5Gスマホ ドコモ・au・ソフトバンク料金比較

ドコモ、au、ソフトバンクが2020年3月末より5G通信のサービスをスタートし、ハイエンドだけでなくエントリーモデルも5Gに対応して4万円以下でも5Gのモデルを選べるようになりました。

4Gから5Gに乗り換えることで月々の通信料金がどれくらい変わるのか高くなるのか気になるところです。

ここでは、ドコモ・au・ソフトバンクの5G通信の料金プランを比較してどこがおすすめか紹介してるので、4Gスマホを使っていて5Gスマホへの乗り換えを検討しているかたは参考にどうぞ!

ドコモ・au・ソフトバンク 5G料金プラン比較

4G → 5Gでどれくらい料金が高くなる?

基本的に4G → 5Gに乗り換えは5G専用のプランを契約することになり、ドコモだけが月々の料金が110円だけ高くなります。

4G → 5G 価格差
  • ドコモ 5Gギガホプレミア:110円高くなる
  • au 使い放題データMAX 5G:同額
  • ソフトバンク メリハリ無制限:同額

auの「使い放題データMAX 5G」とソフトバンクの「メリハリ無制限」は4G/5Gともに同じ価格となって回線の違いによって料金が異なることはありません。

新料金プランはいずれも単純に月々の料金プランの価格が下がって割引は光セット割、家族割、カード支払いのみとシンプルなものとなります。

ドコモはオンラインからの申し込みに限定した新料金プラン・ahamo(アハモ)が2021年3月26日にスタート。5Gも使えるのに20GBのデータ通信と5分かけ放題で2,700円(税込:2,970円)で使えます。

auの「povo(ポヴォ)」は2,480円(税込:2,728円)で20GBのデータ通信ができるオンライン限定のプランを開始し、5分かけ放題の定額通話を+550円、24時間限定でデータ通信量の使い放題が+220円でトッピングできます。

ソフトバンクもオンラインからの申し込みに限定した「LINEMO」をスタートします。データ通信量は20GBで5分かけ放題で2,980円(税込:3,278円)という低価格なプランとなっていてLINEに関わる通信量はデータフリー使い放題となります。

auは2021年1月に新しい料金プランを発表する見込みとなっています。

5G 料金比較 大容量データプラン

5G大容量プラン
5G大容量プラン

ドコモ、au、ソフトバンクの5G大容量プランを比較してみました。(税込価格で表記しております。)

5G 大容量プランの比較
  docomo
5Gギガホプレミア
au
使い放題データMAX 5G
SoftBank
メリハリ無制限
基本料金 7,315円 7,238円 7,238円
データ通信 無制限 無制限 無制限
3GB -1,650円 -1,650円 -1,650円
テザリング 無料(無制限) 無料(30GB) 無料(30GB)

5Gの大容量プランの基本となる料金いずれも7,300円前後となっていて3GBしかデータ通信しない月は1,650円安くなるプランとなっています。

ただ、大容量プランを契約して3GBしか使わない月があるとは思えないので基本的には最大料金がかかるとみていいでしょう。

5G(大容量)1人で使う場合の料金比較

ひとりで5Gの大容量プランに5分かけ放題の音声通話オプションを追加した時の料金は6,500円前後となります。

音声通話オプションの比較
  docomo
5Gギガホプレミア
au
データMAX 5G
SoftBank
メリハリ無制限
基本料金 7,315円 7,238円 7,238円
5分かけ放題オプション 770円 880円
24時間かけ放題オプション 1,870円 1,980円
5G + 5分かけ放題 8,085円 8,008円 8,118円

音声オプションとの組み合わせでauが一番安い料金でつかうことができます。ちなみに、支払いにドコモの場合はdカード、auの場合はauPAYカードを使うことでドコモが187円、auは110円の割引となります。

  • ドコモ:8,085 – 187 = 7,898円
  • au:8,008 – 110 = 7,898円
  • ソフトバンク:8,118円

ドコモとauは7,898円と同額になってソフトバンクが少し割高になる計算となります。なので、単純に一人で使うならドコモとauが最安ということになります。

5G(大容量)夫婦2人で使う場合の料金

家族がいると5G料金が割引されます。さらに固定回線(光)を引くことでも割引を受けることができます。夫婦2人の場合は光回線を引くことも多いと思うので、5G + 光回線を2人で契約した場合の料金を比較してみました。

2人とも大容量プランを使った場合でシミュレーションしています。

5G大容量 2人で使う場合
  docomo
5Gギガホプレミア
au
使い放題データMAX 5G
SoftBank
メリハリ無制限
基本料金 + 5分かけ放題 8,085円 ×2 = 16,170円 8,008円 ×2 = 16,016円 8,118円 ×2 = 16,236円
家族割 -550 ×2 = -1,100円 -660 ×2 = -1,320円
光セット割 -1,100 ×2 = -2,200円
6カ月間 12,870円 12,716円 12,716円
7〜12カ月 12,870円 12,716円 12,716円
13ヶ月〜 12,870円 12,716円 12,716円

ドコモはずっと料金は変わらず12,870円、auとソフトバンクも12,716円となります。最新の料金プランは期間限定の割引がないのでずっとこの価格でスマホを使うことができる安心感があります。

なお、ドコモはdカードわりで187円、auはau PAYカード割で110円安くなるのでカード払いにするならauがもっとも安い価格設定となります。

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5G(大容量)家族3人で使う場合の料金

3人家族全員が5G大容量プランにすると家族割が1台あたりドコモ・auは1,100円割引、ソフトバンクは1,210円割引となります。

5G大容量 3人で使う場合
  docomo
5Gギガホプレミア
au
使い放題データMAX 5G
SoftBank
メリハリ無制限
基本料金 + 5分かけ放題 8,085円 ×3 = 24,255円 8,008円 ×3 = 24,024円 8,118円 ×3 = 24,354円
家族割 -1,100 ×3 = -3,300円 -1,210 ×3 = -3,630円
光セット割 -1,100 ×3 = -3,300円
6カ月間 17,655円 17,424円 17,424円
7〜12カ月 17,655円 17,424円 17,424円
13カ月〜 17,655円 17,424円 17,424円

家族3人だとドコモよりもau、ソフトバンクの方が安くなります。カード支払いの割引を使うことでドコモは17,094円と安くなります。auは110円割引なので17,094円となって同額になりますね。

上手いこと同じになるように考えられていますね。つまり、シチュエーションによって数百円の差はあるけどほぼ同じ価格とみていいでしょう。

5G(大容量)家族4人で使う場合の料金

家族4人が全員が5Gの大容量プランの契約をするのか疑問ではありますが、auとソフトバンクは4人契約でさらに料金が安くなるプランになっているので一応料金の違いを比較しておきましょう。

5G大容量 4人で使う場合
  docomo
5Gギガホプレミア
au
使い放題データMAX 5G
SoftBank
メリハリ無制限
基本料金 + 5分かけ放題 8,085円 ×4 = 32,340円 8,008円 ×4 = 32,032円 8,118円 ×4 = 32,472円
家族割 -1,100 ×4 = -4,400円 -1,100 ×4 = -4,400円 -1,210 ×4 = -4,840円
光セット割 -1,100 ×4 = -4,400円
6カ月間 23,540円 23,232円 23,232円
7〜12カ月 23,540円 23,232円 23,232円
13カ月〜 23,540円 23,232円 23,232円

家族4人でも3人の時と同じようにドコモよりもau、ソフトバンクの方が安くなります。カード支払いの割引を使うことでドコモは22,792円、auは22,792円となり同額となります。

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5G 料金比較 段階制データプラン

5G段階制プラン
5G段階制プラン

5Gにも段階制の料金プランが用意されています。

5G 大容量プランの比較
  docomo
5Gギガライト
au
ピタットプラン5G
SoftBank
ミニフィットプラン5G
基本料金 〜1GB:3,465円
〜3GB:4,565円
〜7GB:6,765円
〜1GB:3,465円
〜4GB:4,565円
〜7GB:6,765円
〜1GB:4,400円
〜2GB:5,500円
〜5GB:7,150円
5G割引 なし -1,100円(1年間) -1,100円(2年間)
テザリング 無料 無料 550円

ドコモの5Gギガライトはソフトバンクと比べると1,000円ほど安い金額になっていますが、au・ソフトバンクは5G料金の1,000円の割引があるので実質価格はauが一番安くなっています。

ちなみに、ドコモのギガホプレミアは〜3GBしか使わなかった月は6,550円 → 5,050円と価格が安くなります。ただ、慢性的に3GBしかデータ通信をしないのなら5Gギガライトを選んだほうがいいということになります。

5G(段階制)1人で使う場合の料金

5Gの段階制プランを1人で使う場合の料金を比較してみましょう。光回線を引いて光セット割のある状態で3GBのデータ通信した場合でシミュレーションしてみます。

5G大容量 + 段階制  1人で使う場合
  docomo
5Gギガライト
au
ピラットプラン5G
SoftBank
ミニフィットプラン5G
段階制 〜3GB:4,565円 〜4GB:5,115円 〜2GB:4,378円
5G割引 -1,100円(6ヶ月)
スマホ割
光セット割 -550円 -1,100円
6カ月間 4,015円 4,565円 4,378円
7〜12カ月 4,015円 4,565円 3,378円
13カ月〜 4,015円 4,565円 4,378円

ドコモの5Gギガライトは4Gの料金と変わっていません。つまり、5Gにしても料金が変わらないのです。なので、割引も何もない状態がずっと続くのでとても分かりやすいプランになっているのが分かりますね。

au、ソフトバンクは数ヶ月後に割引が終了して高くなってしまいますね。もうね、大容量プランを使って欲しい意図が垣間見える。見せかけの料金プランをやめればいいのに…。

5G(段階制)夫婦2人で使う場合の料金

段階制のプランも家族がいると割引されます。さらに固定回線(光)を引くことでも割引を受けることができます。夫が上記の大容量プラン、妻が段階制プランを契約した場合の料金をシミュレーションしてみました。

なお、ドコモとauの光セット割は〜1GBは0円、〜3GBは500円、〜5GB以上で1,000円の割引となります。ここでは〜3GBのデータ通信をすることを想定しています。

5G大容量 + 段階制  2人で使う場合
  docomo
5Gギガホプレミア
5Gギガライト(〜3GB)
au
使い放題MAX5G
ピラットプラン5G(〜4GB)
SoftBank
メリハリ無制限
ミニフィットプラン(〜2GB)
大容量 + 段階制 8,085円 + 4,565円 = 12,650円 8,008円 + 5,115円 = 13,123円 8,118円 + 4,378円 = 12,496円
5G割引 -1,100 ×1 = -1,100円(6ヶ月)
スマホ割
家族割 -550 ×2 = -1,100円 -660 ×1 = -660円
光セット割 -550 ×2 = -1,100円 -1,100 ×2 = -2,200円
6カ月間 10,450円 10,923円 8,536円
7〜12カ月 10,450円 10,923円 9,636円
13ヶ月〜 10,450円 10,923円 9,636円

大容量 + 段階制のプランだとソフトバンクが最も安いですが、データ通信量が2GBと少なくなっています。5GBにすると高くなるので使い容量によってどこのキャリアがいいかは変わってくるかと思います。

片方のスマホを大容量プランにしておけば家に光回線なくても映画コンテンツを2人で楽しむこともできるし、普通に過ごすことができそうじゃないですか?

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大容量プラン + オンラインプラン

使い放題の大容量プランとオンライン限定で契約ができるahamopovoLINEMOを組み合わせた場合の料金を比較してみました。

5G大容量 + オンライン  2人で使う場合
  docomo
5Gギガホプレミア
ahamo(〜20GB)
au
使い放題MAX5G
povo(〜20GB)
SoftBank
メリハリ無制限
LINEMO(〜20GB)
大容量 + 段階制 8,085円 + 2,970円 = 11,055円 8,008円 + 2,728円 = 10,736円 8,118円 + 2,728円 = 10,846円
家族割 -550 ×1 = -550円
光セット割 -1,100 ×1 = -1,100円
合計 9,405円 9,636円 9,746円

ドコモのahamoは家族割のカウント対象となるため5Gギガホプレミアで家族割を受けることができます。また、ahamoは国内通話5分かけ放題に対応しているので電話をかけることが多いなら安く抑えることができます。

ドコモ・au・ソフトバンク 5G おすすめのプランは?

5G どこがおすすめ?

大容量プランを選ぶ

わざわざ端末価格の高い5Gスマホを選ぶからには5G大容量プランを選びたいところ。

というか、大容量プランを選ばないと5Gを存分に楽しむことができないですよね。いくら通信速度が高速化したとしても制限のある料金プランを使っていたらあっという間に通信制限がかかってしまいます。

なので、せっかく5Gスマホを使うなら段階制の料金プランではなくデータ通信量を気にしなくても良い大容量プランを選ぶのがおすすめです。

5G、選ぶなら大容量プラン
  • ドコモ:5Gギガホプレミア(使い放題)
  • au:使い放題データMAX 5G(使い放題)
  • ソフトバンク:メリハリ無制限

金額の差はほとんどないので、住んでいる地域の電波のつながりやすさ、通信速度、今使っている通信キャリアに合わせてどこを選ぶのかを決めればいいのかなと思います。

テザリングに注意しよう

ドコモ、au、ソフトバンクの5Gプランは全てテザリングでデータ通信することができます。

5Gでテザリング
  • ドコモ:ギガホプレミア(使い放題)
  • au:データMAX 5G(30GB)、データMAX 5G Netflixパック、データMAX 5G with Amazonプライム(60GB)、データMAX 5G テレビパック(70GB)、データMAX 5G ALL STARパック(80GB)
  • ソフトバンク:メリハリ無制限(30GB)

ドコモ5Gギガホプレミアはデータ通信無制限に使うことができます。auは使い放題データMAX 5Gが30GB、となっていてNetflixパック、ALL STARパックで通信制限が異なります。

ソフトバンクは500円の費用が必要でしたが、メリハリ無制限より無料になります。ただし、30GBの制限付きとなるのでテザリングで使い放題したいならドコモ一択ということになります。

まとめ

ドコモ、au、ソフトバンクの5G料金プランは価格はほぼ横並びとなります。シチュエーションによって数百円単位の差は出てきますが、誤差範囲とみていいでしょう。

ただ、個人的には5Gの大容量プランを契約するならドコモがいいかと思います。データ使い放題なのは各キャリアともに同じですが、ドコモのギガホプレミアはテザリング通信も無制限という強みがあります。

パソコンをテザリング通信して作業することが多いとあっという間に30GBを使い切ってしまうんですよね。もし、単身で光回線などを引いていないのならドコモのギガホプレミアに1本化してしまうのがメリットが大きいなと感じます。

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ドコモ、au、ソフトバンクのオンライン専用のプランはこちらです。

4Gのドコモ・au・ソフトバンクの料金比較はこちらをどうぞ。