iPhone SE・iPhone 7/7 Plus 違いを比較

4インチのiPhone SEは片手で使うことができるサイズ感が魅力の小型iPhoneですが、同じ2016年に発売された機種としてiPhone 7とiPhone 7 Plusがあります。

この記事では、iPhone SE(4インチ)、iPhone 7(4.7インチ)、iPhone 7 Plus(5.5インチ)のデザイン、サイズ、スペック、使い勝手の違いを比較しています。

iPhone 5sやSEなどの4インチのiPhoneからiPhone 7/7 Plusに乗り換えを検討している方は是非参考にしていただけたらと思います!

iPhoneSE/iPhone7/iPhone7 Plus 違いを比較

iPhone SEは2016年3月に発売した4インチディスプレイを搭載した機種でiPhone 5sの後継機として通常のナンバリングモデルとは違うタイミングでリリースした派生モデルですね。

iPhone SE・7/7 Plus 外観デザイン
4・4.7・5.5インチの大きさの違い

iPhone 7/7 Plusは2016年9月に発売した機種で、4.7インチと5.5インチの二つのディスプレイサイズから選ぶことができます。A10 FusionプロセッサにApple Pay(FeliCa)に対応、さらに耐水防塵性能にも対応した、2019年現在でも十分現役で使うことができる端末。

Apple Storeだけでなくドコモ、au、ソフトバンクの3大キャリアでiPhone 7を購入することができます。

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さらに、UQモバイルやワイモバイルでも取り扱いをしているので、安くiPhoneを手に入れたいならおすすめの機種といえるでしょう。

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基本性能の違い

iPhone SEはiPhone 6s/6s Plus世代のハードウェアを採用していることもあり性能はiPhone7/7 Plusより劣っています。

CPUの性能が高いのはもちろんですがFeliCaや防水防塵に対応しているので生活するにおいて便利に使うのならiPhone 7/7 Plusの方がいいということになります。

モデルiPhone SEiPhone7iPhone7 Plus
ディスプレイ4インチ
1,136 x 640ピクセル
4.7インチ
1,334 x 750ピクセル
5.5インチ
1,920 x 1,080ピクセル
CPUA9A10 Fusion
Touch ID第1世代第2世代
FeliCa×
耐水防塵×

iPhone 7/7 PlusはApple Pay(電子マネー)を搭載していて交通系カードのSuicaやiD、QUICPayなどを登録してコンビニの支払いをiPhoneだけですることができます。

iPhoneのApple Pay(電子マネー)はめちゃくちゃ便利ですよね。たまに東京に行くときにiPhoneに登録しているSuicaを使って電車に乗るのですが、これがないと東京を散歩することができないくらい。

それくらい、iPhoneのApple Payは便利すぎる。iPhone SEは非搭載なのでお財布ケータイとして使いたいならiPhone 7/7 Plusの一択になるのかなぁと思います。

CPUの性能の違い

iPhone SEはA9プロセッサに2GBのメインメモリを、iPhone 7はA10 Fusionプロセッサに2GBのメインメモリを搭載していて、iPhone 7 Plusは画面解像度が高いことから3GBのメインメモリと1GBほどRAMの量が多くなっています。

A9プロセッサとA10 Fusionプロセッサの性能の違いをGeekbench 4で比較してみました。

モデルiPhone SEiPhone 7iPhone 7 Plus
CPUA9A10 Fusion
RAM2GB3GB
シングルコアスコア238633953437
マルチコアスコア412457135782
GPU(Metal)102981270512728

A10 FusionはA9よりもCPUの性能で30%ほど、GPUの性能は20%ほど高速化されています。

iPhone SEのA9プロセッサでもまだまだ現役で使うことができる性能を持っていますが、A10 Fusionプロセッサを搭載しているiPhone 7/7 Plusの動作速度はiPhone SEよりも速くて快適なのは間違いないです。

iPhone 7とiPhone 6sでブラウザの動作を比較してみました。

iPhone 7の方が少しだけ表示速度が速いことがわかりますね。まあ、iPhone 6sも十分に使うことができる速度ですが。

また、CPUの性能だけでなくiPhone 7/7 Plusは第2世代のTouch IDを採用しているので指紋の認証速度が速くなっています。この違いは意外と大きいんですよね。明らかに第1世代よりも第2世代のTouch IDの方が動作が速くて快適です。

カメラ性能の違い

画質はほぼ同じ

iPhone SE、iPhone 7/7 Plusのカメラのスペックは以下の通りでリアカメラは1200万画素のイメージセンサーを搭載しています。

モデルiPhone SEiPhone 7iPhone 7 Plus
背面カメラ1200万画素 f2.21200万画素 f1.8(光学式手ぶれ補正)1200万画素 f1.8(広角・光学式手ぶれ補正)
1200万画素 f2.8(望遠)
前面カメラ500万画素700万画素

ただし、レンズの性能が若干違うので暗所撮影に関してはiPhone SEよりもiPhone 7の方が上になるのかなと思います。

実際に各モデルのリアカメラで撮影をして比較をしてみました。

iPhone SEとiPhone 7のリアカメラの画質比較

パッと見はほぼ同じが画質に見えますが、カメラレンズのF値が2.2と大きいiPhone SEの方が少しだけ暗く写っているのが分かります。iPhone 7/7 PlusのリアカメラはF1.8と明るめのレンズとなっているので、暗所でも明るい写真が撮影できます。

また、iPhone 7/7 Plusの広角側のカメラは光学式手ぶれ補正を内蔵しているので手ブレの少ない写真を撮影できます。

iPhone 7 Plusはデュアルカメラを搭載

iPhone7 Plusはデュアルカメラレンズを搭載していて、背景をぼかすことができるポートレートモードを使うことができます。ポートレートモードを使って撮影することで一眼レフカメラで撮影したかのような写真が撮れます。

iPhone7 Plus ポートレートモード

iPhoneでこんな雰囲気のある写真が撮影できるってスゴいですよね…。

また、iPhone 7 Plusは望遠カメラを搭載しているのでズームして写真を撮影することが多い方におすすめ。iPhone SEやiPhone 7でもデジタルで5倍までズームすることができますが、iPhone 7 Plusなら最大10倍までズームすることができます。

望遠カメラの画質の違い
望遠カメラでズームした方が画質が綺麗

望遠レンズを使えば同じ5倍ズームでもiPhone 7 Plusの方が画質が綺麗ですし、少しでも綺麗な写真を撮影したい方はデュアルカメラを搭載した機種がいいのかもしれません。

画面サイズとディスプレイ品質の違い

iPhone SE、iPhone 7/7 Plusの画面サイズとディスプレイの違いを比較しました。

モデルiPhone SEiPhone 7iPhone 7 Plus
ディスプレイサイズ・解像度4インチ
1,136 x 640ピクセル
4.7インチ
1,334 x 750ピクセル
5.5インチ
1,920 x 1,080ピクセル
コントラス比800:11,400:11,300:1
最大頻度500cd/m2(標準)625cd/m2(標準)
カラー規格フルsRGB規格広色域ディスプレイ(P3)
サイズ(mm)123.8 x 58.6 x 7.6138.3 x 67.1 x 7.1158.2 x 77.9 x 7.3

ディスプレイの綺麗さの違い

iPhone SEはフルsRGBのRetinaディスプレイを搭載しているのに対して、iPhone 7/7 PlusはP3規格の広色域のRetinaディスプレイを搭載しています。

P3広色域は普通のディスプレイよりも色合いがより深く色あざやかな表現が可能なディスプレイとなっていて、明らかに写真の色合いはiPhone SEよりもiPhone 7/7 Plusの方が綺麗に表現できているのが分かります。

画面サイズの比較

画面サイズはiPhone SEが4インチ、iPhone 7が4.7インチ、iPhone 7 Plusが5.5インチのディスプレイとなっていますが、個人的にはiPhone 7(4.7インチ)の画面サイズが一番持ちやすく操作性は良いと感じます。

iPhone SEとiPhone 7/7 Plusの画面サイズを比較
iPhone SEとiPhone 7/7 Plusの画面サイズを比較

もちろん使う人によって使用感が違ったり、どのような用途に使うかによっても使いやすさは変わってくるのかなと思います。

iPhone 7 Plusは画面が大きく表示領域が広く使いやすいですが、本体サイズが大きくモバイル性能は失われている感があります。

iPhoneの比較2

iPhone SEは大画面のiPhoneと比較すると表示領域が狭いなと思ってしまいますね。だからこそ持ちやすく片手で操作できるということなんですけど。本当にどのサイズがいいかは使い方次第だなって感じはしますね。

5.5インチのiPhoneは発売当初は対応しているアプリが少なかったですが、現在はiPhone 7 Plusに対応したアプリは大きくなっています。ただ、アプリによってはiPhone7 Plusの表示領域に対応してないものもあり単純に表示を拡大しているものも存在します。

iPhoneの比較3

ただ画面を拡大しているだけなのでせっかくの大画面を生かしきれていないのが勿体無いですが、いつかネイティブに表示できるようになることに期待したいところです。

フリック入力による文字の打ち込みは4.7インチディスプレイを搭載しているiPhone 7が一番しやすいと思います。

iPhoneの比較4
フリック入力のしやすさは…

片手操作ができるiPhone SEが一番使いやすいと思っていましたが、キーの間が狭いので意外と誤入力してしまうことがあります。

iPhoneの比較5
4.7インチのiPhoneのフリック入力がしやすい

5.5インチのiPhone7 Plusだとキーピッチが広すぎてフリック入力がしにくいdす。手の大きさによっても違うとは思いますが、個人的には4.7インチのiPhone7が一番操作性がいいですね。

そして、フリック入力ではなくキーボード配列での入力は画面の広いiPhone 7 Plusが一番使いやすいのかな。iPhone SEは誤タップしまくり。

  • iPhone SE(4インチ)は誤入力をしてしまう
  • iPhone 7(4.7インチ)はフリップ入力しやすい
  • iPhone 7 Plus(5.5インチ)はキーボード入力しやすい

なので、使うキーボードによってもどの機種が使いやすいかは変わってくるのかなと思います。

iPhone 7はポケットに入れやすい

僕はジーンズを履くことが多いのですが、iPhone7が一番ポケットに入れやすいです。

iPhoneの比較6

一番サイズが小さいiPhone SEがポケットに入れやすいのかと思っていましたが違いました。

iPhone SEの本体は角張っていて本体サイズが分厚いことからポケットの布地に引っかかってしまい意外と入れにくいんですよね。さらにiPhone SEをおしりポケットに入れたまま座るとおしりが痛くなってしまいます。

iPhone 7は丸みを帯びた本体デザインで厚さも薄いので違和感なくジーンズのポケットの中に入れることができます。iPhone 7 Plusは大きすぎるのでお尻ポケットに入れたまま座ると本体を曲がってしまうので注意した方がいいでしょう。

ただ、iPhone 7 Plusのサイズ感に慣れてしまうと意外と邪魔にはならないサイズ感なんですよね。2019年現在は5.8インチのiPhone XS Maxをメインにしていますが、邪魔だと感じることはないですね。

iPhone SE・iPhone 7・iPhone 7 Plus どれを選ぶ?

iPhone SE、iPhone7 、iPhone7 Plusの3機種でどれがおすすめなのか。個人的に一番使いやすいのはiPhone 7です。

とはいえ、どのモデルもメリットもあるので使う人によってはiPhone SEが良かったり、iPhone 7 Plusが良かったりするので、どんな人がどのモデルが向いているのかまとめたいと思います。

各モデルの端末価格

iPhone SEはすでに販売を終了していますが、iPhone 7は50,800円から、iPhone 7 Plusは64,800円から購入することができます。Apple Storeの端末価格は以下のとおり。

 iPhone SEiPhone 7iPhone 7 Plus
32GB44,800円 → 39,800円(販売終了)72,800円 → 61,800円 → 50,800円85,800円 → 74,800円 → 64,800円
128GB55,800円 → 50,800円(販売終了)83,800円 → 72,800円 → 61,800円96,800円 → 85,800円→ 75,800円
256GB94,800円 → 廃止107,800円 → 廃止

2017年9月13日にiPhone 8/8 PlusとiPhone Xが発売して値下げされました。かなり安くiPhoneを手に入れることが可能となります。さらに、2018年9月にiPhone XS/XS Max/XRが発売してさらに安くなっています。

iPhone SEを選ぶべき人

iPhone SEは32GBモデルなら39,800円で買うことができるコストパフォーマンスに非常に優れたiPhoneとなっています。とにかく安くiPhoneを手に入れたいという方や4インチの片手サイズのiPhoneが欲しいという方はiPhone SEを選ぶべきでしょう。

(現在は販売を終了しています。)

iPhone SE おすすめポイント
  • 4インチの片手サイズのiPhoneが欲しい
  • 安くiPhoneを手に入れたい
  • 特にこだわりがない

また、iPhone SEはUQモバイルやY!mobileといった格安SIMでも買うことができるようになっており、端末割引を受けることでかなり安くお買い得にiPhone SEを手に入れることも可能です。

iPhone SEのA9プロセッサは2019年秋に配信されるiOS 13はサポート対象なので、まだまだ現役で使うことができる端末です。

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iPhone 7を選ぶべき人

iPhone 7はバランス感覚抜群のモデルとなっておりFeliCaや防水防塵といった機能が欲しい場合はiPhone 7を選ぶましょう。画面と本体サイズの大きさも大きすぎず小さすぎずで非常に扱いやすいiPhoneとなっています。

iPhone 7 おすすめポイント
  • 本体がちょうど良いサイズで使いやすい
  • FeliCa決済機能を使いたい(Suica、iD、QUICPayなど)
  • 耐水防塵性能で安心感を得たい
  • 最安値の50,800円で購入できる

また、最新モデルのiPhone XS/XS Max/XRがリリースしたことでiPhone 7はiPhone 8よりも安く買うこともできるようになりました。4.7インチのディスプレイを搭載したiPhoneが欲しい方におすすめです。

iPhone 7とiPhone 8の違いを詳しく比較した記事もあるので、どっちを選んだらいいか迷っている方は是非参考にしてください。

なお、iPhone 7はドコモで39,800円で購入することができます。これはApple Storeよりも安い価格となっています。

iPhone 7 Plusを選ぶべき人

iPhone 7 Plusは画面が大きいので両手で使うことが前提となったデバイスといっていいでしょう。

スペック的にはiPhone 7とほぼ同じでFeliCaと防水性能機能を備えています。iPhone 7 Plusの特別機能としてデュアルカメラ機能を搭載し光学2倍ズームや背景をぼかすことができるポートレートモードを使うことができます。

iPhone 7 Plus おすすめポイント
  • 大画面の高性能なiPhoneが欲しい
  • FeliCa決済機能を使いたい(Suica、iD、QUICPayなど)
  • 防水防塵性能で安心感を得たい
  • ポートレートモードで背景を綺麗にボカしたい
  • 61,800円で大画面iPhoneを買える

iPhone 7 Plusも値下げされてるので、大画面のiPhoneが欲しいけど高い…と感じている方はiPhone 7 Plusという選択肢はかなりいいのかなと思います。

iPhone 7 Plus(ジェットブラック)のレビューもしています。指紋の付きやすさ、傷の付きやすさなど詳しく記事にしています。

4インチの後継モデルiPhone SE2は出ない?

2018年9月にiPhone SEがラインナップから消え去ってしまいました。今後、4インチモデルのiPhone SE2が再リリースされるかどうかは不明ですが、現時点では4.7インチのiPhoneに乗り換えるしかないようですね。

あと、発売の可能性は低そうですがiPhone SE2の噂もあります。

個人的にはiPhone 7やiPhone 8の4.7インチモデルに乗り換えをおすすめしてますが。

現在販売されている全てのiPhone(XS Max、XS、XR、8 Plus、8、7 Plus、7)を実機で徹底比較したレビュー記事はこちらをどうぞ!