
Apple Wacthは2015年4月に他社に先駆けてAppleが発売したスマートウォッチですが、現在では他メーカーからも色んなタイプのスマートウォッチが発売されていますよ。
ということで、この記事ではApple Wacthがあると「どんなことが出来るのか?」「Apple Wacthの必要性は?」という疑問について書いているので、Apple Watchを買うかどうか迷っている方は参考にしてください!
→ Apple Watch(SE/6/5/4/3)違いを比較!どれを選ぶべきか?
この記事の目次
Apple WatchはiPhoneが必要
Apple Watchは腕に装着する時計型のデバイスでiPhoneと連携されることで様々な機能を使うことが出来る端末です。
他メーカーのスマートウォッチはAndroidにも対応していたり汎用性が高いですが、Apple Watchは製品名のとおりiPhoneとペアリングしないと使えない仕様となっています。

最新のwatchOSはApp Store for Apple Watchが開設されて近くにiPhoneがなくてもアプリをインストールしたり、アップデートできるようになりましたが、初期設定するにはiPhoneが必要となります。
なので、Androidスマホを使っている方でApple Watchを使いたいと考えてる方はまずiPhoneに機種変更する必要性が出てきます。スマホを機種変更してまでApple Watchを使うメリット・魅力はあるのか?
Apple Watchが出来ること、出来ないこと、必要性など詳しく解説していきます。
Apple Watchでできること
Apple Watchで出来ることについてまとめました。以下の機能をApple Watchですることができます。
- 時計として使うことができる
- ファッションアイテムとして使える
- 歩数・心拍数を計測できて健康管理ができる
- 血中酸素濃度を計測できる(Apple Watch 6のみ)
- ワークアウトで運動の記録を管理できる
- 水に濡れても使えるプールでも
- iPhoneの通知を受け取ることが出来る
- 地図アプリでナビゲーション機能が使える
- iMac・MacBookのロック解除ができる
- Apple Payで支払い・改札を通れる
- PayPayを使って支払いができる
- 音楽を聴くことができる
- Siriで操作することができる
- 通話機能を使える
逆にApple Watchで出来ないことは以下のとおりです。
- Android端末と連携できない
- YouTubeを見れない
Apple Watchは基本的に時計プラスアルファのデバイスなのでYouTubeを見たりコンテンツ消費するものではありません。iPhoneの補助端末として使うことになるので注意をしましょう。
時計として使うことができる
Apple Watchは時計です。時計であることが大前提のデバイスとなっているので、当然ながら今日が何日で今が何時何分なのか正確に知ることができます。

Apple Watch 4やApple Watch 3など旧モデルは省エネモードになると画面が真っ暗になって時間確認をするには画面をタップするか腕を上げるしか方法がありませんでした。
そんな中でApple Watch 5、Apple Watch 6は画面の常時表示機能に対応しました。

使っていないときは画面を暗くしたり白を黒に反転させることで省電力モードになってずっと時計を表示させることが可能になったんですね。
常時表示機能…めっちゃ便利ですよ。

何か作業している時に時間を確認したい時ってどうしてもあると思いますが、時画面の常時表示機能に対応したApple Watchなら作業しながら時間を知ることができます。
時計なら当たり前にできたことが従来のモデルだとできなかった。しかし、最新モデルがそれができるようになったのは大きな進化と言っていいでしょう。なお、Apple Watch SEは常時表示機能には非対応なので注意してください。
Apple Watchの面白いところは豊富な文字盤を選ぶことが出来るというところでしょう。

デザイン性に優れた文字盤、機能性のある文字盤など様々なタイプのものをiPhoneのApple Watchアプリで切り替え出来るようになっています。

時間表示、天気情報、気温、予定などの情報を同時に表示させることが出来るのは画面サイズが大きいApple Watchならでは機能となっています。
ファッションアイテムとして使える
Apple Watchの基本的なデザインは統一されていますが、ケースはアルミ・ステンレス・チタニウム・セラミックの4種類から選べるようになっていて、バンドも様々なタイプのものが用意されています。

スポーツバンドは価格の安いモデルに付属しているバンドですが、耐久性・耐水性のある素材からできているので運動をして汗をかいたり、雨に濡れたり、プールの中でつかっても劣化は少ないので様々なシーンで使うことが出来るでしょう。

スポーツバンドってファッションとしてもなかなか優れたデザイン性だと思うんですよね。とくにApple Watch Edition チタニウムモデルとの組み合わせのスタイルは好きです。
ただ、スポーツバンドは蒸れると嫌だという方はスポーツループという通気性の良いタイプのバンドもあります。

ただ、スポーツループバンドは水に濡れると湿ってしまうので一長一短あるな…といった感じです。さらに、ファッション性に優れたタイプのモノも用意されていてレザータイプのバンドも多数選ぶことができます。

Apple Watch エルメスモデルもあり、Apple Watchブランドとエルメスブランドの両方を楽しむことが出来るのは、Apple Watchならではではないでしょうか。
歩数・心拍数を計測できて健康管理ができる
Apple Watchは活動量計として使うことができ、腕に装着することで歩数・心拍数などを自動的に計測しカロリー計算もやってくれるので日々の健康管理をすることができます。

心拍数は個別アプリを起動することで現在の心拍数の計測ができるようになっていて、1日の心拍数の経緯を細かく確認することが可能となっています。

日々の生活において心拍数の計測・管理をする意味を感じることはありませんが心拍数を計測することで1日のカロリー計算が正確となり、体調が悪いときも心拍数が高めになることが多く調子の可視化ができるメリットがあります。
また、Apple Watch 6は血中酸素濃度の計測もできるようになりました。医療用ではなくあくまで目安として使える機能で体に取り込まれた酸素のレベルをチェックすることで健康のバロメーターの一つとして使うことができます。
ワークアウトで運動の記録を管理できる
ワークアウトするときも心拍数を正確に計測してくれるのでどれくらい負荷をかけるべきかの目安を知ることができます。

日々のランニング心拍数が安定しているときもあれば、心拍数が高くなって疲れやすいこともあります。それは体調の違いによって左右されるもの。ワークアウトを記録することで心拍数の違いを視覚的に把握することができを負荷の掛け方を調整することが出来るメリットがあります。
Apple Watchのワークアウトは以下の項目があります。
- ランニング
- ウォーキング
- サイクリング
- 室内ウォーキング
- 室内ランニング
- インドアバイク
- エリプティカル
- ローイング
- ステアステッパー
- 高強度インダーバルトレーニング
- ハイキング
- ヨガ
- オープンウォータースイミング
他にもワークアウトを追加することもできるので、目的に合わせた運動の記録を詳細にすることが可能となっています。
水に濡れても使えるプールでも
ワークアウトにはスイミングの記録も取ることが出来るようになっていますが、Apple Watchは水深50mの防水性能を備えていてプールや海で泳いだり、浅水でのアクティビティでも使うことが可能となっています。

実際にApple Watchを装着してプールに入りましたが、問題なく使うことができましたし、プールに入っていても時間を確認できるのはめちゃくちゃ便利ですよね。
IP68等級の耐水に対応したiPhoneでもプールに持っていくわけにはいかないですし、プールに行くことが多い方はApple Watchがあると便利に使うことができます。
iPhoneの通知を受け取ることが出来る
Apple Watchを使うメリットの一つにiPhoneからの通知をApple Watchで受け取ることが出来ることでしょう。

iPhoneに受信したメール・メッセージはApple Watchに通知されて内容確認はもちろんですが、返信も「音声入力」や「定型文」を使ってカンタンにすることができます。

LINEのメッセージも同じように返信できるのですが、音声入力で返信は意外と便利なので仕事をしていて両手が塞がっている時に使うことができます。
地図アプリでナビゲーション機能が使える
Apple WatchはGPS機能を内蔵していていて正確な位置情報を取得することができます。もちろん、地図アプリを使ってナビゲーション機能を使って目的の場所に行くことも可能となっています。

Apple Watchはコンパスを内蔵しているので自分がどっちの方向を向いているかも瞬時に把握できるようになりました。

コンパスなんて使うことないよ…と思うかもしれませんが、地図アプリで自分が向いている方向がわかるようになったので、意外と便利な機能なんですよね。とくに僕のように田舎から東京に行くとマジで道に迷うので方向が一目でわかるコンパス機能は重宝します。
iMac・MacBookのロック解除ができる
Apple Watchをしていて便利だなぁと感じる機能がMacの画面ロック解除をしてくれる機能です。

ノート型のMacBook Air、Proは指紋認証のTouch IDを搭載しているので指先だけで画面ロックを解除できますが、デスクトップ型のMac mini、iMac、iMac Proは指紋認証機能を使うことができません。
しかし、Apple Watchがあれば身に付けているだけでスリープ解除でMacの画面ロック解除ができます。Macユーザーなら迷いなくApple Watchを使った方がいいですよね。ほんとに便利に使うことができます。
Apple Payで支払い・改札を通れる
Apple WatchはNFCを内蔵していてFelicaによる電子マネー決済もできるようになっています。Apple Payに登録できるクレジットカードをiPhoneから設定することでApple Watchを使って支払い決済ができます。

さらに Suicaも登録することができ、電車・バスの改札もApple Watchだけで通ることができます。iPhoneをわざわざ取り出すことなく改札を通れるのは便利ですよね。
読み取りリーダーにディスプレイ側に当てなくてもベルト側を触れさすことでも決済できるので慣れればかなり便利な機能だと思います。ただし、改札は右側にあるので左にApple Watchを付ける人は普通にiPhoneを使ったほうがいいかも。
https://www.sin-space.com/entry/2016/10/25/143441
PayPayを使って支払いができる
さらに、PayPayによる支払いもApple Watchで可能となっています。

PayPayのQRコードをApple Watchの画面に表示させて決済することができるので、iPhoneを取り出すことなくコンビニで買い物をすることもできますね。
音楽を聴くことができる
Apple Watchは音楽コントロール機能を搭載しているので、ペアリングしてるiPhoneのApple Music、YouTubeなどの再生・一時停止・スキップさらにライブラリからの再生もできます。

Apple Watchを使って音楽コントロール機能を使うシチュエーションはAirPodsを使ってワイヤレス再生している時でしょう。音量調整も手元でできるので移動中での操作はApple Watchがあるととても便利ですね。
AirPods Proはノイズキャンセリング機能に対応していて、ノイズキャンセリング・外部音取り込みの切り替えをApple Watchからすることもできます。

Apple Watchは内蔵ストレージに音楽をダウンロードすることもできます。なので、近くにペアリングしてるiPhoneがなくてもローカルで音楽を再生することもできます。
iPhoneが手元にないシチュエーションってあまりないですが、iPhoneを置いてApple WatchとAirPodsの組み合わせでランニングに出ることもできるので、運動することが多い方ならApple Watchを使うメリットあるのではないでしょうか。
ちなみに、Apple Watch 3は8GB、Apple Watch 4は16GB、Apple Watch 5は32GBのストレージ容量を搭載しています。
Siriで操作することができる
Apple WatchはSiriにも対応しているので、iPhoneやHomePodで声で色々と情報を調べたりすることができます。Siriの呼び出しは「ヘイ!Siri」と呼びかけるか、デジタルクラウンを長押しすることでできます。

Apple Watch 3以降であれば「ヘイ!Siri!」と呼ばなくてもApple Watchを口元に近づけて話すだけでSiriを起動することが出来るので、外でもカンタンに声でSiriに色々とお願いすることができます。
Siriを使って声でメッセージを送ったり、電話をかけたり、ナビゲーションの設定ができるようになっています。
通話機能を使える
Apple Watchは通話機能も搭載していてiPhone経由で電話をかけることもできます。内蔵スピーカーを使って通話できるのでiPhoneのハンズフリーモードのように通話することができます。

それならiPhoneでいいじゃないの?って思うかもですが作業してる時に電話がかかってきて、手元にあるApple Watchで出て、そのまま通話ができるんは意外と便利です。
車の運転中もApple Watchがあれば手元で通話できるのでハンドルをしっかり握りながら話することもできますしね。さすがに外での通話はiPhoneを使うのがいいですが、家など一人でいる時のApple Watchの通話機能は意外と便利だと思いますよ。
電卓を使える
Apple Watchは電卓機能を使うことができます。

まあ、電卓をApple Watchで使うことあるかな…とは思いますが、サッと計算したいときにiPhoneを取り出すことなく計算できるのは便利なのかもしれません。使わないか…。
アラームに関しても腕に付けているApple Watchが振動して通知をしてくれるので、ポケットに入れていたiPhoneの振動や音に気付かなかったということも減るかもいれません。
Apple Watchの必要性について
僕は初代のApple Watchは購入したのはいいが動作が遅くて非常にストレスだったので使ってなかっておらず、のちに発売された高速化したApple Watch series 2も見送りました。

そして、2017年発売のApple Watch series 3を購入し本格的にApple Watchユーザーになったのですが、今ではApple Wacthが腕に装着されていないと違和感を覚えるくらい愛用者となってしまいました。
- 時計として使うことができる
- ファッションアイテムとして使える
- 歩数・心拍数を計測できて健康管理ができる
- ワークアウトで運動の記録を管理できる
- 水に濡れても使えるプールでも
- iPhoneの通知を受け取ることが出来る
- 地図アプリでナビゲーション機能が使える
- iMac・MacBookのロック解除ができる
- Apple Payで支払い・改札を通れる
- PayPayを使って支払いができる
- 音楽を聴くことができる
- Siriで操作することができる
- 通話機能を使える
Apple Watchを使うことでこれらのことが出来るようになります。個人的にはデザインも好きなのでファッションとして使うのもかなり良い選択肢なのかなーとは思います。
Apple Watchでストレスがなくなる
Apple Watchを使うことで、時間の確認だけではなくメールやメッセージをiPhoneをポケットから取り出すことなくカンタンに確認できるようになったのはとても使いやすいです。

最近のiPhoneは画面が大きくなったので女性の方はとくにカバンの中にiPhoneを入れて持ち運ぶことが増えたと思います。そんな時にApple Watchがあれば瞬時に通知確認することが出来るし、カンタンな返信なら声ですることもできます。
また、健康にも気を遣うようになりApple Watchを装着してリングを完成させてみたり、最近ではジムにまで通いだすほどになっています。Apple Watchを装着しているだけで健康管理ができて運動していない日は視覚的に確認できるので「頑張らないとなぁ…」と思わせてくれるのも良いところ。
iPhoneは生活に無くてはならない存在にまで生活必需品となりました。Apple Watchが無くても生活に困るということはありませんが、あったら便利なので、一度使ってみるのもおすすめです。
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