
ワイヤレス充電器は充電ケーブルなしでiPhoneを充電できるので重宝していますが、どうせならワイヤレスで充電をしながらYouTubeの動画を見たりしたいですよね。
そこでAnkerのワイヤレス充電器・PowerWave 7.5 Standです。スマホを立て掛けタイプなのでiPhoneを縦置きして充電しながら動画を見たりすることができるのでめちゃくちゃ便利ですよ。
ということで、Ankerのワイヤレス充電器・PowerWave 7.5 Standのデザイン、使い勝手、充電速度などレビューしていきたいと思います。
この記事の目次
ワイヤレス充電器 PowerWave 7.5 Standの特徴

Anker PowerWave 7.5 Standはスマホを縦置きできるワイヤレス充電器でiPhoneなら最大7.5W、Galaxyなら最大10Wの急速充電に対応したモデルとなっています。
- 縦置き対応で立て掛けて使える
- 動画を見ながら充電ができる
- iPhoneなら最大7.5W、Galaxyなら最大10Wで充電できる
- サイズ:7.8 × 6.5 × 11.9 cm
- 重量:140g
ワイヤレス充電に対応しているスマホであればPowerWave 7.5 Standを使って無線充電ができます。
iPhoneは7.5Wの充電に対応、Galaxyは10Wの急速充電に対応していて、その他の端末は5Wの通常充電となります。なお、2020年10月に発売したiPhone 12、iPhone 12 Proもワイヤレス充電に対応しています。
ワイヤレス充電って充電が遅かったりしますが、PowerWave 7.5 Standは急速充電に対応しているので思っていたより速くバッテリーを充電できるので、急いでいる時も使えるのがいいですね。
また、iPhoneを縦置きできるので動画を見ながら充電できるの大きなメリットといえるのではないでしょうか。
外観デザイン・付属品
Anker PowerWave 7.5 Standの本体カラーはブラックとホワイトがありますが、今回はブラックを購入しました。後になってからホワイトの方が良かったかな…とも思いつつ。

付属品は説明書一式と充電ケーブル(1.8m)でコネクタはMicro USBとなっています。

スマホ縦置きができる立て掛けタイプのワイヤレス充電器となっています。

スマホを置くところはクッションがあるわけではないですが、突起物はないので充電するときに端末を傷付けてしまうということはないと思います。
本体サイズは7.8 × 6.5 × 11.9 cmで手で持った感じこれくらいの大きさとなっています。

基本的に持ち運びをするものではありませんが、旅行先に持っていってホテルでワイヤレス充電をするといった使い方もできそうですね。ただし、変な形をしているので荷物をまとめるの一工夫いりそうです。
スマホを立てかけるだけで充電ができる
PowerWave 7.5 Standの使い方はとても簡単です。電源を接続した状態でスマホを置くだけで自動的に充電がスタートします。

充電中は下の方にあるLEDが青色に点灯します。

このタイプのワイヤレス充電のいいところは充電をしながらスマホを使えるというところにあります。

顔認証に対応しているiPhoneなら指でスワイプするだけで画面ロック解除ができるので、縦置きのワイヤレス充電ととても相性が良いです。
指紋認証のTouch IDに対応しているiPhone SE、iPhone 8・iPhone 8 Plusでも普通に使えますが、指をTouch IDに合わせないといけないのが少々使いにくいように感じます。
ちなみに、6.5インチのディスプレイを搭載しているiPhone XS Maxを置くと少し充電器からはみ出してしまいますが、普通に充電できるので問題はありません。

ランドスケープモードに対応しているiPhone 8 Plusなら横置きでも充電しながら使うことができます。

iPhone XS Maxはなぜかホーム画面がランドスケープモードに対応していないので横で使うことは基本的にありませんが、iPhone 8 Plusなら横にしても充電しながら使うことができます。
ワイヤレスキーボードを接続すればiPhone 8 Plusで作業することもできますよ。
冷却ファンがないので静か
PowerWave 7.5 Standは2種類あります。たぶん。
- PowerWave 7.5 Stand 充電器あり:冷却ファン有り
- PowerWave 7.5 Stand 充電器なし:冷却ファン無し
で、この記事で紹介しているPowerWave 7.5 Standは充電器なしの冷却ファン非搭載のモデルです。
冷却ファンを内蔵しているタイプの方が少しだけ充電速度が速くなっているみたいですが、個人的にはファンの音が気になるので無音の充電器が付属していないタイプにしました。
7.5W・10Wのワイヤレス急速充電に対応
PowerWave 7.5 Standは、対応端末によっては7.5W・10Wの急速充電に対応していますが、Quick Charge 2.0/3.0対応の急速充電器・Anker PowerPort+ 1を使う必要があります。

AndroidスマホならQC 3.0対応で最大18W、iPhoneでもAnker独自技術PowerIQに対応して最大12Wの急速充電ができます。

また、プラグを折りたたむことができるので持ち運びにも適した充電アダプタとなっています。
Anker PowerPort+ 1を組み合わせて使うことでiPhoneは7.5W、Galaxyは10Wの充電ができるようになります。

一覧にありませんがGalaxy S10+/S10も急速充電に対応しています。せっかくなら急速充電でバッテリーを給電した方がいいと思うので合わせて買っておいた方がいいのかなと思います。
実際の充電時間について
ワイヤレス充電は以前から別メーカーのものを使っており、5Wの通常充電しかできないタイプで初期の製品なので充電速度はかなり遅いもので「あー…ワイヤレスってやっぱり遅いなぁ。」と感じていました。
しかし、PowerWave 7.5 Standを実際に使ってみると充電速度がかなり速いので「これはワイヤレスの時代だわ」という考えに。少し前の製品と比べるとかなり使いやすくなっていますね。
実際にiPhone XRでワイヤレス充電をしてみました。

30分で(30% → 50%)20%ほどの充電スピードとなっていて2時間で(30% → 97%)と約70%の充電が完了していました。ワイヤレスでここまでの速度で充電できればなかなかのものではないでしょうか。
公式ではiPhone Xを3.4時間で、Galaxy S9を3時間でフル充電できる性能があるとしているので、公表とおりの数値を叩き出しているとみて良さそうです。
AirPodsを充電するには
ワイヤレスイヤホンのAirPods・AirPods Proは充電ケースがワイヤレス充電に対応しています。しかし、PowerWave 7.5 Standはこのままではコイルのあるところには届かないのか充電することができません。

AirPodsを充電したいなら立てかけ型のPowerWave 7.5 Standではなく平置き型のPowerWave 7.5 Padをを選んだ方がいいのかも。
「えー、スマホを縦置きできないのは嫌だ!」というワガママさんはこうしましょう。

PowerWave 7.5 Standを横に倒してAirPodsの充電ケースを中央よりも置くことでワイヤレスで充電ができます…。どうしても、充電しながらiPhoneを使いたいという方はこの方法がベストではないでしょうか。
まあ、ちゃんと充電したいのなら平置きタイプのワイヤレス充電を選んだ方がいいでしょうね。
PowerWave 7.5 Stand レビューのまとめ

PowerWave 7.5 StandはQi規格のワイヤレス充電に対応しているデバイスを充電できるワイヤレス充電器です。
iPhoneなら最大7.5W、Galaxyなら最大10Wの急速充電に対応しているので、3時間ほどもあればフル充電できるので、かなり実用的なワイヤレス充電器となっています。
充電器がセットになったモデルもありますが、こちらは冷却ファンを内蔵していてうるさいので充電器が付いていないモデルがおすすめです。
なぜ、仕様が少し違うのかは謎ですが、充電器を別々で購入しても冷却ファンを内蔵していないこちらのモデルの方が安いですよ。
最大出力が15Wに対応したAnker PowerWave Ⅱ Stand、Anker PowerWave Ⅱ Padがあります。iPhoneの充電速度は変わりないですが、最新のAndroidスマホで急速ワイヤレス充電をしたい方におすすめです。
Apple Watchも使っているならiPhoneとApple Watchをワイヤレスで同時充電できる「Belkin BOOST UPワイヤレス充電器」もおすすめ。ケーブルをテーブルの上から消し去ることができますよ。
iPhoneの比較・おすすめはこちらです。
https://www.sin-space.com/entry/iphone12-vs-iphone11iPhoneにおすすめ充電器はこちらです。
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