Amazon Fire 7 レビュー

AmazonのFireタブレットはとても安く購入できますが、Fire 7は5,980円〜の超格安タブレットとなっています。

こんなに安いFire 7ですが実際の使い勝手はどうなのか気になるところですよね。この記事ではAmazon Fire 7のデザイン、性能、使いやすさなどをレビューをしているので、気になっている方は参考にどうぞ!

2019年6月6日にCPUなど基本性能を強化しAlexaに対応したFire 7の新型モデルが発売されました。新型と旧型の比較もしているので、旧型からの乗り換えの方も参考になるかなと思います。

Amazon Fire 7 レビュー

Amazon Fire 7は2019年6月6日に新型モデルがリリースされて、CPUがMediaTekの「MT8127B」から「MT8163V/B」に強化されて、ストレージ容量も8GB → 16GBに増えてスペックアップしています。

Fire 7の良い点
  • コンパクトサイズのタブレット端末
  • 5,980円で買える超格安タブレット
  • タイムセールでさらに安く購入できる
  • プライム会員ならプライムビデオ、ミュージックなどのサービスを使える
  • インターネット、SNS、アプリ、ゲームも楽しむことができる
  • Alexaで音声操作ができる(2019年モデル)

Fire 7はとにかく安く買えるタブレット端末です。

16GBモデルなら5,980円という驚きの金額。この価格のタブレットでも普通にインターネット、SNS、メールなど普通に使えますしAlexaにも対応しているのでコストパフォーマンスは最強といって良いでしょう。

Fire 7の残念な点
  • アプリ数が少ない
  • 動作が少し遅い
  • 液晶の色合いがあまり綺麗ではない
  • 画面が小さい
  • カメラの画質が悪い

1万円以上するタブレットと比べるとFire 7の動作が遅いと感じるかもしれません。まあ、仕方ないですよね。ただ、新型のFire 7(2019)は性能が強化されたCPUを搭載しているので、旧型よりも快適に動作するようになっています。

なお。Fire 7は2019年7月15日〜16日のプライムデー2019のセールに登場し5,000円以下で購入することができるので、Fire 7を狙っている方はこの機会にどうぞ!

では、Amazon Fire 7を詳しくレビューしていきたいと思います。

Fire 7 新旧 スペックの比較

2019年モデルのFire 7はディスプレイサイズ、解像度、カメラなどは同じスペックとなっていますが、CPUプロセッサが64bitに対応したクアッドコアCPUに刷新されたので、動作速度はかなり改善されています。

Fire 7 新旧 スペック比較
 Fire 7
年式2019(Newモデル)20172015
ディスプレイ7インチ
1024 x 600 IPSパネル
(171 ppi)
プロセッサクアッドコア
64bit ARM MT8127@1.3GHz
クアッドコア
32bit ARM MT8127@1.3GHz
RAM1GB
ストレージ16/32GB8/16GB
OSFire OS
オーディオモノラルスピーカー
マイク
カメラVGAフロントカメラ
2メガピクセルHDリアカメラ
Wi-Fiデュアルバンド
a/b/g/n
シングルバンド
b/g/n
microSDカード最大512GB最大256GB最大200GB
バッテリー7時間8時間7時間
サイズ192 x 115 x 9.6mm191 x 115 x 10.6mm
重量286g295g313g
価格16GB:5,980円
32GB:7,980円
8GB:5,980円
16GB:7,980円

Fire 7(2019)のCPUはようやく64bitプロセッサに刷新されて全体的な動作速度が旧型よりも快適に動作するようになっています。メインメモリ(RAM)の容量は1GBと少ないままなのでマルチタスクで使うと動作が遅くなるので注意です。

まあ、普通にインターネットしたり、YouTubeやAmazonプライムビデオで動画を見たり、プライムミュージックで音楽を楽しんだり、Kindleで本を読むなど基本的なタブレットの使い方であれば特に問題ないです。

  • CPUの性能は低いがプライムビデオ・ミュージック・電子書籍を楽しむなら問題ない

それにしても、Fire 7はタブレット端末としては価格は異常な安さですよね。新型のFire 7(2019)はストレージ容量が8GBから16GBに倍増していますが価格据え置きの5,980円と良心的となっています。

パッケージと付属品

Fire 7はオレンジ色の袋型のパッケージに梱包されており、Fire 7本体、充電ケーブル(Micro-B USB)と5Wの充電アダプタ、説明書が入っています。

Fire 7(2019)パッケージと付属品
Fire 7(2019)パッケージと付属品

Fire 7の電源を入れるとFire OSが起動します。

Fire 7 起動

Fire OSはAndroidがベースとなったもので基本的な使い勝手はAndroidと差はありませんがAndroidで利用できるGoogle Payなどのサービスは利用できないのでAndroidアプリをインストールすることはできません。

なお、Fire 7(2017)のFire OSはAndroid 5、Fire(2019)のFire OSはAndroid 7がベースとなっているのでセキュリティベースは向上していると思います。

裏技でAndroidアプリをインストールすることもできますが、Fire OS向けのアプリがいくつかリリースされているので基本的には必要ないでしょう。

外観デザイン(比較)

Fire 7のカラーはブラックのみで電子書籍リーダーのKindle同様に丸みのあるデザインとなっています。背面中央部分にAmazonのロゴが印字されているのですぐにFireタブレットを使っているんだなということを確認することができます。

なお、Fire 7(2017)はAmazonのロゴが刻印されていましたが、Fire 7(2019)はAmazonのスマイルマークが背面パネルに刻印されています。

Fire 7(2019)とFire 7(2017)背面パネルの違い
Fire 7(2019) vs Fire 7(2017)背面パネル比較

筐体素材はプラスチック素材で表面は細かいシボ加工が施されているので手触りはサラサラとしておりKindleの質感と似ています。

高級感はありませんが5,980円という価格を考えれば相応の質感なのかなと思います。

ただ、少し傷が付きやすくブラックの筐体は傷や汚れが目立ってしまいます。できればKindleのようにホワイトモデルがあれば嬉しいのですがFireタブレットのカラーラインナップはブラックしかないのがちょっと残念。

片手でも持ちやすいサイズ

Fire 7は7インチ(1024 x 600ピクセル)のディスプレイを搭載し画面比率が16:9なので、iPadなどのタブレットと比べると少しだけ長細いデザインになっています。

Fire 7 片手で持てるサイズ
Fire 7は片手で持てるサイズ感

ただ、長細い液晶のおかげで7インチという画面サイズでも片手で持つことができるのもFire 7の特徴となっており、本体全体が丸っぽいので持ちやすさは抜群です。なので、電子書籍端末のKindleと同じように片手で持ってコンテンツを楽しむことができるでしょう。

fire 7 片手で持ったところ
丸みのあるスタイルで持ちやすい


AppleのiPadシリーズのディスプレイは4:3の画面比率となっているので縦持ちした時の横の画面幅がそれなりに広くなっているので、iPadを使っているユーザーがFire 7を見ると画面の長細さに少しだけ違和感を覚えるかもしれません。

fire 7とiPad mini
左:fire 7 右:iPad mini 2

Fire 7は16:9の画面比率は動画コンテンツに適しているので映画を見る時はiPad miniと同じくらいの大きさで見ることができます。

つまり、本体サイズを抑えつつ動画コンテンツは迫力あるサイズで楽しむことができる優れた画面サイズになっているということですね。

Fire 7の本体上部の左から音量ボタン、ヘッドフォンジャック、充電用のUSBポート(Micro-B)、電源ボタンが搭載されています。

Fire 7(2019)とFire 7(2017)操作ボタン
上:Fire 7(2017)下:Fire 7(2019)

Fire 7(2017)のボタンはシルバーでしたが、Fire 7(2019)はブラックに変更されていました。

リアカメラの画質

Fire 7の本体左上にリアカメラが搭載されています。

Fire 7(2019)とFire(2017)リアカメラ

Fireタブレットのカメラは200万画素のイメージセンサーを搭載していて現在のスマホに搭載されているような画質の良い写真を撮ることはできません。

とりあえずカメラが付いてます程度のものでカメラアプリを起動した瞬間、「あ…汚いわ。」となります。なので、写真を撮影したいなら普通にスマートフォンのカメラで撮影したほうがいいでしょう。

参考までにFire 7で写真を撮影してみました。

Fire 7 カメラ画質1

ぱっと見は綺麗に撮影できていますが、200万画素なのでよく見ると写真の画質は荒くノイズも多いです。蛍光灯など薄暗い部屋の中での撮影はかなり厳しいものになるのかなと思います。

Fire 7 カメラ画質2

とりあえず記録はできるのかなぁというレベルのカメラの画質となっています。ちなみに、上記2枚の写真は16:9で撮影したものですが、カメラアプリの設定から4:3に変更することができます。

ただQRコードを読み取るアプリをインストールすることでQRコードからの読み取りが可能となるのでカメラがあることで実用性はあるでしょう。

モノラルスピーカーで音質は普通

Fire 7には本体右下にモノラルスピーカーを搭載していますが、Fire 7(2017)は背面パネル側にスピーカーがありましたが、Fire 7(2019)は一般的なタブレットと同じようにサイドにスピーカーが移設しています。

Fire 7(2019)はサイド部分にスピーカーが移動した

2017年モデルは机の上に置いて音楽を流すと音がこもってしまいましたが、2019年モデルはサイド部分にスピーカーを搭載しているので、テーブルの上に置いても普通に音が聞こえるようになりました。

音質はまあ普通です。特別悪くもありませんが良くもありません。ただ、音は大きくすることができるので、普通に音楽を楽しむこともできると思います。

Amazonビデオで映画を見ると画面が7インチとそこそこ大きいだけあって物足りなさを感じてしまうかもしれません。スピーカーの音質はFire 7よりも上位モデルのFire HD 8やFire HD 10の方が良くなっていて

microSDカードでストレージの容量を増やせる

Fire 7はmicroSDカードを追加することができます。

本体横にSDカードスロットが搭載されているので、そこにmicroSDカードを入れることができ2019年モデルは最大で512GBまストレージ容量を拡張することができます。(2017年モデルは256GBまで)

Fire 7 microsdカードスロット
Fire 7は最大512GBまで拡張可能

8GBモデルを使っているとすぐに容量がいっぱいになってしまうので、32GB程度のmicroSDカードを追加するのがいいかもしれませんね。

ちなみにユーザーが利用できる容量が8GBモデルだと5.6GB、16GBモデルだと10GBほどしか使えないので、実際にちょっと使っただだけで空き容量が3GBほどしかない状態になってしまうので、普通にFire 7を使っていればすぐにストレージ容量はいっぱいになってしまうでしょう。

Amazonなら128GBタイプのmicroSDカードもかなり安く購入できます。


ディスプレイの大きさ・品質について

Fire 7(2019)のディスプレイサイズは7インチとなっており、漫画単行本よりも少し小さく、小説よりも少しだけ大きいサイズとなっています。

Fire 7と単行本の大きさ比較
Fire 7の本体サイズは単行本と同じくらい

小説を読むにはちょうど良いサイズですが漫画を読むには少し画面が小さいと感じてしまうかもしれません。

Fire 7のディスプレイは1024 x 600ピクセルと解像度はい液晶パネルが搭載していますが、IPSパネルを採用しているので発色は悪くありません。

Fire 7 ディスプレイ品質
Fire 7のディスプレイ

まあ、スマートフォンのディスプレイの高解像度化が進む中でのFireタブレットの解像度の低さは顕著に感じてしまいます。特に文字の細かいYahoo!のトップ画面を開くと文字が潰れてしまい、とても見にくいですよね。

Fire 7 解像度
画面の画質は荒い

Fire 7のピクセル密度は171ppiとなっており、無印Kindleの167ppiよりも少しだけ解像度が高くなっていますがその差を見分けられないのでほぼ同じ解像度といっていいでしょう。

KindleとFire 7 比較
KindleとFire 7の画面を比較

Kindleは光の反射がなく紙の本を読んているかのような質感があるので電子書籍の文字はとても見やすくなっていますが、Fire 7(2019)の保護ガラスは光を反射してしまうので明るいところでは少し見にくいと感じてしまうかもしれません。

なので電子書籍を見るならe-ink(電子ペーパー)を採用していて文字の視認性が良いKindleを選んだ方がいいのかも。

上位モデルの電子書籍リーダー・Kindle Paperwhiteなら300ppiの解像度ですし、電子書籍リーダーとしての利用をメインで考えているならFireタブレットではなくKindleの方がいいと思います。

Kindleについてはこちらの記事で詳しくレビューしているので参考にしていただければ幸いです。

基本的にFireタブレットは画面比率が16:9となっていることを考えると本を読むよりも動画を見るのに適した設計になっているといっていいでしょう。

CPUの性能・操作感

Fire 7はクアッドコアのCPUが搭載されていますが、Fire 7(2019)で64bitプロセッサに刷新されて性能が大きく向上しています。

Fire 7 新旧 CPUの比較
 Fire 7
年式2019(Newモデル)2017
プロセッサクアッドコア
64bit ARM MT8127@1.3GHz
クアッドコア
32bit ARM MT8127@1.3GHz
RAM1GB
ストレージ16/32GB8/16GB

メインメモリ(RAM)は1GBのままとなっていますが、ストレージ容量は一番安いモデルで16GB搭載しているので使い勝手は向上していますね。

GeekbenchでCPUの性能を計測してみました。

Fire 7(2019)vs Fire 7(2017)CPUの性能
Fire 7 新旧 CPUの比較
 Fire 7
年式2019(Newモデル)2017
シングルコア648362
マルチコア19641174

Fire 7(2019)に採用された64bitプロセッサはシングルコア648、マルチコア1964と70%ほど性能が向上しているようです。

まあ、最近のタブレットと比較したら性能はかなり低いですが、2019年モデルは2017年モデルと比較すれば快適に使うことができるのかなと思います。

実際に動画で動作速度を比較してみました。

ブラウザの描画速度は明らかにFire 7(2019)のほうが高速化されているのがわかります。まあ、これでもちょっと動作が遅いなーって思うかもしれません。

ちなみに、Fireタブレットに採用されているFire OSは動作が軽いので普通にプライムビデオを観たり、音楽を聞く、電子書籍を読むといった使い方なら問題はないでしょう。

ただ、メインメモリの容量が1GBと少ないので3Dグラフィックを多用したゲームアプリを遊ぶのは少々難しいかもしれません。モンストやパズドラなどのゲームなら問題なく遊べるとは思いますが。

Fire 7(2019)はAlexaに対応

Fire 7(2019)は音声アシスタントのAlexaに対応しています。Fireタブレットは先駆けて10インチモデルのFire HD 10がAlexaに対応しましたが、Fire 7が続いて対応したことになります。

Alexaに対応したFire 7なら話しかけるだけで音楽をかけたり、天気を調べたり、色んなことができるので、とても便利に使うことができるでしょう。

ただし、Eco Showモードには非対応となっているので、FireタブレットをEco Showとして使うことを考えているならFire HD 10を選ぶことをおすすめします。

まとめ:Amazon Fire 7がおすすめな人

Fire 7を使うのにおすすめな人はこんな方々でしょうか。

Fire 7がおすすめな人
  • コンパクトなタブレット端末が欲しい
  • とにかく安いタブレット端末が欲しい
  • Kindle端末からのステップアップに
  • 子ども用にタブレット端末が欲しい

安いタブレットが欲しい

Fire 7は5,980円から購入できるのでタブレット端末としてかなり安いです。とにかく安いタブレットを使いたいならオススメの端末です。性能は抑えられているのでその点は理解しておいたほうがいいでしょう。

とはいえ、プライムビデオやプライムミュージックなどAmazonのサービスを快適に使えるようにセッティングされた端末なのでAmazonのサービスをメインで使うならFire 7は最適なタブレットとなっています。

インターネットやゲームしたりすることを目的で購入すると動作が遅いし、アプリの数もAndroidやiOSと比較するとかなり少ないので、ゲームで遊びたいなら手持ちのスマホを使うかスペックの高いタブレットを購入するのがおすすめです。

Fire 7の最大のメリットは安さです。あくまで2台目のサブ機として考えるならFireタブレットはアリなのかなと感じます。

Kindle端末のステップアップに

FireタブレットはFire 7の他に画面サイズの大きくなったFire HD 8やFire HD 10があります。普通に考えると画面の大きいFire HD 8やFire HD 10の方がいいですが、Fire 7の本体サイズはKindleと横幅が同じくらいなので、片手で持って操作してコンテンツを楽しむことができます。

Fire 7とKindle
左:Fire 7 右:Kindle Paperwhite
Fire 7とKindle Paperwhiteの本体サイズ差
  • Fire 7:192 x 115 x 9.6mm
  • Kindle Paperwhite:160 x 115 x 9.1 mm

なので普段の生活ですでにKindleを使っていて同じ感覚でタブレットを使いたいという方はFire 7を選ぶメリットはかなりあるように感じます。片手サイズのタブレットで映画を見たりすることができるのはなかなか素敵なものですよ。

子ども専用タブレットが欲しい

実は新型のFire 7(2019)は通常モデルだけでなくキッズモデルも選ぶことができます。

キッズモデルではなく通常モデルでもAmazon FreeTime Unlimitedに加入することで、キッズモードにして子ども向けのタブレットにすることも可能となっています。

Fire HD 8とFire 7を比較レビューはこちらの記事をどうぞ!

より大画面でコンテンツを楽しむことができるFire HD 10のレビューはこちらをどうぞ!

なお、FireタブレットはAmazonプライム会員になることでAmazonビデオやミュージックなどを使うことができるようになり最大限の力を発揮することができます!Amazonプライム会員になってからFire 7を買うのがおすすめです。

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すべての動画は見放題になりませんが、かなりの数の映画やアニメなどの番組をプライム会員の年会費(4,900円)のみで見放題となるのでかなりお得です。Fire タブレットとプライムビデオの相性は抜群なのでFireタブレットを買う前にプライム会員になっておくことで、時期にもよりますが割引価格で買うことができることもあります。

Amazonプライムの詳しいメリットについてはこちらの記事を参考にしてください!

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