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はてなブログからWordPressに空白期間ほぼゼロで安全に移行する方法

はてなブログからWordpressへ空白期間ゼロで安全に移行する方法

以前にはてなブログに設定してあったドメインをWordPressに移行したことがあり、移行方法やパーマリンクの設定など紹介していましたが、記事を修正しブラッシュアップしました。

はてなブログからワードプレスの移行はいかにブログを見ることができない空白期間を少なくするかが焦点となってきますが、HostAdminというChromeアプリを利用することで空白期間をネームサーバー切り替え時だけにすることができます。

ということで、安全にサーバー移行する方法について紹介していきます!

 

はてなブログからWordPressに安全に移行する方法

移行の流れ

はてなブログからワードプレスへの移行する方法はいくつかのやり方があります。よく紹介されている方法はこんな感じ。

よくある移行方法(ブログが見れない空白期間が長い)

  1. はてなブログの記事をエクスポートする
  2. レンタルサーバーを契約する
  3. ドメインを移行する(ネームサーバーの切り替え)
  4. 新サーバーでドメイン設定をする
  5. 新サーバーでWordpressをインストールする
  6. 記事、画像をインポートする
  7. パーマリンクの修正、ブログカードの修正
  8. SSLの設定

他にも違うドメインに一時的に移行させてから本番ドメインに載せ替える方法がありますが、これら方法だとブログが見ることができない魔の空白時間ができてしまうんですよね。

実はこの記事も以前までこの方法を紹介していたのですが、ブログで収益をあげている人にとっては死活問題です。そこで、僕は現在は以下の方法をおすすめしているので紹介したいと思います。

ブログが見れない期間がほぼゼロの方法 ←(おすすめ)

この方法を使えば、ブログが見れなくなるのはネームサーバー切り替え時のみとなるので、ドメイン移行のリスクは最低限に抑えることが可能となります。

  1. レンタルサーバーを契約する
  2. 新サーバーでドメイン設定をする
  3. ChromeにHostAdminをインストールし、自分のPCだけ新サーバーの情報が表示されるようにする(IPアドレスのコントロール)
  4. はてなブログの記事をエクスポートする
  5. 新サーバーでWordpressをインストールする
  6. 記事、画像をインポートする
  7. パーマリンクの修正、ブログカードの修正
  8. ドメインを移行する(ネームサーバーの切り替え)
  9. SSLの設定

はてなブログからWordPressの移行は少し特殊なのでどうしても空白期間ができてしまいますが、Wordpress(Aサーバー)からWordpress(Bサーバー)の移行なら空白時間ゼロにすることができます。

で、この方法はHostAdminというChromeアプリを使うことになるのですが、自分のPCで閲覧するサイトのIPアドレスをコントロールすることができるとても便利な拡張機能で、HostAdminを使うことで自分のPCだけ新サーバーの情報を表示させることができます。

HostAdminの仕組み

この方法を使えば、はてなブログを通常運転させながら裏でWordPressへの移行準備を時間をかけて満足いくまですることができるのです。

はてなブログからWordPressへの移行だけではなく「さくらインターネットのWordPress → XサーバーのWordPressに移行する」といった違うサーバーに移行する時にも使うことができる方法となっています。

実際に僕はお客さんのWebサイトを違うサーバーに移行させないといけないという案件でHostAdminを使って裏でデータを移行させて問題ないことを確認してからネームサーバー切り替えを実施しています。

切り替え時間が本当にゼロで表示できなくなるという事故が起きいのでサーバー移行方法として本当に安心することができるものとなっています。

 

1.サーバーを準備する

まず最初に移行先のサーバーを準備しましょう。エックスサーバー、さくらインターネット、mixhostなど色んなサーバーがあり、どこでもいいんですけど僕はエックスサーバーをお勧めします。

単純にエックスサーバーは使いやすいという理由だけです。さくらインターネットは管理画面がちょっと分かりにくい。mixhostは使ったことない。なので、初心者にはエックスサーバーはおすすめ。

エックスサーバーかなり高性能(オールSSD RAID 10、20コアCPU、192GB RAM)なスペックマシンとなっており表示速度もとても速いですし、無料の独自SSLの設定もすることができます。

2.独自ドメインを設定する

エックスサーバーの申し込みが完了したら管理画面にアクセスをしましょう。そこから「ドメイン設定」をして行きます。

エックスサーバー 独自ドメイン設定

はてなブログに設定してある独自ドメインを入力して「ドメイン設定の追加」をクリックします。

エックスサーバー 独自ドメインを追加する

はてなブログに独自ドメインを設定しているのに追加することができるのかと心配になりますが、大丈夫なんです。ネームサーバーの切り替えをしなくてもドメインの設定ができるのです。

ちなみに、「SSLを利用する」にチェックを入れたまま追加することはできますが、この時点ではエックスサーバーのネームサーバーに設定をしていないのでSSLを設定することができません。

SSL設定の注意点

なので、SSLの設定はドメイン移行後の作業となります。

3.HostAdminをChromeにインストールし設定する

ブラウザChromeの拡張機能・HostAdminをインストールします。Windows/Macともに対応しています。

HostAdminをChromeにインストール

HostAdminをインストールしたら設定をしていきます。

Windowsの場合

Windowsの場合は管理者権限でChromeを起動しないといけません。右クリックから「管理者として実行する」をクリックしましょう。

HostAdminを管理者権限で起動(Windows)

そして、先ほどGoogle ChromeにインストールしたHostAdminをAppから起動しましょう。

Macの場合

Macの場合はHostAdminを起動する前にターミナルを起動して管理者権限を与える必要があります。

HostAdminを管理者権限で起動(Mac)

「アプリケーション」→「ユーティリティ」→「ターミナル」を起動し「sudo chmod og+w /etc/hosts」と入力しMacのパスワードを入力すればChromeに管理者権限を与えることができます。

さらに、Macの場合はHostsファイルの指定をする必要があります。HostAdminをAppから起動し「Select Hosts File」を選択して...

HostAdmin Hostsファイルの読み込み(Mac)

「Command」+「Shift」+「G」でフォルダ移動のFinderを表示させて「/private/etc/」と入力します。

フォルダーの移動

このフォルダの中にある「Hosts」というのを選択しましょう。

Hostsファイルの読み込み

これで設定完了です。

Windows・MacでHostsを切り替える方法

はてなブログに設定してある独自ドメインで自分が使っているPCだけエックスサーバー側にアクセスするための設定をしていきます。

最初にエックスサーバーのIPアドレスを確認してください。管理画面の「サーバー情報」から「IPアドレス」を確認することができます。

IPアドレスを調べる

次にChromeのHostAdminの「Editor」をクリックしてエディタ画面を表示させます。

HostAdmin エディター画面

エディターの一番下に先ほど調べた「エックスサーバーのIPアドレス はてなブログに設定してあるドメイン名」を入力して「Save」をクリックします。

HostAdmin IPアドレスとドメイン入力

これでこのPCだけは、はてなブログに設定した独自ドメインにアクセスすると、はてなブログではなくエックスサーバーの画面が表示されるはずです。

管理画面に設定した独自ドメイン名とIPアドレスが表示されています。

Hosts 設定完了

チェックを外すと、はてなブログ側の画面が表示されて、チェックを入れるとエックスサーバー側の画面が表示されといった塩梅です。

もし、こんな画面が表示されたら

Hosts切り替え

管理者権限で実行されていないので、もう一度管理者権限からChromeを実行するようにしてください。

これで、準備が整いました。はてなブログの記事をエクスポートしてワードプレスにインポートしていきましょう!

 

4.はてなブログから記事をエクスポートする

次に、はてなブログから記事のデータとエクスポートします。はてなブログの管理画面から「設定」→「詳細設定」に「エクスポート 記事のバックアップと製本サービス」という項目があるので、ここからデータをエクスポートしダウンロードすることができます。

20160218141558j:plain

5.エックスサーバーにWordPressをインストールする

サーバーにWordpressをインストールしましょう。エックスサーバーは自動インストールすることができるので、比較的簡単にワードプレスをインストールすることができるようになっています。

エックスサーバーに簡単インストールの方法が詳しく記載されているので参考にしてくださいませ。

「www」や「blog」に設定する

はてなブログは独自ドメインを使うときはURLの頭に「www」か「blog」のどちらかのサブドメインをつける必要がありましたが、Wordpressは「なし」でもOKです。

しかし、「www/blog」を外してしまうと検索順位に影響を与える可能性が大きいので今まで通りサブドメインを付けておいたほうがいいでしょう。

管理画面から「設定」→「一般」→「WordPressアドレス」と「サイトアドレス」で「www/blog」入りの独自ドメインに設定します。

20160218141147j:plain

パーマリンクをはてなブログ形式にする

はてなブログのURLとワードプレスのURLを同じにすることで検索順位の変動を抑えることができます。

リダイレクト301を利用するという手段もありますが、それでもインデックスし直しになるので検索順位が大きく変化してしまうかもしれないので、はてなブログからWordPressに引越しをしたい場合は「はてなブログ」と同じURL設定(パーマリンク)を利用することがおすすめです。

はてなブログの独自ドメインのURLは決まりごとが多く、必ずURLは「www」か「blog」のサブドメインを利用しなければいけません。さらに、URLの間には必ず「entry」が入ります。それ以下はユーザー任意でURLを設定することができますが、設定をしない場合は日付(時間まで)が入ります。

こんな感じですね。

http://www.●●●●●●.com/entry/2016/02/18/140612」

WordPressに移行した時のURLと同じになるように設定をすれば検索順位が大きく変動するリスクを最小限に抑えることができます。

ということで順にWordPressの設定を紹介していきます。

「設定」→「パーマリンクの設定」の「カスタム構造」に以下のパーマリンク設定を入力します。

/entry/%year%/%monthnum%/%day%/%postname%

20160218141345j:plain

基本的に、この二つの設定ではてなブログと同じURL構造にすることができます。

6.WordPressにデータをインポートする

はてなブログはMovable TypeのCMSシステムが採用されています。管理画面の「ツール」→「インポート」から「Movable TypeとType pad」からインポーツツールをインストールします。

20160218142311j:plain

インポートします。

20160218142501j:plain投稿者の割り当てを設定し「実行」をクリックします。

20160218142521j:plain

これで記事のインポートが完了しました。まだ、終わりではありません。URLを修正しないといけないのです。

インポートした記事のURLに「年月日」まで入力されてしまうので...

20160218142631j:plain

日付を取り除いたURLに変更しましょう。

20160218143318j:plain

この作業がかなり面倒です。記事数が多ければ多いほど作業時間が増えてしまいます。でもURLを同じにした方がスムーズに移行ができるので、根気よく作業をしていきましょう!

ちなみに、直接スラッシュを入れればいいのではないかと思うかもしれませんが、システムの関係か手入力でスラッシュの入力はできません。なのでパーマリンクでこのように設定する必要があるのです。

また、画像についてははてなブログを退会しない限りははてなのURLを読みだすので、特に問題はありません。ちゃんと表示してくれます。

もう一つ、問題点としてはブログカードを利用している場合は一つ一つ削除をしないと、訳のわからないとこをリンクするなどしてしまいますので注意してください。¥¥

7.ネームサーバー切り替え・独自ドメインを移行する

独自ドメインを、はてなブログからエックスサーバーに移行をします。

はてなブログを非公開に

はてなブログを非公開にしましょう。はてなブログの管理画面の「設定」→「詳細設定」の「独自ドメイン」の項目を空白にして保存するとはてなブログのドメインが解除します。

ちなみに、Wordpress(サーバーA)からWordpress(サーバーB)の移行ならネームサーバーの設定を変えるだけ簡単に移行できます。空白期間は本当にゼロです。どの時点で新しいサーバーに切り替わったのか分からないくらいですよ。

 
ネームサーバーを変更する

ドメイン管理会社(お名前.comなど)の管理画面のネームサーバーの設定からDNSレコードを削除します。

お名前.comの場合なら「DNS関連機能の設定」からドメインにチェックを入れて「次に進む」から「DNSレコード設定を利用する」からCNAMEを無効にして削除しすることができます。

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次に移行先のサーバーのネームサーバーを登録します。エックスサーバーならプライマリネームサーバーに「ns1.xserver.jp」を、セカンダリネームサーバーに「ns2.xserver.jp」と入力して更新しましょう。

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これでネームサーバー切り替え完了です。おそらく2〜3時間くらいで設定が移行されるかと思います。

状況によって24時間以上かかることもあるみたいですが、ほとんどの場合は2時間くらいで表示するのかなと思います。

(はてなブログから切り替える場合は6時間程度かかる場合があるようです。これはCNAMEレコードなどを設定しているなどが関係しているのかもしれません。)

8.SSL(http → https)設定をする

ネームサーバーの切り替えが終了したらSSL化しましょう。SSL化はネームサーバー浸透してからがいいので、サーバー移行から24〜48時間以降がいいです。

エックスサーバーはワンクリックで独自ドメインのSSL設定をすることができます。

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1〜2時間ほどで「https」でアクセスすることができるようになるので、WordpressのURL設定を「http」から「https」にしましょう。

最後にhttpのURLが残っている状態なので「Really Simple SSL」というプラグインを使うことで簡単にhttpのアドレスをhttpsに変換をしてくれます。

まとめ:HostAdminならサーバー移行をリスクなしでできるよ!

以上が空白期間ほぼゼロではてなブログをエックスサーバーのワードプレスに移行する方法となります。

個人的には何か理由がない限り、はてなブログをワードプレスにわざわざ移行しなくてもいいのかなと思っています。SSL化については急いでやらなくても検索順位に影響を与えているわけでもないようですし、このブログははてなブログのまま運営していくつもりです。

はてなブログは非常に強力なサーバーでどんなにアクセスが来ても落ちることはまずありません。(来ないけどね)過去にリアルタイムで「12,000」くらいまで記録したことがありましたがエラーになることはありませんでした。普通のレンタルサーバーならここまでのアクセスは耐えきれずにエラーが出ると思います。(エックスサーバーのX1プランは3,000くらいでエラーがでた)

色々とカスタマイズをして独自色を出していきたいという方はWordPressに移行した方がいいでしょう。

(この記事は2016年2月に公開したものを2018年6月に修正・加筆しています。)