久しぶりに格安SIMの通信速度の測定を行ってみました。(2015年12月)

というのも、最近契約をしたFREETELの実力は如何なもの何かが気になっていたからです。FREETELは2012年に設立された非常に新しい会社で自らスマートフォンを開発するなど、他にはないプランを用意していたりと非常に意欲的な会社です。

SB、docomo、OCN、DMM、FREETELの通信速度調査

FREETELの特徴としてはFREETELブランドのスマートフォンを展開している点や、「安いけど、遅い」というMVNOの利用者の声に耳を傾け通信品質にもこだわっているのです。いや、そんなことは口だけならいくらでも言えるよね。ということで、実際にFREETELのSIMをWindows 10 MobileのKATANA01を購入した時に契約をしてみたので、通信速度を調査してみました。

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今回は、大手キャリアとしてソフトバンク、NTTドコモの2社。MVNO業社からOCN モバイル ONE、DMM mobile、そしてFREETELの合計5社の通信速度を測定しました。ソフトバンクは途中からの測定となりますが堪忍です。

測定の条件

測定はソフトバンクがiPhone 6 Plus、NTTドコモがiPhone 6s、OCNがiPhone 6、DMMがZenfone 5、FREETELはZenfone 2 Leserを利用しました。対応しているLTEバンドやアンテナの強度などの違いはあるでしょうが、基本的には同じ時間に測定しているので同じ環境ということで。

場所は参考にならないかもしれませんが、金沢市郊外です。どこの街でもありそうな郊外です。

測定結果(午前中)

では、各社の通信速度の結果を紹介します。

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11:39SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度23.98Mbps32.38Mbps35.21Mbps27.05Mbps
送信速度4.61Mbps4.39Mbps5.94Mbps6.92Mbps
PING66ms53ms49ms52ms

まさかの大元であるNTTドコモのスピードよりも各社とも上回る結果に。今まで遅いというイメージのあったOCNモバイルONEもなかなか速い速度が出ているようです。

もう一回、同じ時間帯に測定してみたところ…

11:46SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度20.06Mbps21.37Mbps33.43Mbps33.49Mbps
送信速度4.98Mbps4.85Mbps3.97Mbps5.89Mbps
PING58ms65ms53ms68ms

またしても本家のドコモが最下位でFREETELが首位という結果に。なかなかやるじゃないか。

測定結果(正午)

問題はお昼休みなどの影響で使用ユーザーが急激に増える正午前後の通信速度のスピードです。ここからソフトバンクの測定も入ります。

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11:56SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度43.51Mbps16.50Mbps5.83Mbps39.17Mbps37.01Mbps
送信速度14.45Mbps3.86Mbps3.91Mbps5.16Mbps6.01Mbps
PING41ms76ms50ms53ms59ms

ここではソフトバンクが首位となり、続いてDMM mobile、FREETELと続きます。ドコモは若干スピードを落としてOCNモバイルONEは失速したということろでしょうか。

正午すぎ2回目。

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12:30SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度37.83Mbps9.42Mbps0.43Mbps0.71Mbps32.25Mbps
送信速度8.31Mbps4.20Mbps4.79Mbps3.93Mbps5.93Mbps
PING38ms63ms79ms111ms53ms

12時半ではかなり混み合っているのかドコモも一桁台になりDMMも失速。FREETELだけが32.35Mbpsと速い速度を保っている状態に!やはり、ユーザー数がまだそれほど多くないことも影響しているのでしょうか、それとも通信品質にこだわった結果なのか?

正午すぎ3回目。

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13:02SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度9.35Mbps28.35Mbps0.85Mbps2.65Mbps31.41Mbps
送信速度0.81Mbps6.36Mbps5.01Mbps4.75Mbps6.41Mbps
PING78ms67ms912ms86ms52ms

なぜか13時を過ぎてソフトバンクも一桁台を突入。ドコモは28.35Mbpsと回復を見せますが、OCNとDMMは依然厳しい数字に。

正午すぎ4回目。

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13:31SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度7.52Mbps29.24Mbps28.37Mbps40.26Mbps28.02Mbps
送信速度8.31Mbps5.11Mbps3.80Mbps4.22Mbps6.04Mbps
PING94ms74ms49ms53ms60ms

ソフトバンク以外は復活します。DMM mobileは40Mbps台に。FREETELは安定した速度を保っているようです。

速度計測(夜)

一気に夜間に行きます。

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20:32SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度37.24Mbps48.21Mbps0.74Mbps2.70Mbps36.97Mbps
送信速度13.53Mbps5.92Mbps3.94Mbps3.95Mbps4.36Mbps
PING52ms63ms86ms108ms82ms

ドコモは夜間になって速度を取り戻しましたが、OCNとDMMは一桁だいに失速。FREETELは36.97Mbpsと依然として速い速度を維持しています。

夜間2回目。

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21:56SBdocomoOCNDMMFREETEL
受信速度33.44Mbps14.28Mbps1.26Mbps2.63Mbps29.68Mbps
送信速度3.97Mbps4.51Mbps4.64Mbps2.22Mbps2.67Mbps
PING46ms67ms76ms105ms128ms

やはり一番使いたい時間帯になるとMVNOのSIMは急速に回線速度が低下してしまうようですね。FREETERはそんな中で本家のドコモよりも速い速度を記録していることから、品質にこだわっているというのは、今のところ間違いないようです。

今後、ユーザー数が増えた時に通信回線の速度が低下することが無いのか、注目していかないといけませんね。

FREETELはデータ専用は299円〜、音声付きは999円から契約可能でiPhoneプランに関してはApp Storeでアプリをダウンロードするときにデータ通信量が免除されるプランが用意されています。WiFi環境がないユーザーにとっては嬉しいサービスですよね。さらに期間限定で新規契約料金の3000円が掛からないのでオススメ。

一つ難点を上げるとすれば「使った分だけ安心プラン」というのは使った分だけどんどん料金が加算されていきます。1GB使ったら499円、5GB使ったら1,520円、最大10GBで2,470円です。もちろん、途中で低速プランに手動で変更することはできるのですが、年配の方など分からない人にとってこの作業ができるかどうかという問題です。

それだったら最初から1GBプランと決められていた方が安心感はありますよね。

個人的にはDMM mobileも家族が使っていることもありオススメです。価格はFREETELよりも若干高いところはありますが、料金プランが非常に細くて設定しやすい点がポイントでしょうか。

久しぶりに回線速度チェックをしてみて

以前に比べてMVNOの速度が通常時でも遅くなるということが減ったようにも感じますね。つまり、昔に比べて品質は上がっているように思います。周りでは、MVNO業者の格安SIMに移行している方が増えているので、今後もますます格安SIMを利用するユーザーは増える傾向にあるのでしょうか。

その前に、ドコモで契約しているSIMがMVNOよりも通信速度が遅くなるってどーいうことなんでしょうか。ドコモをメインで使っているので改善して欲しいんですけどね。やはりユーザー数が多いので影響を受けやすいってことなんでしょうか。