FIre HD 10 レビュー

AmazonのFireタブレット「Fire HD 10(第7世代)32GB」は15,980円で購入できる格安タブレットで、こんなに安いと「安かろう悪かろうなんじゃないの?」と思うかもしれません。

でも大丈夫!Fire HD 10なら普通に動画や音楽を楽しんだり、インターネットをしたり、電子書籍を観たりするなら快適に使うことができます。

この記事では、Fire HD 10はどんな格安タブレットなのかをデザイン、スペック、使い勝手を徹底レビューしています。Fire HD 10の購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

追記:2019年10月30日に新型のFire HD 10が発売となります。CPUプロセッサが刷新されて旧モデルよりも30%高速化されてUSB-Cポートの充電にも対応しています。

Fire HD 10(2019)タブレットの特徴

Fire HD 10
Fireタブレット Fire HD 10

Fire HD 10はタイムセールをやってると1万円くらいで購入できるので「1万円台の10インチタブレットなんて安かろう、悪かろうなんじゃないの?」と思うかもしれません。

確かに昔のFire HD 10は時代遅れなスペックで、安かろう、悪かろうなタブレットでした。

しかし、2017年10月にFire HD 10はスペックが向上して使えるタブレットに進化を遂げました。さらに2019年10月30日に発売される新型のFire HD 10はオクタコア(8コア)になって動作速度が旧モデルよりも30%も高速化されます。

Fire HD 10(2019 )の良いところ
  • 画面サイズが10.1インチで大きい
  • フルHD(1920 x 1200ピクセル)に対応
  • オクタコア(8コア)CPUと2GB RAMで快適に動作
  • ステレオスピーカーで動画を迫力サウンドで楽しめる
  • ストレージ容量が32GB/64GBと余裕がある
  • USB-Cポートの充電に対応
  • Amazon Alexaに対応している
  • チープな筐体だから子ども用にも使える
  • 端末価格が15,980円とかなり安い
Fire HD 10の残念なところ
  • カメラの画質が悪い
  • スペックが少し時代遅れ(価格が安いから仕方ないが2019年モデルで改善)

スペックが低いのは価格相応なのかなと思いますし、正直なところデメリットらしくものがほとんどありません。15,980円でこのスペックなら十分満足することができると思うんですよね。

「子どもに動画を見せるためにタブレットが欲しい…。でも高い…。」という悩みんもFire HD 10なら安いので気軽に使うことができますよね。

なお、Fire HD 10は2019年4月にAlexaに対応して声で操作できるようになりました。

Echo Snowモードに切り替えてAlexa専用端末のEcho Showのように使うこともできるので、Fire HD 10があればEcho Snowをわざわざ追加で購入しなくてもOKとなります。

Fire HD 10とFire HD 8の違いを比較しているのでこちら記事を参考にどうぞ!

Fire HD 10 新旧スペック比較

新型のFire HD 10(2019)とFire HD 10(2017)のスペックを比較してみましょう。

Fire HD 10 新旧のスペック比較
 Fire HD 10(2019)Fire HD 10(2017)
ディスプレイ10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
CPUオクタコア(8コア) 64bit ARM
@2.0GHz
クアッドコア(4コア) 64bit ARM MT8173
@1.8GHz + @1.4GHz
GPU?PowerVR GX6250
RAM2GB
ストレージ32GB/64GB
音声操作Amazon Alexaに対応
オーディオDolby Atmos、デュアルステレオスピーカー、マイク
カメラ200万画素フロントカメラ、200万画素リアカメラVGAフロントカメラ、200万画素リアカメラ
Wi-Fiデュアルバンド a/b/g/n/ac 5GHz帯対応
Bluetooth5.0(?)4.1LE
センサー加速度センサー加速度センサー、環境光センサー
拡張性microSDカード(512GBまで)microSDカード(256GBまで)
バッテリー12時間10時間
サイズ262 x 159 x 9.8mm
重量500g504g
価格32GB:15,980円
64GB:19,980円

画面サイズは10.2インチと同じで解像度も1920 x 1200ピクセルと据置となっていますが、CPUプロセッサがクアッドコアからオクタコアに増えて性能が30%高速化されています。

メインメモリは新旧ともにFireタブレットの中では多い2GBの容量を搭載しているので、アプリの起動、ブラウザの動作、YouTube、Kindle、ゲームなどは問題なく動作させることができます。

本体サイズは同じですが、バッテリー駆動時間が10 時間から12時間と長くなったのでタブレット端末としての使いやすさは向上しているといえるでしょう。

フルHDの高解像度ディスプレイを搭載

Fire HD 10のディスプレイサイズは新旧ともに10.1インチ、解像度も1920 x 1200ピクセルの解像度となっています。

Fire HD 10 ディスプレイのスペック比較
 Fire HD 10(2019)Fire HD 10(2017)
ディスプレイ10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
(226ppi)
10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
(226ppi)
バッテリー12時間10時間
サイズ262 x 159 x 9.8mm262 x 159 x 7.7mm
重量507g500g

画面の画質は同じ解像度なのでFire HD 10(2017)、Fire HD 10(2019)ともにスペック上は同じです。フルHDなので、Amazonプライムビデオの動画コンテンツを綺麗な画質で楽しむことができます。

ちなみに、8インチのFire HD 8はHD(1280 x 800ピクセル)のディスプレイを搭載しています。フルHDの方がドットが細かくなっているので電子書籍のKindle本の文字表示もより細かい表示が可能。

フルHDディスプレイとHDディスプレイの綺麗さの違い
フルHDとHDの画質の違い

Fire HD 10のフルHDディスプレイなら文字が見やすく目が疲れにくいので長時間の読書にも耐えることができるでしょう。おそらく。

雑誌や電子書籍、映画コンテンツをキレイに快適に観たいならFire HD 10がおすすめですよ。

旧型のFire HD 10(2017)はまだ買えますね。

CPUプロセッサの性能が強化された

Fire HD 10 (2017)はクアッド(4コア)コアプロセッサを搭載していましたが、Fire HD 10 (2019)はオクタコア(8コア)プロセッサを搭載し性能が強化されています。

Fire HD 10のGeekbenchでCPUの性能を計測してみました。(こちらはFire HD 2017と2015の比較です。)

Fire HD 10 CPUの性能
Fire HD 10 新旧のスペック比較
 Fire HD 10(2019)Fire HD 10(2017)Fire HD 10(2015)
CPUオクタコア
64bit ARM
@2.0GHz
クアッドコア
64bit ARM MT8173
@1.8GHz + @1.4GHz
クアッドコア
32bit ARM MT8135
@1.5GHz + @1.2GHz
GPU?PowerVR GX6250PowerVR G6200
RAM2GB2GB1GB
シングルコア?1478748
マルチコア?28761512

Fire HD 10(2017)のCPUの性能はシングルコアが1478、マルチコアが2876となっています。Fire HD 10(2015)はシングルコアが750前後、マルチコアが1500前後だったので、新型・Fire HD 10のCPU性能は旧型モデルと比較して1.8倍ほどの高速化したとことになりますね。

スコアだけで比較すると2014年に発売したiPhone 6と同じくらいの性能なので不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、FireタブレットのFire OSは軽量OSで動作速度が速くて、Amazonプライムビデオの動画視聴、インターネット閲覧、電子書籍の閲覧をするくらいなら問題ないレベルで使えるでしょう。

また、Fire HD 10に搭載されているRAMの容量が1GBから2GBに倍増されたので、マルチタスクによりアプリの切り替えも快適にできるようになったので普通の使い方なら動作が遅くてイライラすることはないでしょう。

Fire HD 10の実際の操作感を動画で

とはいえ、実際にどんな操作感なのか分からないと思うので、Fire HD 10の操作している動画を撮影してみました。

これだけ滑らかに動作すればタブレットとして十分快適に使うことができるのではないでしょうか。

実際に我が家では子どもの動画視聴用タブレットとしてFire HD 10を使っていますが、十分すぎるくらい快適に使うことができています。

カメラの性能は退化

Fire HD 10はリアカメラとフロントカメラが内蔵されています。

Fire HD(2015)はリアカメラが500万画素、フロントカメラはHD(1,280 x720)というスペックでしたが、Fire HD(2017)はリアカメラが200万画素、フロントカメラはVGA(640 x480)とかなりスペックダウンしています。(2019年モデルはフロントカメラも200万画素に)

Fire HD 10 カメラのスペック比較
 Fire HD 10(2019)Fire HD 10(2017)Fire HD 10(2015)
リアカメラ200万画素200万画素500万画素
フロントカメラ200万画素VGAHD

カメラのスペックダウンはすべてのFire HDシリーズで起きており、要はFireタブレットで写真を撮影する人はあまりいないからとりあえずカメラが付けておいてQRコードの読み取りに影響がないような低スペックカメラに刷新したんでしょうね。

Fire HD 10(2017)のリアカメラでスプラトゥーン2のアミーボを撮影してみました。

Fire HD 10 カメラの画質
Fire HD 10 リアカメラの画質

とりあえず撮影できるレベルです。パッと見は綺麗に写っているようには見えますが拡大するとにじみやノイズがかなり乗っていて解像度も低くなっています。暗いところだとほとんど使い物にならないかも。

まあ、普通の人は手持ちのスマホで写真を撮ると思うのでFireタブレットにカメラの性能を求めても仕方ないでしょう。あくまでメモで写真を撮ったりQRコードの読み込みができるレベルのカメラだと思えばいいのかなと思います。

Amazon Alexaに対応

音声アシスタントのAlexaは2017年モデルのFire HD 10も2019年4月に配信されたのアップデートで使えるようになりました。

もちろん、新型のFire HD 10(2019)もAlexaによる音声操作が可能となっています。

Amazon Alexaは声で操作することができる機能です。

例えば天気を知りたいときに「アレクサ、今日の天気を教えて」と話しかけるだけで天気を知ることができますし、料理のレシピもFire HD 10に触れることなく教えてもらえるので便利ですよ。

スリープ状態からでも「アレクサ!」と呼びかけることで色んなこと助けてくれるのは嬉しい。個人的にはホーム画面を呼びかけるだけで表示してくれるのが便利かなと思っています。

他にも色んなスキルをインストールすることができるて路線情報をリアルタイムに調べたり、英語の勉強に使ったりと使い方次第ではかなり便利になるのかなと思います。

また、コントロール画面から「Showモード」に切り替えることでホーム画面からEco Showと同じような画面に切り替えることができます。

Fire HD 10 Showモード
Fire HD 10 ShowモードでEco Showとして使う

Fire HD 10はEco Showと違って端末が薄いので壁にフックでも取り付けて本体を置けるようにして、Showモードにしておけば高機能な時計としても使うことができるので、なかなかいいですね。

環境光センサーが非搭載に

Fire HD 10(2017)は加速度センサーと環境光センサーが搭載されていましたが、Fire HD(2019)は環境光センサーが廃止されています。

 Fire HD 10(2019)Fire HD 10(2017)
センサー加速度センサー加速度センサー、環境光センサー

Fire HD 10(2015)はジャイロスコープも搭載していて、端末の向きや回転などを検知できましたがFire HD 10は新型になるほどセンサーが排除されて今sね。

環境光センサーがあれば画面の明るさを自動調整してくれますが、まあ端末を安くするために仕方ない処置なのかもしれません。

Fire HD 10 タブレット レビュー

Fire HD 10 本体デザイン

ここからは旧型のFire HD 10(2017)のレビューとなっています。新型のFire HD 10(2019)の実機を手に入れ次第、レビューしたいと思います。

Fire HD 10 パッケージと付属品

パッケージはAmazonおなじみのオレンジの袋型の箱に入っています。

Fire HD 10 パッケージ

Fire HD 10本体の他に充電アダプタ、USBケーブル、説明書などが同梱しています。

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充電アダプタの出力は9Wタイプとなっていました。

Fire HD 10 充電アダプタ
Fire HD 10 充電アダプタは9Wタイプ

8インチのFire HD 8やFire HD 7は5Wの電源アダプタでしたが、バッテリー容量の大きいFIre HD 10はより容量の大きい9Wの電源アダプタが採用されているようです。

充電速度も速いのでバッテリーが少なくなってきてすぐに使いたいというときも安心です。

Fire HD 10 筐体デザインと質感

Fire HD 10は他サイズのFire HD 8やFire 7と同じデザインが採用されていて、エッジ部分が丸みを帯びた手に馴染むデザインとなっています。

Fire HD 10 本体デザイン
Fire HD 10 筐体デザイン(正面)

今時のタブレットにしては本体の薄さが厚めですよね。Fire HD 10(2015)は7.7mmと薄型デザインでしたがFire HD 10(2017)は本体の厚みが9.8mmもあり、ほぼ1センチの分厚さを誇っていることになります。

Fire HD 10 本体の厚み
本体は分厚いけど重量は軽い

ただ、本体の厚みの割に重量が軽いので手で持った感じは軽やかで使いやすいものとなっています。子どもたちも普通に持って動画を見ていますよ。

操作ボタンは本体上部にまとめられています。

Fire HD 10 操作ボタン
操作ボタンは本体上部に

正面左から音量ボタン、3.5mmヘッドフォンジャック、MicroUSB(Type-B)、電源ボタンが搭載されています。

本体横にあるカバーを開けるとmicroSDカードも入れることができます。

SDカードスロット
最大256GBにmicroSDカードを入れれる

Fire HD 10は最大256GBまでのmicroSDカードを使えるので本体のストレージ容量が少なくなって困るということはなさそうです。そもそも、FireタブレットはAmazonプライムビデオなどをストリーミング再生をメインで利用するのでストレージ容量はあまり気にしなくてもいいと思いますが。

筐体に採用されている素材はシボ加工されたプラスチックです。高級感はありませんが手触りは良いので持ち心地はまあまあ良いのかなと思います。

Amazon
筐体の素材はシボ加工された樹脂

カメラはフラットタイプのレンズが搭載されていますね。

Fire HD 10 カメラレンズ
リアカメラはフラットレンズでスッキリしている

スピーカーは本体左側に2基搭載されています。

スピーカー
ステレオスピーカーを搭載している

Fire HD 10のステレオスピーカーはDolby Atmosオーディオに対応しており、広がりのある立体感のあるサウンドを楽しむことができます。特に映画とのサウンドと相性がよく、タブレットにしては音圧も大きく台詞もとても聴きやすいスピーカーになっているのかなと思います。

まとめ:Fire HD 10はコスパ最高の格安Fireタブレット!

Fire HD 10は10.1インチディスプレイを搭載したAmazonのタブレット端末です。スペックは他メーカーのタブレットと比較すると弱いのかもしれません。しかし、Fire HD 10は15,980円から購入できるコスパ最強タブレットとなっていて最大のメリットといえます。

軽量版のFire OSを搭載しているおかげでスペックの割りにサクサク快適に動作するので「安いから使いにくい」を払拭した端末に仕上がっているのかなと思います。

Fire HD 10(2017)を使うメリット
  • 画面が10.1インチと大きくて見やすい
  • 画面解像度がフルHDでキレイ
  • CPUプロセッサ・メインメモリが強化されて動作が快適
  • Alexa対応で声で操作ができる
  • 丈夫なので子ども用タブレットに適している
  • 端末価格が15,980円と安く買える

端末価格が安いだけではなく巨体も意外と丈夫なのでお子さんの動画専用機としてFire HD 10を使うのもかなりアリです。

実際に我が家では動画大好きな娘にFire HD 10を渡してYouTubeやAmazonプライムビデオを見てもらっています。

結構乱暴に扱うことがあったりするのですが、1年以上子どもたちに使わせても壊れることなく動作し続けてくれています。

アルミ筐体を採用しているiPadのように凹んでしまうということもありませんし、多少豪快に扱っても大丈夫なくらい丈夫ですし、端末価格が安いので多少傷付いてもショックを受けることもありません。(一度だけ衝撃でディスプレイが外れかけましたがw)

Fire HD 10 手で持った感じ
気軽に使えるFire HD 10

Fire HD 10は32GBモデルなら15,980円で購入できますが、定期的に開催されているタイムセールなどを組み合わせることができれば、さらに安くFire HD 10を買うことができます。

2万円超える価格になるとスペックに見合っていないと思ってしまいますが、1万円くらいで購入できるなら普段使いのタブレットやAlexa専用端末としても、Fire HD 10という選択肢もかなりアリなのではないでしょうか。

なお、Fire HD 10の本体カラーはブラックしかありませんが、純正のカバーを装着すれば4つのカラーから選ぶことができます。カバーはスタンド機能を備えているので、動画を見ることが多い方はカバーも同時に買っておいたほうがいいかもしれませんね!

個人的にはFire HD 10に保護フィルムは要らないと思う(端末が安いので)のですが、傷が気になる方は保護フィルムどうぞ!

Fireタブレットは16:9の比率の縦長ディスプレイなのでインチ数の割に画面が小さく感じてしまいます。なので、個人的にはFire HD 8を買うくらいなら、大画面で性能が高いFire HD 10を選んだ方が快適で良いのではないのかなと思っています。

Kindle感覚でFireタブレットを使いたいならFire 7がおすすめです。Fire 7は2019年にCPUを刷新した新型モデルになっています。

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電子書籍だけ楽しみたいならFireタブレットではなくてKindleを選んだ方が幸せになれると思います。こちらの記事で詳しく書いているので是非とも参考にしていただければと思います。

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