iPhoneを水没させても大丈夫?

iPhoneは2016年9月発売のiPhone 7/7 PlusよりIP67等級の耐水防塵仕様になっており、iPhone XS/XS Max/XRでIP68等級にランクが上げられています。

ただ、注意して欲しいのはiPhoneは防水ではなく耐水であるということ。つまり、いくらIP68等級の耐水スペックを持ち合わせているといいながらも水没で故障してしまう可能性はあるのです。

しかも、水没による故障は製品保証外となってしまうんですよね。

でも、iPhoneはどれくらい耐水性能を持っているのか気になりますよね。ということで、iPhone 7で実際に水没させてみて動作に問題がないのか、本当に大丈夫なのかを確認してみました。

iPhoneの防水・耐水性能について

iPhoneの耐水性能と対応機種

2016年に発売したiPhone 7/7 Plus以降の機種がIEC規格60529にもとづくIP68・IP67等級に対応しています。

iPhoneの耐水性能
 IP68等級IP67等級
iPhone 7/7 Plus
iPhone 8/8 Plus
iPhone X
iPhone XS/XS Max/XR

IP67の「6」は防塵性能を、「7」は防水性能を表しており…

  • IP6x:粉塵が内部に侵入しないこと
  • IPx7:水深15cm〜1mに30分間水没しても内部に水が侵入しない
  • IPx8:水深15cm〜2mに30分間水没しても内部に水が侵入しない

といった条件がクリアした端末がIP67等級またはIP68等級を名乗ることができることになっています。

つまり、iPhone 7/7 Plus以降のiPhoneであればトイレやお風呂のなかに誤って落としてしまったとしても壊れる可能性は低いということになりますね。

ただし、Appleは防水防塵に対応したiPhoneであっても水没による故障は保証対象外にしているので、むやみに水に濡らすことはお勧めしません。一応、きちんとした防水防塵性能があるけど何があるか分からないから故意に水の中で使って欲しくはないのが本音なのでしょう。

iFixitで公開している動画では7時間以上水槽の中に入れてもiPhone 7が動作し続けています。

実際はもっと厳しい基準をクリアしているとは思いますが、米国は訴訟大国ですし保障対象外と謳っているのでしょう。

ヒカキンさんはIP68等級のiPhone XSをお風呂の中に水没させたり、オレンジジュースに中に入れたりしてます(笑)

まあ、新品だから大丈夫だという可能性は結構高いとは思うんですけどね。

iPhoneを水没させてしまうシチュエーション

普通に生活をしているとiPhoneを濡らしてしまうシチュエーションはあまりありませんが、たまにあるのも事実です。

  • 濡れた手で触ってしまった
  • 雨の日に道路に落としてしまった
  • トイレの中に落としてしまった
  • お風呂に中に落としてしまった
  • 海や川、プールで落としてしまった

特に用を足す時にズボンを下ろした勢いでポケットに入っていたiPhoneがトイレに落としてしまったという方は意外と多いのではないでしょうか。

お風呂でiPhoneを落とすというシチュエーションがよく分かりませんが、半身浴をしていて暇つぶしにiPhoneを使っているという人は、意外と多いらしいです。

誤ってiPhoneを浴槽の中にぽちゃん…ということもよくあるんでしょうね。

しかし、耐水性能を持ち合わせているiPhone 7/7 Plus以降のiPhoneならこれくらいの事故でもい水没せず故障しない可能性が高いということになります。

実際にiPhone 7を水没させてみた

ということで、台所の蛇口から水をジャーっとiPhone 7にぶっ掛けてみて水没させてみました。

iPhoneを流水で水没させてみる
iPhoneを水道の水で流してみる

正直なところ怖かったです。本当に思いっきり水没させても壊れるないの?大丈夫なのか?しかし、結果はiPhone 7を水に濡らしても大丈夫でした。

iPhone7の画面を表示させた状態で水道水を直接かけ流してみましたが壊れることなくiPhone7は動作し続けています。

水流で誤動作する

ただ、流水にタッチパネルが反応してしまっているのか触っていないのに勝手にホーム画面上で左右にスワイプしたりアプリが起動したりするなど誤動作をしてしまいました。

水流で誤動作するiPhone
水流によってタッチパネルが動作する

下手すると誰かに勝手にメールを送ったり電話が掛かってしまったりする可能性もあるかもしれませんね。

水に耐えるiPhone
水流に耐えているiPhone

ただ、これは蛇口から出る水の水圧によってタッチパネルが反応しているだけなので、水溜まりなんかにiPhoneが落ちてしまったとしてもタッチパネルが反応することはないのかなと思います。

水に濡れた状態での操作は可能ですが反応はかなり悪いです。

とはいえ湯船の中にiPhoneを入れて使うということはしないですし、普通に半身浴をしながらSNSをしたり動画を観ることはできるのではないでしょうか。

背面側からもジャブジャブ水を掛けてみましたが特に問題ありません。

iPhoneを水の中に入れる
背面パネルから水を流しても大丈夫

これならシャワーをしながらiPhoneを使ってメールチェックくらいならできるかも?ただし、大前提としてiPhoneはお風呂で使うことは想定していません。

テレビでインタビューを受けた人が「防水になったからお風呂で使ってみたい」って使用用途を勘違いしている人もいましたが、お風呂の中で常用するのはやめた方がいいでしょう。

Lightningコネクタ部分は特に専用のキャップをするわけでもないので明らかに悪影響を及ぼすことになると思います。

コネクタ部分もむき出し
コネクタ部分にキャップがあるわけではない

また、水に濡らしてからすぐに充電をしてしまうとショートしてしまう可能性があるので5時間は充電してはいけないので注意が必要です。

たまに水でiPhoneを洗うのもいいかも?

スマートフォンは指紋でベタベタになってしまうので、たまに水で洗うことができれば清潔でいいかもしれませんね。お風呂上がりのiPhone7は何となく光って綺麗のような気がします。

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追記:意外と耐水仕様のiPhoneなのに水没して壊れてしまったという話を聞くので、iPhoneを綺麗にするために水に濡らすのはやめた方がいいでしょう。耐水仕様はあくまで保険と思っていた方が良さそうです。

経年経過による耐水性能の劣化

iPhoneの耐水は防水パッキンなどを隙間にかますことで実現しているのですが、防水パッキンは経年劣化により防水性能が劣化していきます。

また、バッテリーの膨張による目で分からないレベルの画面浮きなどの様々な要因で最初は耐えてた水没もある突然ダメになる可能性もあるのです。意外と水没してしまったという声があるんですよね。

Appleは公式ページで「防沫性能、耐水性能、防塵性能は永続的に維持されるものではなく、通常の使用によって耐性が低下する可能性があります。」とし、防水性能が維持されるわけではないと注意喚起しています。

また、微妙にフレームが歪んでしまったことにより本来の防水性能を発揮できないこともあるので、iPhoneの防水性能に過度な期待は禁物です。むやみに水に濡らすのはやめた方がいいのかもしれません。

まとめ:iPhoneの防水はあまり期待しないように

iPhone XS/XS Max/XRはIP68(深水2mで30分耐えられる)、iPhone X、iPhone 8/8 PlusiPhone 7/7 PlusはIP67(深水1mで30分耐えられる)の耐水防塵性能を持っています。

しかし、経年劣化や場合によっては水没して故障してしまうケースも多々あるので「耐水仕様だから大丈夫!」という考えは捨てた方が身のためかなと思います。

水没による故障は1年以内であってもAppleは保証してくれません。間違って水没してしまった時に助かる可能性があるもの…と保険的な考えで使った方がいいのかなと思います。

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iPhoneは中古で買うことができますが、中古のiPhoneは前のオーナーさんがどんな使い方をしていたか分からないので、間違いなく水没させるのはNGだと思います。

気をつけましょう。

現在販売されている全てのiPhone(XS Max、XS、XR、8 Plus、8、7 Plus、7)を実機で徹底比較したレビューしているので是非参考にしてください!

2019年秋に発売されるiPhone 11/11 Proも耐水性能を持ち合わせてると思いますが、もう少し水に耐えられるようになってるとうれしいのですがね…。どうなんだろう。

iPhone XS/XS Max/XRの違いについてはこちらをどうぞ!

iPhoneのストレージ容量、本体カラーの選び方、保護フィルムの必要性についてはこちらの記事を参考にどうぞ!