iPhone 7 レビュー

2016年9月発売のiPhone 7は最新のiPhoneの7世代も前のモデルで少し前までは格安通信キャリアで買えましたが現在は中古でiPhone 7を買うことになります。

2023年現在、iPhone 7をメインスマホとしておすすめしないですが、中古のイオシスでiPhone 7(ランクA)が12,800円〜買えるのでサブ機、子ども用、動画閲覧用としては十分使えます。

この記事では、iPhone 7の外観デザイン・スペック・性能・カメラの画質をレビューしています。実際に使ってみてどうなのかメリット、デメリットを書いているので検討している方参考にしてみてください。

iPhone 7のメリット
  • 片手で使えるコンパクトな筐体サイズ
  • アルミボディなので軽くて扱いやすい
  • A10 Fusionでそれなりに動作する
  • ホームボタン(Touch ID)を搭載
  • IP67(水深1mに30分耐える)耐水性能
  • おサイフケータイ(Felica)に対応
  • 内蔵スピーカーがステレオに対応
iPhone 7のデメリット
  • iOS 15.8まで(iOS 16 / 17非対応)
  • 動作速度が遅くなってきた
  • 顔認証に対応していない
  • リアカメラは広角のみ
  • バッテリーの減りが速い
  • ワイヤレス充電に非対応

なお、メインスマホとするなら中古のiPhone 8iPhone SE(第2世代)iPhone SE(第3世代)がおすすめです。

iPhone 7の特徴

iPhone 7
iPhone 7

iPhone 6sの後継機種であるiPhone 7はアルミ筐体を採用した最後のiPhoneです。

iPhone 7の特徴
  • 片手で使えるコンパクトサイズ
  • 4.7インチ(1,334 × 750)液晶ディスプレイ
  • SoC:A10 Fusion、メモリ:2GB
  • Touch ID(指紋)内蔵ホームボタン搭載
  • リアカメラ:1200万画素・F/1.8
  • 筐体素材:アルミユニボディ
  • 内蔵スピーカー:ステレオ対応
  • NFC:Felica(おサイフケータイ)対応
  • 充電:Lightning
  • 防水防塵:IP67(水深1m30分)
  • サイズ:138.3 × 67.1 × 7.1 mm、138g
  • 発売日:2016年9月16日

iPhone 7は、高性能なA10 Fusion + 2GBのメインメモリ、光学式手ぶれ補正付きのカメラ、おサイフケータイ(Felica)、耐水防塵に対応しています。

ワイヤレス充電は非対応ですが、おサイフケータイにも対応しているので生活で必要な機能は網羅し2021年のいまもiPhone 7を現役で使える端末といっていいです。

iPhone 7とiPhone 6s
iPhone 7とiPhone 6s

筐体デザインも新しくなっていて上下にあった白色のアンテナラインが排除されて見た目もスッキリし、iPhone 7はiPhone 6sよりもカッコイイ端末になっています。

アルミ筐体なので本体重量も軽いのが特徴で落として背面パネルが割れてしまうことがないのもiPhone 7のいいところ。ガラス筐体のiPhone 8だと落とすと背面パネルがバキバキに割れますしアルミだと指紋が付きにくいというメリットもあります。

iPhone 7のCPUプロセッサはiPhone 12・12 Proと比較すると動作速度は遅く、電池持ちもあまり良いものではないですが、普段使いなら問題なく使える性能は持っています。

最新のiOS 14にも対応していますし、2021年秋に配信されるiOS 15もおそらく対応するのでまだ現役で使えるiPhoneです。新品の販売は終了していますが、中古やAmazonのiPhone整備済み製品でiPhone 7を2万円くらいで手に入れることができます。

iPhone 7 レビュー

パッケージ・付属品

iPhone 7のパッケージは背面筐体をメインとした画像が使われていて、とてもシンプルなデザインとなっていますね。

iPhone 7 パッケージデザイン
iPhone 7 パッケージデザイン

少し驚いたのがiPhone 7は箱の構造が変更となっています。iPhone 6sまでは一番上に筐体が収められてましたが、iPhone 7は説明書が同梱されている箱が一番上にあります。

なぜ、箱の構造が変わったのか不明ですが箱を開けてiPhoneを落としてしまう対策なのでしょうか。(iPhone 11シリーズでは再び筐体が一番上に配置されていますが。)

iPhone 7の箱を開封した状態
iPhone 7の箱を開封した状態

iPhone 7の付属品は充電アダプタ、Lightningケーブル、有線イヤホンのEarPods with Lightning connectorとなっています。

iPhone 7の付属品一式
iPhone 7の付属品一式

イヤホンのケースがプラスチックから紙製に変更されてコストダウンされています。iPhone 7は3.5mmヘッドフォンジャックが非搭載でEarPods with Lightning connectorならLightningコネクタで音楽を楽しむことができます。

もし、3.5mmヘッドフォンジャックの有線イヤホンを使うなら「Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ」を使う必要があります。

Lightning - 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ
Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタ

Lightning – 3.5 mmヘッドフォンジャックアダプタは初期のiPhone 7には同梱されていましたが現在は付属してないのでApple StoreAmazonなどで購入しましょう。

もし、3.5mmヘッドフォンジャック経由でイヤホンを使いたい場合は別途購入する必要があります。ただ、個人的にはワイヤレスイヤホンのAirPodsAirPods Proを使うのをおすすめです。

外観デザインが美しくなった

iPhone 7の本体デザインをiPhone 6sと比較していきましょう。iPhone 6/iPhone 6sには上下に白色のアンテナラインが本体を横切っていてあまりカッコイイとはいえないスタイルでした。

そんな中で、iPhone 7は横切るアンテナラインが廃止されて上下の端っこにアンテナラインが入っている程度のスタイルに。

iPhone 7・iPhone 6s 背面パネルのデザインを比較
iPhone 7・iPhone 6s 背面パネルのデザインを比較

アンテナラインが一本無くなっただけでスッキリとしたデザインになっていますよね。これだけでもiPhone 6やiPhone 6sからiPhone 7に乗り換えるメリットがあります。

iPhone 7と6s 下部のアンテナラインの違い
iPhone 7と6s 下部のアンテナラインの違い

メインカメラのデザインも刷新されていてiPhone 6sはレンズの周りにリングがあったのが、iPhone 7は筐体ごと盛り上がったスタイルになってスッキリしました。

iPhone 7と6s 上部のアンテナラインの違い
iPhone 7と6s 上部のアンテナラインの違い

充電ポートはLightningコネクタとなっていて3.5mmヘッドフォンジャックは廃止となりました。

iPhone 7は3.5mmオーディオジャックが廃止された
iPhone 7は3.5mmオーディオジャックが廃止された

アンテナラインの有無はケースを装着してしまえばあまり気にすることもないのかもしれませんが、僕はiPhoneをケースに入れずに使うのでこのようにデザインがブラッシュアップされていくのは非常に嬉しいことです。

本体右側に電源ボタンとnanoSIMに対応したSIMカードスロットがあります。

iPhone 7 本体右側
サイドボタンとSIMカードスロット

iPhone 7の本体左側にミュートスイッチと音量ボタンがあります。

iPhone 7 ミュートボタンと音量ボタン
ミュートボタンと音量ボタン

基本的な操作ボタンはiPhone 6sと同じなので同じ感覚で操作することができるでしょう。

片手操作できるから使いやすい

iPhone 7は4.7インチのディスプレイを搭載した片手で操作できるモデルとなっています。4インチのiPhone SE(第1世代)よりも少し大きい画面ですが個人的にはちょうど使いやすい画面サイズです。

iPhone 7 サイズ感
4.7インチは片手操作しやすいサイズ感

iPhone SE(第1世代)は画面が小さすぎて文字入力しにくいと感じることがありますが、iPhone 7の4.7インチサイズのディスプレイはちょうどいい幅があって操作しやすいですよね。

iPhone 7 アルミユニボディ
アルミ筐体は手に馴染むスタイル

さらに画面サイズの大きいiPhone 7 Plusもありますが、スマホとして普段使いするなら4.7インチのiPhone 7はちょうどいい本体サイズといっていいでしょう。

2022年現在、小型サイズのiPhoneを買うならiPhone 7ではなくiPhone SE(第3世代)iPhone 13 miniがおすすめです。

ディスプレイの仕様と品質

iPhone 7は4.7インチディスプレイを搭載したスタンダードモデルで解像度は従来モデルと同じ1,334 × 750ピクセルとなっています。

モデル iPhone 7 iPhone 6s
解像度 4.7インチ(1,334 × 750ピクセル)
液晶ディスプレイ
コントラスト比 1,400:1
カラー 広色域(P3) フルsRGB規格
最大輝度 625cd/m2 500cd/m2
True Tone 非対応
3D Touch 対応

解像度はフルHDないですがiPhone 7は広色域(P3)ディスプレイに対応し色鮮やかになって最大輝度も625ニトに明るくなったので視認性が向上してます。

iPhone 7とiPhone 6sを並べて画面の色合いを比較してみました。

iPhone 7と6s ディスプレイの違い
P3とフルsRGBの画面の違い

正直なところ色合いの違いを判別するのは難しいですが、赤・緑・青といったはっきりとした色の表現力がiPhone 7の方が深くて色鮮やかに表現できています。

iPhone 7とiPhone 6s ディスプレイの色合いを比較
iPhone 7とiPhone 6s ディスプレイの色合いを比較

分かりにくいですよね…。ほんと分かりにくいんですが、iPhone 6sよりもiPhone 7の方が色鮮やかなディスプレイになっていて写真などのクオリティはワンランク上の表示となっています。

ただし、iPhone 8で対応している環境光に合わせて色合いを調整してくれるTrue Toneディスプレイには非対応で読書することが多いならiPhone 7はあまり適してはいません。

Touch ID内蔵ホームボタンを搭載

iPhone 7のホームボタンは物理ボタン式ではなくタッチセンサーボタン式を搭載しています。

iPhone 7とiPhone 6sのホームボタン
iPhone 7とiPhone 6sのホームボタン

ボタンが物理的に上下しないタッチセンサー式のホームボタンで指で押すとブルッとバイブレーターが動作・フィードバックしてクリックしたような感覚を得られます。

タッチセンサー式は賛否ありましたが使っていくうちに慣れるので特に問題はありません。

ただし、電源が切れているとボタンを押すことができないので強制終了の操作方法が今までとは違うので注意です。また、爪で押しても反応しないので慣れが必要となります。

ホームボタンにTouch ID(指紋認証)を内蔵しているので指で画面ロック解除したり、Apple Payの電子決済が可能です。

iPhone 7 ホームボタン
Touch ID内蔵ホームボタン

iPhone 7よりFelicaに対応したのでSuicaなど交通系カードを使って改札を通ったり、コンビニで電子決済(iD・QUICPayなど)で買い物ができるようになりました。めちゃくちゃ便利ですよ。

iPhone 7のApple Pay決済画面
iPhone 7のApple Pay決済画面

なお、iPhone 7は日本版のみがFeliCaに対応しています。海外モデルはFeliCa非対応で日本の電子マネーを使えないので注意をしましょう。(iPhone 8はグローバルモデルで日本の電子マネー規格に対応。)

そして、iPhone 7のロゴの下には総務省指定の文字が…。

iPhone 7は総務省指定の表記がある
iPhone 7は総務省指定の表記がある

調べてみたらFeliCaを搭載している日本モデルだけが「総務省指定」という文字が背面部分に刻印されているんですね。

英語の中に漢字あるとなんか中華っぽい雰囲気がして嫌ですね。あと、iPhoneのロゴ書体が昔のデザインに戻りました。iPhone6/6sのiPhoneの書体は細かったのがiPhone7の書体は太くなっています。

アルミが7000シリーズになって強固に

筐体はiPhone 6sと同様にアルミニウム素材ですがiPhone 7は6000シリーズではなくより固くて傷がつきにくい7000シリーズのアルミニウムを採用しています。

数年使ったiPhone 6sはかなりボロボロになってしまいましたが、iPhone 7は比較的きれいな状態を維持できます。

iPhone 7と6s アルミ素材の耐久性の違い
上:iPhone 7、右:iPhone 6s

仕様歴はiPhone 6sが4年目、iPhone 7が3年目のもので、iPhone 7はキレイな状態ですがiPhone 6sは部分的に腐食してしまっています。

これ、汚れじゃないんですよ。拭いても取れない。使う上にとくに問題はありませんが2年目にはすでにこの状態に。iPhone 7の7000のアルミニウムは耐久性があるので腐食が出ることはありません。

IP67等級の防水防塵に対応

iPhone 7はIP67等級の耐水防塵に対応をしました。

  • IP6x:粉塵が内部に侵入しないこと
  • IPx7:15cm〜1mの水深に30分間水没しても内部に水が侵入しないこと

基本的には濡れても壊れることはないというレベルの防水性能なので、お風呂に入りながらiPhone 7を使うことはしないほうがいいでしょう。

もし水没でiPhone 7が壊れてしまったら補償が効かなくなるので注意です。SIMカードスロットに防水パッキンが設置されており防水に対応するためのものなんでしょう。

iPhone 6sにはこのようなパッキンは入っていません。実際にiPhone 7を水道水で洗ってみたのですが、壊れることなく普通に使うことができました。

内蔵スピーカーがステレオに対応

iPhone7はステレオ再生に対応しました。

iPhone 7はステレオ再生に対応
iPhone 7はステレオ再生に対応

本体下部に二つのスピーカーを搭載しているわけではなく受話スピーカーからも音を鳴らして通常のスピーカーと組み合わせでステレオ再生に対応するという方法となっています。

実際にiPhone 7でYouTubeや音楽を聴くと確かにステレオ再生されているのが分かります。しかし、音圧レベルが異なるのか受話スピーカーから鳴っている音が少しだけ小さいような感じがします。

iPhone 7の性能と動作速度

iPhone 7のSoC(システムオンチップ)はA10 Fusion、メインメモリは2GBを搭載しています。

SoCの性能比較
  iPhone 7 iPhone 6s
SoC A10 Fusion A9
CPU 2 + 2 = 4コア 2コア
GPU PowerVR 7XT GT7600 Plus
(6コア)
PowerVR Series 7XT GT7600(6コア)
メインメモリ 2GB LPDDR4
プロセスルール 16nm 16nm or 14nm

A10 Fusionは息の長いSoCでiPhone 7 Plusだけでなく、iPod touch(第7世代)、2018年のiPad(第6世代)だけでなく2019年のiPad(7世代)にも搭載しています。

A10 Fusionの性能をGeekbench 5で計測してみました。

iPhone 7 A10 Fusionの性能比較
SoCの性能比較
  iPhone 7 iPhone 6s
SoC A10 Fusion A9
メインメモリ 2GB LPDDR4
CPU シングルコア 711 558
CPU マルチコア 1361 1035
GPU Metal 3102 2501

A9からA10 FusionになることでCPUのコア数が2つから4つに増えたことでCPUの処理性能が1.3倍向上し、GPUの性能も1.2倍ほど高速化しています。

A10 FusionはA9がベースとなってるところがありますがCPUのコア数がクアッドコアになったことで安定した動作を得ることができるようになっています。

2021年9月配信のiOS 15をインストールしたiPhone 7でどれくらいの速度で動作するのかSafariブラウザ、Twitterで見てみました。

さすがにブラウザの表示が少しモッサリしてる感じはしますが、普通にメールやブラウジングをするくらいであれば十分使える動作速度になっているようです。

少し前のバージョンですがiPhone 7とiPhone 6sで比較したものです。

iPhone 6sよりもiPhone 7の方がワンテンポ表示が速くちょっとした差ですがiPhone 7にすることで快適なスマホライフが送れるでしょう。

iPhone 7 カメラレビュー

iPhone 7のメインカメラはiPhone 6sと同じ1200万画素ですがイメージセンサーが刷新しレンズもf2.2からf1.8と明るくノイズの少ないキレイな写真に仕上げられるようになりました。

iPhone 7 リアカメラ
リアカメラ
モデル iPhone 7 iPhone 6s
背面
カメラ
(静止画)
画素数 1200万画素(1/2.9型)
レンズ f/1.8 f/2.2
手ぶれ補正 光学式手ぶれ補正
ズーム 最大5倍のデジタルズーム
広高域キャプチャ 写真とLive Photos
フラッシュ クアッドLED (True Toneフラッシュとスローシンクロ) True Toneフラッシュとスローシンクロ
背面
カメラ
(動画)
4Kビデオ撮影 30fps
1080pビデオ撮影 30fpsまたは60fps
手ぶれ補正 ビデオの光学式手ぶれ補正
ズーム 最大3倍のデジタルズーム
スローモーション 1080p(120fps)
ズーム 手ぶれ補正機能を使ったタイムラプスビデオ
フロント
カメラ
画素数 700万画素 500万画素
レンズ f/2.2
フラッシュ Retina Flash
広高域キャプチャ 写真とLive Photos
動画撮影 1080p 720p

さらに、iPhone 7の広角カメラは光学式手ぶれ補正機能を搭載し手ブレの少ない写真を撮影できるようになりました。他にもLEDフラッシュの数が2つから4つに増えて明るくなりました。

iPhone 7のメインカメラはどれくらい綺麗に撮影できるようになったのかをiPhone 6sと比較してみました。

iPhone 7とiPhone 6s カメラの画質を比較(木と青空)

画素数がiPhone 6sと同じ1200万画素などで解像感はそんな違いはありません。

iPhone 7とiPhone 6s カメラの画質を比較(ピンクの花)

少しだけ色合いが異なっていてiPhone 7の方が青っぽく写ることが多いみたいですが、明るいところはほぼ同じように撮影することができるでしょう。

iPhone 7のイメージセンサーは画素数はiPhone 6sと同じですが性能を向上させた新型センサーを搭載していて、少しだけ暗いところや夜間の撮影になると違いを見ることができます。

iPhone 7とiPhone 6s メインカメラ 暗所撮影ノイズ

パッと見でもiPhone 6sよりもiPhone 7で撮影した画像の方が明るいのが分かります。拡大してみましょう。

iPhone 7とiPhone 6s メインカメラ ノイズの違い

iPhone 7の方がiPhone 6sよりもノイズが少なく描画できているのが分かります。また、光学式手ぶれ補正機能が搭載されているので夜間撮影でブレる失敗写真をiPhone 7だと大幅に減らすことができます。

iPhone 7 レビュー・評価:まとめ

iPhone 7
iPhone 7
iPhone 7のメリット
  • 片手で使えるコンパクトな筐体サイズ
  • アルミボディなので軽くて扱いやすい
  • A10 Fusionでそれなりに動作する
  • ホームボタン(Touch ID)を搭載
  • IP67(水深1mに30分耐える)耐水性能
  • おサイフケータイ(Felica)に対応
  • 内蔵スピーカーがステレオに対応
iPhone 7のデメリット
  • iOS 15.8まで(iOS 16 / 17非対応)
  • 動作速度が遅くなってきた
  • 顔認証に対応していない
  • リアカメラは広角のみ
  • バッテリーの減りが速い
  • ワイヤレス充電に非対応

iPhone 7のメリット

iPhone 7は4.7インチの小型iPhoneでアルミボディを採用した最後のモデルとなっています。アルミボディなので落としても割れることがなく安心して使えるスマホともいえます。

また、SoCもA10 Fusionを搭載していてiOS 15はさすがに動作はモッサリしてますが電話、メール、ブラウジング、SNS、動画視聴くらいであれば普通に使うことができます。

また、おサイフケータイにも対応してるのでメインのスマホとしても使うことができます。2022年現在、メインスマホのために購入するのはおすすめできないですがサブ機としては使えるのではないでしょうか。

iPhone 7のデメリット

iPhone 7は指紋認証のTouch IDに対応したモデルなのでマスクをしていてもちゃんと使えますが、顔認証には対応していません。また、カメラも必要最低限のスペックとなっていて電池減りも速いのでメインのスマホとしては少し厳しいところがあるかもです。

iPhone 7、まだ使える?

iPhone 7は2016年に発売されて2023年で7年目のモデルです。

iOS 15.8までサポートしていてiOS 16、iOS 17はサポート対象外でiOS 15.8は最終バージョンなのでさすがにiPhone SE(第3世代)iPhone 13 miniに比べると動作が遅くてモッサリ感はあります。

ただ、セキュリティアップデートは定期的に配信されてるのでブラウジング、SNS、メール、電話といった基本的な使用であればまだまだ問題なく使えるでしょう。

バッテリー劣化によって電池が持たないとかありますが、中古のイオシスでランクAが1.2万円〜買うことができます。バッテリーをAppleで交換することで延命もできますしサブ機として、子どものスマホにiPhone 7はおすすめです。

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