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Fire HD 10 レビュー!安くて実用的で使えるタブレット!旧モデルとのスペック比較も!


Fire HD 10

AmazonのFire HD 10(第7世代)は32GBモデルを15,980円で購入できる格安タブレットです。Amazonのタイムセールを使えばさらに安くFire HD 10を手に入れることも可能ですが、こんなに安いと「安かろう悪かろうなんじゃないの?」と疑問に感じる方もいると思います。

確かにFire HD 10は価格相応のスペックを持ったタブレットなので淡い期待を抱かない方がいいです。しかし、Fire HD 10なら普通に動画を観たり、音楽を楽しんだり、インターネットを楽しんだり、電子書籍を観たりするのなら快適に使うことができます。

ここでは、Fire HD 10はどんな格安タブレットなのかをデザイン、スペック、使い勝手などを徹底レビューしています。Fire HD 10の購入を検討している方は是非参考にしていただきたいです。

 

Fire HD 10 タブレット レビュー

Fire HD 10は時期によっては1万円弱で購入できるので「1万円台の10インチタブレットなんて安かろう、悪かろうなんじゃないの?」と思う方も多いでしょう。

確かに1世代前のFire HD 10(2015)はかなり時代遅れなスペックとなっており、安かろう、悪かろうなタブレットだったかもしれません。しかし、2017年10月にFire HD 10は新型モデルになっています。

新型のFire HD 10(2017)は旧型よりも画面解像度が向上、CPUの性能が向上、RAMの容量が増えて大幅にスペック向上しており、まともに使うことができるタブレットへと進化をしているのです。

Fire HD 10の良いところ
  • 画面サイズが10.1インチで大きい
  • フルHD(1920 x 1200ピクセル)に対応
  • クアッドコアCPUと2GB RAMで快適に動作
  • ステレオスピーカーで動画を迫力サウンドで楽しめる
  • ストレージ容量が32GBと余裕がある
  • チープな筐体だから子ども用にも使える
  • 端末価格が安い
Fire HD 10の残念なところ
  • カメラの画質が悪い
  • スペックが少し時代遅れ(価格が安いから仕方ない)

スペックが低いのは価格相応なのかなと思いますし、正直なところデメリットらしくものがほとんどありません。15,980円でこのスペックなら十分満足することができると思うんですよね。

なお、Fire HD 10とFire HD 8の比較レビューをこちらの記事(→ Fire HD 10とFire HD 8、どっちが買い?画面の大きさやスペック・使いやすさを徹底比較!)をどうぞ!どっちを買うか迷っている方は参考にしていただけたらと思います。では、Fire HD 10のスペックなど詳しくレビューしていきます。

Fire HD 10 新旧スペック比較

Fire HD 10(2017)とFire HD 10(2015)のスペックを比較してみましょう。

Fire HD 10 新旧のスペック比較
  Fire HD 10(2017) Fire HD 10(2015)
ディスプレイ 10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
10.1インチ IPS
1280 x 800ピクセル
CPU クアッドコア 64bit ARM MT8173
@1.8GHz + @1.4GHz
クアッドコア 32bit ARM MT8135
@1.5GHz + @1.2GHz
GPU PowerVR GX6250 PowerVR G6200
RAM 2GB 1GB
ストレージ 32GB/64GB 16/32GB/64GB
OS Fire OS 5.3.4(Android 5.1) Fire OS 5.0(Android 5.1)
オーディオ Dolby Atmos、デュアルステレオスピーカー、マイク
カメラ VGAフロントカメラ、200万画素リアカメラ HDフロントカメラ、500万画素リアカメラ
Wi-Fi デュアルバンド a/b/g/n/ac 5GHz帯対応
Bluetooth 4.1LE 4.0LE
センサー 加速度センサー、環境光センサー 加速度センサー、ジャイロスコープ
拡張性 microSDカード(256GBまで) microSDカード(200GBまで)
バッテリー 10時間 8時間
Miracast - 対応
サイズ 262 x 159 x 9.8mm 262 x 159 x 7.7mm
重量 500g 432g
価格 32GB:15,980円
64GB:19,980円
16GB:29,980円
32GB:32,980円
64GB:35,980円

サイズは同じ10.1インチですが、画面解像度がHD(1280 x 800ピクセル)からフルHD(1920 x 1200ピクセル)に向上しているので画面が綺麗になっています。

Fire HD 10(2017)に搭載されているCPUは64bitに対応したクアッドコアプロセッサに刷新されて、メインメモリの容量が1GBから2GBに倍増するなどし旧モデルよりも30%ほど高速化されたのでアプリの起動、ゲームの動作がスムーズになり操作感が向上しています。

ただし、本体サイズの厚さが分厚く重量も重くなってしまいました。そのおかげなのかバッテリー駆動時間が8時間から10時間と長くなったのでタブレット端末としての使いやすさは向上しているといえるでしょう。 

では、詳しくFire HD 10のスペックを確認していきましょう。

ディスプレイの解像度がフルHDに

Fire HD 10のディスプレイサイズは新旧ともに10.1インチですが新型のFire HD 10(2017)のディスプレイ解像度が1,280 x 800(149ppi)から1,920 x 1,200(224ppi)に高画素化しています。

Fire HD 10 ディスプレイのスペック比較
  Fire HD 10(2017) Fire HD 10(2015)
ディスプレイ 10.1インチ IPS
1920 x 1200ピクセル
(226ppi)
10.1インチ IPS
1280 x 800ピクセル
(149ppi)
バッテリー 10時間 8時間
サイズ 262 x 159 x 9.8mm 262 x 159 x 7.7mm
重量 500g 432g

つまり、HD画質からフルHD画質に向上したことになります。

Fireタブレットを所持しているユーザーはAmazonプライムを加入している方が多いと思いますが、Amazonプライムビデオで映画やドラマをより綺麗な画質で映像コンテンツを楽しめるようになりました。

また、文字が主体となる電子書籍のKindle本を見る時にディスプレイの高精度化は恩恵を受けることになります。

フルHDディスプレイとHDディスプレイの綺麗さの違い

Fire HD 10(2017)のディスプレイはフルHD表示ができるようになったので、細かい文字もFire HD 10(2015)のHDディスプレイと比べると滑らかに表示することができています。画面の文字が見やすくなると目にも優しく疲れにくくなるので長時間の読書もすることが可能となるでしょう。

CPUとRAMの性能が強化された

Fire HD 10は新旧どちらのモデルもクアッドコアのCPUプロセッサを搭載していますが、Fire HD 10(2017)でようやく64bitのCPUプロセッサが採用されました。

GeekbenchでCPUの性能を計測してみました。

Fire HD 10 CPUの性能

Fire HD 10 新旧のスペック比較
  Fire HD 10(2017) Fire HD 10(2015)
CPU クアッドコア
64bit ARM MT8173
@1.8GHz + @1.4GHz
クアッドコア
32bit ARM MT8135
@1.5GHz + @1.2GHz
GPU PowerVR GX6250 PowerVR G6200
RAM 2GB 1GB
シングルコア 1478 748
マルチコア 2876 1512

Fire HD 10(2017)のCPUプロセッサはシングルコアが1478、マルチコアが2876となっており、スコアで見るとかなり低く2014年に発売したiPhone 6と同じくらいの性能となっていますが、Amazonプライムビデオの動画やブラウザを使ったインターネットなどは問題ないレベルで使うことができます。

Fire HD 10(2015)はシングルコアが750前後、マルチコアが1500前後なので単純計算で、新型・Fire HD 10のCPU性能は旧型モデルと比較して1.8倍ほどの高速化したということになりますね。

また、Fire HD 10に搭載されているRAMの容量が1GBから2GBに倍増されたので、マルチタスクによりアプリの切り替えもサクサクと操作できるようになり、普通の使い方においては動作が遅いと感じることはないのかなと思います。

文章だけではよく分からないと思うのでFire HD 10の操作している動画を撮影してみました。

これだけ滑らかに動作すればタブレットとして十分快適に動作していますよね。

カメラの性能は退化

Fire HD 10はリアカメラとフロントカメラが内蔵されていますが、Fire HD(2015)はリアカメラが500万画素、フロントカメラはHD(1,280 x720)とまあまあのスペックでのカメラとなっていましたが、Fire HD(2017)はリアカメラが200万画素、フロントカメラはVGA(640 x480)とかなりスペックダウンしています。

Fire HD 10 カメラのスペック比較
  Fire HD 10(2017) Fire HD 10(2015)
リアカメラ 200万画素 500万画素
フロントカメラ VGA HD

カメラのスペックダウン現象はすべてのFire HDシリーズで起きており、要はFireタブレットで写真を撮影する人はあまりいないからとりあえずカメラが付けておいてQRコードの読み取りに影響がないような低スペックカメラに刷新したんでしょうね。

Fire HD 10(2017)のリアカメラでスプラトゥーン2のアミーボを撮影してみました。

Fire HD 10 カメラの画質

とりあえず撮影できるレベルです。パッと見は綺麗に写っているようには見えますが拡大するとにじみやノイズがかなり乗っていて解像度も低くなっています。暗いところだとほとんど使い物にならないかも。

まあ、普通の人は手持ちのスマホで写真を撮ると思うのでFireタブレットにカメラの性能を求めても仕方ないでしょう。あくまでメモで写真を撮ったりQRコードの読み込みができるレベルのカメラだと思えばいいのかなと思います。

Bluetooth 4.1LEに対応

Fire HD(2015)のBluetoothは「4.0LE」でしたが、FIre HD(2017)は「Bluetooth 4.1LE」に対応しています。

Bluetooth 4.0LE(Low Enregy)も省電力機能が追加されたバージョンとなっていますが、Bluetooth 4.1LEはモバイル回線の電波干渉を抑えたりデータ転送の効率化が施されたバージョンとなっているので、Bluetoothアクセサリ利用時の性能が向上していることになります。

ジャイロセンサー非搭載

Fire HD 10(2015)は加速度センサーとジャイロスコープセンサーが搭載されていましたが、Fire HD(2017)はジャイロスコープが廃止されました。代わりに環境光センサーが新たに搭載されています。

ジャイロスコープは端末の向きや回転などを検知することができるセンサーですが、ARを使ったアプリを動かすには必須機能となります。

例えばポケモンGoはジャイロスコープやGPSといった機能が必要となってきます。しかし、ポケモンGoはFireタブレット非対応なので、そもそもジャイロスコープを使う用途がないのが実情です。

なのでジャイロスコープを廃止して実際に利用価値のある環境光センサーを搭載したということなのかもしれません。

 

Miracast(ミラーリング)に非対応

Fire HD 10(2015)は外部モニターに出力することができるミラーング機能・Miracastに対応していましたが、Fire HD(2017)はMiracastが廃止されてしまいました。

タブレットを外部モニターに出力できる機能は当たり前に搭載されている機能でもあるので、それが利用できないのはちょっと残念ですね。例えば、AmazonプライムビデオをFire HD 10で再生してテレビに出力するということができません。

テレビでAmazonプライミビデオを楽しみたいなら素直にFire TVを購入しろということなのかもしれません。

Fire HD 10 本体デザイン

では、Fire HD 10(NEWモデル・第7世代)の外観デザインを見ていきたいと思います。

Fire HD 10 パッケージと付属品

パッケージはAmazonおなじみのオレンジの袋型の箱に入っています。

Fire HD 10 パッケージ

Fire HD 10本体の他に充電アダプタ、USBケーブル、説明書などが同梱しています。

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充電アダプタの出力は9Wタイプとなっていました。

Fire HD 10 充電アダプタ

8インチのFire HD 8やFire HD 7は5Wの電源アダプタが採用されていましたが、バッテリー容量の大きいFIre HD 10はより容量の大きい9Wの電源アダプタが採用されているようですね。

Fire HD 10 筐体デザインと質感

Fire HD 10の本体正面は他のサイズのFire HD 8やFire 7と同じデザインとなっており、エッジ部分が丸みを帯びた手に馴染むデザインが採用されてます。

Fire HD 10 本体デザイン

今時のタブレットにしては本体の薄さがけっこう厚いですよね。Fire HD 10(2015)は7.7mmと薄型デザインでしたがFire HD 10(2017)は本体の厚みが9.8mmもあり、ほぼ1センチの分厚さを誇っていることになります。

Fire HD 10 本体の厚み

操作ボタンは本体上部にまとめられています。

Fire HD 10 操作ボタン

正面左から音量ボタン、3.5mmヘッドフォンジャック、MicroUSB(Type-B)、電源ボタンが搭載されています。本体横にあるカバーを開けるとmicroSDカードも入れることができます。

SDカードスロット

Fire HD 10は最大256GBまでのmicroSDカードを使えるので本体のストレージ容量が少なくなって困るということはなさそうです。そもそも、FireタブレットはAmazonプライムビデオなどをストリーミング再生をメインで利用するのでストレージ容量はあまり気にしなくてもいいと思いますが。

筐体に採用されている素材はシボ加工されたプラスチックです。高級感はありませんが手触りは良いので持ち心地はまあまあ良いのかなと思います。

Amazon

カメラはフラットタイプのレンズが搭載されていますね。

Fire HD 10 カメラレンズ

スピーカーは本体左側に2基搭載されています。

スピーカー

Fire HD 10のステレオスピーカーはDolby Atmosオーディオに対応しており、広がりのある立体感のあるサウンドを楽しむことができます。特に映画とのサウンドと相性がよく、タブレットにしては音圧も大きく台詞もとても聴きやすいスピーカーになっているのかなと思います。

まとめ:Fire HD 10はコスパ最高の格安Fireタブレット!

旧型のFire HD 10(2015)は価格が高い割にスペックがかなり微妙だったので、どうしてもFire HD 8やFire 7に目が向きがちになっていました。しかし、2017年10月に発売したFire HD 10(2017)は性能が大きく向上してとても使いやすタブレットになっています。

Fire HD 10(2017)を使うメリット
  • 画面が10.1インチと大きくて見やすい
  • 画面解像度が向上して画面が綺麗に
  • CPUとRAMが強化されて動作が快適に
  • 丈夫なので子ども用に適している
  • 端末価格が安い

端末価格が安いだけではなく巨体も意外と丈夫なのでお子さんの動画専用機としてFire HD 10を使うのもかなりアリです。実際に我が家では動画大好きな娘にFire HD 10を渡してYouTubeやAmazonプライムビデオを見てもらっています。

結構乱暴に扱うことがあったりするのですが、1年以上子どもたちに使わせても壊れることなく動作し続けてくれています。

アルミ筐体を採用しているiPadのように凹んでしまうということもありませんし、多少豪快に扱っても大丈夫なくらい丈夫ですし、端末価格が安いので多少傷付いてもショックを受けることもありません。

Fire HD 10 手で持った感じ

Fire HD 10は32GBモデルなら15,980円で購入することができますが、定期的に実施されているキャンペーンのクーポンやタイムセールなどを組み合わせることができれば、さらに安く金額でFire HD 10を買うことができるのです。

2万円超える価格になるとスペックに見合っていないのかなと思いますが、この価格で普通に使うことができるタブレット買うことができるのであれば、Fire HD 10という選択肢もかなりアリなのではないでしょうか。 

Fireタブレットは16:9の比率の縦長ディスプレイなのでインチ数の割に画面が小さく感じてしまいます。なので、個人的にはFire HD 8を買うくらいなら、大画面で性能が高いFire HD 10を選んだ方が快適で良いのではないのかなと思っています。

なお、Fire HD 10の本体カラーはブラックしかありませんが、純正のカバーを装着すれば4つのカラーから選ぶことができます。

Fire HD 8やFire 7のレビューもあります。参考にしていただければ幸いです。

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(この記事は2017年11月に公開したものを2019年1月に修正・加筆しています。)