EOS Kiss X9iとEOS 9000Dが正式発表

Canonが新型の一眼レフデジタルカメラの「EOS Kiss X9i」と「EOS 9000D」を正式に発表しましたね。併せてミラーレス一眼カメラのエントリーモデルとなる「EOS M6」なども発表しましたが、個人的には「EOS Kiss X9i」と「EOS 9000D」の二つに注目をしており、久しぶりにCanonのカメラ、欲しいなーと思いました。


 

「EOS Kiss X9i」と「EOS 9000D」は、2015年4月にリリースされた「EOS Kiss X8i」と「EOS 8000D」の後継機種となっており、両モデルは基本性能はほぼ同じに外観に違いも持たせています。(左:EOS 9000D、右:EOS Kiss X9i)

EOS kiss X9iとEOS 9000D

EOS Kiss X9iとEOS 9000Dはいわゆるエントリーモデルとなっていますが、性能が上位モデルのEOS 80Dを上回るところがあったりと性能アップが図られています。

スペックを比較(X9i・X8i・80D・X7)

個人的に気になるモデルのスペックを比較してみました。

EOS Kiss X9i
EOS 9000D
EOS Kiss X8i
EOS 8000D
EOS 80DEOS kiss X7
有効画素数約2420万画素約1800万画素
センサーAPS-C
デュアルピクセル
CMOSセンサー
APS-C
CMOSセンサー
APS-C
デュアルピクセル
CMOSセンサー
APS-C
CMOSセンサー
映像エンジンDIGIC 7DIGIC 6DIGIC 5
画像ファイル形式JPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)
AF45点19点45点9点
ライブビューAFデュアルピクセル
CMOS AF方式
ハイブリッド
CMOS AF III 方式
デュアルピクセル
CMOS AF方式
ハイブリッド
CMOS AF II方式
シャッター速度1/4000~30秒、バルブ1/8000~30秒、バルブ1/4000~1/60秒、1/4000~30秒、バルブ
測光分割数63163(7560画素RGB+IR測光センサー使用、63分割TTL開放測光)63
ISO感度ISO100~25600(拡張:51200)ISO100~12800(拡張:25600)ISO100~16000(拡張:25600)ISO100~12800(拡張:25600)
連続撮影速度最高約6.0コマ/秒最高約5.0コマ/秒最高約7.0コマ/秒最高約4.0コマ/秒
ファインダー視野率上下左右とも約95%上下左右とも約100%上下左右とも約95%
ファインダー倍率約0.82倍約0.95倍約0.82倍
液晶タッチパネル付ワイド3.0型ワイド3.0型タッチパネル付ワイド3.0型
Wi-Fi802.11b、g、n×
Bluetooth×
NFC×
撮影可能枚数
ファインダー
ストロボ撮影なし
約820枚約550枚約1390枚約480枚
防塵防滴××
大きさ
幅 × 高さ × 奥行(mm)
9i:約131.0 × 99.9 × 76.2
9000D:約131.0 × 99.9 × 76.2
8i:約131.9 × 100.7 × 77.8
8000D:約131.9 × 100.9 × 77.8
約139.0 × 105.2 × 78.5約116.8 × 90.7 × 69.4
質量
(本体のみ)
9i:約485g
9000D:約493g
8i:約510g
8000D:約520g
約650g約370g

デュアルピクセルCMOSを搭載

EOS Kiss X9iとEOS 9000DはEOS 80Dに搭載されていたデュアルピクセルCMOSを採用した2420万画素のAPS-Cセンサーを搭載しています。

デュアルピクセルCMOSセンサーはライブビューの撮影で威力を発揮するもので世界最速の0.03秒でシャッターを切ることが可能です。ファインダー撮影もAF測距点が45点と大幅に増えており、ピントをより速く正確に合わせることができるように。


 

DIGIC 7を搭載し撮影可能枚数も大幅に増えた!

映像エンジンはDIGIC 7を採用しています。

上位モデルのEOS 80DですらDIGIC 6なのに、エントリーモデルのEOS Kiss X9iとEOS 9000DはDIGIC 7を搭載しています。

DIGIC 7を採用することで処理速度が大幅に速くなり、さらに暗いところでのノイズも減らすことが可能となり常用ISOが100〜25600を実現。レンズ光学補正も進化し周辺光量補正、色収差補正、歪曲収差補正に加え、回折補正にも対応しより鮮明な写真を撮影することができるようになっています。

さらに、撮影可能枚数が大幅に増えています。

X8i/8000Dは一回のバッテリーで撮影できる枚数は約550枚だったのが約820枚に大幅に増えています。これは凄いです。バッテリーパックは同じなのでDIGIC 7がかなり省電力になったということなのでしょう。

本体サイズが小型・軽量化

EOS Kiss X9iとEOS 9000Dは本体サイズが小型化し重量も少しだけスリムになりました。

EOS kiss X9i/8000D 本体サイズ小型化

標準ズームレンズも「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」に刷新され全長が18%短くなるなり、全体的に小型化を実現しているようです。F3.5からF4にさらに暗いレンズになってしまったようですが、旧レンズよりも手ぶれ補正性能が向上させることでレンズが暗くなることによる手ブレの問題は解決しているようです。

本体とレンズが一回り小さくなって持ち運びしやすくなるのは嬉しいところ。

EOS Kiss X7の後継機は?

そういえば、EOS Kiss X7iの小型バージョンだったEOS Kiss X7の後継機が出ませんでしたね。1世代だけのボディということになりそうです。

EOS kiss X7

EOS Kiss X8iと8000Dはラインナップから外れましたが、EOS Kiss X7は引き続き販売は継続されるようで、まだまだ現役で頑張ることになります。

個人的にはこのボディサイズの最新モデルが見たかったので新モデルが出なかったのは残念ですが、ミラーレス一眼のEOS M6もあるので、このシリーズの更新は今後ないかもしれませんね。

新しくなった標準ズームレンズ「EF-S18-55mm F4-5.6 IS STM」と組み合わせて販売しないんでしょうかね。もし、そうなると価格が少しだけ値上がりしそうなのですが。

ちなみに、現在のEOS Kiss X7はレンズキットで約4万円という破格で購入することができるので、非常にコストパフォーマンスの高い一眼レフカメラとして人気となっています。

まとめ

EOS Kiss X9iとEOS 9000Dは2017年4月上旬にリリースされる予定となっており、価格はEOS Kiss X9iのボディは9万円前後、EOS 9000Dのボディは10万円前後となるようで、EOS 80Dが11万円前後であることを考えると少し高い価格設定と言えるかもしれません。