iPhoneのバッテリー交換

iPhoneは基本スペックが高いので長く使うことができるスマートフォンです。ただ、バッテリーが劣化してしまうのはどのスマホも同じ。3〜4年ほど使うと電池持ちが極端に悪くなったりしてしまいます。

そこで、長く使ったiPhoneをさらに長く使いたい、延命したいという方はAppleでバッテリー交換するのがおすすめです。

旧型のiPhone 8、iPhone 7、iPhone 6sなどは5,400円で新品のバッテリーに交換してくれるので中古でiPhoneを買って、バッテリー交換をして長く使うということも可能となります。

ということで、この記事ではAppleでiPhoneのバッテリー交換をする手順・方法について紹介しているので、電池の持ちが悪くなってきたな…と感じている方は参考にしてみてください。

iPhoneのバッテリー交換をする方法

iPhoneのバッテリー交換費用

現在のiPhoneのバッテリー交換費用はホームボタンのあるiPhone SE(第2世代)などは5,400円、ジェスチャー操作のiPhone X以降のモデルは7,400円でバッテリーを交換することが可能となっています。

モデル Apple 製品限定保証
または
AppleCare+の保証対象象
保証対象外
iPhone SE 0円 5,400円
iPhone 6/6 Plus
iPhone 6s/6s Plus
iPhone 7/7 Plus
iPhone 8/8 Plus
iPhone SE2
iPhone 12 mini/12/12 Pro/12 Pro/11 Pro/11 Pro Max/11/XS/XS Max/XR/X 0円 7,800円

AppleCare+に加入している場合は0円でバッテリーの交換ができます。

iPhoneも機種が増えたことによって、中古で安く手に入れやすくなりました。

例えば、iPhone 8なら安い個体であればれ20,000円ほどで買うことができます。もしバッテリーの劣化が激しい場合でも追加で5,400円を支払うことでバッテリー容量を100%にすることができます。

44,800円のiPhone SE(第2世代)を新品で買うのが一番良い選択肢ではありますが、少しでも費用を抑えたいという方にとっては、このような方法も使うことができます。

どこでiPhoneのバッテリー交換をする?

AppleのiPhoneバッテリー交換プログラムは正規のサービスとなっており、以下の方法でiPhoneのバッテリーを交換することができます。

Apple Storeやプロバイダに持ち込む

近くにApple Storeや正規プロバイダがあるなら予約をして持ち込みをすることで、その場でバッテリーを交換してくれます。その場でバッテリー交換をしてくれるので、手元にiPhoneがなくなってしまうことがないので安心です。

ただし、ビックカメラなどの正規プロバイダに持ち込むときは事前予約が必要となります。

配送修理をする

僕が住んでいる金沢にはApple Storeがないので(正規プロバイダは片町にあるけど家から遠い。)配送修理でiPhoneのバッテリー交換をしてみました。配送修理は家から一歩も出ることなくバッテリー交換をすることができるのでとても便利ですよ。

バッテリーサービスを申し込む」から5,400円〜7,800円でiPhoneのバッテリー交換をする手続きが可能となっています。

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所持しているデバイスが表示されるので、バッテリー交換したい端末を選択します。

バッテリー交換したいモデルを選択

修理見積が3,200円になっていることを確認して、名前、住所、電話番号などの入力していきます。(3,200円となっていますがiPhone 6sのバッテリー交換プログラムを利用して交換したものとなっています)

個人情報入力

Appleの配送修理を手配するとヤマト運輸がiPhoneを取りに来てくれるので希望時間帯を選択します。

時間指定

支払い方法で「クレジットカード」か「代金引換払い」のどちらかを選択して、決済を行います。

支払い方法

支払い処理が完了したら修理手続きが完了です。

修理手続き終了

iPhoneのバッテリー交換の注意点

配送修理をするとAppleで初期化されてしまうので、データのバックアップが必要となります。必ず、修理に出す前にiCloudやiTunesを使ってデータのバックアップをしましょう。

「iPhoneを探す」と「iMassage」をOFFにしておきましょう。どうせ、初期化されてしまうので、修理に出す前に自分で初期化(リセット)しておいた方がセキュリティ上も安心です。

また、SIMカードも取り出します。SIMカードを入れたまま修理に出すとSIMカードが戻ってくる保証はないので注意です。

ケースや保護フィルムなどのアクセサリーも外しておきます。保護フィルムは基本的に使い捨てだと思うので、そのまま修理に出してもいいですが、剥がされた状態で戻ってきます。(実際に試してみたのですが、保護フィルム剥がされて綺麗な状態で戻ってきました。)

配送から修理まで流れ

午前中に修理手続きをすると最速でその日の夜にヤマト運輸の配達員の人が専用の箱を持ってやってくるので、SIMカードが取り出されていることをもう一度確認して配達員の人に渡しましょう。

iPhoneのヤマト運輸の箱

これで修理手続き終了です。超簡単。

配送修理の期間について

Appleの公式アナウンスでは3〜6日間で修理完了するとしていますが、僕の場合は2日ほどでiPhone 6sが手元に戻って来ました。意外と速いんですよ。

なので、数日間電話を使う予定がないのであれば(そんな人いないか。)代替え機を用意しなくても修理する事ができるのかなと思います。

実際にうちの親戚で代替え機を用意せずにiPhoneのバッテリー交換をして3日間くらい音信不通だった事があります(笑)

iPhoneを修理

バッテリー交換して戻って来たiPhoneは白色の簡易箱に入れられてきます。

iPhone 修理 梱包箱

新品のiPhoneに貼られている保護フィルムが貼られていたので、もしかして新品が来たんじゃないかと淡い期待を抱いてしまいましたが、保護フィルムをペリペリ剥がしていくと、以前から付いていた傷やへこみがしっかりと残っていました。本当にバッテリーだけ交換されたようです。

電源を入れるとiPhoneは初期化されていました。

初期化されるiPhone

なので、バッテリー交換に出す前に忘れずにしっかりバックアップを取っておくのを忘れずに。

以上がiPhoneのバッテリーを交換する方法と手順となっています。地方に住んでいるとApple Storeが近所にないので、配送修理が基本となりますがAppleの場合は一歩も外に出ることなくiPhoneの修理をすることができるので非常に便利ですよね。

今年も残りわずかになってきたのでiPhoneのバッテリーを交換していない方はこの機会にiPhoneのバッテリー交換をしてみてはいかがでしょうか。

iPhone 6sのバッテリー問題とは?

ここから、なぜiPhoneのバッテリー交換の費用が値下げしたのかの経緯を少しだけ紹介しますね。

2016年11月頃からバッテリー残量があるのにiPhoneが突然シャットダウンして再起動してしまう問題がiPhone 6s/6s Plusで出てきました。実際に僕が所持していたiPhone 6sもバッテリーの残量があるのに再起動してしまうことがありました。

この問題は電池の劣化によりピーク電流の供給能力が低下してしまいiPhoneがバッテリー能力を超えた電力を必要とした時に電源がオフになってしまい再起動してしまうことが要因です。

バッテリー劣化した端末の処理速度を制限

そこで、Appleは劣化したバッテリーの性能に合わせてCPUの処理速度を遅くするプログラムをiOSに搭載したのです。

iOS 10.2.1よりこの機能を搭載したのですが所持しているiPhone 6sがたまたiOS10.3.3がインストールされた状態だったので、iOS10.3.3とiOS11.2.2でCPUの性能を計測してみました。(iPhone 6s 左:iOS 10.3.3、右:iOS11.2.2)

iPhone バッテリー劣化 CPU性能低下

僕が持っていたiPhone 6sはiOS10.3.3では特にCPUの制限は受けていなかったのですが、iOS11.2.2にアップデートすることでCPUの動作制限がかかってしまったようです。

iOS10.3.3はシングルコアが2553、マルチコアが4445なのに対しiOS11.2.2ではシングルコアが2080、マルチコアが2784と60%ほど性能が低下していました。

ちょっとだけ性能が低下してるのかなーって思っていたら想像以上に落としていたことにビックリです。

端末によっては性能が大きく低下することをAppleは発表しなかったため、世界で訴訟問題にまで発展してしまう自体になってしまったのです。というか、再起動しないための処置なのに訴訟問題になってしまうってヤバいですよね(笑)

バッテリー交換でCPUの速度が復活

で、実際にiPhone 6sのバッテリーを交換してCPUの性能をGeekbench 4で計測してみました。

バッテリー交換後のiPhoneの性能
  • シングルコア:交換前 2080 → 交換後 2395
  • マルチコア:交換前 2784 → 交換後 4106

CPUの速度が復活しました!本来のA9チップの速度に戻ったようです。劣化していないバッテリーなので突然シャットダウンすることもないでしょう。

なお、AppleはiOS 11.3で劣化したバッテリーを搭載している端末に対して、CPUの速度を制限するかどうかをユーザー側で選択する事ができる機能を搭載することを明らかにしているので、今後は劣化したバッテリーでも本来のパフォーマンスを出す事ができるようになります。

iPhoneのバッテリー交換で長く使おう

iPhoneは3〜4年、みっちり使うとバッテリーが劣化して電池持ちが悪くなってきます。充電する回数が増えてしまうので気になり出したら、新しいiPhoneを買うのもいいのかもしれませんが、iPhoneの基本スペックは高くて4〜5年ほど使える性能を持っています。

現在、2021年ですが2016年のiPhone 7iPhone 7 Plusや、2015年に発売した6年前のiPhone 6s、iPhone SEなども最新のiOS 14に対応しています。最新のOSを使うことができます。

これってすごいですね。5〜6年前の端末が現役のOSをサポートしていて、そこそこ使うことができる。ただ、バッテリーの劣化はどうしても防ぐことができないので交換することで延命することは可能です。

また、iPhoneを中古で買ってバッテリー交換して使うという選択肢もアリです。新品でiPhoneを買うよりも費用を抑えることができます。

iPhoneの比較はこちらです。