MacBook Pro 14インチ 電源アダプタ(67W・96W)比較

MacBook Pro 14インチの電源アダプタは標準でApple 67W USB-C電源アダプタが付いてきますが、オプションでApple 96W USB-C電源アダプタに変更ができるようになっています。

MacBook Pro 14インチ 電源アダプタ
  • Apple 67W USB-C電源アダプタ:標準付属
  • Apple 96W USB-C電源アダプタ:+2,100円

Apple 67W USB-C電源アダプタを選ぶ場合は追加費用はかからないですが、Apple 96W USB-C電源アダプタを選ぶとプラス2,100円の追加費用が必要です。

たった、2,100円で67W → 96Wに変更できるので「やっておけば?」で終わりそうですがどれほどの費用対効果があるのか気になるところ。

ということで、MacBook Pro 14インチを充電するのに67Wと96Wでどれくらい充電時間が変わるのか実際に計測してみたので2,100円をどうしようか迷っているあなたは参考にしてみてください。

MacBook Pro 14インチの電源アダプタ

MacBook Pro 14インチはM1 Pro、M1 Maxを搭載したハイエンドモバイルノート型のMacですがSoC(システムオンチップ)に最も安いM1 Pro (8コアCPU、14コアGPU)を選ぶ場合は付属の電源アダプタを67W、96Wのどちらかを選べるようになっています。

MacBook Pro 14インチ 構成
MacBook Pro 14 電源アダプタ 端末価格
M1 Pro
8コアCPU・14コアGPU
67W(標準) 239,800円
M1 Pro
8コアCPU・14コアGPU
96W(カスタマイズ) 241,900円
M1 Pro
10コアCPU・14コアGPU
96W(標準) 261,800円
M1 Pro
10コアCPU・16コアGPU
96W(標準) 277,800円
M1 Max
10コアCPU・24コアGPU
96W(標準) 343,800円
M1 Max
10コアCPU・32コアGPU
96W(標準) 365,800円

M1 Pro (10コアCPU、14コアGPU)よりも高性能なSoCを選ぶと自動的に96Wになってしまうので悩む必要はないのですが、標準モデルのM1 Pro (8コアCPU、14コアGPU)にすると67W、96Wのどちらか悩むことができるのです。

67W・96W USB-C電源アダプタのサイズ比較

67W USB-C電源アダプタ96W USB-C電源アダプタの大きさを比較してみました。

Apple 67W・Apple 96W USB-C電源アダプタ
67Wと96W

手で持って比較するとそこまで大きさの違いを感じませんが、67Wよりも96Wの方が一回り電源アダプタの筐体が大きくなってるのがわかります。

Apple 67W・Apple 96W USB-C電源アダプタ 大きさ比較
Apple 67W・Apple 96W USB-C電源アダプタ 重量比較
Apple USB-C電源アダプタ サイズ比較
Apple
USB-C電源アダプタ
67W 96W
サイズ 73 × 73 × 28mm 78 × 78 × 28mm
重量 205g 300g

以外にも電源アダプタの高さ5mm、横幅5mmの合計10mmしかサイズ差はありません。そのわりに重量が67W → 96Wになることで205g → 300gと95gも重くなるので詰まってる感じがします。

電源アダプタを持ち運びするのにおいては67W、96Wのどちらでも大きさによる影響は少ないと感じます。ただ、重量が95gも重くなるので少しでも荷物を軽くしたい…という場合には向いていないかもしれません。

折りたたみプラグ、延長コードにも対応している

67W USB-C電源アダプタ、96W USB-C電源アダプタの基本的な仕様は同じで折りたたみプラグに対応し持ち運びしやすい電源アダプタとなっています。

Apple 67W・96W USB-C電源アダプタ 折りたたみプラグ

さらに、折りたたみプラグの部分を取り外すことができます。

別売りの電源アダプタ延長ケーブル(1.8m)を使うことで電源が遠いところでもMacBook Pro 14インチを給電しながら作業ができます。

MagSafeとUSB-CでMBP14を充電できる

MacBook Pro 14インチはUSB-C充電ケーブルは付いてこないですが、USB-C – MagSafe 3 ケーブル(2m)が付属してきます。

磁力によって接続ができる充電ケーブルで端子を近付けるだけで「カチャ」っとMagSafe端子がMacBook Pro 14インチのポートにくっ付いて充電ができるようになっています。

2015年以前のMacBook Proに採用されていた端子の復活バージョンですね。さらに、USB-C 充電ケーブルを使っても充電できるので生活スタイルに合わせて充電方法を変えることができます。

ケーブル1本で外部モニター、ハブなどを運用している場合はMagSafe 3はあまり意味のないものですが、外部モニターやハブの充電出力の能力によってはMacBook Pro 14インチのバッテリーが減ることがあるのでMagSafe 3と併用して使う場面も出てきます。

67W・96W USB-C電源アダプタ 充電速度を比較

MacBook Pro 14インチはMagSafe 3、USB-Cの充電どちらも急速充電に対応していますがシステム上の認識出力が異なるようです。

例えば、67W USB-C電源アダプタをMagSafe 3で接続した時のシステム側が認識している出力で67Wではなく65Wとなっていますが、USB-Cの接続になると60W出力へと認識が変わります。

同じように96W USB-C電源アダプタでもMagSafe 3とUSB-Cでは出力の認識が異なります。

出力の認識違い
Apple
USB-C電源アダプタ
67W 96W
MagSafe 3 65W 94W
USB-C 60W 60W

96W USB-C電源アダプタ + USB-Cだと60Wとして認識されてしまうようですね。ただ、実際に充電時間を計測してみたところ67W USB-C電源アダプタ + USB-Cよりも96W USB-C電源アダプタ + USB-Cの方が充電速度が速いので表示バグの可能性はあるのかも?

では、実際にどれくらいの速度でMacBook Pro 14インチ(M1 Pro 8コアCPU・14コアGPU)を充電できるのかを計測してみました。

充電速度の違いを比較
  67W 96W
充電方法 MagSafe 3 USB-C MagSafe 3 USB-C
0分 0% 0% 0% 0%
30分 41% 40% 54% 51%
60分 77% 75% 87% 86%
80分 100% 100%
90分 96% 95%
100分 100% 100%

67W USB-C電源アダプタは30分で40%、60分で75%、1時間30分で95%、1時間40分で0% → 100%のフル充電ができるところ、96W USB-C電源アダプタは30分で50%、60分で85%、1時間20分で0% → 100%のフル充電ができました。

Appleの公式サイトでも96W USB-C電源アダプタを使うことで30分でMacBook Pro 14インチを50%充電できると謳っているので、その数値に偽りはないようです。96W USB-C電源アダプタを使うことでより素早く充電が可能となります。

67Wか、96Wか?どっちにする?

結論。どっちでもいいです(笑)

96W USB-C電源アダプタの方が素早くMacBook Pro 14インチを充電できますが、その差は20分くらいです。普通に家や職場で給電しながら使って昼間は外で作業をするといった一般的な使い方であれば標準仕様の67W USB-C電源アダプタがあれば十分です。

MacBook Pro 14インチを外で使うことが多くて充電環境があまりよろしくない現場(どんな?)で使うことが多くて常に急速充電が求められる使用環境であれば96W USB-C電源アダプタを選んだ方がいいとは思いますが、基本的には67W USB-C電源アダプタのままで大丈夫そうです。

ちなみに67W USB-C電源アダプタは6,480円です。

96W USB-C電源アダプタは8,580円。せっかくMacBook Pro 14インチを買うなら追加費用の2,100円を支払って67Wを96Wにしておきたい…という気持ちも分からなくもないですが、個人的には67Wのままで少しでも軽く持ち運べた方がいいような気がします。

MagSafe 3 ケーブルを追加しておくことでリビング、自室でも快適な充電環境を作ることができますよ。とくにお子さんがいる家庭はUSB-Cケーブルだと走り回る子どもが足を引っ掛けてMacBook Proが吹っ飛ぶという事故(過去に経験あり)を減らすことができるのでMagSafe 3はおすすめです。

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