メインのカメラとして富士フィルムのX-T10を使っており、SDカードはEye-Fi Mobi Proを使って写真を自動的にWi-Fi経由でMacBookに転送し、さらにEye-Fiクラウドに自動的に写真をバックアップする環境を構築しています。

これが非常に使いやすくて重宝していたのですが、娘が机の上に置いてあったEye-Fi Mobi Proを口の中に入れてしまい唾液まみれに…。

f:id:kazu-log:20160915000241j:plain

終了です。壊れました。認識しません。1日待って乾かして見ましたが強力な唾液によって電子回路が壊れてしまったようです。

Eye-Fi Mobi Pro販売終了へ

仕方ないのでもう一枚購入しようと思ったら、まさかのアイファイジャパン株式会社が8月いっぱいで解散していたという衝撃の事実を知ってしまいました!HPは絶賛稼働してるから知らなかったんだけど。

なので、Amazonで販売されてるEye-Fi Mobi Proの価格が8000円から20,000円以上に大高騰!さすがにSDカードに2万円も出せないですよ!

なんとか通常価格で在庫品を買うことができないか調べてみると、ヨドバシカメラのオンラインショップなら定価で買うことができるようです。ただ、取り寄せになっているので在庫はほとんどない状態なんでしょうね….。

Eye-Fi Mobi Proカードはかなり使いやすかったのでアイファイジャパン株式会社の解散は残念でなりませんね。

で、今後がどうなるのかが非常に気になるところなのです。

特に年会費を払って使っている「Eye-Fiクラウド」の扱いがどうなるのか。Eye-Fiクラウドは年間5,000円で写真データを容量無制限に保存させることができるサービスで、僕もお金払って使ってます。

●Eye-Fi Mobi Pro → パソコン → Eye-Fiクラウドに自動バックアップ

写真のクラウドサービスは今となっては珍しいものではありませんが、上記の流れのように写真を撮影したら完全自動でクラウドまでアップロードしてくれたので、本当に便利で今では手放すことができないサービスです。

Eye-FiクラウドはRICOHが運営

この「Eye-Fiクラウド」はリコーの研究開発子会社「Ricoh Innovations Corporation(RIC)」がサービスを引き継ぐそうで、これは少し安心しました。RICOH GRを作ってるRICOHの子会社が運営するなら間違いないでしょう。

現在はKeenai(キーナイ)クラウドという名称でサービスが提供されています。

Eye-Fi機能はFlashAirに搭載されることに

カメラの連動機能「Eyefi Connected」は東芝の「FlashAir」が今後対応するということで、Eyefiのメイン機能とも言える写真の自動転送やEyefiクラウドサービスへの自動バックアップをする機能が新型のFlashAirで利用することができるようになるそうです。

どんな感じになるのでしょうかね。

FlashAirも所持して一時期使っていたことがありますが、パソコンから手動でFlashAirのWi-Fiに接続して写真を転送するという仕組みはとても使いにくかったです。

Eye-Fiなら写真を撮影したらパソコンと同一のWi-Fi環境内であれば全て自動で写真を転送してくれたので手間がかかりません。Eye-Fiの使い勝手がそのままFlashAirで使えるのであればまったく問題はないのですが、果たしてどのようなSDカードとなって生まれ変わることになるのかな。

追記:Eye-Fiの機能を搭載した第4世代のFlashAirが東芝よりリリースされました。FlashAirはデータの転送速度が非常に遅くて、とても使いにくいSDカードでしたが、第4世代のFlashAirは転送速度が改善されて現実的な使用感に向上したようです。