
2020年のAppleは数多くの端末が発売された年でもありましたが、2021年。Appleはどんな魅力的な製品を発売してくるのかとても気になるところです。
ということで、2021年に発売されるであろうApple製品は何があるのか?いつ発売されるのか?どんなスペックになるのか?などを中心に、現在噂となっている端末をまとめたので、今後のApple製品の購入を計画している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
2021年3月〜4月の新製品
iPad Pro 11インチ、12.9インチ

現行のiPad Pro 11インチ、12.9インチは2020年3月に登場していますがA12X Bionic → A12X Bionic、リアカメラがシングル → デュアル + LiDARスキャナのマイナーアップデートにとどまっていました。
そんな中で、2021年3月に最新のA14 BionicのGPU強化版となるA14X Bionicに8GBのメインメモリを搭載して登場する可能性があります。
- 画面サイズは11インチと12.9インチ
- ミニLEDディスプレイを搭載し省電力に
- GPU強化版のA14X Bionic、8GBメインメモリ
- デュアルカメラ + LiDARスキャナ
- セルラーモデルは5G通信に対応
- 2021年3月に発売か?
リアカメラなどの仕様はほぼ同じままになるようですが、iPad Pro 12.9インチに関してはミニLEDを搭載したモデルになると噂されています。
ミニLEDディスプレイは液晶と有機ELのいいところ取りのパネルと言われていて、バックライトを分割駆動させることで黒い部分を、有機ELと同じように自発光するので省電力性も高いというメリットがあります。
M1チップを搭載したMacBook Air、MacBook Pro 13インチの登場によってiPad Proの電池持ちの悪さが露呈してしまう形になってしまったので、省電力チップのA14X BinicとミニLEDディスプレイの搭載によって電池持ちの向上に期待したいところです。
iPad Pro 11インチとiPad Pro 12.9インチの発売は2021年3月になると噂されてます。
iPad mini(第6世代)

現行のiPad mini(第5世代)は2019年3月に登場したモデルですが、そろそろ新型のiPad mini(第6世代)の登場も近いのではないかとみられています。
iPad mini(第6世代)は画面サイズが7.9インチから8.5インチに大型化するようですが、ベゼルレスディスプレイではなくベゼルを狭くして従来のモデルと同じようにホームボタンを搭載するという情報もあります。
- 画面サイズは8.5インチに
- ミニLEDディスプレイを搭載し省電力に
- ホームボタンを搭載している?
- A14 Bionic、3GBメインメモリ
- セルラーモデルは5G通信に対応
- 2021年3月に発売か?
iPad miniは廉価版ではなく高性能な小型モデルという位置付けでフルラミネーションディスプレイにもiPad mini 4より対応していました。
そう考えると、デザインを刷新したiPad Air 4と同じようにホームボタンを廃止してトップボタンに指紋認証のTouch IDを内蔵してもいいような気がするのですが、どうでしょうね。
もし、ホームボタンありの従来型のデザインでiPad mini 6が登場したらちょっと、いやかなり残念ですね。果たして、どのようなデザインになるのか期待です。
iMac 21.5インチ(M1)

iMac 21.5インチは第8世代のIntel Coreプロセッサに21.5インチのフルHDまたは4K解像度のディスプレイを搭載したモデルとなっていて、基本スペックは2019年から変わっていません。
そんな中で、2021年3月にiMac 21.5インチの最新モデルが登場するという噂があります。
- M1チップを搭載
- 24インチにサイズアップする?
- 筐体サイズが刷新される?
- 2021年3月に発売か?
Macに関する情報は明確なリーク情報がないのであくまで予想の範疇を抜け出せないのですが、画面サイズが21インチから24インチに大きくなってベゼルレススタイルになるともみられています。
Appleはここ1〜2年で全てのMacにAppleシリコンを搭載したモデルにすると明言しているため新型のiMac 21インチにM1チップを採用するのは間違いないでしょう。
GPU強化版となるM1Xチップ(?)の搭載は個人的にはないかと思っていますい。従来のiMac 21インチもIntelプロセッサの内蔵GPUを使っていましたし、M1チップの性能があれば十分に動かすことが可能となります。
個人的にはiMac 21インチはデザインの刷新はしないでチップだけがIntelプロセッサ → M1になるのではないかと思っています。
もし、デザインを刷新するなら27インチも合わせてしたほうがインパクトがありますよね。ただ、それだけの理由なのですが、2021年10月に27インチと合わせて刷新されるならデザイン変更はありそう。
AirPods(第3世代)

現行のAirPodsは2019年10月に登場した第2世代となっていますが、AirPods(第3世代)はAirPods Pro liteとも呼ばれている完全ワイヤレスイヤホンで2021年3月に発売が噂されています。
- デザインはAirPods Proと同じ
- イヤーチップを交換するカナル型
- ノイズキャンセリングは非対応
- Apple H1チップを搭載
- ブラックカラーがあるかも?
- 2021年3月に発売か?
AirPods(第3世代)は従来のAirPods(第2世代)の開放型のイヤホンではなく、AirPods Proの密閉型イヤホンとなるらしいので、AirPods Proのノイズキャンセリング非搭載モデルと見ていいでしょう。
ドライバー部分に違いがあるのかどうかは不明ですが、同じApple H1チップを内蔵しているのでそこそこ音質の良いイヤホンである可能性が高そうです。
ノイズキャンセリング機能はなくてもよいという方でも価格が安くなって選択肢が広がるのはいいですよね。
2021年9月の新製品
iPhone 13シリーズ

iPhoneは毎年9月〜10月に新モデルが発売となりますが、2021年も9月にiPhone 13シリーズが発売となるはずです。
- iPhone 13 mini/13/13 Pro/13 Pro Maxの4モデル
- 指紋認証のTouch IDに対応する(画面内 or サイドボタン)
- A15 Bionicプロセッサを搭載する
- iPhone 13 Proはリフレッシュレート120Hzに
- 全モデルにLiDARスキャナを搭載する?
- 2021年9月〜10月に発売
iPhone 13はiPhoneの最大のデメリットとなっていた指紋認証のTouch IDに対応する可能性が高いです。というか、対応しないといけないところまで来ています。
今はマスクがないと外に出歩くことができない世界になってしまいました。顔認証しか対応していないiPhone 12・12 Proだと外ではとても使いにくいですよね。iPhone 13はTouch IDに対応してマスクをしていてもちゃんと使える端末として生まれ変わる必要があります。
画面内指紋認証になるのか、サイドボタンに指紋センサーを埋め込む形になるのか。どちらも試作はしているらしいですが、使いやすさを考慮するとiPad Air 4と同じようにサイドボタン式のTouch IDがいいように思います。
Apple Watch series 7

Apple Watchシリーズも毎年9月に新モデルが登場していますが2021年も9月にApple Watch 7が発売されることになりそうです。
- デザインが刷新されるかも?
- S7チップを搭載する
- ミニLEDディスプレイを搭載する?
- セルラーモデルは5G通信に対応
- 2021年9月発売
現行のApple Watch 6はApple Watch 4から続くデザインを採用しているのでseries 7でデザイン刷新が期待できそうです。
ディスプレイが有機ELからミニLEDに置き換わるという情報もありますがOLEDからミニLEDになると本体の厚みが増す恐れがあるため可能性は低そうです。
また、Apple Watch 6に搭載されていたS6チップはA13 BionicをベースとしたSiP(システムインパッケージ)だったので、Apple Watch 7に採用されるS7チップはA14 Bionicベースになって省電力性能がさらに向上することに期待です。
iPad(第9世代)

- 10.5インチのディスプレイを搭載
- フルラミネーションディスプレイに対応
- iPad Air 3と同じ筐体を採用か
- A13 Bionicを搭載し性能が向上
- ストレージ容量が32GB → 64GBに増える
- ホームボタン(Touch ID)搭載
- Lightningポートを搭載
- 価格が34,800円よりも安くなるかも
- 2021年9月に発売か?
現行のiPad(第8世代)は2020年9月に発売されました。ディスプレイは廉価なパネルを採用しながらもチップがA10 Fusion → A12 Bionicに置き換わり動作がiPad Air(第3世代)と全く同じになりました。
今までの無印のiPadは廉価なパネルに筐体の厚みが7.5mmと分厚く重いものとなっていましたが、iPad(第9世代)はiPad Air(第3世代)の筐体をベースにする可能性があるようです。
2021年10月にiPad Air(第4世代)が登場し新しい筐体へと移行したためiPad Air(第3世代)の筐体を使って廉価版のiPad(第9世代)として蘇る可能性はたしかに高そうな気がします。
フルラミネーションディスプレイに対応するそうですが、ほんとに無印のiPadで光の反射が少なく液晶と保護パネルの隙間が少ないディスプレイになったら、コスパ最強になってしまいそうですね。これは期待しかありません。
2021年10月の新製品
MacBook Pro 13インチ(M1X・4port)

2020年11月にAppleが独自開発したM1チップを搭載したMacBook Pro 13インチが発売となりましたが、USB-Cポートが2つしかないモデルのみがM1チップに対応し4ポートある上位モデルはIntelプロセッサのままとなっています。
2021年後半に4ポート搭載モデルがGPUを強化したM1チップ・M1Xを搭載して登場することになりそうです。(M1Xなのか、M2チップなのかは不明。)
- デザインが刷新される
- 画面サイズは14インチと16インチ
- CPU:高性能16コア + 高効率4コア
- GPUのコア数は16コアまたは32コアに
- 顔認証のFace IDを搭載する
- ミニLEDディスプレイを搭載する
- USB-Cポートは4つ搭載する
- 2021年10月に発売か?
上位モデルとなるMacBook Pro 13インチはデザインが刷新されて新しい時代のモデルに移行するようです。画面サイズが13.3インチから14インチに大きくなると以前から噂されていますがデザイン刷新に合わせてサイズアップする可能性はありそうですね。
AppleシリコンはCPUとGPUのコア数を2〜3倍ほど増やすことでM1チップのモデルよりも性能が大きく向上することが期待できます。
M1チップ搭載モデルでも性能が高いものとなっていましたがRosetta 2を経由したアプリの動作は少し遅いと感じる場面もありますが、上位モデルのMacBook Pro 13インチなら軽々と動作できるようになるかもしれません。
MacBook Pro 16インチ(M1X)

現行のMacBook Pro 16インチは2019年11月に第9世代のIntel Coreプロセッサを搭載して登場しました。
Radeon Proのグラフィックチップを内蔵していることもあり、トータルの処理性能は今もMacBook Proの中でもっとも高いスペックを持ったモデルとなってます。
そんな中で、MacBook Pro 16インチもM1チップを強化したAppleシリコンを搭載して最強のモバイルノートマシンに刷新されることになります。
- デザインが刷新される
- CPUは高性能16コア + 高効率4コア
- GPUのコア数は16コアまたは32コアに
- 顔認証のFace IDを搭載する
- ミニLEDディスプレイを搭載する
- USB-Cポートは4つ搭載する
- 2021年10月に発売か?
情報がほとんどありませんが、基本的にMacBook Pro 13インチ(M1X)と同じスペックになってもいいような気がします。
AppleシリコンはIntelプロセッサと違って性能差があまりないのが特徴です。
現行のM1チップ搭載のMacBook Air、MacBook Pro 13インチ、Mac miniはどれも同じM1チップを搭載しています。AirのみGPUが7コアとスペックが抑えられたモデルもありますが、どのモデルを選んでも基本的に性能差はほぼありません。
これと同じように、MacBook Pro 13インチ(上位)とMacBook Pro 16インチ、さらに以下で紹介するiMac 27インチも同じM1XまたはM2チップを搭載して性能が統一化される可能性もありそう。
iMac 27インチ(M1X)

現行のiMac 27インチ(2020)は2020年8月に登場しました。
第10世代のIntel Coreプロセッサに、AMD Radeon Pro 5300などの高性能なグラフィックチップを搭載し5K解像度に対応した最高画質のモニターで作業ができるデスクトップ型のiMacです。
この、iMac 27インチもAppleシリコンを搭載したモデルに刷新されることになります。
- デザインが刷新される
- CPUは高性能16〜32コア + 高効率4コア
- GPUのコア数は16/32/64/128コアに
- 顔認証のFace IDを搭載する
- USB-Cポートは4つ搭載する
- 2021年10月に発売か?
iMac 27インチは現行モデルでもハイエンドなCPUとグラフィックチップを搭載しています。AppleシリコンになってCPUのコア数、GPUのコア数を増やすこと高い性能を持つことになりそうです。
現行のM1チップの高性能なCPUコアは4つしかありませんが、iMac 27インチに採用されるのはCPUのコア数が16〜32つになって4〜8倍も性能が向上することになりそうです。
もし、こうなったらとんでもないマシンが登場することになりますね..。現行のM1チップでもCPUの処理性能だけで比較すればIntelプロセッサのCore i7よりもM1チップの方が上となっています。
それの4倍も性能が向上したとしたら驚くほどの処理性能を持ったiMacが爆誕することになります。
AirPods Pro(第2世代)

AirPods Proは2019年10月に登場したノイズキャンセリングを搭載した完全ワイヤレスイヤホンですが、AirPods Pro(第2世代)の噂があります。
- サイズが二つ存在する?
- W2チップを搭載する
- デザインが刷新される
- カラーはホワイトのみ
AirPods Pro(第2世代)はサイズが二つ存在するのではないかと噂されていて、H1チップではなくW2チップが搭載されるとみられています。
AirPods(第1世代)はW1チップを搭載していて、AirPods(第2世代)でH1チップになったので、W2チップ = H1チップという捉え方もできるためSiPは同じという可能性もあります。
AirPods Pro MaxもH1チップを二つ搭載しているので、まだまだ現役で使えSiPになっていると思いますし、AirPods Pro(第2世代)があるとしたら、どのような進化があるのか…気になるところですね。
2021年に噂されるその他の新製品
そのほかにも時期は不明だけど2021年に発売される可能性のあるものを紹介します。
iPhone SE PlusまたはiPhone SE(第3世代)

2021年後半にiPhone SE PlusまたはiPhone SE(第3世代)が登場するという噂があります。
- 6.1インチのディスプレイ
- サイドボタンにTouch IDを搭載
- A13 Bionicプロセッサを搭載
- 2021年後半に発売?
iPhone SE Plusは画面サイズの大きい廉価版モデルとなっていてiPhone 11やiPhone XRと同じ6.1インチのディスプレイに電源ボタンに指紋認証のTouch IDを搭載したモデルになるとみられています。
どのようなスペックになるのか情報が少ないのですが、iPhone 11をベースに顔認証ではなく指紋認証に特化した価格の安い端末になる感じでしょうかね。これなら、需要は十分にありそうな気がします。
49,800円くらいで発売されたらそこそこ売れそうな気がします。
AirTag
AirTagは随分と前から登場するといわれている忘れもの防止のタグです。
タグをモノに取り付けることで、超広帯域無線通信(UWAU)に対応していて「Find My」アプリを使うことで場所を把握することができるというタグとなっています。
ホントにでるのかな?出たとしても何に使うのかがイマイチよくわからないデバイスの一つですね。
Apple TV
現行のApple TVは4Kに対応したApple TV 4KとフルHDのApple TVの二つのモデルがありますが、アップデートされるのは4Kモデルの方でA12X Bionicにチップが刷新されるようです。
4K動画を見るくらいであれば従来のA10X Fusionで満足いくパフォーマンスを得ることができますが、ゲームをするとなると厳しい場面も出てくるのかもしれません。
A12X Bionicを搭載することでゲームを快適に動作させることができるようになりそうです。
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