シンスペース

日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

PS4 ProとPS4の違いは?どっちがいいか実機で4Kと2Kの画質や性能を比較【レビュー】

SONYの据え置き型のゲーム機「PlayStation4(プレイステーション4)」は通常版のPlayStation4と、高性能版のPlayStation4 Proの2モデルがあります。どちらを買えばいいのか。悩んでしまいますよね。

ドラゴンクエスト11やモンハンワールドをPS4で遊ぶことができるということで、購入を検討している方も多いのではないでしょうか。この記事ではPlayStation4 ProとPlayStation4の違いについて詳しく比較をしてみたいと思います。

 

PS4 ProとPS4の比較レビュー

実は少し前からPlayStation4 ProとPlayStation4はどれほど性能差があるのか興味があり、余っていた楽天ポイントを使って2台とも購入していました。実際に比較をしてみてどちらかを手元に残そうと思っています。

PS4 ProとPS4 パッケージ比較

PlayStation4は2014年2月22日(海外では2013年11月15日)にSONYから発売されたゲーム機で当時は39,800円という価格で販売。2015年12月の34,800円に値下げされ、2016年9月に本体サイズをスリム化し価格を29,980円に値下げしたPlayStation4 Slim(通称・PlayStation4)がリリースし、同時に4Kに対応した高性能版のPlayStation4 Proが44,980円でリリースされました。

スペック比較

PS4 ProとPS4(Slim)、旧PS4のスペックを比較してみましょう。

モデル  PS4 Pro PS4(Slim) 旧PS4
CPU AMD Jaguar 8コア 2.1GHz AMD Jaguar 8コア 1.6GHz
GPU 4.20 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine, 911MHz 1.84 TFLOPS, AMD Radeon based graphics engine, 800MHz
メインメモリ GDDR5 8GB
帯域幅:218GB/s
GDDR5 8GB
(帯域幅:176GB/s)
セカンダリープロセッサーメモリ DDR3 1GB DDR3 256MB
HDD 1TB
Serial ATA 3.0(6Gb/s)
1TB/500GB
Serial ATA 2.0(3Gb/s)
対応解像度 4K(3,840 x 2,160)RGB
4K(3,840 x 2,160)YUV420
1080p(1,920 x 1,080)
720p(1,280 x 720)
1080p(1,920 x 1,080)
720p(1,280 x 720)
光学ドライブ BD 6倍速CAV、DVD 8倍速CAV
通信 Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
802.11 a/b/g/n/ac(2.4GHz, 5GHz
Bluetooth 4.0(LE)
Ethernet(10BASE-T, 100BASE-TX, 1000BASE-T)
802.11 a/b/g/n/(2.4GHz)
Bluetooth 2.1
入出力 Super-Speed USB(USB 3.1 Gen1) ポート × 3
AUXポート×1
Super-Speed USB(USB 3.1 Gen1)ポート × 2
AUXポート×1
Super-Speed USB(USB 3.0)ポート × 2
AUXポート×1
AV出力 HDMI 2.0b4K/HDR出力対応)
光デジタル出力端子
HDMI 1.4a(HDR出力対応)
消費電力 最大310W 最大165W 最大250W
サイズ(mm) 295 × 55 × 327 265 × 39 × 288 275 × 53 × 305
重量 3.3kg 2.1kg 2.5kg
カラー ジェット・ブラック ジェット・ブラック
グレーシャー・ホワイト
ジェット・ブラック
価格 1TB:44,980円 500GB:29,980円
1TB:37,980円
-

PS4(Slim)と旧PS4の違い

旧PS4 → PS4(slim)の進化として本体サイズがスリム化しただけではなく、Wi-Fiが802.11 acと5GHz帯に対応、Bluetoothが4.0に対応、そしてUSB 3.1(5Gbps)に対応するなど通信周りの性能が向上しています。

また消費電力が250Wから165Wに大幅に少なくなったのも見逃せないポイントです。

PS4 ProとPS4(Slim)の違い

PS4 ProはCPUプロセッサのクロック数が1.6GHzから2.1GHzに向上し、GPUはAMD Radeonのカスタムチップが引き続き採用され最新アーキテクチャ「Polaris」の機能を組み込んだことにより、演算性能が1.84TFLOPSから4.20TFLOPSに向上しています。

他にもメインメモリの帯域幅が176GB/sから218GB/sに、HDDの接続がSerial ATA 2.0(3Gb/s)からSerial ATA(6Gb/s)に向上するなど(SSDに換装した時に転送速度が向上)し、4K解像度(3,840 × 2,160ピクセル)の出力に対応するなど、基本性能が大幅に向上しました。

PS4 Proの特徴

4K表示に対応

PS4 Proは4Kテレビと接続することで4K(3,840 × 2,160ピクセル)出力に対応します。これはタイトルによって対応しているものと非対応のものがあり、パッケージに「PS4 Pro ENHANCED」のラベルが付いているゲームは通常のPS4よりも映像表現を向上したもの、つまり4K解像度に対応したゲームということになります。

PS4 Pro ENHANCED ラベル

PS4 Proはネイティブ4Kではなく擬似4K表示となっておりPS4 Pro ENHANCEDに対応したタイトルはジオメトリレンダリングやチェッカーボードレンダリングと呼ばれる高度な手法を使って擬似的に4Kを描画をしています。

「なんだよ、擬似4Kかよ...」

と思われるかもしれませんが、ネイティブ4Kとの違いを判別することはできないと言われています。

4Kと2Kの表示の違い

実際に「Horizon Zero Dawn」にてPS4 Proの4KPS4の2K(フルHD)を比較してみました。4Kテレビ(テレビ側の4Kアップスケーリング機能をOFF)に接続してカメラで撮影しています。

PS4 Pro 4Kと2K 比較1

この違い、分かるでしょうか。もっと拡大して見ましょう。

PS4 Pro 4Kと2K 比較2

ここまで拡大するとその違いがよく分かります。生い茂っている草の葉や髪の毛が綺麗に表現できています。

PS4でも4Kテレビのアップコンバート機能で綺麗に

ただし、フルHD出力しかできないPS4でも中級機以上の4Kテレビとの接続ならテレビ自体に4Kアップコンバート機能が搭載されているので意外と綺麗に表示することができ、離れてプレイするとその違いを感じることはできないかもしれません。

PS4 ProとPS4 4kテレビ アップコンバート

正直なところPS4を4Kテレビに接続して遊んでいても画質の差を感じることができないですよね。目の前に行き目を凝らして見ると明らかにPS Proの方が綺麗だということは確認できますが。

PS4 ProとPS4 4Kと2Kの比較

なお、PS4 Pro ENHANCEDに対応していないタイトルはフルHDを単純に4Kにアップスケーリングすることで4K出力に対応しています。つまり、PS4 Proなら全てのタイトルの画質が向上することになります。

2K(フルHD)テレビの場合でも2K(1080p)以下のコンテンツであれば2K(1080p)にアップスケールされるので、PS4 Proにするメリットは大いにありそうです。

  4Kコンテンツ 2Kもしくは1080p以下のコンテンツ
2K TV 1080pに最適化 1080p未満の場合、1080pにアップスケール
4K TV 4K(2160p)でそのまま出力 4K(2160p)にアップスケール
4K/HDR TV 4K(2160p)にそのまま出力
(HDRモード対応コンテンツはHDRで表示)
4K(2160p)にアップスケール
(HDRモード対応コンテンツはHDRで表示)

なお、DVDコンテンツも4K(2160p)にアップスケーリングされます。ただ、見た感じが物凄く綺麗になったという印象はなく、4Kテレビ側でアップコンバートした映像と大差ないように見えます。

ブーストモードでフレームレートが向上・安定

PS4 Proは高速になったCPUとパワフルになったGPUの性能を生かすために、PS4 Pro向けにアップデートされていないタイトルのパフォーマンスを向上させる「ブーストモード」が搭載されています。

ブーストモードは可変フレームレートを採用しているタイトルにおいてフレームレートを向上させることができ、固定フレームレートを採用しているタイトルもフレームレートの安定化させることが可能となります。これは4Kテレビに接続しなくても恩恵を受けることができることなので、フルHDテレビを持っている人もPS4 Proを購入する大きな動機になるでしょう。

もちろん、PS4 Pro ENHANCEDに対応したタイトルであれば4K出力に対応しながらフレームレートが向上し、滑らかな動作を実現しています。個人的には4K出力よりもフレームレートが向上していることの方がPS4 Proの大きな魅力のように感じます。

ただし、表示遅延をあまり気にしないのであれば4Kテレビ側に搭載されている滑らかな動作を実現する「モーションフロー」や「シネマドライブ」(ソニーのブラビアに搭載されている機能の名称)を有効にすることでフレームレートを向上させることができます。

以前にニンテンドースイッチを4Kテレビに表示させて擬似4Kとフレームレートを向上させることができる記事を書きましたが、PS4もこの技を使うことで4Kテレビでの画質を大きく向上させることが可能です。

 

PS4 ProとPS4の本体外観の違い

PS4 ProとPS4の外観を見ていきましょう。並べてみると本体サイズはかなり違います。PS4 Proはデカイです。まあ、PS4がスリムになったという見方もできるかもしれませんが。

PS4 ProとPS4 外観比較

付属品はワイヤレスコントローラーのDUALSHOCK 4、HDMIケーブル × 1、USBケーブル 、モノラルヘッドセット、電源コード、説明書となっています。PS4 Proの方が消費電力が高いので太い端子のタイプの電源コードが採用されています。

PS4 ProとPS4 付属品比較

PS4 Proは本体正面の右側部分にUSBポート(Type-A)が二つ搭載されています。PS4は少し離れて二つ搭載されていますね。

PS4 ProとPS4 本体比較 USBポート

本体正面左側に電源ボタン、ブルーレイディスクを入れることができる隙間、イジェクトボタンが搭載されています。PS4 Proは長細い本体デザインに沿ったボタンが搭載されていますが、PS4は丸長ボタンが搭載されています

PS4 ProとPS4 本体比較 操作パネル

本体背面部分です。PS4 Pro、PS4ともに電源、AUX、HDMI、LANポートが搭載されていますが、PS4 ProはUSB、光デジタル出力端子が追加されているのが分かります。

PS4 ProとPS4 接続端子比較

右側にあるカバーを外すことでHDDを交換することができ、SSDにグレードアップすることが可能となっています。

PS4 ProはSerial ATA 3.0接続なのでSSDに交換することで読み込み速度を大幅に向上させることができます。ゲームのロード時間を速くしたいと方は交換したいところ。

 

まとめ:快適に遊びたいならPS4 Proを選択しよう

最後にPS4 ProとPS4のメリット・デメリットをまとめます。

PS4 Proのメリット・デメリット

  • 4K(3,840 x 2,160)出力に対応し4Kテレビとの組み合わせで画質が綺麗
  • フレームレートが向上し安定する(2Kテレビでも恩恵あり)
  • 本体サイズが大きい
  • 消費電力が高い
  • 動作音が少し大きい
  • 価格が高い

「とにかく快適にPS4のゲームを遊びたいんだ!」という方は4Kテレビがなくても迷わずにPS4 Proを購入しましょう。

PS4 Proと2Kテレビとの組み合わせでもフレームレートが向上し安定するので快適にゲームを遊ぶことができますし、4Kテレビとの組み合わせなら最高の画質でゲームを遊ぶことができるのは間違いありません。またPlayStation VRを購入する予定があるのなら、性能が高く接続ポートが多いPS4 Proの方が快適に遊ぶことができるようです。

PS4のメリット・デメリット

  • 本体サイズが小さい
  • 消費電力が低い
  • 動作音が静か
  • 価格が安い
  • 解像度が2K(1,920 x 1,080)まで
  • フレームレートが安定しない(タイトルによる)

画質やフレームレートなどを気にしないのであれば無印のPS4で十分ですし、普通に遊ぶことができます。そもそもPS4の画質はニンテンドースイッチと比較してもめちゃくちゃ綺麗です。

2Kテレビで遊ぶことを考えているならPS4 Proだと性能を生かしきることができないので価格が安くて本体サイズがスリムなPS4の方が良いでしょう。

4Kテレビの場合でも、4Kテレビ側に4Kアップコンバート機能が搭載されているのでPS4の2K(1,920 x 1,080)出力だったとしてもそれなりに綺麗な画質で楽しむことが可能です。また、4Kテレビの機種によってはモーションフロー機能を有効にすることでフレームレートもテレビ側で向上させることができるので、表示遅延を気にするゲームを遊ぶ予定がない方はPS4でも良いかと思います。

なお、7月29日にリリースされる「ドラゴンクエスト11 過ぎ去りし時を求めて」はPS4 Pro ENHANCEDには非対応なので、PS4 Proだから大幅に画質が良くなるということはないみたいです。

色々と比較してみて、PS4(Slim)で十分なのかな〜。PS4 Proを売却してPS4を残す方向に傾いていますが、今後発売される期待のタイトル「モンスターハンターワールド」や「真・三國無双8」はPS4 Proでプレイすると凄そうだし...。迷いますね。