Appleのタブレット端末・iPadはSmart Keyboardなどワイヤレスキーボードを使って作業することができるのでパソコンの代わりで使ってみようかなと考える人も多いですよね。

iPadはもともとiOS 10まではフォルダ管理をすることができず、Documentsといったアプリを入れることでiPadでも快適にフォルダ管理できるようになってました。

そんな中で、iOS 11以降はiPadでもフォルダ管理ができるようになり、現在はiPad OS 14になってMacと同じようなファイル管理ができるようになっています。

しかし、まだまだ出来ないことも多いので「Documents」という無料アプリを使うことでフォルダ管理を拡張することができます。

iPadのフォルダ管理アプリDocumentsが便利

App StoreからDocumentsをiPadにインストールすることで。ちなみにiPhoneにも対応しているので、別デバイスとの連携も比較的簡単に行うことができそうです。

Documentsのトップ画面はこんな感じ。左サイドにメニューが表示されておりアイコンでフォルダとファイルが表示されています。

純正のファイルアプリと同じようにリスト表示にすることもできて、フォルダやファイルの並び替えをすることも可能です。

右下にある「+」ボタンからファイルの取り込み(写真、ファイル、コンピューター)をしたり、新規フォルダ、テキストファイルの作成、PDFを作成、書類をスキャン、写真の撮影ができるようになっています。

アクセス可能なクラウドサービス

サイドメニューにある「接続先を追加」を選択すると各クラウドサービスにアクセスすることも可能となっており、Dropbox、Google Drive、box、OneDriveなどを設定することが可能となっています。

iCloud Driveは「ファイル」ですでに設定されているので気軽に使うことができます。

Apple純正のファイルアプリは使いたいクラウドサービスのアプリをインストールしないと使うことができませんが、DocumentsならそれぞれのアプリをインストールしなくてもログインIDとパスワードを入力するだけで設定できるのがとても使いやすいですよね。

FTPにも対応しHTMLの編集もできる

FTPやWebDAVにも対応しているので、レンタルサーバーにアクセスし、内蔵エディタを使用することでコード編集をすることもできます。

無料アプリなのにHTMLやCSSの編集まで出来るのが凄いですね。簡易エディタなので使いやすくはないかもしれませんが、ちょっとした編集くらいならできるので、便利です。

フォルダを作成する方法

新規フォルダを作成するのは右下にある「+」をタップし「新規フォルダ」を選択します。

すると新しいフォルダが作成されるので任意の名前を付けます。

するとフォルダが作成されます。この中にテキストデータや画像データ、PDFデータなどいろんなデータを格納することが可能となります。

まさに使い勝手は普通のパソコンと同じですね。

ファイルの作成

Documents 6はエディタを内蔵しているので、簡単なテキストデータなら作成して編集することができます。さきほど作成したフォルダの中で右下の「+」をタップして、「テキストファイル」を選択します。

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するとエディタが起動して文字入力をすることが可能になります。右上のメニューアイコンの「リッチテキストファイルを作成」を選択することで、文字の大きさ、太さ、色を変更することができます。

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編集が完了したら「完了」を選択することでファイルを保存することができます。リッチテキストファイルで作成した文章は「RTF文章」で保存しましょう。

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保存した書類は先ほど作成したフィルダに保存されています。

PDFファイルを作成できる

他にもPDFファイルを扱うことも可能です。開いたPDFファイルに注釈を入れたり、安打ライン、ハイライト、取り消し線などを書くこともできるので、書類の確認作業も一括で取り扱うこともできます。

ただし、PDFの機能は年間5,400円の有料機能となってしまいます。もし、PDFを扱うことが多いなら使ってみるのもいいのかもしれません。

ファイルを移動する方法

Documentsはドラッグ&ドロップでファイルを別のフォルダに移動することができます。

例えば、iPadの写真アプリに保存してある画像をDocumentsのフォルダの中に移動(元データは写真アプリに残るので複製になります。)させるには、Documentsから写真フォルダにアクセス、移動したい画像を長くタップすることで移動できます。

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移動させたい写真データをタップした状態で、保存したフォルダにアクセスします。

保存したいフォルダに来たら手を離すと自動的にファイルが移動します。

このフォルダの中にテキストファイルと画像データが格納されました。

iPad OSもファイルアプリが標準で付属していますが、ファイルの移動は手順を踏む必要があり手順が多いので大変ですが、Documentsは感覚的にフォルダの作成はファイルの管理ができるのでとても使いやすいです。

また、2画面表示(Split View)にすることでファイルの移動も可能となっています。

フォルダ圧縮してメール送信

Documentsはフォルダにまとめたデータをzip圧縮することもできます。

iPad OS 14もフォルダの圧縮や解凍ができるようになったので、Documentsでしかできないという機能ではなくなりましたが、PCのように圧縮して容量の複数のデータをメールで送信することが簡単にできてしまいます。

圧縮したいフォルダのメニューを開いて「zip圧縮」を選択することで、圧縮データを作成できます。

さらに圧縮フォルダのメニューから「メール」を選択することで、このままメールでデータを送信することも可能です。

Documentsを使うことで、フォルダ管理だけではなくデータを作成、編集をして、そのままメールを送信するという使い方もできます。

ブラウザから無料の画像をダウンロード可能

Documentsはブラウザを内蔵しています。

例えば、無料の写真素材サイト「写真AC」から画像をDocuments 6のフォルダにダウンロードすることができます。ダウンロードしたい写真を選んで「ダウンロード」をタップします。

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ダウンロード画面から画像を保存することができます。

ダウンロードするフォルダに「書類/ダウンロード」を選択することでDocuments内のフォルダに保存することができます。こうすることで、iOSの写真アプリに画像を保存せずに済むので標準の写真アプリのフォルダがごちゃごちゃせずに済むのでとてもいいですね。

Wi-Fi TransferでMacに接続できる

DocumentsはWi-Fi Transferという機能を搭載していて「https://docstransfer.com」をMac/PCのブラウザからアクセスしてiPadにあるデータを高速転送することができます。

Macのブラウザから「https://docstransfer.com」にアクセスするとパスコードを入力する画面が表示されるので、iPadに表示されているコードを入力します。

すると、iPadとMacが連携されて「接続済」となります。

この状態でMac上からiPadのDocumentsにアクセスすることができるようになります。

つまり、MacからiPadのファイルやフォルダを自由に操作したり、データの転送をしたりすることが可能となるのです。これは、とっても便利ですよね。純正のファイルアプリでもここまでの機能は搭載されていないので、iCloud Driveよりもファイルのやり取りはしやすいといっていいでしょう。

Documentsで出来ることのまとめ

iPadはiOS9でマルチタスクで操作することができるSplit Viewに対応しました。さらに、iPad ProでSmart Keyboardを使うことができるようになってモバイルノートを意識したデバイスに進化してきました。

しかし、フォルダ管理をすることができないので、パソコンの代わりとして使用するのはまだ厳しい感じでしたが、Documents 6を使うことでiOSの弱点を埋めることができます。

(iOS11で標準でフォルダ管理ができるようになりましたが、できることはDocuments 6の方が多いので、使い勝手を重視するならDocuments 6を使うのもアリなのかなとお思います。)

  • iPhone/iPadで高度なファイル・フォルダ管理ができる
  • ドキュメントビューアーとして使用でき、PDFファイルに注釈を入れてメールを返信することができる
  • テキストファイルの編集ができて、写真データをzip圧縮して、そのままメール送信することができる
  • 内蔵ブラウザを使って画像をダウンロードすることができる
  • 各社のクラウドストレージサービスに対応し一元管理できる
  • Wi-Fi TransferでMac、iPhone、iPadで自由にファイルのやり取りをすることができる

本当にiPadをメインにしようと考えている方にDocumentsはおすすめできるアプリではないかと思います。基本的な機能は純正のアプリでまかなうことができますが、一つのアプリで完結できるというメリットはあるのではないかと思います。

https://www.sin-space.com/entry/ipadair-vs-ipadpro-10-5

iPad(第6世代)ではiPad Proでしか使う事ができなかったApple Pencilに対応して、使い方の幅に広がりを見せています。イラストを描かない人もApple Pencilがあると幸せになる事ができるので、iPad(第6世代)とApple Pencilの組み合わせはお勧めです。