SIGMA dp1 Quattro レビュー

以前から欲しい欲しいと思っていたデジタルカメラのSIGMA dp1 Quattroを購入してしまいました。家電量販店で中古がまさかの破格で売り出されていたことでついつい手に取ってしまいそのまま…。

dp1 QuattroはSIGMAのコンパクトカメラQuattroシリーズはdp0、dp1、dp2、dp3の4ラインナップある一つです。

フィルムライクな層構造ですべての光情報をとりそのまま取り込めるFoveonセンサーを搭載していて、このカメラから表現する画像は息を飲むほど高精細で空気感のある表現力の高いコンパクトカメラです。

ここでは、19mmの広角レンズを搭載しているSIGMA dp1 Quattroのデザイン、画質をレビューしています。

SIGMA dp1 Quattroの特徴

SIGMA dp1 Quattro
SIGMA dp1 Quattro

SIGMA dp1 Quattroは2,900万画素のAPS-CサイズのFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載し2014年6月に発売したデジタルカメラとなっています。

画角に合わせて4つのラインナップ

SIGMAのdp Quattroシリーズは4つのモデルからなっています。

dp Quattroシリーズの画角(35mm換算)
  • dp0 Quattro:14mm(21mm)
  • dp1 Quattro:19mm(28mm)
  • dp2 Quattro:30mm(45mm)
  • dp3 Quattro:50mm(75mm)

レンズの画角に合わせて4つのモデルが存在するカメラ。それがdp Quattroシリーズなのです。すべての画角で高精細で解像感の高い写真を撮影しようと思ったらすべてのモデルを購入しなけれななりません。

Foveon X3 ダイレクトイメージセンサー

dp1 QuattroはAPS-CサイズのFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載しています。通常のベイヤーセンサーとは異なり、光の波長の特性を生かしてカラーセンサーを縦に配列をした世界は唯一の「垂直色分離方式」のイメージセンーを搭載しています。(画像引用:SIGMA

色の情報を100%取り込むことができることから通常のベイヤーセンサーを採用したイメージセンサーでは得ることができない、雰囲気のある空気感のある表現をSIGMA dp1 Quattroで生み出すことが可能となっているのです。

ただし、Foveon X3 ダイレクトイメージセンサーは発熱がすごい、電池の減りが速い、高感度耐性に弱いといったデメリットもあるため、すべての方が満足するようなカメラの使い方はできないのかなと感じます。

あくまで、Foveon X3 ダイレクトイメージセンサーに惚れ込んだユーザーのみが耐えることができる、そんなカメラと言ってもいいのかもしれません。

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SIGMA dp1 Quattro レビュー

パッケージと付属品

SIGMA dp1 Quattroのパッケージは白を基調としたシンプルなデザインとなっています。

SIGMA dp1 Quattroのパッケージ
シンプルなパッケージデザイン

同梱品は専用のポーチ、データ転送用のケーブル、充電ケーブル、専用充電器、バッテリーパック(BP­-51)などとなっています。

SIGMA dp1 Quattroの同梱品

SIGMA dp1 Quattroはバッテリー持ちが良くなくて100枚ほどの撮影で電池がなくなってしまいます。なので、バッテリーパック(BP­-51)は二つ準備しておいた方が安心ですね。

SIGMA dp1 Quattroのバッテリーぱっく
バッテリーパックが二つ入ってた

ちなみに、フル充電で100枚ほど撮影すると電池がなくなってしまうほどバッテリーの減りが早いので、dp1 Quattroで遠出して長い撮影時間になるのだとしたら、もっとたくさんのバッテリーパックを準備しておいた方がいいかもしれないです。

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横に長い筐体デザイン

SIGMA dp1 Quattroはとにかく横に長いカメラとなっています。コンパクトデジタルカメラでこのようなスタイルのカメラをこれまで見たことがありません。

dp1 Quattro カメラボディ
個性的なスタイルのカメラ

レンズはミラーレスカメラの単焦点レンズを取りつけたかのようなコンパクトカメラとは思えないくらい大型のレンズを搭載しています。

画角は19mm F2.8(35mm換算28mm相当)となっていてポートレートで普段使いすることができる距離ですね。蛍石と同等の性能のFLDガラスを1枚、グラスモールド非球面レンズ2枚を採用、諸収差を極限まで補正し解像感の高い画質を表現することができます。

ボディの右側にシャッターボタン、露出補正やシャッター速度などを調整できるダイヤルなどを搭載しています。「MODE」から自動、絞り優先、シャッター優先、カスタムモードなどから選ぶことが可能です。

dp1 Quattroのシャッターボタン
シャッターボタンとモードダイヤル

ボディが個性的なスタイルからといって撮影しにくいわけではなく、右手のグリップは大きくて手にしっかり収めることができるので、意外と撮影はしやすいです。

dp1 Quattroを手で持った感覚
意外と持ちやすいスタイル

意外かもしれないですがボディが横に長いので片手で持った時でもホールドしやすいんですよね。本体はマグネシウム合金が採用し剛性は高く重量感あります。とはいえ、この大型グリップのおかげで片手でもブレることなく写真を撮影することができるようになっています。

合理的なデザインのdp1 Quattro
意外と合理的なデザインなのかも

基本的な使い方は一般的なミラーレスカメラと同じとなっていて、モードダイヤルから自動で撮影するのか、絞り優先にするのか、シャッター優先にするのかを選ぶ形となっています。

dp1 Quattro モード設定
モード設定を変更する

液晶画面の右側にある「OS」を押すことでメニューを表示することができて、ISOの設定、オートフォーカスのエリア設定、連続撮影設定、ホワイトバランス、画質の設定などができるようになっています。

dp1 QuattroはSUPER-HIGH(7,680 × 5,120ピクセル)にすることで超高解像度の写真を撮影することができますが、シャッターを切ってから次の撮影ができるまでの時間が長く、バッテリーの減りも激しくなるので実用的ではありません。

通常モードのHIGH(5,424 × 3,616ピクセル)の2000万画素で撮影するのが実用的といっていいでしょう。

dp1 QuattroとRICOH GRとカメラボディを比較してみました。

dp1 QuattroとRICOH GR
dp1 QuattroとRICOH GR

dp1 Quattroの筐体の厚みは薄いのですが、レンズ部分とグリップ部分の大きさはさすがといったところ。というか、RICOH GRが小さすぎるんですよね。このサイズでdp1 Quattroと同じAPS-Cのイメージセンサーを搭載しているのですから。

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dp1 Quattro 作例

SIGMA dp1 Quattroはとにかく扱いにくいカメラです。屋内での撮影は絶望的と見ていいでしょう。普通に明かりの付いた部屋での撮影ですがこのようなカラーノイズが出た写真となります。

20160317163631j:plain

もちろん、これはシャッター速度を確保するためにISO感度を1600ほど上げて撮影しているので、このようなノイズが出てしまうのは仕方ないのですが、屋内の撮影も三脚を使ってISO400くらいに抑えないと厳しいのかなといった印象です。

真昼の外の撮影であれば問題なくキレイな写真を撮影することができます。

とはいっても、しっかりとカメラを構えて手振れしないように撮影しないと手振れしてしまったり、カラーバランスがおかしくなったりするので、じっくりとした静の写真を撮影するのに向いているカメラだなと思わせてくれます。

近年はiPhone 11 ProをはじめXperia 1 ⅱPixel 4aといったカメラの画質がとにかくキレイなスマホがたくさん出てきていますが、dp1 Quattroはじっくりと構図を考えながら撮影したくなるカメラです。

単焦点レンズ並みのキレのあるレンズを搭載してるので解像感だけでなくボケ味も演出することができます。

花もシックな雰囲気のある感じに撮影することができます。

これは花の中央部分を拡大して切り取った画像となりますが、これだけ解像感の高い画質で撮影できています。

dp1 Quattroは視野角28mmのコンパクトデジタルカメラなので、散歩中の何気ない被写体をサッと撮影できる気軽さがあります。

dp1 Quattroは意外と寄って撮影することもできるので、撮影の幅は広いのかなと感じます。

とにかく解像感が高くて高精細な写真を撮影することができます。

dp1 Quattroはメタリック系、無機質なものの表現力が高いです。

20160317161659j:plain

そこらへんにあった自転車なのでわかりにくすぎますがね..。また、撮影できたら差し替えますね。

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SIGMA dp1 Quattro レビュー:まとめ

dp1 Quattro
dp1 Quattro

dp1 Quattroは2,900万画素のAPS-CサイズのFoveon X3 ダイレクトイメージセンサーを搭載したコンパクトデジタルカメラです。

dp1 Quattroの良いところ
  • Foveonセンサーで驚くほど高精細な写真撮影ができる
  • 奇抜なカメラスタイルが意外と撮影しやすい
  • 撮影してる感をとにかく感じることができる

Foveonセンサーは通常のベイヤーセンサーのデジタルカメラでは味わうことができない雰囲気を表現してくれるので、ちょっと今までは違った写真を気軽に味わいたいならおすすめのカメラです。

奇抜なカメラスタイルではありますが、持ちやすさに考慮した結果のカメラデザインということもあり意外と撮影しやすいのもいいところとなっています。

dp1 Quattroの惜しいところ
  • 暗いところでの撮影は絶望的
  • 発熱がすごい
  • 電池がすぐに減る

dp1 Quattroは暗いところでの撮影はかなり苦手なんで、基本的に明るい時に外で撮影するのに使うカメラとなるでしょう。また、発熱が酷くて電池の減りも早いので連続使用はちょっと難しいかなといった印象があります。

電池の減りはバッテリーパックをいくつか準備しておくことで解決はできますが、どのような使い方をするかでdp1 Quattroの評価は大きく分かれてくるのかなぁといった感じですね。

dp1 Quattroは設定によってはフィルムの雰囲気を上手く作り出すこともできるので、設定しだいではとても面白い写真に仕上げることもできると思います。使いこなすのは難しいですが、Foveonセンサーを搭載したカメラは1台あるといいかもしれないですね。

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