Apple Watch 便利な機能と改善ポイント

2015年にリリースされたApple Watchは初代モデルを購入したもの、動作が遅い、スポーツバンドのデザインがあまり好きじゃないなどの理由でほとんど装着することなく過ごしていました。

なので、2016年モデルのApple Watch Series 2の購入は見送りました。しかし、2017年9月に発売したApple Watch Series 3はスポーツループバンドモデルのデザインに惚れ込んで購入してしまいました。

その結果、今ではApple Watchを着けていないと落ち着かないほど愛用するほどになっています。

ということで、Apple Watchを使っていくうちに見えてきた良かった点や改善してほしい点などを書いていきます。これからApple Watchの購入を検討している方は参考にしていただければと思います。

\iPhone 15の予約はこちら/
オンラインショップでかんたん購入【PR】

Apple Watchを日々使ってみて感じたこと

Apple Watchのデザインについて

Apple Watchのデザインはカッコイイのかダサいのか。

まあ、デザインについては人それぞれでしょう。僕は最初はダサいと思っていました。今でも時計としてみたらダサいと思います。こんなボテっとした時計はダサいでしょ。時計好きな人ならApple Watchはあり得ないと思っている人も多いのではないでしょうか。

でも時計ではなく便利なガジェットとしてみるならこのデザインはこれでアリなのかなと思うようになりました。

Apple Watch Series 2からはアルミケースでもスペースグレイを選べるようになり、今では価格の安い格好いいバンドがあるので、上手く組み合わせることで「これ、カッコイイんじゃね?」と思うようになってきました。

Apple Watch Series 3

2017年9月に購入したのはApple Watch 3の38mmスペースグレイのアルミケース・GPS+セルラーモデルにスポーツループバンド(ダークオリーブ)を組み合わせたものです。

バンドの素材はナイロン製なのですが、通常のスポーツバンドと違って通気性がとても良いので汗で痒くなってしまうということもありません。

僕が初代Apple Watchを着けるのをやめた理由の一つに、一日中装着していると手首が痒くなってしまったのですが、スポーツループバンドは一日中着けていても大丈夫でした。

Apple Watch SPORTとApple Watch Series 3
左:Apple Watch SPORT、右:Apple Watch 3

マジックテープで装着するタイプなので無段階で締め具合を調整できるのも良いです。時間帯によってなぜか手首が苦しくなる時がある(むくみ?)ので助かるんですよ。

2018年9月に発売したApple Watch 4はデザインが刷新されてApple Watch 3よりも丸みの帯びたスタイルになっています。

Apple Watch 4とApple Watch 3
左:Apple Watch 4、右:Apple Watch 3

基本的なデザインは同じですけどね。でも、個人的にはApple Watch 4の方がスタイリッシュでカッコよくなったのかなと思っています。

Apple Watch 6Apple Watch SEはこちら

通知機能が便利

iPhoneにメールやメッセージなどが受信するとApple Watchにも通知が表示されてそのまま内容を読むことができます。LINEも未読のメッセージを確認することができます。

Apple Watch セルラーモデルなら近くにiPhoneがなくてもApple Watch単体でメッセージの確認と返信をすることができるので、iPhoneを持たずにウォーキングやランニングに行っても大丈夫なのがとても良いです。

Apple Watchの通知機能はただ通知が来るだけでなくて、ちょっとしたメッセージの返信をワンタッチで音声で返信することができるのもとても便利なんですよね。例えば、妻から「仕事帰りに買い物に行ってくるよー」というメッセージが入った時も…

Apple Watch メッセージアプリ

マイクのアイコンをタップして声で文字入力をして返信をすることができます。

Apple Watch メッセージの返信

iPhoneでも声で文字入力をして簡単にメッセージを返信することができますが、何か作業をしている時でも腕についているApple Watchから簡単に返信することができるのは本当に便利です。特に味噌汁作っている時に両手が塞がっている時に返信できるのがとても便利ですね。(ええ、味噌汁担当なんです。)

なお、Apple Watchのセルラーモデルは2017年モデルのApple Watch 3より追加されたモデルで現行モデルのApple Watch 4もセルラーモデルとGPSモデルから選ぶことができるようになっています。

正確な歩数や心拍数の記録ができる

iPhoneでも歩数をカウントすることができますが、ポケットに入れていない時などiPhoneを身につけていない時の歩数はカウントすることができません。

しかし、Apple Watchなら常に手首に装着しているので正確な歩数をカウントすることができるのです。

またApple Watchの裏蓋に心拍センサーが搭載されているので、心拍数を自動的に測定することができるので体調を数値化しずっと記録することができます。

20171026121124j:plain

自分の平常時や最大値の心拍数を知っておくことで運動強度を自分である程度調整する目安にすることができます。

Apple Watchを装着している限り心拍数を計測することができるのはなかなか良いですよね。将来的には研究機関と共に不整脈の検知も可能になるかもしれないので、体調管理での利用の幅も広がることになりそうです。

(Apple Watch 4は心電図が計測できる機能を搭載していますが日本では非対応です。今後のアップデートで心電図計測機能を使うことができることに期待です。)

ウォーキング・ランニングの情報を記録可能

Apple Watchにはワークアウトと呼ばれる機能が搭載されており、ウォーキングやランニングをする時に使うことで走った距離、時間、経路などを正確に記録することができます。

Apple Watch ワークアウト

平均ペース、消費カロリー、心拍数なども表示してくれます。

20171026120907j:plain

なんとなく運動をするよりも数値化することで今日は体調が良いから昨日よりも長く走ろうかなとやる気にも繋がるので意外と大事だと思います。

電池は2日は持つ

使い方によりますが、僕の場合はApple Watchを毎日充電をしなくても2日はバッテリーが持ちます。

初代Apple Watchは1日使うと充電しないと、次の日のどこかで電源が落ちてしまうことがありましたが、Apple Watch 3やApple Wacth 4は丸2日は持つので初代モデルよりも電池の持ちは良くなったのかなと思います。

改善してほしい点①:Siriの耳が悪い

Apple WatchにもSiriさんがいるので「Hey!Siri」と話かけることで、あれこれ要望に応えてくれます。ただ、Apple WatchのSiriさんは耳が少し悪いんですよね。

例えば、Macのキーボードを打ちながら「Hey!Siri」と叫んでもなかなか反応してくれません。仕方ないのでApple Watchを付けている手首を口元に持ってきて起動するのですが、何度も復唱しないと反応しなかったり「あー、これなら普通に手で操作した方が速かった」と感じることがあります。

Apple WatchはiPhoneを使わず通話する機能も搭載されていますが、マイク性能が低いので相手に聞こえているか少々不安になってしまうので、電話に関してはiPhoneを使って手が離せない時はiPhoneでハンズフリー機能を使うようにしています。

なので、2018年秋にリリースされるであろうApple Watch Series 4ではマイク性能を向上させてほしいところ。

追記:2018年9月に発売したApple Watch 4ではマイク性能が向上しS4チップにより高速にSiriを声で起動することができるようになったのでHey!Siriでの操作性がかなり向上しています。

ちなみに、AirPodsを使えば完全ハンズフリーで通話することができるので、通話に関してはApple WatchではなくてAirPodsを活用した方がいいのかもしれません。

改善してほしい点②:温泉でも使えるようにしてほしい

週に何回かスーパー銭湯に行って温泉に浸かるのですが、この時にもApple Watchを付けて入れたらいいのになーと思うことがありますが、熱いお湯の中やサウナに入れると確実に壊れると思うので持ち込んでいません。

Apple Watch Series 2/3/4は耐水防塵性能を備えており、Apple Watchを付けたままプールや海に入ることができます。

しかし、以下の用途に使用すると故障の原因になるとしています。

  • Apple Watch を落とすなど、衝撃を与える。
  • Apple Watch を石けんまたは石けん水にさらす (たとえばシャワーや入浴)。
  • 香水、溶剤、洗剤、酸や酸性の食品、虫除け、ローション、日焼け止め、油分、毛髪染料を Apple Watch に付ける。
  • Apple Watch を水圧が強い水にさらす (ウォータースキーなど)。
  • Apple Watch を着けたままサウナやスチームルームに入る。

温泉については特に記載はありませんが温泉成分がApple Wacthの本体隙間に入って故障の原因になることもあるとか。

少し前にApple Watchを付けたまま温泉に入っている人を見かけたので、すぐにダメになるということはなさそうですが、温度の高いお湯の中に入れるのも内部のパッキンがゆるゆるになって、内部浸水してしまう可能性もあるのかもしれません。

なので、温泉に入っても大丈夫な仕様になってくれるととても嬉しいのですが、開発しているAppleはアメリカですし温泉文化はないので難しいのかな…?

Apple Watchは意外と便利か

Apple Watchは無くても生活に困ることはありませんが、あったらとても便利なデバイスです。特に通知機能が便利なのでメールが入ってくるたびにiPhoneを取り出すことなく内容を確認したり通話することができます。

なので、Apple Watchがあると生活の質が格段に向上することは間違いないでしょう。

2021年4月に配信されたiOS 14.5 + watchOS 7.4でマスクをしていてもApple Watchを装着していればFace IDで顔認証ができるようになったので、iPhoneを使っているならApple Watchも合わせて購入して損はしないのかなと感じます。

Apple Watchの必要性

Apple Watch 比較はこちら

Apple Watch セルラーモデル