小型Bluetoothワイヤレススピーカーの「JBL CHARGE 2+」を購入したので実機レビューをしたいと思います。Bluetoothスピーカーは各社から様々なモデルのものが発売されているので実際に家電量販店に行って視聴してから購入することをお勧めしますが、僕も10種類近くのスピーカーを視聴して「JBL CHARGE 2+」を購入することを決断しました。

JBL CHARGE 2+の実機レビュー

それにしても、最近のBluetoothスピーカーは小型なのに凄いですね、めちゃくちゃいい音が鳴ります。ビックリしました。今までBluetooth経由の音って残念なものが多かったですが、検証したスピーカーはどれも満足いくいい音が鳴っていたと思います。

色々と視聴をして「BOSE SoundLink Mini Bluetooth speaker II」にほぼ決まりかけていたのですが、最後に「JBL CHARGE 2+」を聞いてその考えが覆り購入に至りました。

音質は好みの問題になるので、なかなか難しいところがあるのですが「JBL CAHRGE 2+」はこのサイズからは想像ができないくらい豊かで余裕のある低音、さらにクリアな中高音を鳴らしていました。BOSEもいい感じだったのですがJBLの方が余裕のある感じがありました。

ということでBluetoothワイヤレススピーカーの「JBL CHARGE 2+」を紹介します。

JBL CHARGE 2+のパッケージと付属品

パッケージは「JBL CHARGE 2+」の特徴でもある防水仕様を大きく打ち出したデザインとなっています。バーベキューやキャンプをしている時に突然雨が降ってきたとしても安心です。

JBL CHARGE 2+のパッケージ

付属品は説明書となぜかオレンジ色のカラフルなUSBケーブルと電源アダプタです。

JBL CHARGE 2+の付属品

USBケーブルは1mほどしかないので使用する環境によっては短いと感じるかもしれません。しかし、バッテリーが12時間も持つのでスマートフォンと同じ感覚で夜間充電して日中はケーブルレスの状態で使用するということもできるでしょう。

本体デザイン

「JBL CHARGE 2+」はドラム型の特徴的なデザインとなっています。このような形状になったのは左右に設置されたパッシブラジエーターも一つの理由ではないでしょうか。パッシブラジエーターは低音の厚みを増幅させる磁力を持たないスピーカーの役割を担っており基本的に丸い形をしています。これを左右に搭載させることで自然とこのようなデザインに辿り着いたのではないかと思わせます。非常に合理的な作られたデザインではないかと思います。

JBL CHARGE 2+

正面のスピーカーグリルにはオレンジ色のJBLのロゴが搭載されています。

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片手で軽々と持てる大きさです。手に馴染むデザインなので本当にどこにでも持ち歩くことができます。

JBL CHARGE 2+片手

iPhone 6sと並べてみてもこの大きさです。本当に小さいです。

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左右に搭載されているパッシブラジエーターです。ここからサイズからは想像できない重低音が鳴ります。見た目もブルブルと震えている様子を見ることができます。

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操作パネルは上部にまとめて設置されています。

左から電源ボタン、Bluetoothペアリングボタン、音量ボタン、その下にバッテリーの5段階のインジケータ、ソーシャルモードボタン(3台まで同時にペアリングをして交互に音楽を再生することができるモード)、通話ボタン(ペアリングしたスマホでのハンズフリー通話が可能)、マイクが搭載されています。

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「JBL CHARGE 2+」経由でハンズフリー通話機能を使ってみましたが、非常にクリアな音声で通話をすることができたのでなかなかいい感じでした。

背面下には充電用のmicroUSBポート、音声入力用のミニプラグ、USB-Aポートが搭載されています。

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なんと、USB-Aポートを使ってスマホを接続することで充電器としても利用することができます。つまり、野外でスマホの電池がヤバイ時に接続をすることでモバイルバッテリーに早変わりすることもできる万能スピーカーなんです。

なお、6,000mAhのリチウム電池を内蔵しているので1度の充電で12時間の音楽を楽しむことができます。ちなみに、このバッテリー容量はiPhoneを3回くらい充電できる容量になります。

使い勝手も非常によく、一度スマートフォンとペアリングをしておけば「JBL CAHRGE 2+」の電源をオンにするだけで自動的にBluetooth接続をしてくれるので何も操作する必要がないので非常に便利。

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音量も自動的に前回調整したボリュームに合わせてくれます。

サイズ感を超えた豊かな音質

個人的な感想と鳴りますが「JBL CHARGE 2+」の音質は同じサイズの他メーカーのBluetoothスピーカーと比較して頭一つ抜けるくらい音が良いと感じます。

とはいえ、BOSEの「SoundLink Mini Bluetooth speaker II」もかなり音が良く正面から聞いた感じではBOSEの方がいいのかな…とも思いました。しかし、リビングで聞くことを想定しておりJBLの方は左右にパッシブラジエーターが搭載されていることもあり音の広がりがあるのです。また全体的にBOSEは硬い音質なんですがJBLは柔らかく余裕のある音を出していると感じました。

正直なところこのサイズでこの音を聞くことができるとは思ってもいませんでした。

  • スピーカー:フルレンジ 45mm×2
  • パッシブラジエーター:左右2個
  • 実用最大出力:15W(7.5W+7.5W)
  • 周波数帯域:75Hz-20,000Hz
  • Bluetooth:3.0
  • 対応プロファイル:A2DPP 1.3、AVRCPP 1.5、HFP 1.6、HSP 1.2
  • 対応コーデック:SBC
  • バッテリー駆動時間:12時間
  • 防水IPX5
  • サイズ:185x79x79mm
  • 重量:600g

車での利用もアリ

ちなみに車の中で使うのもアリかもしれませんよ。車の中で最大音量で視聴してみましたがビックリするほど良い音で鳴っていました。エージングが進んだらもっと音が良くなる可能性もありそうです。

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僕は車に結構高いオーディオを組んでいるので「JBL CHARGE 2+」を利用することはしませんが、純正オーディオやデッドニングをしていないスピーカーを鳴らすくらいなら、Bluetoothスピーカーを車に持ち込んで音楽を聴いたほうがよっぽどいい音が鳴ると思います。

もちろん、ちゃんと固定して…ですが。あと車内放置も熱でヤられたりするでしょうから持ち運び必須です。