
電子書籍端末のKindle(キンドル)は2022年現在の最新モデルはKindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの3機種にラインナップが整理されてどの端末を選ぶべきか分かりやすくなりました。
電子書籍はスマホ、タブレットがあれば読めるので「わざわざKindleを買う必要があるの?」って思うかもですが、Kindle端末の画面は電子ペーパーを搭載し、紙と同じ質感で電子書籍を読めて専用端末ならではの良さがあるんですね。
この記事では、現在販売されている最新のKindleでどの機種を選ぶべきか、スペック、使いやすさの違いを比較しております。Kindle端末を検討している方は参考にしてみてください。
この記事の目次
Kindle・Kindle Paperwhite、Kindle Oasis どれがおすすめ?
最新の電子書籍端末・Kindleは3つのモデルから選べますが、Kindleキッズモデルもあるので利用用途に合わせて好きな端末を買えます。
結論から書くとKindle Paperwhiteがもっともおすすめ。読みやすさと使いやすさ、価格のバランスがちょうどいいKindle端末となっています。
各端末の違いを簡単にまとめるとこんな感じです。
- Kindle:価格の安いエントリーモデル
- Kindle Paperwhite:解像度が高くて見やすい防水のスタンダードモデル
- Kindle Oasis:使いやすさを追求したハイエンドモデル
- Kindleキッズモデル:1,000冊以上の子ども向けの本が1年間読み放題
基本的に価格の安いKindleがあればAmazonの電子書籍は全て読めるのでとりあえず本を読みたいという方はおすすめです。
ただ、無印のKindleは画面の解像度が低いのでより快適に読書をしたいなら上位モデルのKindle Paperwhiteを選ぶのがいいでしょう。さらに、防水仕様なのでお風呂に入りながら本を読むことができます。
Kindle:端末価格が安いエントリーモデル

電子書籍端末にあまりお金をかけたくないという方はエントリーモデルのKindleを選ぶのがおすすめです。8,980円で手に入れることができますしセール時は6,980円で購入できるのでとにかく安く電子書籍端末を手に入れることができます。
- 電子書籍を読むには十分すぎる性能
- 2019年モデルからフロントライトを内蔵した
- 本体サイズが小さくて軽いので持ち運びに最適
- 端末価格が8,980円〜と安い!
Kindleは低価格モデルでありながらフロントライトを内蔵し画面の明るさを調整できるので夜の読書も快適にすることができるし、電子書籍を読むという基本的なことはKindleでも普通にこなすことができます。
本体サイズもコンパクトで軽くて扱いやすいし素直におすすめできる端末といっていいでしょう。
また、Kindleキッズモデル(10,980円)は専用のカバーが付属していて、1,000冊以上の子ども向けの本を1年間追加料金なしで読み放題なので、お子さんに本を読んで欲しいと思ってるならおすすめ。
意外と児童書って大人が読んでも面白いのでいいと思うんですよね。
Kindle Paperwhite:高解像度の大画面防水モデル

少しでもキレイな文字で本を読みたいお風呂に入りながら本を読みたいならKindle Paperwhiteがおすすめです。2021年10月発売のKindle Paperwhite 2021は画面サイズが6.8インチと大きくなったことで漫画も読みやすくなりました。
- 6.8インチの大画面ディスプレイ
- 高解像度で文字がキレイで読みやすい
- ページ送りの速度が速くて快適っに
- フロントライト + 色温度調節機能
- 防水仕様でお風呂で本を読める
- 端末価格が14,980円〜
Kindle Paperwhiteの解像度はKindleよりも高くて文字がキレイで読みやすいのが特徴で長時間の読書も快適に読みやすい端末となっています。2021年モデルよりページ送りの速度が高速になって扱いやすくなっています。
また、防水仕様なのでお風呂に入りながら読める最強の電子書籍端末です。端末価格は14,980円と少しだけ高め。Fireタブレットの方が安くていいのでは?となりますが、お風呂タイムで本を読める最も安く手に入れることができる電子書籍リーダーとなっています。
Kindle Oasis:使いやすさを追求した防水モデル
Kindle Oasisは人間工学に基づいたデザインとなっていたフラグシップモデルとなっています。使いやすさを追求したモデルとなっていて、専用のページビュボタンや周囲の色に合わせて色合いを調整してくれる色調調整ライトを搭載してさらに高みに到達しています。
- 電子書籍の読みやすさを追求したモデル
- 画面解像度が高くて文字がキレイ、読みやすい
- 色調調整ライトを搭載していてさらに目に優しい画面
- ページビューボタンで片手でページ送り・戻しができる
- 防水仕様でお風呂の中でも本を読むことができる
- 端末価格が29,980円〜
防水に対応しているのは基本機能として、画面サイズが他のモデルと違って7インチと大きめなので細かい文字も大きめに表示できて読みやすいのが大きな特徴となっています。
また、ページ送りの専用ボタンを搭載するなど片手で使うことができるように最適化されています。画面の色温度の調整もできるのでとにかく快適に読書をすることに特化した端末なので読書の効率を追求する方におすすめの端末です。
ちょっと高いですが、セールで買えば少しお手頃価格で手に入れたりできるので、少しでも上質な読書体験をしたいなら狙ってみるのもいいでしょう。
もっと詳しくKindleの違いを知りたい方は以下を読み進めるかこちらからジャンプしてください!
Kindleを使うメリット
KindleはAmazonの電子書籍サービス・Kindleを楽しむための専用端末です。電子書籍は専用端末がなくてもiPhoneなどスマートフォン、タブレットでも楽しめますが、専用端末のKindleならではのメリットがあります。
- 機能が限定されるので読書に集中できる
- e-inkディスプレイで本の質感で読書ができる
- 片手サイズの端末に数千冊の本を持ち運べる
- ハイライト、メモなどの機能が使える
- 無料で読めるタイトルがある
- 書籍よりも安く買えることが多い
本を読むことに集中できる
スマホでKindleを読むのもいいですが、なんとなくTwitterが気になってしまう…気付いたら読書じゃなくてYouTubeを見ていた..なんてことありませんか?Kindleなら基本的に本を読む、電子書籍を買う端末で本を読むことに集中できます。
Kindle Paperwhiteの隣にスマホを置いて動画を見たるすることもあるかもですがアプリを切り替える手間などはなく、すぐにKindleで本を読むことができるので集中して読書できるメリットがあります。
また、スマホやタブレットメッセージやメールの通知が入ったるすると集中力が途切れたりします。本を読むときは通知OFFにするのもいいですが緊急の用事があるときに困ります。
そんな中でKindleがあれば不必要な通知に気が散ってしまうことがなくなります。本は集中して読むことでスピード、インプットの質が向上します。「本をたくさん読んで吸収したい!」と考えるならKindleは最適な選択肢といえるでしょう。
紙の質感のディスプレイで目が疲れない
電子書籍端末のKindle(キンドル)のディスプレイは通常の液晶ではなく電子ペーパーと呼ばれるE-inkディスプレイを採用しています。
電子ペーパーは電子の力を使って電子インクを表示させたり消したりしている特殊ディスプレイでインクを使っているので本当の紙のような画面で電子書籍を楽しむことができます。

スマホやタブレットはバックライトで画面を明るくしています。Kindleはバックライトを使わず自然光や部屋の明かりを画面に反射させていて目に優しくてKindleを長時間見ても目の疲労感がほとんどないです。
スマホやタブレットでもKindleアプリをインストールすることで電子書籍を楽しめますが、小説のような長時間読む必要のある作品を読むときは間違いなくKindleの方が快適に本を楽しむことができます。
また、Kindleのディスプレイの保護パネルは光を反射しにくいタイプのものを採用しているので文字が見にくいというがほとんどないです。

スマートフォンやタブレットは光沢のある保護ガラスを採用しているので照明の光源をモロに反射してしまい「眩しい!!」となりますが、Kindleの保護パネルはマットな素材で光が反射して文字が見にくくなることは少ないです。
喫茶店のテラス席でKindleで本を快適に読むことができるのです。
片手サイズに数千冊の本を持ち出せる
Kindleは本体サイズが非常にコンパクトで片手で指で持つことができるくらい軽くなっています。

- 8.4インチ iPad mini 6:293g
- 6.7インチ iPhone 13 Pro Max:238g
- 6.8インチ Kindle Paperwhite:205g
小説などの本を読むと普通は1時間から3時間くらい読みふけってしまいますよね。
KindleはiPadなどのタブレットと違って重量が軽いので長時間Kindle本を読んていても疲労感がタブレットやスマホで見るよりも明らかに軽減されます。やはり、軽いは正義なのです。
片手で持って片手でページ送りをすることができるので電車の中で立ちながらKindle片手に電子書籍を読むこともできますし、いろんなシーンで使うことができるのかなぁと思います。
バッテリーの持ちが良い
Kindle端末はe-inkディスプレイを搭載しているため通常の液晶よりもバッテリー持ちが格段にいいので一回フル充電しておくことで1週間くらいは充電なしで電子書籍を楽しむことができます。
スマホやタブレットだと1日〜2日ほど使えれば万々歳といったところですよね。毎日充電しないとバッテリーが切れて本の続きを読めなくなってしまいますし、電池が少ない時に本を読むことすら諦めてしまいます。
しかし、Kindleなら1週間に一回のペースで充電をすればOKなのでカバンの中にずっと入れっぱなしにしておいても大丈夫。いつでも、本を読みたい時にサッ取り出して読書することができるのは大きなメリットと言っていいでしょう。
電子書籍ならではの機能
Kindle(キンドル)は紙の本ではできない使い方をすることができます。
- ハイライトを付けることができる
- シェアすることができる
- 分からない用語を辞書で調べることができる
ハイライトなら紙の本にもマーカーを使って印をつけることができますが、本が傷んでしまうことを考えると躊躇してしまいますよね。
そんな中で、Kindleなら電子書籍なので気になった箇所をじゃんじゃんハイライトすることができ、あとで「メモ」から見返すことが可能です。
電子書籍だと読み飛ばししにくいとかありますが、気になる言葉などメモしておくことができて簡単に検索もできて使いやすい部分もかなりあります。デジタルを駆使することで効率よく本を読んで理解することができます。
無料で読める書籍もある
Kindleはプライム会員になると「Prime Reading」というサービスを受けることができ、指定の電子書籍を追加料金なしで読み放題となります。読める本は限定されますがサンプルで少しだけ読めるタイトルもあったりと自分の好きな本を見つけるには便利でいいサービスとなっています。
紙の本より安く買えることもある
Kindle書籍は紙の本よりも安く販売されてることがほとんどです。新刊になるとすぐに買うことができないこともありますが、通常価格よりも安いのはありがたいですよね。
Kindleの選び方!どの端末がおすすめ?
基本的に価格の安いKindleがあれば快適に電子書籍を楽しむことができますが、防水に対応していないのでお風呂で読書を楽しみたいならKindle Paperwhiteを選ぶのがおすすめです。
しかも、Kindle Paperwhiteは解像度も高いので細かい文字が読みやすいので長時間の読書も苦なく楽しむことができます。Kindle Oasisはページ送りのボタンがあるなど使いやすいと思いますが、必ずしも必要ということはないでしょう。
- とにかく安くKindleが欲しい → Kindle
- 長時間読書することが多い → Kindle Paperwhite
- お風呂で読書したい → Kindle Paperwhite、Kindle Oasis
- 読み飛ばしを快適に→ Kindle Oasis
紙の本ではなく電子書籍を選ぶメリットは持ち運びや保管場所を考える必要がないことだけでなく、お風呂の中で読書ができるというところだと思います。個人的にKindle Paperwhiteを使ってお風呂の中で本を読むことが多いですよ。
Kindleのスペックを比較
Kindle、Kindle Paperwhite、Kindle Oasisの3機種のスペックを比較してみました。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
画面サイズ | 6インチ | 6.8インチ | 7インチ |
解像度 | 167ppi | 300ppi | |
内蔵ライト | あり-LED4個 | あり-LED17個 色温度調整 |
あり-LED25個、明るさの自動調整機能付き 色温度調整 |
ページ送り | タッチスクリーン | タッチスクリーン ページめくりボタン付き |
|
ストレージ容量 | 4GB | 8GB/32GB | |
通信仕様 | Wi-Fi | Wi-Fi | Wi-Fi・Wi-Fi+無料4G |
防水仕様 | – | IPX8(水深2メートルまで最大60分耐えられる) | |
サイズ | 160 x 113 x 8.7 mm | 174 x 125 x 8.1 mm | 159 x 141 x 3.4 – 8.4mm |
重量 | 174g | 205g | 194g |
価格 | 8,980円 | 14,980円〜 | 29,800円〜 |
3モデルとも価格差があるのでどのKindleを選ぶべきか判断はとてもしやすいです。
一番左の無印・Kindleはとにかく価格が安くて手に入れやすいモデルです。ストレージ容量は8GBしかないですが普通に使うのなら問題ないスペックとなっています。フロントライトも搭載して8,980円なのでコスパはいいですよね。
費用をあまりかけたくない方は無印のKindleがおすすめ。普通に電子書籍を楽しむことができます。
ワンランク上の読書体験をしたいならKindle Paperwhiteがおすすめです。300ppiの高解像度ディスプレイで文字が高精細になり長時間読書も快適です。さらに、Kindle Paperwhite 2021は6.8インチのディスプレイになって漫画も読みやすくなりました。
防水に対応しているのでお風呂に入りながら電子書籍を読むことができるのは大きなメリットとなります。
キャンペーン情報の有無
「キャンペーン情報」とはKindleをスリープ解除した時に広告が表示される代わりに端末価格が安くなっているモデルのこと。
Kindleは「キャンペーン情報あり」しか選ぶことができませんがKindle PaperwhiteとKindle Oasisは「キャンペーン情報なし」にモデルを選ぶことも可能となっています。
Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis | |
キャンペーン情報あり | 8,980円 | 8GB:14,980円 | 8GB:29,800円 32GB:32,980円 |
キャンペーン情報なし | – | 8GB:16,980円 32GB:19,980円 | 8GB:31,980円 32GB:34,980円 |
基本的に広告が表示されるのはスリープ解除時、たまに画面下に広告が出るくらいなので「キャペーン情報あり」でもさほど気になりません。しかも、広告が出ないことがほとんどなので、少しでも安くKindleを手に入れたいなら「キャンペーン情報あり」を選べばOKでしょう。
いかなる場合でも広告を表示させたくない方は少し高くても「キャンペーン情報なし」を選びましょう。金輪際、Kindleで広告を見ることを無くすことができます。
4G回線の有無
Kindle Oasisはモバイル回線に対応したモデルを選ぶことができます。
- Kindle:Wi-Fiモデルのみ
- Kindle Paperwhite:WI-Fiモデル
- Kindle Oasis:WI-Fiモデル、Wi-Fi + 無料4G
Kindle OasisはWi-Fi + 無料4G(新型モデルは無料4Gに)を選ぶことができます。Kindle Paperwhiteも2018年モデルまではセルラーモデルがありましたが、2021年モデルよりWi-Fiモデルのみになっています。
セルラーモデル | Kindle | Kindle Paperwhite | Kindle Oasis |
---|---|---|---|
8GB | – | – | – |
32GB | – | – | 40,980円 |
基本的にセルラーモデルは、広告なし32GBのみでKindle Oasisは6,000円増しとなっています。
Wi-FiモデルのKindleだとWi-Fi環境のないところでKindle本を買うと「すぐに読みたい!」と思ってもダウンロードできないのですぐに読めないですが、4G回線に対応したKindleなら携帯電話の電波があるところならいつでも買った電子書籍のデータをダウンロードしてすぐに読むことができます。
ちなみに、Kindleのモバイル回線はドコモを利用しているので使うことができるエリアはかなり広いです。KindleのWi-Fi + 無料4Gモデルなら家にWi-Fi環境がなかったとしても問題なく使うことができますよ。
どうしてKindle Paperwhiteはセルラーモデルがなくなったのかな…。
KindleとKindle Paperwhiteの違い

KindleとKindle Paperwhiteは見た目は似ていますが、中身は全く異なる電子書籍端末となっているので違いについて詳しく紹介したいと思います。
画面解像度の違い
KindleとKindle Paperwhiteはともに電子ペーパー(e-ink)ディスプレイを採用していますが、KindleよりもKindle Paperwhiteの方が画面解像度が高くなっています。
- Kindle:167ppi
- Kindle Paperwhite:300ppi
Kindle PaperwhiteはKindleの1.8倍の解像度を持ったディスプレイを搭載しています。RetinaディスプレイのiPhone SE2は326ppi、非RetinaのiPhone 3GSは163ppiなので、Kindleの解像度は一昔前のスマホの解像度となっています。
ただし、Kindleの電子ペーパーの文字の視認性がかなり良いので文字が荒くて読みにくいということはありません。
参考までにKindleとKindle Paperwhiteで画質を比較してみました。

Kindle Paperwhiteはドットを識別することができないくらい高精細に表示されていますが、Kindleはドットをある程度識別できるほどの差があります。とにかく、キレイな文字で電子書籍を読みたいならKindle Paperwhiteを選ぶべきでしょう。
フロントライト有無の違い
KindleとKindle Paperwhiteはフロントライトの搭載の有無の違いがありましたが、2019年モデルのKindleはライトが搭載されて画面の違いは解像度のみとなりました。
- Kindle:ライト非搭載(2019年モデルは搭載)
- Kindle Paperwhite:ライト搭載
旧型のKindleはライト非搭載なので真っ暗闇の中で電子書籍を読むことはできません。
しかし、スマホの液晶画面と違いKindleは電子ペーパーなので部屋の照明が少しでも存在すればその光で画面を読むことができるのでライト非搭載でも夜に普通に使うことができます。

Kindle Paperwhiteのライトは画面の後ろから光を照射するバックライト方式ではなく画面の前から光を照射するフロントライト方式です。ブルーライトの光を目に直接受けないので長時間読書をしても疲れにくくなっています。
また、Kindle Paperwhite 2021は色温度調節機能を搭載しているので暖色の表示に調整することができます。
防水性能の違い
Kindleは水に浸けたらアウトですが、Kindle PaperwhiteはIPX8の防水性能を持っています。(2018年以降にリリースしたモデルのみ)
- Kindle:防水非対応
- Kindle Paperwhite:IPX8に対応
Kindle Paperwhiteの防水性能は水深2メートルに60分ほど耐えることができるものとなっており、お風呂に入りながら電子書籍を読むといったリッチな使い方も可能となります。

iPhoneはあくまで生活防水の延長線上ですが、Kindle Paperwhiteは公式がお風呂の中で使っているシーンを公開しているので、意図的に水没させたりしなければ、お風呂の中で電子書籍を読むといった使い方をすることができるのでしょう。
モバイル通信有無の違い
Kindleは「Wi-Fiモデル」しかないですが、Kindle Paperwhiteは「Wi-Fiモデル」か「Wi-Fi + 無料4G」モデルのどちらかを選ぶことが可能となっています。
- Kindle:Wi-Fiモデルのみ
- Kindle Paperwhite:Wi-Fiモデル、Wi-Fi + 無料4Gモデル
Kindle本はAmazonで購入してから端末にダウンロードする必要がありますが、KindleはWi-Fiが繋がるところじゃないと電子書籍をダウンロードすることができません。しかし、Kindle Paperwhiteは携帯電話の電波が繋がるところであればWi-Fi環境がなくても電子書籍をダウンロードすることができます。
しかも、回線を使うための契約をする必要がありません。
Kindle Paperwhiteの「Wi-Fi + 無料4Gモデル」ならすぐに電子書籍を読めるのです。自宅にいつでも使えるWi-Fi環境があるならKindleでいいですがWi-Fi環境がないのならKindle Paperwhiteの「Wi-Fi + 無料4G」を選ぶと便利です。
本体サイズ、カラーの違い
Kindle PaperwhiteよりもKindleのほうが一回り小さく軽量となっていますが、本体の厚みはKindle Paperwhiteの方が薄くなっています。
- Kindle:160 × 113 × 8.7 mm 161g
- Kindle Paperwhite:167 × 116 × 8.18 mm 182g
なので、大きさはどちらも同じ感じですが重量がKindleのほうが21gほど軽いので手で持った時の重さがKindleのほうがとても軽く感じます。なので、長時間読書をすることが多いならKindle PaperwhiteよりもKindleのほうが疲れにくていいのかもしれません。
Kindleがおすすめの人は
Kindleを選ぶべき人はこんな人です。
- とにかく安く電子書籍を手に入れたい
- お風呂で読むことはない(防水非対応)
- 文字の画質は気にしない
無印のKindleは8,980円で買うことができる低価格モデルのKindleで、必要最低限の機能が搭載されているので普通に電子書籍を見たいだけならKindleを選べば問題ありません。
ちなみに楽天の電子書籍リーダー・Koboは一番安い端末は14,000円ほどします。そう考えるとKindleの8,980円という価格はめちゃくちゃ安いんですよね。
Kindle Paperwhiteがおすすめな人は
Kindle Paperwhiteを選ぶべき人はこんな人です。
- とりあえずコレでOK
- 解像度が高くて文字は読みやすい方がいい
- お風呂でも読書をしたい(防水に対応している)
- Wi-Fi環境がないので「Wi-Fi + 無料4G」モデルを使いたい
特に予算に制限ないのであればKindle Paperwhiteを選んでおけば間違いないです。後悔することはほぼほぼ無いでしょう。文字も綺麗、暗いところでも読書ができる、防水対応、とデメリットがありません。
よく分からないならKindle Paperwhiteを選べばOKです。
KindleとKindle Paperwhiteの詳しいレビューはこちらを参考にどうぞ!
Kindle OasisとKindle Paperwhiteの違い

本体サイズとデザインの違い
Kindle Oasisは他のモデルとデザインと本体サイズが大きく異なっており片手で操作しやすいようにデザインされたものとなっています。画面の表示が回転するので利き手に関係なしで片手で持ちやすいように設計されているのがKindle Oasisの特徴となっています。
- Kindle Paperwhite:174 x 125 x 8.1 mm 205g
- Kindle Oasis:159 x 141 x 3.4 ~ 8.3mm 194g
Kindle Oasisディスプレイの部分のベゼルの幅が3.4mmとかなり薄くてスタイリッシュなデザインですよね。スーツとよく合うデザインです。
ディスプレイサイズの違い
Kindle Oasisは7インチの電子ペーパーディスプレイを搭載しています。Kindle Paperwhiteの6.8インチよりも一回り大きな画面サイズとなっています。とはいえ、Kindle Paperwhiteも画面サイズが大きくなったので漫画を読む方はどちらもおすすめのモデルです。
- Kindle Paperwhite:6.8インチ(300ppi)
- Kindle Oasis:7インチ(300ppi)
画面解像度はどちらも同じ300ppiで画面サイズだけ違うだけとなっています。
色調整機能の有無
Kindle Paperwhite、Kindle Oasisともにフロントライトに色温度調節機能を搭載しています。

自動的に周囲の環境色に合わせてフロントライトの色合いを調整してくれるので、ブルーライトをカットしてくれて目に優しいディスプレイとなっています。なお、Kindle Oasisは画面の明るさは自動で調整してくれる機能を搭載しています。
ページめくりボタンの有無
Kindle Oasisにはページめくりbpたんを搭載しており画面の片側に長細いボタンが二つ搭載しています。

ページめくりボタンを押すと次のページに行ったり戻ることができるので画面に触れることなく簡単に操作できます。なお、持つ方法によって画面が回転するので左利き、右利き、どちらも対応しています。
セルラーモデルの有無
モバイル通信に対応したモデルがKindle Paperwhite、Kindle Oasisともにありましたが、Kindle Paperwhite 2021よりセルラーモデルは廃止となってKindle Oasisのみセルラーモデルを選べるようになっています。
- Kindle Paperwhite:Wi-Fi
- Kindle Oasis:Wi-Fi + 無料4Gモデル
セルラーモデルにすることでWi-Fi環境のないところでも電子書籍をダウンロードすることができます。長期間の出張でWi-Fi環境のないところが続くときに便利かもしれませんが、今はスマホでテザリングも普通にできるのでWi-Fiモデルがあれば十分…なのかもしれません。
Kindle Oasisがおすすめの人は
Kindle Oasisを選ぶべき人はこんな人です。
- 漫画を読むことが多いので画面が大きい方がいい
- ページめくりボタンで片手で操作したい
- 解像度が高くて文字は読みやすい方がいい
- お風呂でも読書をしたい(防水に対応している)
- Wi-Fi環境がなくて「Wi-Fi + 無料4G」モデルを使いたい
Kindle Oasisだけに搭載している機能は大きなディスプレイ、ページめくりボタンだけなので画面はできるだけ大きい方がいいという方はKindle Oasisを選ぶのがおすすめです。
小説を読むことが多いならKindle Oasisの半値で買うことができるKindle Paperwhiteで十分です。ページめくりボタンは便利ですがなくても大丈夫です。防水仕様ですしお風呂で読書することもできますし、ちょうど良いモデルとなっています。
Kindleキッズモデル
Kindleにはキッズモデルがあります。Kindleキッズモデルはカバーを付属して子ども向けの書籍を1,000冊以上楽しめるFreeTime Unlimitedを1年間無料で使うことができます。
子ども向けの電子書籍が見放題なので本不足を感じているならKindleキッズモデルはとてもおすすめです。日本の歴史とか懐かしい本もあるので大人でも意外と楽しめたりしますよ。
また、Fireタブレットにもキッズモデルがあります。FreeTime Unlimitedで何ができるかも書いているので是非参考に!
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さらに、対象のKindle本を無料で読み放題することができるPrime Readingというサービスも使うことができるので非常におすすめです。
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Amazonプライムの詳しいメリットについてはこちらの記事を参考にしてください!
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