
Appleのワイヤレスイヤホン・AirPods(エアーポッズ)を購入しました。
前々から気になっていたのですが最近になってジム通いをするようになり音楽を聴きながらトレーニングをしたくてrPodsを買ったのですが、AirPodsを使ってみるとめちゃくちゃ便利!もっと早くを買っとけばよかったよ。
この記事ではAirPodsはどんなワイヤレスイヤホンなのか、デザイン、音質、iPhoneとの連携機能の使い方などを徹底レビューしています。 AirPodsを検討してる方は参考にどうぞ。
なお、AirPods(第2世代)はケースがワイヤレス充電できるようになっただけでなく、映像と音のレイテンシーが改善されるなど堅実なスペックアップを果たしています。
この記事の目次
AirPods(エアーポッズ)特徴・評価
AirPods(エアーポッズ)はインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンです。耳の奥までねじ込むタイプのカナル型イヤホンと比べて耳への負担が少ないのでずっと装着し続けることができるくらい快適なイヤホンとなっています。

AirPodsの音質はフラットで聴きやすく、解像感も高く、クリアな音質で音楽を楽しむことができ、同価格帯のワイヤレスイヤホンの中でも音質は良いように感じます。
専用のW1チップを搭載しiPhoneとの連携が素晴らしくて耳からAirpodsを取り外すだけで音楽が一時停止したり、AirPodsをタップするだけで曲をスキップしたりすることができるので使い勝手がとても良いのが特徴となっています。
AirPodsを実際に使ってみて感じた良い点と残念な点をまとめました。
- iPhoneとの連携機能が便利
- フラットで解像感の高いクリアな音質で聴きやすい
- 遮音性が低いので周囲の音も聞こえる
- iPhoneとのハンズフリー通話が便利
- 運動の時に使っても耳から外れない(人による場合も)
- 充電が速い、いつでも充電できる
- ワイヤレス充電対応のケースがある(AirPods 第2世代)
AirPods(第2世代)は専用チップがH1ヘッドフォンチップに刷新しデバイスの切り替え速度が向上しただけでなく音質も少しだけ向上しています。また、ワイヤレス充電に対応したケースを購入すれば無線で簡単に充電ができるようになりました。
- 遮音性が低いので音漏れしやすい
- 埃や汚れが付きやすい
- ケースが傷つきやすい
AirPodsはiPhoneとの連携がとても素晴らしいので、今使っているスマホがiPhoneでワイヤレスイヤホンの購入を検討しているのなら、間違いなくAirPodsを選ぶのがおすすめです。
なお、ノイズキャンセリング機能に対応したAirPods Proはこちらをどうぞ。
AirPodsの読み方
AirPodsって読み方が分からなくてなってしまいますよね。家電量販店で買ったんですけど、とっさに「コレください」って言ってしまいました。で、AirPodsの読み方ですが、「エアーポッド」・「エアーポッズ」のどっちでも良いみたいです。
イヤホンが両耳分ある複数形なので英語できちんと発音するなら「エアーポッズ」なんだろうけど、個人的にはエアーポッドの方がしっくりくる。まあ、どっちでもいいか。
AirPodsのレビュー
AirPodsのパッケージ・付属品
AirPodsのパッケージは白色ベースのシンプルなデザインとなっています。

上蓋を開けるとAirPodsの充電ケースがありケースのなかにAirPodsが収められています。
付属のケースはバッテリーを搭載しておりこの充電ケースにAirPodsを入れることでAirPods単体の充電ができる仕組みになっているので、使っていない時に充電ケースの中にきちんと入れておけばいつでも充電がある状態でAirPodsを使うことができるのです。

充電用のLightningケーブルも付属しています。ただ、AirPodsを買うということはiPhoneを使っていると思うのでiPhoneを充電しているLightningケーブルを使ってAirPodsを充電すればいいでしょう。
AirPodsに付属しているLightningケーブルは予備で保管しておきましょう。iPhoneで使っていたケーブルが断線した時に使うことができます。
ワイヤレス充電できる充電ケース
AirPods(第2世代)は充電ケースをワイヤレス充電ができるタイプ(Wireless Charging Case for AirPods)と、できないタイプ(Charging Case for AirPods)のどちらかを選ぶことができるようになっています。

サイズやデザインの違いはありませんが、背面上部にある金属が光沢のあるものからマットなものに変更されていて、ペアリング用のボタンが少しだけ上に移動しています。

LEDインジゲーターの位置が変更されており、通常の充電ケースは内部にLEDがあるのに対してワイヤレス充電器は外側にLEDがあって蓋を閉じた状態でも確認することができるようになっています。

AirPodsには磁石が内蔵されていてケースに入れるとしっかり固定されるので蓋を開けた状態で逆さまにしても床にAirPodsを落とすことはないです。
ケースの蓋も勝手に開かないようになっているので、AirPodsを使用しないときはこのケースの中に入れておくことで自動的に常にAirPodsがフル充電された状態にしておくことができますよ。
AirPodsのワイヤレス充電ケースのワイヤレス充電はQiに対応しサードパーティ製の充電パットで充電することができます。例えば、Ankerのワイヤレス充電器・Anker PowerWave 7.5 Padを使えばAirPodsを置くだけで充電が可能に。

Lightningケーブルを接続しなくてもQi充電器の上に置くだけで簡単に充電ができるので、めちゃくちゃ便利です。ワイヤレス充電に対応したケースを単体で購入することもできます。
- AirPods(ワイヤレス充電対応ケース):22,800円
- AirPods(充電ケース):17,800円
- ワイヤレス充電対応ケース単体:8,800円
ワイヤレス充電に対応するだけで5,000円も高くなってしまうので、ワイヤレス充電をしないのなら普通の充電ケースのAirPodsを購入した方がいいかもですね。AirPodsの充電って Lightningケーブルならすぐにフルにすることができるので。
ワイヤレス充電ケースの充電時間
AirPodsの充電ケースはどれくらい充電速度があるのか試してみました。
- 1時間で約40%充電
充電速度はケーブルほど速くはありませんが急がないのならワイヤレスで充電して使うのもいいでしょう。
ワイヤレス充電器はiPhoneのワイヤレス充電と併用して使えるのでテーブルの上からケーブルを減らすことができるのでテーブルの上をスッキリさせることが可能となっています。
AirPodsの本体デザイン
AirPods本体はイヤホン本体から下にニョキッと白色の筒が伸びているスティック型のイヤホンとなっています。
耳に装着するとうどんをぶら下げている感じに見えるので発売当初は酷評されたものですが、使っている人も増えたおかげで見慣れましたよね。今では街中でAirPodsを使って音楽を楽しむ人が増えました。
AirPods(第2世代)も初代AirPodsと全く同じインナーイヤー型のワイヤレスイヤホンとなっています。

デザインも全く同じなので混ざってしまうとどれが第2世代なのか判別できませんが安心してください。違う世代のAirPodsをケースに収納すると「AirPodの世代の不一致」と表示するので掛け違いで使うことはありません。

AirPodsはいわゆるうどん型イヤホンで今では使っている人も多くなったのでかなり見慣れましたよね。

耳の奥までイヤホンを装着するカナル型のイヤホンと違ってインナーイヤー型のAirPodsは密着感が少なく疲れにくいのが特徴です。
周囲の音も聞こえるのでAirPodsを付けたまま会話することもできるので普段使いすることができます。ただし、音漏れするので満員電車には気をつけましょう。
もし、音漏れが気になるならAirPods Proがいいかもです。
AirPodsのつけ心地は?耳から外れない?
AirPodsは完全ワイヤレスイヤホンなので耳から外れてしまう心配がありますが、実際にAirPodsを使ってみて簡単に耳から外れて紛失してしまうことはないです。
運動のためにジムに行ってAirPodsを装着したままランニングしたりしますがフィットした状態を維持できます。
AirPodsを付けたまま音楽を聴きながら運動できるので苦痛な時間も楽しい時間に変えることもできるのです。思いっきり走ってもAirPodsがズレることがないので、かなり快適に運動に没頭できますよ。
ただし、個人差はあるようです。人によってはAirPodsが耳からよく外れてしまうということがあるようで、そんな方は耳かけがあるので利用するといいでしょう。
僕の耳にはAirPodsはフィットしているので問題はありませんが、汗がAirPodsをたどって耳の中に入っていくのがちょっとツライですね..。また、運動中は外れることないですが、AirPodsを装着したまま服を脱ぐと外れます。
- AirPodsを耳に装着したまま服を着る → 外れない
- AirPodsを耳に装着したまま服を脱ぐ → 外れる
AirPodsを装着したまま服を着るのは大丈夫ですが、服を脱ぐときはうどん部分が下から上に引っかるためAirPodsがどこかに吹き飛んでしまいます。なので、着替えるときはAirPodsは耳から外しておくことをおすすめします。
H1チップを搭載しiPhoneと連携
AirPodsの本体部分に93mWhの小さなバッテリーと専用アンテナが搭載。さらに専用のW1という制御用チップを内蔵しておりiPhoneと快適に連携できるようになっています。(AirPods 2はH1チップを搭載しています。)

W1(H1)チップはこの耳をはめる本体に内蔵されているようで、本当に小さな小さなチップなんでしょう。AirPods(第2世代)は新しく開発されたH1ヘッドフォンチップのおかげでAirPods単体で様々な操作が可能です。
- 耳に装着すると自動ペアリング
- 耳から外すと曲が停止する
- 2回タップで曲をスキップ、またはSiriを起動
- シームレスに別デバイスに切り替えができる
W1チップを搭載していたAirPods(第1世代)も同じように操作できましたが、AirPods(第2世代)は「Hey!Siri」を呼び出すことができます。

電話をかけるときは「Hey!Siri、○○に電話して!」と声をかければOKです。音量を上げるときも「Hey!Siri、音量上げて!」と声をかけて簡単に操作が可能となっています。
接続が速くなって安定性向上
H1ヘッドフォンチップを搭載したAirPods(第2世代)は、iPhoneなどのデバイスとのワイヤレス接続の速さが高速になって接続安定性も向上しています。
- デバイスの切り替え:最大2倍高速に
- 電話の通話接続:1.5倍高速に
- ゲームのレイテンシ:最大30%低減
AirPods(第1世代)もデバイスの切り替えや通話切り替えなど十分すぎる速度がありましたが、AirPods(第2世代)はさらに快適になっています。
とくにデバイスの切り替え速度が高速化していてiPhoneからiPadに切り替えをしたいときストレスなくできるのが素晴らしいところです。
試しに、AirPods(第1世代)をiPhone XS MaxからiPhone 8への切り替えは約4秒〜8秒、iPhone 8からiPhone XS Maxへの切り替えは約6秒〜10秒で、もっと時間がかかることがありました。
モデル | AirPods(第2世代) | AirPods(第1世代) |
---|---|---|
iPhone XS Max → iPhone 8 | 約3秒〜7秒 | 約4秒〜8秒 |
iPhone 8 → iPhone XS Max | 約3秒〜7秒 | 約6秒〜10秒 |
数秒の差ですが間違いなくAirPods(第1世代)よりもAirPods(第2世代)の方がデバイスの切り替え速度が向上しており、頻繁にデバイスを切り替えることが多い方はAirPods(第2世代)で快適になること間違いなしでしょう。
映像と音声の遅延が改善
ゲームのレイテンシーは画面に対して音声がズレてしまう現象でAirPods(第1世代)は画面と音のズレが少しあったのでAirPods(第2世代)で遅延が改善されているのはかなり大きい改善点です。
ちなみに、AirPods(第1世代)のレイテンシーも優秀で、動画を見るくらいならあまり遅延は気になるレベルではなかったのです。ただ、タイミングが重要な音ゲーは画面と音がズレてプレイしにくい場面があったんですね。
AirPods(第2世代)はH1チップを搭載したことでレイテンシーが30%改善して遅延はほとんど気にならないレベルにまで改善したのでAirPodsをしてゲームを快適に楽しむことができます。
シビアなプレイが求められるゲームに関してはまだまだ改善の余地はあるのかもしれませんが、普通に遊ぶ分においては特に問題はないのかなと感じます。
また、YouTubeの映像と音ズレはほとんどなくなったので自然に動画を楽しむことができるようになっていますよ。
AirPodsの音質はフラットで聴きやすい
AirPodsの音質はフラットで低音から高音まで自然な音質なので聞きやすさを重視した設定となっていて、ボーカル域がクリアなので聞いていて歌い手の雰囲気を感じることができます。

音量を上げれば迫力あるサウンドを楽しめますしAirPodsの音質は個人的には好みです。
他のメーカーのワイヤレスイヤホンは耳にねじ込むカナル型が多く、迫力サウンドを楽しめますが疲れることがあります。でも、AirPodsは装着感が自然で音楽が聴きやすく、ずっと音楽を聴いていても疲れにくいです。
ちなみに、AirPods(第2世代)は音質が少しだけ良くなっているので、第1世代を使っている方が乗り換えても、まあまあ満足することができるのではないでしょうか。
AirPodsは耳の装着感もとても良いので耳が痛くなることもありません。付けていることを忘れてしまうくらい快適に使うことができるので、17,800円とワイヤレスイヤホンの中では高いですが十分に満足することができます。
遮音性は少しだけ低い
メリットでもありデメリットでもあるのですがAirPodsは周囲の音が普通に聞こえるほど遮音性が低いのも特徴です
イヤホンをしていると周囲の音が聞こえなくなるものが多いですが、AirPodsは付けてても普通に人と会話をすることができるほどの遮音性が低いので静かな場所で大音量で音楽を聴くと音漏れしてしまうので注意です。
ただ、イヤホンをして歩いていると周囲の音をある程度は認識できるので危険回避をするという観点から見ればとても良い設計ですし、AirPodsを装着したままでも音量を少し小さくすれば人と会話することもできるのでとても便利。
普通に考えてAirPodsを装着しながら普通に会話できるってスゴイですよね。
通話のバッテリー持ちが向上
Airpods(第2世代)はH1ヘッドフォンチップを搭載することで連続通話時間の性能が向上しています。
第2世代 | 第1世代 | |
再生時間 | 最大5時間、ケース併用で24時間 | 最大5時間、ケース併用で24時間 |
通話時間 | 最大3時間、ケース併用で18時間 | 最大2時間、ケース併用で11時間 |
音楽の再生時間は第1世代と変わりありませんが、通話時間がケースなしで最大1時間もバッテリー駆動時間が長くなっているので電話をAirpodsを使ってすることが多い方は第2世代に乗り換えるメリットは大きいのではないでしょうか。
実際の音楽再生時間
AirPods(第2世代)の実際の音楽再生時間を計測してみたところ4時間30分ぶっ続けで音楽を聴いたところバッテリー残量は100% → 13%となりました。

ちょっと時間がなくて4.5時間で音楽を聴くのをやめてしまいましたが、フル充電状態ならAppleの公式スペックである5時間ほど使うことができそうですね。
AirPodsとiPhoneの接続距離
AirPods(第1世代)はBluetoothのバージョンは4.2ですがClass 1規格に対応し専用のW1チップにより理論上は母艦となるiPhoneと100m離れても通信できます。
AirPods(第2世代)は接続距離や安定性が向上したBluetooth 5.0を採用しています。
では、実際にAirPodsはiPhoneはどれくらいの距離が離れても大丈夫なのか?僕が住んでいる2階建て木造住宅でiPhoneとAirPodsでどれくらい離れても音楽を聴くことができるか接続距離を試してみました。
我が家はどちらかというと縦長の家で、2階は一番端から端で12mあり、その間に3部屋(8畳・6畳・8畳)あります。簡単な間取り図はこんな感じ。クローゼットとか簡略化しているので実際はもっと入り込んでますがまあこんな感じ。

一番端の部屋にiPhoneを置いて反対側の部屋にAirPodsを装着したまま移動しドアを閉めても問題なく音楽を聴くことができます。iPhoneが置いてある下の部屋なら問題なく音楽を聴くことができます。
AirPods(第1世代)は1階の一番離れている部屋に行くと通信が途絶えてしまいますが、2019年3月に発売したAirPods(第2世代)は接続が切れることなく音楽を聴くことが可能です。
- 同じ階:どの部屋でも接続できた
- 違う階:真下・真上の部屋なら接続できた
壁など障害物があるので100mという距離は無理なのは仕方ありませんが、同じ階であれば違う部屋に行っても使えます。
もし、接続が切れてしまってもすぐに部屋に戻れば通信が復帰して音楽が再生されるのでモノを取りに行く程度なら大丈夫でしょう。
AirPodsの設定・使い方
iPhoneとペアリング・接続する
AirPodsとiPhoneのペアリングは簡単に設定できるのですぐに使うことができます。
iPhoneの画面を表示させた状態でAirPodsが入ったケースを開くと自動的にペアリングウィンドウが表示するので、「接続」をタップするだけで簡単に接続できます。
パカっとしてタップ。これだけでiPhoneとAirPodsがしっかりとペアリングされる。素晴らしい。かつて、こんなに簡単にワイヤレスイヤホンとスマホをペアリングすることができるイヤホンがあっただろうか…。
iPhoneとAirPodsのペアリングが上手くいかないことがありますが、ケースの背面にあるボタンを押してペアリングモードにすることで上手く行くことがあります。
なお、AndroidでもAirPodsを使うことができます。意外とかんたんにペアリングできるのでiPhoneを使っていないとダメではないので安心してください。Android端末との使い方についてはこちらをどうぞ。
バッテリー残量を確認する
ケースを開くだけでAirPodsとケースのの充電状態を簡単に確認することができるようになっています。

AirPodsを使用しているときはケースを開くだけでバッテリー残量の画面が表示されるのでとても機能的ですよね。充電ケースのバッテリー残量が少なくなってきたら充電しておきましょう。
AirPodsのバッテリー持ち、充電時間についてはこちらをどうぞ。
AirPodsの操作方法・便利な使い方
曲の自動停止・自動再生
AirPodsはとてもよく考えられて設計されていて操作性がとても良く使いやすいのが最大の特徴となっていて、iPhone、iPadのiOSデバイスとの連携機能がスゴイです。
普通のイヤホンだと耳から外れても再生し続けますが、AirPodsなら耳からAirPodsが外れると自動的に曲の再生が止まり、AirPodsを耳に装着すると自動的に曲の続きが再生されるのです。
AirPodsにはセンサーを内蔵していて、わざわざiPhoneから操作をしなくても自動停止・再生をしてくれるのでとても使いやすいです。
ダブルタップで曲をスキップ・停止など
AirPodsは耳に装着した状態で本体を指で2回トントンとダブルタップすることで再生停止や曲のスキップができるようになっています。

このダブルタップがとても便利で、曲をスキップするためにボタンを探す必要もなくAirPodsを軽くダブルタップして感覚的に操作可能。この操作感になれると今までのイヤホンを使えなくなります。
なお、iPhoneのBluetoothの接続設定画面から両耳のAirPodに操作をそれぞれ割り当てできるようになっています。

Siri、再生/一時停止、次のトラック、前のトラックといった操作をAirPodsに設定することができます。僕のAirPodsはこんな感じで割り当て設定しています。
- AirPod(左):次のトラック
- AirPod(右):Siriの起動
次の曲にスキップしたいときは左耳に付けているAirPodsをダブルタップ、プレイリストを変更するときは右のAirPodをダブルタップしてSiriを呼び出して変更できるようになっています。
なお、ダブルタップによる曲のスキップはApple純正の音楽アプリだけではなく、YouTubeやSpotifyなどでも使うことができるようになっています。
電話もAirPods越しで通話できる
AirPodsを使って音楽を聴いてるときに電話がかかってきたら指でAirPodsをダブルタップするとAirPodsを装着した状態で通話モードに切り替わるようになっています。
今までは電話かかってくるたびにイヤホンを外していたので、とにかく便利ですね。最近のワイヤレスイヤホンはそのまま通話できるのが普通ですが、今までイヤホンを使ったことがなかったので、これだけで感動モノですね。
実際に何度かAirPodsで通話をしましたが、両耳で相手の声を聞くことができるので賑やかな喫茶店などでも相手の声がとても聞きやすく快適です。
AirPodsはデュアルビームフォーミングマイクロフォンを内蔵し、周囲音のノイズを除去してくれるので通話している相手も聴き直すとことがないので相手側に聞こえている声の品質も高いものと思われます。
とにかくAirPodsならシームレスに電話対応できるので、仕事で電話がよくかかってくるという方はずっとAirPodsを装着すると快適に仕事できるのではないでしょうか。
音量調整をする方法
音量はiPhoneのボリュームボタンから調整することになりますが、AirPodsをダブルタップして音声アシスタントのSiriを呼び出して音声調整することもできます。
AirPods(第2世代)は「Hey!Siri!」からSiriを起動できるようになったのでダブルタップをしなくても音量調整が簡単にできるように進化しています。
ただし、電車やバスの中だとSiriと話すのは少し勇気がいるので人がたくさんいる場所ではiPhoneの音量ボタンから直接音量を調節をしたほうがいいのかもしれません。
Apple Watchとの連携操作
音量調節で「iPhoneを取り出すの面倒くさい。」のならApple Watchを使うといいでしょう。個人的にはAirPodsとApple Watchの組み合わせは最強だと思っています。
Apple Watchがあれば手元で音量調整をダイヤルを使って調節することができます。
曲のスキップなどもApple Watchから操作できます。曲のスキップはAirPodsをダブルタップが楽ですが、Apple WatchがあればiPhoneに入っているプレイリストから曲を選択することができますし操作性は間違いなく高くなります。
- 音量調整ができる
- 曲のスキップができる
- プレイリストを使える
- 現在の曲名の確認ができる
なお、Apple Watchがあれば自作したプレイリストやApple Musicの楽曲をApple Musicのローカルストレージに保存させてApple Watch単体でも音楽を楽しむこともできます。
iPhoneがなくてもApple WatchとAirPodsでどこでも気軽に音楽を楽しむことができるのです。
Apple Watchについてはこちらです。
AirPods(第2世代)の発売日と価格
AirPods(第1世代)は2016年に、AirPods(第2世代)は2019年3月26日に発売しました。AirPods 2の本体価格は従来の充電ケース版で1,000円の値上げとなっており、ワイヤレス充電に対応したケースだとさらにプラス5,000円となります。

- AirPods(第1世代):16,800円
- AirPods(第2世代):17,800円
- AirPods(第2世代)ワイヤレス充電ケース:22,800円
新しくなったH1チップを搭載し接続性能が向上しているので1,000円の値上げは仕方ないのかな?なお、上位モデルにノイズキャンセリングを搭載したAirPods Proがあります。さらに高みを目指すならAirPods Proにしましょう。
AirPods レビュー・評価:まとめ
AirPodsは完全ワイヤレスで音楽を楽しむことができるワイヤレスイヤホンで、iPhone・iPad・Macとの相性は抜群なので、Apple製品を使っているならおすすめです。
- フラットでボーカルが聴きやすい音質
- Apple製品との相性が良くて使いやすい
- 接続性能が高くて都会でも音が飛びにくい
- 充電ケースがコンパクトで持ち運びしやすい
- ワイヤレスでケースを充電できる
フラットでボーカルが聴きやすく、長時間使っても疲れにくい音質なので普段遣いのワイヤレスイヤホンとしておすすめです。AirPodsの充電ケースはとてもコンパクトなので持ち運びに困ることのないのも良いポイントですね。
- 音漏れしやすい
- 価格が少し高い
AirPodsは開放型イヤホンなので音漏れしやすい構造となっています。これは仕方ないところですが、満員電車に乗ることが多い方は少し注意ですね。また、価格も少し高いです。
ノイズキャンセリングを搭載しているAirPods Proとの価格差は5,000円ですし、少し考える価格ですよね。
AirPods → AirPods 2に乗り換えるほど?

正直なところAirPods(第1世代)からAirPods(第2世代)への乗り換えは代わり映えはしません。接続性能は向上してるけど、買い換えたからといって感動を味わうことはできないかもしれないですね。
ただ、AirPods(第1世代)は2016年に発売したモデルなので初めの頃に購入した方はバッテリーが厳しくなってきているのでAirPods (第2世代)に乗り換えるのはいい時期に来ているのではないでしょうか。
ここ数ヶ月前にAirPodsを購入してしまった人で普通に満足しているならAirPods 2に乗り換える必要はないでしょう。現行のAirPodsでも十分に音質は良いですし、iPhoneを使ってるならどこのワイヤレスイヤホンよりも使い勝手は上です。
また、個別で「Wireless Charging Case for AirPods」を追加購入することができるのワイヤレス充電がしたいのならオススメです。
もし、現行のAirPodsで付け心地・音質に満足していないとしたらAirPods自体合っていないのかもしれないので、別の高級ワイヤレスイヤホンを選んだ方がいいと思います。
個人的におすすめなのがSONY WF-1000XM3、Jabra elite 75tです。
Boseのワイヤレスイヤホンも付け心地が良くていいですね。
実際に使ってきたワイヤレスイヤホンを比較しているので、どれにするか迷っている方は参考にどうぞ!
iPhoneの比較・おすすめはこちら。
iPhone 12、iPhone 12 Proのレビューはこちらです。
AirPodsをお得に買う方法
AirPodsはApple StoreだけではなくAmazonでも購入できます。Amazonだと安く買えるだけでなくAmazonギフト券にお金をチャージするとポイントも貯まるのでおすすめ。Amazonギフト券にお金をチャージするときにチャージ金額の最大2.5%のポイントが貯めることができます。
Amazonで買い物をする前にAmazonギフト券に現金をチャージをして最大2.5%のポイントをもらって上手にポイントを貯めてお得にAmazonで買い物をしましょう!
iPhoneの選び方を詳しく書いているのでどのiPhoneを選ぼうか迷っている方は参考にしてください。
iPhoneにオススメの格安SIMはこちら!
コメントをどうぞ!