毎日確認するデータではないですが、たまにデータを見返すことで「健康に気をつけよ。」って思うことも増える…はず!
キャッシュレス決済ができる
Apple Watch EditionはApple Payに対応。iD、QUICPayなどの電子マネー決済、Suicaを使っての支払いが可能となっています。iPhoneのWalletに登録したクレジットカードをApple Watchアプリの「WalletとApple Pay」から「追加」すれば準備OKです。
サイドボタンをダブルクリックで追加したクレジットカードを使ってかざすだけで決済ができるようになりますよ。
iPhoneにクレジットカードを登録して電子マネー決済をするのもめちゃくちゃ便利ですが、Apple WatchのApple Payを活用すればさらにスムーズに支払い決済できます。なお、2021年10月21日よりWAON、nanacoがApple Payに対応しApple Watchでも決済できるようになりました。
これからのキャッシュレス時代において頼もしいパートナーになること間違いですね。
声でメッセージを返信できる
個人的にApple Watchの機能で重宝してるのがメッセージアプリから音声入力で文字入力をしてメッセージを送信できる機能です。
iPhoneのメッセージアプリでも普通に使える機能ですがApple Watchの音声入力によるメッセージ送信は本当に便利でメッセージが受信して「OK」「わかったよ」とかの返信くらいであれば声でサッと返信ができます。
ついつい、iPhoneからメッセージ送信をしてしまいがちですが、手が離せないときはぜひ活用してほしい機能の一つとなっています。
キーボードが使えるようになった
Apple Watch 7 Editionはキーボードに対応しました。
日本語には未対応なので「OK」とか「Hi」とかしか実用的には使えないかもしれません。ただ、iPhoneのソフトウェアキーボードを使ってApple Watchに入力はできます。
これをするならiPhoneのメッセージアプリから返信した方がいいのではないかと思ってしまいますが、Apple Watchが日本語入力に対応するまでの繋ぎだと思えばいいかもしれませんね。
ウェブサイトの閲覧(Siri経由)
Apple Watchはブラウザには対応してないですがSiri経由のウェブサイトの検索もできます。
WatchOS 6以降のOSであればApple Watch 3,4,5で使える機能となっていますがseries 3だと動作速度がかなり遅いので実用的ではないですが、Apple Watch 7、6であれば十分快適な動作速度でブラウザ閲覧が可能となっています。
ちゃんとAppleの公式サイトが表示されるんだからスゴイですよね。
ちょっと気になったサイトがあったらSiriちゃんに話しかけてサイトを表示させて確認…まあ、iPhoneでいいんじゃね?って思ってしまいますね(笑)ただ、Apple Watch Editionでセルラー契約をしてる場合はiPhoneが手元に置かずに使うこともあるのかも。
ちなみに、最近の凝ったサイトはちゃんと動作させることができずiPhone 13のページもまともに見ることができません。あくまで緊急用のブラウザ表示と見るのが良さそうです。
水深50メートルを耐える耐水性能
Apple Watchはseries 3より水深50メートルも耐えることができる耐水性能を持っていますが、Apple Watch Edition(チタニウム)もそのスペックを引き継いでおりApple Watch 7はWR50の防水規格に対応しています。
個人的に子どもを連れてプールに行くことがあります。iPhoneはさすがに持っていけないですが、Apple Watchがあるおかげで時間を常に確認ができます。通知も受けることができるのでApple Watchの耐水性能は非常に重宝しています。
また、スポーツジムでワークアウトで記録を取ったりしますが、汗かいてそのままシャワーを浴びることができます。汗で汚れたApple Watchもそのまま洗ってキレイを保つことができるので清潔を保つことができますね。
Apple Watch(チタン)レビュー:まとめ
Apple Watch Edition(チタニウム)の端末価格は41mmケースは94,800円〜、45mmケースが100,800円〜となっています。ステンレスケースよりも1万円ほど高い価格設定ですが専用のスポーツバンドが付いてくるので価格はほぼ同じといってもいいでしょう。
Apple Watch(チタン)のメリット
Apple Watch Edition(チタニウム)は外装ケースがアルミではなくチタンを採用した高級モデルとなっています。基本スペックはApple Watch 7(アルミ)のGPS + セルラーモデル同じで出来ることは全く同じです。
- チタニウムの美しい輝きとともに
- サファイアガラスで画面に傷が付きにくい
- 専用のスポーツバンドが付いてくる
- 重量がステンレスよりも少し軽い
41mm、45mmのいずれかのケースサイズを選べるのも同じですが45mmの方がケースサイズが大きいのでチタニウムの輝きをより一層楽しむことができます。
また、画面がサファイアガラスを採用しているので細かい傷が付かないのもチタニウムモデルのいいところでもあります。就寝用のApple Watch 6(アルミ)の画面は1年経たずして細かい傷が多数付いています。
個人的には専用のスポーツバンド(ライトグレー)が同梱してるのはとても嬉しいです。レザーバンドは夏場はかなり厳しいのでサッと水洗いできるスポーツバンド、しかも限定色でチタニウムにあった色のものが入ってるのは最高です。
Apple Watch(チタン)のデメリット
Apple Watch Edition(チタニウム)のデメリットは価格の高さくらいでしょうかね?
- 端末価格が10万円と高い
- 後継機種が存在しない
とはいえ、ステンレスモデルより少し高いくらいでエルメスモデルよりも4万円くらい安いのでめちゃくちゃ手が出しにくいわけではないかな…とは思います。
時計に10万円だったら…高くない…いや。高い。。
また、後継機種のApple Watch 8にはチタニウムモデルがないのもデメリットです。チタニウムケースが欲しいとなるとApple Watch Ultraを選ぶ必要があります。
チタニウムかステンレスか
ケースは「チタン」か「ステンレス」。どっちがいいかは完全に好みの問題でしょう。チタンもいいけどステンレスも格好良いですよね。
光沢のある高級感あるケースが好きならステンレスを選べばいいですし、Apple Watch HERMESもステンレスケースを採用しています。
ただ、個人的には光沢のあるステンレスよりも艶やかな輝きのチタニウムケースの方が好み。
指紋も付かないので潔癖症の僕のためにあるケースとしか言いようがない。(違う)
最近のApple製品は指紋が付きにくいデバイスが多くて最高ですね。iPhone 13 Proの背面パネルも指紋が付きにくいテクスチャーマットガラスを採用しケース装着しないで使うこともでいます。
Apple Watch EditionはApple公式サイトから購入できるのでお好みのバンドと組み合わせて選びましょう!
Apple Watchを買ったら揃えたい周辺機器・アクセサリーはこちらをどうぞ!
https://www.sin-space.com/entry/tunemax-for-applewatch→ Apple Watch Ultraはこちら
→ Apple Watchの比較はこちら
→ Apple Watch 7はこちら
通信方式についてですが、Apple Watchのステンレス、チタニウム、セラミックを選ぶとセルラーモデルしか選択肢がないですがアルミケースならGPSモデルを選べます。
GPSモデルか、セルラーモデルか。どっちを選んだらいいか迷ったらこちらを参考にどうぞ。
Apple Watchをあまり追いかけてなかったけど、チタンが予想以上に綺麗ですね!!来年まで待とうと思ったものの…いきそうだ…!