シンスペース

日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

PS4 Proで4KHDR画質にするテレビ側のHDMIの設定について!HDRの有無による違いも比較【ソニーブラビアの場合】

PS4 Proを4Kテレビに接続したら自動的にHDR対応の4K表示に切り替わる...わけではないようです。テレビのメーカーによっても違うのかもしれませんが、SONYの4K BRAVIAシリーズではHDMIの設定を「標準フォーマット」から「拡張フォーマット」に変更しないとHDR対応の4K表示にすることができないので注意しましょう。

 

PS4 Proで4K HDR表示にする方法

この記事ではSONY 4K BRAVIAにてPS4 Proを4K HDR画質で表示させる方法について書いていきたいと思います!

出力している映像フォーマットを確認する

場合によっては4Kテレビに接続してるのに2K出力をしている場合もあります。確か僕の環境でも一番最初に接続した時はなぜか2Kで表示されていました。でも、しばらくそれに気付かずに「やっぱ4Kって綺麗だよね!」ってドヤってましたから人間の目なんて大したもことないですよね...!!

まずPS4 Proが出力している映像フォーマットを確認しましょう。PS4のホーム画面の「設定」を選択します。

PS4 Pro ホーム画面

「サウンドとスクリーン」→「映像出力設定」の中にある「映像出力情報」を選択します。

PS4 映像出力情報

するとPS4 Proが現在出力している映像フォーマットを確認することができます。

映像フォーマットを確認

この場合は4K画質にはなっているようですが、カラーフォーマットがRGBではなくYUV420となっておりHDR機能がOFFになっています。4K HDRの機能を有効にするにはカラーフォーマットはRGBにする必要があり、テレビ側の設定を変更する必要があります。

「HDMI 2.0/HDCP 2.2」対応が必須

4K HDRでの表示はHDMIの規格で「HDMI 2.0/HDCP 2.2」に対応している必要があります。4KテレビでHDCP 2.2に対応していない場合は4K HDR表示をすることができないので注意しましょう。(2014年以降のリビング用の4Kテレビならほぼ対応しているようで2013年モデルが微妙なところらしい。)

例えば、僕が仕事で使用しているDELLの4KモニターP2415Qは4K解像度に対応していますが、HDMIの規格がHDCP 1.4なので2K表示となってしまいます。(HDCP 1.4は4Kに対応していますがリフレッシュレートが30HzなのでPS4 Proとの接続では2Kの60Hzとなってしまうようです。)

4KモニターP2415QとPS4 Pro

HDMI規格は複雑なんですが、HDCP 2.2は著作権保護が強化された規格になっています。

  • HDMI 1.4(HDCP 1.4):4K(3,840 × 2,160)対応、30Hz対応
  • HDMI 2.0(HDCP 2.2 )YUV:4K(3,840 × 2,160)対応、60Hz対応
  • HDMI 2.0(HDCP 2.2 )RGB:4K(3,840 × 2,160)対応、60Hz対応、HDR対応

PS4 Proを購入するときは使用している4KテレビがHDCP 2.2に対応しているかどうかを確認してからの方がいいかもしれません。PS4 Proと4Kテレビだから4K表示ができるわけではないので。

ちなみに低価格4KモニターでHDCP 2.2に対応しているのはLG 23.8インチの4Kディsプレイを搭載している24UD58-Bなどですね。4万円くらいで購入することができるのでとてもお得だと思います。

HDR対応4K表示にする方法(SONY 4K BRAVIA)

PS4 ProとSONYの4K BRAVIAでHDR対応の4K表示に対応するにはHDMIの信号フォーマトを変更する必要があります。テレビのリモコンから「ホーム」→「外部入力設定」→にアクセスし「HDMI信号フォーマット」を選択します。

4K BRAVIA HDMI信号フォーマット

HDMIの信号が「標準フォーマット」になっているので...

標準フォーマット

「拡張フォーマット」に変更します。

拡張フォーマット

4K BRAVIA X8300DはHDMI2/3のみがHDRの4K表示に対応しているので、接続端子を確認しましょう。

20170626183115j:plain

「拡張フォーマット」に切り替えるとPS4 Proからの信号が切り替わり、先ほどの「映像出力情報」を確認してみると、解像度3,840 × 2,160(60Hz)、カラーフォーマットRGBに対応し4K HDRに対応したことがわかります。

以上でPS4 Proの性能をフルで発揮させることが可能となりました。なお、確認したところ東芝のREGZAも同様に「外部入力設定」の「HDMI HDR設定」の「通常モード」から「HDRモード」に切り替える必要があるようです。

 

HDRのON・OFFで画質がどう違うのか比較

HDRはハイダイナミックレンジ合成(High-dynamic-range rendering)の略で明るさ情報(輝度)のレンジ(幅)を8bitから10bitに拡大する技術でカメラでも導入されているものですね。HDRを有効にすることで表現力が格段に向上します。(特に暗い場面の。)

ただし、HDRを有効にするには上でも説明しましたが条件が厳しいので注意です。

  • 4K HDR対応テレビが必要(4K BRAVIAの場合は接続箇所が決まってる)
  • PS4 Pro同梱のHDMIケーブル、またはプレムアムハイスピードHDMI(18Gbpsに対応)が必要
  • ゲームタイトルがHDRに対応している必要がある

確認したところPS4(Slim)に付属していたHDMIケーブルでも4K HDRの出力をすることができ、PS4 Pro同梱のHDMIケーブルとの違いがイマイチよくわかりません。旧PS4のHDMIケーブルが18Gbpsに対応していないということなのかもしれません。

例としてHDRに対応しているHorizon Zero Dawnで冒頭の暗いシーンで比較してみます。こちらはHDRをOFFにした4K表画面です。

4K HDR-ON Horizon Zero Dawn(ホライゾン)

そして、こちらがHDRをONの4K表示画面です。

4K HDR-OFF Horizon Zero Dawn(ホライゾン)

雰囲気がかなり違いますね。HDRをONにすると色合いがかなり控えめになりますが、その場の雰囲気の表現としてはとてもリアルなものになっているのではないでしょうか。

PS4 Pro 4K HDR 比較

HDR OFFだと極端に暗いところや明るいところの表現が簡略化されているようにも見えます。水面や岩肌、暗がりの草の表現力は明らかにHDR ONの方がリアルに表現できていますよね。実際にプレイしてみてHDRがONの状態の方が画面が見やすいです。HDRがOFFだとコントラストが高いせいかチカチカし暗いところがどうなっているのか分かりにくいように思います。

なお、PS4(Slim)でも2K画質でHDRを有効にすることができます。個人的には4K画質でHDRを無効化した画面よりも、2K画質でHDRを有効にした方が綺麗に見えます。以下の画像は2K画質(4Kテレビ側で4Kアップコンバート)でHDRを有効化させたものです。

2K HDR-ON Horizon Zero Dawn(ホライゾン)

4K画質でHDRを有効にしたものと区別がつかないくらいです。つまりPS4(Slim)で十分なんじゃないかと思ったり思わなかったり。別記事でも書いていますがPS4 Proの4KとPS4の2Kの見え方の違いはこんな感じです。

20170622191900j:plain

でも4Kテレビ側の4Kアップコンバート機能を使うことで近くに寄らないとその違いを判別することができないんですよねー。

まとめ

PS4 Proを購入してただ接続しても4K HDR表示にならないことが分かりました。PS4 Proを4Kテレビで楽しむ方は必ずテレビ側のHDMIの設定を確認しましょうね。なぜ最初からHDMIの設定が拡張フォーマットになっていないのかが謎ですね。それか自動で設定されるようになればいいのに。

新型テレビではそのあたりは改善されているのかもしれませんが、しばらくは確認をした方がいいでしょう。