
AppleのiPhone 11は2019年のスタンダードモデルですが、2022年3月現在もiPhone 11がApple Storeで61,800円で継続販売されています。
ですが、結論から書くとiPhone 11を買うならドコモのオンライン専用のahamo(アハモ)で買うのがおすすめです。
新規・MNPのりかえなら49,390円、機種変更でも62,590円なのでとにかく安く手に入れることができます。
この記事の目次
iPhone 11を安く買うには
iPhone 11は2019年のスタンダードスマホです。スタンダードモデルとはいえハイエンドのiPhone 11 Proと同じSoCとなるA13 Bionicを搭載し上位のiPhoneと遜色ない動作速度を持っています。
iPhone 11(64GB)の端末価格は以下の通りです。
新規・のりかえ | 機種変更 | |
ahamo | 49,390円 | 62,590円 |
Apple Store | 61,800円(SIMフリー:回線契約必要なし) | |
ワイモバイル | 44,600円 | 44,600円 |
UQモバイル | 44,230円 | 60,735円 |
Apple StoreのSIMフリーのiPhone 11は64GBモデルが61,800円〜ですが、ahamoは49,390円、ワイモバイルは51,840円、UQモバイルは53,640円で手に入れることができます。
回線契約は必要となりますがずっと使うのであれば端末価格の安いahamo、ワイモバイル、UQモバイルで買うのがお得となっています。
なお、中古市場にもiPhone 11は流通していて5〜7万円前後で手に入れることができます。
バッテリーの劣化などを考慮すると新品をahamoなどで買うのが一番良いように思いますが、たまにいい状態のものが中古で安く手に入れられることもあるので、探してみるのもいいでしょう。
iPhone 11はさらに値下げされる?
2021年9月24日にiPhone 13(2021)が発売となります。これに合わせてiPhone 11は71,280円 → 61,280円の10,000円値下げとなりました。
2018年のiPhone XRも2回にわたって値下げされています。
- iPhone XR(2018年発売当初):93,280円
- iPhone XR(2019年9月〜):71,280円
- iPhone XR(2020年9月〜):60,280円
2年の月日を経て3万円ほど値下げされたiPhone XRですがiPhone 13が発売でAppleのラインナップからは消えて、iPhone 11が値下げしてiPhone XRのポジションとなっています。
- iPhone 11(2019年9月〜):82,280円
- iPhone 11(2020年9月〜):71,280円
- iPhone 11(2021年9月〜):61,800円
iPhone 11とiPhone XRは筐体サイズが同じでカメラの数、SoCの性能が異なるだけです。同じ価格で単純に性能が向上するのは喜ばしいことです。
なお、iPhone 14が発売されるとiPhone 11は販売終了になるでしょう。
ahamo(アハモ)iPhone 11の価格
iPhone 11は現在はドコモのオンライン専用のプラン・ahamo(アハモ)で買えますが新規・MNPのりかえなら49,390円、機種変更でも62,590円とめっちゃ安いです。持ってるけど欲しい。
新規・のりかえ | 機種変更 | |
---|---|---|
一括払い | 49,390円 | 62,590円 |
36回払い | 1,371円 | 1,524円 |
Apple StoreのSIMフリーモデルは60,800円なので新規契約なら2万円も安い価格設定です。
2021年9月にiPhone 13が発売されてiPhone 11が60,280円に値下がりされたとしてもahamoでiPhone 11を買った方が安く抑えることができます。
ahamo + iPhone 11 月々の料金
ahamo(アハモ)はオンラインから申し込むができるドコモの格安プランで、月々2,970円で20GBのデータ通信、5分の音声通話ができます。
- 細かい条件なしで税込2,970円(機種代金別途)
- データ通信は20GBで超過で速度が1Mbpsに制限
- 国内通話5分無料でかけ放題できる(5分超過後:22円/30秒)
- オンラインのみで契約ができる
- 契約時の事務手数料は無料
- キャリアメールは使えない
- 回線:ドコモ5G/4G
iPhone 11を36回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
ahamo | 2,970円 |
---|---|
端末費用 | 1,371円(36回払い) |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 4341円 |
月々の費用(37ヶ月〜) | 2,970円 |
トータル費用(2年間) | 104,184円 |
ahamoならハイエンドスマホのiPhone 11を月々4,300円で37ヶ月目以降は端末の支払いが終了しahamoの2,970円のみとなります。
端末代込みで1年間で5万円に通信費用を抑えることができるので、通信費用もかなり安くなった印象がありますね。
ちなみに、2021年モデルのiPhone 12をドコモで買うと101,376円で分割36回で購入すると月々2,816円です。後日、ahamoにプランを変更して基本料金が2,970円の合計が5,786円です。
1,400円ほど月々の料金が高くなります。+1,400円でiPhone 12が使えるならいいようにも思いますが費用を抑えたいのならahamoでiPhone 11はかなりおすすめです。
ワイモバイル + iPhone 11 月々の料金
iPhone 11はワイモバイルでも手に入れることができ、新規・のりかえで51,840円、機種変更で69,840円で買うことができます。
- 3GB:2,178円、15GB:3,278円、28GB:4,158円
- 2回線以降:1,188円 割引 → 990円(3GB)
- 音声通話:22円/30秒(10分かけ放題:770円)
- 契約時の事務手数料は無料
- 回線:ソフトバンク 5G/4G
iPhone 11を36回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
シンプルS | 2,178円 |
---|---|
端末費用 | 1,371円(36回払い) |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 3,549円 |
月々の費用(37ヶ月〜) | 2,178円 |
トータル費用(2年間) | 85,176円 |
ワイモバイルならiPhone 11を月々3,549円で使うことができ、37ヶ月目以降は端末の支払いが終わるのでシンプルSの2,178円のみとなります。
家族がいて2回線目以降であれば1,188円の家族割引を受けることができるため、シンプルS(3GB)を月々990円となって、iPhone 11の端末代金込みでも2,361円という脅威の安さを実現できます。家族で使うなら、ワイモバイルがいいのではないでしょうか?
UQモバイル + iPhone 11の月々の料金
iPhone 11はUQモバイルでも手に入れることができ、新規・のりかえで53,640円、機種変更で62,640円で買うことができます。
- 3GB:1,628円、15GB:2,728円、25GB:3,828円
- データ容量を翌月に繰越ができる
- でんきセット割:638円〜858円 割引
- 音声通話:22円/30秒(60分無料通話:550円)
- 契約時の手数料は3,300円がかかる
- 回線:au 4G(5Gは9月2日より対応)
iPhone 11を36回分割で購入した場合の月々の料金を計算するとこうなります。
くりこしプランS | 1,628円 |
---|---|
端末費用 | 1,490円(36回払い) |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 3,118円 |
月々の費用(37ヶ月〜) | 1,628円 |
トータル費用(2年間) | 74,832円 |
UQモバイルならiPhone 11を月々3,118円で使うことができ、37ヶ月目以降は端末の支払いが終わるのでくりこしプランSの1,628円のみとなります。
ワイモバイルのように家族割がないですが、一人で契約するのならUQモバイルの方が安い価格設定となっています。もし、でんきセット割を組み合わせることができるならくりこしプランSが990円となって2,480円でiPhone 11を使うことができます。
OCNモバワン + iPhone 11の月々の料金
iPhone 11はOCNモバイルONEでも手に入れることができ、新規・のりかえで52,690円で買うことができます。機種変更は対応せず音声通話SIMを契約した場合のみで適用となります。
- 端末の分割払いはできない
- 音声SIM(小):1GB:770円、3GB:990円
- 音声SIM(大):6GB:1,320円、10GB:1,760円
- データ容量を翌月に繰越ができる
- OCNでんわの通話料:11円/30秒(10分かけ放題:935円)
- 契約時の手数料は3,300円かかる
- SIMカード手配料が433円かかる
- 回線:ドコモ
OCNモバイルONEのデメリットとしては分割払いに対応していないところです。一括支払いでしかiPhone 11を買うことができないので、まとまったお金を用意できない方は使えません。
分割払いはできませんが36回払いしたと仮定した場合の月々の費用はこうなります。
3GB | 990円 |
---|---|
端末費用 | 52,690円 |
月々の費用(1〜36ヶ月) | 2,454円 |
トータル費用(2年間) | 58,888円 |
やはり単純にOCNモバイルONEの基本料金が安いのでトータルで見てもかなり安くiPhone 11を使うことができそうですね。3GBのデータ通信量で足りない場合も10GB(1,760円)とかなりお手頃料金です。
とにかく低価格でiPhone 11を持ちたいならOCNモバイルONEにするメリットはかなり大きそうです。
iPhone 11(中古)について
iPhone 11は中古で買うこともでき、イオシスなら57,800円〜67,800円で手に入れることができます。
Apple Storeの新品のiPhone 11は71,280円、ahamo、ワイモバイル、UQモバイルだと5万円くらいの価格なので、正直なところ中古での購入はあまりおすすめしません。
ただ、今使っている通信環境のままiPhone 11を使いたいとなった場合は、SIMフリー、ドコモ、au、ソフトバンクのそれぞれのiPhone 11を気軽に選ぶことができます。通信環境を変えることなく気軽にiPhone 11を使うなら中古という選択肢もいいのかもしれません。
iPhone 11がおすすめな理由
型落ちモデルだけど大丈夫?

AppleのiPhone 11は2019年10月に発売した、いわゆる型落ちモデルです。
とはいえ、ハイエンドのiPhone 11 Proと同じSoCとなるA13 Bionicに4GBのメインメモリを搭載しているので快適に使うことができますし、最新のiPhone 12と比較しても体感で違いを感じることができないくらい快適な操作感を実現しています。
普通に使うだけでなく、ゲームを快適に楽しみたい方にもiPhone 11の性能があれば十分楽しむことができるかと思います。
サポート期間について
iPhoneが故障した場合はAppleに修理してもらうことになりますが、生産が終了して5年ほどは修理対応しています。iPhone 11はまだ生産している端末で2022年に生産が終了したとしても2027年前後までは修理対応可能となります。
また、iOSはサポート期間がとても長いのもいいところです。
2019年の端末を2021年の今買っても全然大丈夫です。2021年秋に配信されるiOS 15は2015年のiPhone 6sも対応し6年選手となっています。と考えると、iPhone 11も2025年頃までは最新のOSを使える可能性が高く、十分すぎる使用期間になっています。
故障するか、バッテリーが劣化する方が先になる可能性が高いでしょう。
ちなみに、家族は2018年のiPhone XRを現役で使っていますが、まだまだ余裕で使うことができてますし動作速度が遅いと感じることもありません。
6.1インチで画面が大きい
iPhone 11は6.1インチのディスプレイを搭載しており、そこそこ大きいな画面サイズでSNSをしたり、動画を見たりすることができます。

画面解像度は1,792 × 828ピクセルとiPhone 12よりも少ないですが、画素密度は326ppiと高精細な画質となっていうので、一般用途においては問題ない解像度となっています。また、液晶ディプレイなので有機ELディスプレイと比較すると画面が暗めですが、外でも十分な明るさで使うことができるので問題ないでしょう。
カメラの画質は十分すぎる

iPhone 11は広角、超広角のデュアルカメラを搭載しているので、一般的な画角だけでなく広い視野で写真・動画を撮影できます。

望遠カメラを搭載していないのでズーム画角での画質はiPhone 11 ProやiPhone 12 Proと比べると劣りますが、広角カメラで普通に写真を撮影するのならiPhone 11でも十分キレイな写真撮影ができます。子どもや家族の写真もとても自然に撮影できますし、カメラの操作性も安いからといって悪いことはなく上位のiPhone 12 Proと同じ感覚で写真を撮影できます。
また、動画も4K 60fpsの撮影に対応し幅広いシチュエーションで使うことができるカメラとなっています。
基本機能は全て搭載している
iPhone 11は一般的なスマホとして欲しい思われる機能はだいたい搭載しています。
- それなりに綺麗なカメラ
- ステレオスピーカー
- Felica(おサイフケータイ)
- 濡れても使える耐水性能
- ワイヤレス充電
スマホとして使えることは当たり前として、それなりに綺麗な画質で撮影できるカメラを搭載していて、ステレオで音楽、映画を楽しむことができて、おサイフケータイとしても使えて、濡れても大丈夫、ワイヤレスで充電できます。
こで、6〜7万円で手に入れることができるのなら、十分と言えば十分ですよね。
iPhone 11を安く買うには:まとめ
iPhone 11は2019年10月に発売したモデルで2021年現在で2年目となる端末です。
iOSは今までの実績から6年くらいは最新のOSをサポートしてくれますし、もしサポートが切れたとしてもセキュリティアップデートや重大なバグがあった場合は端末の最新バージョンでアップデートをしてくれます。
例えば、最新のiOSにアップデートができないiPhone 5s、iPhone 6は2020年9月にiOS 12.4.8が配信されています。iPhoneは古い端末でも使っているユーザー数が多いので、古いOSでも重大なセキュリティに問題がある場合は対処してくれる可能性が高いです。
最新のiPhone 13が発売されると同時にiPhone 11の値下げが実施されるのかどうかは分かりませんが、まだまだ使える端末であることは間違いありません。少しでも費用を抑えたいのならiPhone 11を選ぶのもいいでしょう。
→ iPhone 12・11・XRの比較はこちら
もう少しハイスペックで使いやすいiPhoneが欲しいならiPhone 12もおすすめです。
→ iPhone 13(2021)はこちら
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