Canon EOS Kiss X7 レビュー

Canonのデジタル一眼レフカメラ・EOS Kiss X7は1800万画素のAPS-Cセンサーを搭載しながらもコンパクトな筐体サイズを実現した機種です。最新のEOS Kiss X9よりも筐体サイズが小さいので今でも重宝できるカメラと言っても良いでしょう。

ここではCanon EOS Kiss X7の筐体サイズ、使いやすさ、画質についてレビューしています。

EOS Kiss X7は本体カラーにホワイトモデルもあって可愛らしいのデザインで選んでみても良いような気がしますね。2019年になった今でもコンパクトで使いやすい小型一眼レフカメラとなっていますよ。


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EOS Kiss X7 レビュー

EOS Kiss X7 スペック

EOS Kiss X7
EOS Kiss X7
EOS Kiss X7 スペック
イメージセンサー約1800万画素APS-C C-MOS
オートフォーカス9点AF(中央クロス測距、F2.8 対応・縦線検出)
露出測光方式63分割TTL開放測光
ISO感度ISO100~6400(最大ISO12800)
連続撮影速度最高約4コマ/秒
ライブビュー撮影ハイブリッド CMOS AF II 方式(顔+追尾優先AF、ライブ多点AF、ライブ1点AF)、位相差検出方式(クイックAF)
液晶3インチ(約104万ドット)
バッテリーパックLP-E12
撮影可能枚数約380枚
サイズ116.8 × 90.7 ×69.4mm
重量約407g

EOS Kiss X7は、2013年1800万画素のAPS-Cセンサーを搭載したカメラでEF・EF-Sレンズを装着して撮影することができます。

9点AFと最新の一眼レフカメラと比較するとオートフォーカスが弱いですが、風景などを撮影するのであれば今でも十分通用するスペックとなっています。

また、ライブビュー撮影もできるのでミラーレスカメラのEOS Kiss Mのように液晶画面を見ながらの撮影もできます。ただ、ライビューのAF速度はちょっと遅いですけどね。

なお、上のEOS Kiss X7に装着しているレンズはSIGMA 30mm F1.4です。

EOS Kissシリーズを使って10年

僕は「EOS Kiss」シリーズを初めて購入したのがEOS Kiss digital Nというモデルでした。

800万画素のAPS-Cイメージセンサーを搭載したモデルで香港、中国、ベトナム、カンボジア、タイとバックパッカーをした時に持ち歩いてたので思い出深いカメラなんですよね。

次に購入したのがEOS Kiss X3で1,510万画素のAPS-Cイメージセンサーを搭載したモデル。EOS Kiss digital Nはオートフォーカスの精度がイマイチだったのですが、EOS Kiss X3になると改善されていたように思います。

なので、EOS Kiss X7に買い換えるつもりはなかったのですが、コンパクトなミラーレス一眼レフカメラが登場してきている中、キヤノンは一眼レフカメラを再設計して超小型化をさせたEOS Kiss X7を2013年に発売しました。

EOS Kiss X7の小型一軽量化に驚き

このカメラを見た時は「一眼レフカメラでこの小型サイズを実現してしまったのか?!」と衝撃を受けました。とにかくコンパクトで持ちやすい一眼レフカメラ。

EOS kiss X7 本体サイズ
EOS kiss X7は小さいサイズが魅力的

片手で軽々と持ててしまうのがEOS Kiss X7のスゴイところ。本当に取り回しが楽で気軽に持ち運びできてしまいます。

重量は本体のみで370gとなっていてAPS-Cセンサーと搭載した一眼レフカメラにおいて世界最軽量となっています。

ニコンからも小型一眼レフカメラが登場しておりD3300というモデルで410g。オリンパスではE-M10がさらに軽い350gとなっていますが、イメージセンサーがマイクロフォーサイズと規格が違います。

こちらはミラーレスカメラのFUJIFILM X-T10です。

FUJIFILM X-T10
FUJIFILM X-T10

EOS Kiss X7とほぼ同じ大きさ。一眼レフカメラなのに手のひらに乗ってしまうサイズ感が素晴らしいです。

EOS kiss X7 手のひらサイズ
EOS kiss X7 手のひらサイズ

こちらは家電量販店に展示してあったEOS 70Dですが、片手では少し大きく思いサイズ感となっています。

EOS 70D 本体の大きさ
EOS 70D 本体の大きさ

大きめのレンズを装着してきちんと構えて撮影するのならEOS 80Dなどしっかりとしたボディサイズのカメラの方が良いですが、取り回しを重視するならEOS Kiss X7は優秀です。

とにかくEOS Kiss X7は本体が小さくて軽いので機能もが削られているのではないかと思ってしまいますが決してそんなことはありません。1,800万画素のAPS-Cセンサーを搭載して十分にキレイな写真を気軽に撮影することができます。

EOS Kiss X7 外観デザイン

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

EOS Kiss X7のレンズキットに付属しいるEF-S 18-55mmはAPS-Cセンサーを搭載した一眼レフの大きさに最適化したレンズで比較的コンパクトなサイズです。しかし、そのレンズを装着した状態でもEOS Kiss X7は小さく見えてしまうサイズ感。

EOS kiss X7のレンズマウント
EOS kiss X7のレンズマウント

内蔵フラッシュも搭載しているので、暗いところでの撮影もEOS Kiss X7だけですることができます。

EOS kiss X7の内蔵フラッシュ
EOS kiss X7の内蔵フラッシュ

電源スイッチはカメラ上部の右側に搭載していて、ONの上にレバーを回すことで動画撮影も簡単にできるようになっています。

EOS Kiss X7 操作ダイヤル
EOS Kiss X7 操作ダイヤル

モードダイヤルは「オート」・「プログラムオート」で自動で撮影できるモードの他にも「絞り優先」・「シャッター速度優先」などに設定して自分好みの設定で撮影することもできます。

シャッターボタンの手前にあるダイヤルで簡単に絞り・シャッター速度を変更できるので、サイズが小さくても一眼レフカメラとしての操作性を失っていないのが良いですよね。

液晶画面は3インチ(約104万ドット)とキレイで見やすいディスプレイとなっています。現在の設定もわかりやすく表示しています。

EOS Kiss X7の液晶画面
EOS Kiss X7の液晶画面

外部ストロボを付けることもできます。本体の方がかなり小さく見えますが安心してください。ちゃんと使えますよ。僕は仕事の商品撮影なんかで普通に使っています。十分すぎるくらいです。

外部ストロボとEOS Kiss X7
外部ストロボとEOS Kiss X7

唯一の欠点としてはEOS Kissというネーミングが可愛すぎることでしょうか。エントリー向けとはいえネームプレートも「kiss」なので、男性が使うにしてはちょっと可愛すぎる…。それでも、10年以上EOS Kissシリーズを使い続けてきたので慣れたけど。

ただ、最近は同じエントリー向けモデルだけどKissではなくEOS 9000Dというモデルもあるので選択肢の幅は広くなったようには感じます。

画質・写真のキレイさ(作例)

コンパクトなカメラで画質はどうなんだ…?

ってなりますが、撮影された写真も十分にキレイです。EOS Kissシリーズは本体サイズが小さいだけでイメージセンサーは上位モデルの60Dなどと同じAPS-Cセンサーを搭載していて基本的な写りはほぼ同じです。

試しにEOS Kiss X7 + EF-S 18-55mmで夜景を手持ちで撮影してみました。

EOS Kiss X7 夜景撮影
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

十分キレイに撮影することができました。標準レンズでこれだけ撮影できるのでSIGMAなど他の明るいレンズを使って撮影すればもっとキレイな写真に仕上げることができると思います。

夕日もキレイに撮影ができます。

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm 夕日撮影
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

明るいところは高精細な写真に仕上げることができます。

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm 桜撮影
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

チューリップの色鮮やかな表現も標準レンズとの組み合わせで十分にキレイに撮影ができています。

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm チューリップ撮影
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

眠そうなウサギたん。毛並みもしっかり描写できています。

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm ウサギ撮影
EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

ウサギってどうしてこんなにも可愛いのだろうか。

EOS Kiss X7 + EF-S 18-55mm

EOS Kiss X7は2013年4月発売のデジタル一眼レフカメラで7年ほど前の機種ですが、画質は今でも十分に通用するものとなっているでしょう。

ただ、オートフォーカスの精度が2019年現在のカメラと比べると弱いので、あくまで風景を撮影するという用途であれば十分満足することができるカメラです。

EOS Kiss X7 レビューのまとめ

EOS Kiss X7は約1800万画素APS-Cセンサーを搭載したデジタル一眼レフカメラで、とにかくコンパクトなボディで軽くて取り回しのしやすいカメラでした。

EOS Kiss X7
EOS Kiss X7

後継機種のEOS Kiss X9よりも小さいので、ミラーレスカメラではなく一眼レフでとにかく小さいAPS-Cカメラが欲しいならEOS Kiss X7を選ぶことになるでしょう。

EOS Kiss X7 良いところ
  • 世界最軽量の小型ボディで取り回ししやすい
  • APS-Cセンサーを搭載している
  • 1800万画素で今でも通用する画質
  • 18-55mmレンズキット:58,480円
EOS Kiss X7 惜しいところ
  • オートフォーカスの精度が弱い
  • 7年ほど前の機種なので古さがある
  • スマホの連携機能が使えない

EOS Kiss X7はEF-S 18-55mmレンズキットで58,400円という価格で購入できるので、安くコンパクトな一眼レフカメラを手に入れたいならおすすめのカメラです。

ただし、今のカメラには当たり前のように搭載しているWi-Fi通信によるスマホとの連携機能などは使うことができないので注意です。

EOS Kiss X7は公式では販売終了している機種ですが、Amazon・楽天などではまだ購入することができます。

EOS Kiss X7の後継モデル

EOS Kiss X7の後継モデルはEOS Kiss X9があります。

事実上の後継機はEOS Kiss X9で間違いないのですが本体サイズがKiss X7よりも大きくなっているのでサイズで選ぶとちょっと後悔することになるかも。

ただ、価格がレンズキットで62,800円と安いのは注目すべき点かもしれませんね。EOS 9000Dとほぼ同じスペックですしサイズに問題なければX7から乗り換えても良いかもしれませんね。

また、EOS Kiss X90という廉価版モデルもありますが、これもEOS Kiss X7よりも本体サイズが大きいです。

画素数はX90の方が上ですが映像エンジンがDIGIC 4+とKiss X7のDIGIC 5よりも前のものが採用されているというかなり微妙な位置づけです。

おそらく、キャノンは小型ボディのカメラが欲しいならミラーレスのEOS Mシリーズを選んで欲しいという思惑があるのでしょうね。2018年にミラーレスカメラのMシリーズについにEOS Kissの冠を称したEOS Kiss Mを発売しています。

また、フルサイズミラーレスの価格の安いモデルとしてEOS RPも発売しています。