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日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

iOS11の新機能やUIデザインの変更点、アップデートの注意点について!

AppleがiOS11を正式にリリースをしました!同バージョンはiPadの操作方法が大きく改善しており、ホームボタンを使うことなく簡単にホーム画面に戻ったり、マルチタスク操作、ファイル管理をすることができるようになるなどかつてないくらいの進化を遂げているものとなっています!

 

AppleがiOS11を正式リリース!

iOS11のファイル容量はiPhone 7で1.91GBとなっています。iOS10は1.7GBほどあったので、それよりも大きくなっているのでアップデートの時はストレージの空き容量に注意しましょう!

iOS11 アップデーt

アップデートはいつも通り、「設定」→「ソフトウェア・アップデート」から行うことが可能となっていますが、バックアップをしっかりと取ってからアップデートしましょう。

64bitの端末・アプリしか動作しない仕様に

iOS11は32bitのCPUを搭載したiOSデバイスがサポート外となり、32bitのアプリも動作不能となり64bitに対応しているアプリしか動きません。

対応デバイスは以下のとおり。32bitのA6チップを搭載していたiPhone 5とiPad(第4世代)がサポートから外れることになります。

  • iPhone 5s、iPhone 6/6 Plus、iPhone SE、iPhone 7/7 Plus、iPhone 8/8 Plus、iPhone X
  • iPad Air/Air 2、iPad mini 2/3/4、iPad(第5世代)、iPad Pro(9.7/10.5/12.9インチ)
  • iPod Touch(第6世代)

使用しているアプリが64bitに対応しているか確認をしてからアップデートした方がいいかもしれません。おそらく、メジャーどころのアプリはほぼ64bitに対応しているので問題ないでしょうが、ゲームアプリは意外と64bitに対応していないものがあったりします。

32bitアプリがある場合は「設定」→「一般」→「情報」の「Appの互換性」で確認をすることができます。64bitのアプリしかインストールされていない場合は「Appの互換性」の項目は表示されません。

iPad Air・iPad mini 2は動作が遅くなるかも

iPad AirとiPad mini 2もiOS11にアップデートすることができますが、少し動作が重くなります。iPad AirとiPad mini 2は64bitのA7チップと1GBのRAMを搭載したモデルですが、実際にアップデートをしてみたところ少し動作がモッサリして遅くなったように感じます。

同モデルを使っている人はちょっと様子を見てからアップデートするか、見送った方がいいかもしれません。同じA7チップを搭載しているiPhone 5sは画面サイズが小さく解像度が低いので、快適とは言えませんがさほど遅いと感じることはありません。iOS11にアップデートしても問題はないかと思います。

iOS11の新機能について

様々な新機能が搭載されたiOS11ですが、簡単にどんな新機能が追加されたのか、UIデザインの違いについて簡単に書いていきたいと思います。

ホーム画面のUIデザインの刷新

iOS11ではホーム画面のデザインが少しだけ刷新されています。アンテナピクトが丸メーターから一般的な電話強弱を表すデザインに変更となり5段階から4段階となり、アプリの文字の太さが少し太くなりました。

iOS11 vs iOS10 ホーム画面

カメラ、カレンダー、メモ、マップ、リマインダー、計算機、設定、連絡先、iTunes Store、App Storeなどのアイコンデザインも微妙に変更され、Dock部分はアプリ名が表示されない仕様になっています。

右にスワイプすると表示されるウェジェット画面は日付と時間の文字の大きさが変わっています。

iOS11 vs iOS10 ウェジェット画面

画面下からスワイプすることで表示させることができるコントローラーセンターはUIデザインが再設計し直され1ページで全ての機能にアクセスすることができるようになっています。

iOS11 vs iOS10 コントローラセンター

コントローラセンターの画面は「設定」→「コントローラーセンター」から自由にカスタマイズすることができるようになりました。

ソフトウェア・キーボードのデザインが若干変更されています。iOS 6以前のデザインに戻った感じですね。

iOS11 vs iOS10 キーボードのデザイン

Appスイッチャー(マルチタスク画面)も微妙にデザインが変更されています。

iOS11 vs iOS10 アプリスイッチャー

なお、AppスイッチャーはiPadでは全く別物のUIに変更されてApp Space(アプリスペース)として生まれ変わっています。

iOS11 vs iOS10 iPad App Space

カメラ

  • “ポートレート”モードに、光学手ぶれ補正、HDR、True Toneフラッシュの対応を追加
  • 新しいHEIFおよびHEVCフォーマットにより、写真とビデオのファイルサイズをほぼ半分に削減

次世代のエンコードHEIF/HEVCフォーマットに対応し、写真や動画の保存容量を約50%縮小することができます。

写真の拡張子が「.jpg」から「.HEIC」に変更となりますが、現時点ではHEICはiOS11とmacOS High Sierra 10.13のカメラアプリと写真アプリ間で使用されるフォーマットとなっており、別のアプリやmacOSのデスクトップ上に書き出すとJPEGに自動的に変換されるので特に気にする必要はありません。

JPEGで保存した画像は2.4MBあるのに対し、HEICで保存した画像は1.4MBとかなり縮小できているのが分かります。

iOS11 HEICとJPEG

また、動画のエンコードも「H.264」から「H.265」に変わっています。画質の綺麗さに違いがないのに、今までの半分の要領で保存することができるのは本当に凄いと思います。

なお、フォーマットの設定は「設定」→「カメラ」から「高効率」か「互換性優先」から変更することができます。

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これで、4K動画もじゃんじゃん撮影することができそうです!

  • より自然な肌のトーンになるように再設計された新しい9つのフィルタ
  • QRコードを自動的に認識してスキャンすることが可能

写真

  • Live Photosに“ループ”、“バウンス”、“長時間露光”のエフェクトを追加
  • Live Photosで、音を消したり、トリミングしたり、キー写真を選んだりすることが可能
  • “メモリームービー”はコンテンツを縦向きおよび横向きに自動的に適応
  • ペット、赤ちゃん、ウェディング、スポーツイベントなどの十数個以上の新しいメモリーが追加
  • “ピープル”アルバムはより正確になり、またiCloudフォトライブラリによりデバイス間で常に同期させることが可能
  • アニメーションGIFに対応

Live Photosの機能拡張を中心にメモリーの機能強化、アニメーションGIFなどが対応しています。

QuickType

  • iPadで、キーを下にフリックして数字、記号、句読点を入力することが可能

iPadのソフトウェア・キーボードで英語入力時にキーを下にフリックすることで数字や記号、句読点を簡単に入力することができるようになったので、言語切り替えをする手間が省けるようになります。

QuickType 言語切り替え

  • iPhoneで、片手用キーボードに対応

iPhoneのキーボードで、サイズを縮小して左か右に寄せることが可能になり、片手で文字入力を簡単にできるようになります。4.7インチ、5.5インチ、5.8インチのiPhoneに対応しています。

iPhoneの片手用キーボード

  • アルメニア語、アゼルバイジャン語、ベラルーシ語、ジョージア語、アイルランド語、カンナダ語、マラヤーラム語、マオリ語、オリヤー語、スワヒリ語、ウェールズ語のキーボードを追加
  • 10キー拼音キーボードでの英語入力に対応
  • 日本語ローマ字キーボードでの英語入力に対応
 

App Store

  • 素晴らしいAppやゲームをいつでも見つけやすいように、全面的に新しくデザインされたApp Store

App Storeのデザインがミュージックアプリ風のデザインに刷新されました。ピックアップされたアプリがこれでもかって言うくらい大きく表示されます。ちょっと見にくくなったような...。

App Store デザイン変更 iOS11

  • “Today”タブで、エディターチームによるストーリーや、ハウツーの記事などにより、新しいAppやゲームをより簡単に見つけることが可能
  • “ゲーム”タブで、新しいゲームを探したり、ランキングによって今どれぐらい人気があるのかを知ることが可能
  • 専用の“App”タブで、おすすめ、ランキング、カテゴリの情報を見ることが可能
  • “App”ページにはより多くのビデオプレビューおよび“エディターのおすすめ”バッジが追加され、より簡単にユーザ評価とレビューやApp内課金情報を知ることが可能

Siri

  • より自然で表現力が豊かになった新しいSiriの声
  • 英語の単語や語句を中国語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語に翻訳可能(ベータ版)
  • Safari、News、メール、メッセージの使用状況に基づいてSiriから提案をする機能
  • “メモ” Appと連係して、To-Doリスト、メモ、リマインダーの作成が可能
  • 銀行取引用のAppと連係して、口座振替や残高処理が可能
  • QRコードの表示が可能なAppと連係が可能
  • ヒンディー語および上海語の音声入力を追加

Siriのアイコンデザインも変更されています。

iOS11のSiri

マップ

  • 主要な空港およびショッピングセンターの屋内地図に対応
  • ターンバイターン経路で、車線案内および制限速度情報に対応
  • ダブルタップおよびスワイプにより、片手でズームが可能
  • デバイスを動かしてFlyoverを操作することが可能

他にも、マップの3D表示モードでの建物の透過率が変更されており、裏側に何があるのか、より見やすくなっています。

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運転中の通知を停止

  • 運転中であることを認識して自動的に通知を停止し、iPhoneの画面を暗くして音が鳴らないようにする機能を追加
  • 運転中であることを、知らせたい連絡先にのみ自動的にiMessageで伝えることができる機能を追加

iPad用の新機能

新しいDock

  • よく使う項目や最近使った項目にどの画面からでもアクセス可能になり、現在使用中のAppの前面に表示することも可能に
  • Dockは自動的にサイズ変更し、よく使うAppをすべて追加することが可能
  • 最近使った項目およびContinuityのAppはDockの右側に表示

新しいDockはたくさんのアプリを置くことができるようになり、アプリ起動中にDockを呼び出すことで簡単にアプリの切り替えができるようになりました。

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拡張されたSlide OverとSplit View

  • Dockから簡単にAppをSlide OverやSplit Viewに開くことが可能
  • Slide OverとバックグラウンドAppの同時作動に対応
  • Slide OverおよびSplit Viewに開いたAppを画面の左側に配置することが可能

iOS9から搭載されたSlide OverとSplit Viewですが、iOS11では柔軟性が向上しかなり使いやすく進化しています。

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ドラッグ&ドロップ

  • iPad上でテキスト、写真、ファイルをApp間で移動可能
  • Multi-Touchで複数の項目を一度に移動可能
  • スプリングローディングでコンテンツをApp間で移動可能

写真やファイルを複数選択しながら別のアプリに移動することができるドラッグ&ドロップ機能がついにiPadでも利用することがで可能となります。

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マークアップ

  • 書類、PDF、Webページ、写真などの間でマークアップを使用可能
  • インスタントマークアップ – Apple Pencilを注釈を入れたいところに置くだけで書き始めることが可能
  • PDFを作成し、プリント可能なものすべてにマークアップすることが可能

スクリーンショットを撮影すると画面にプレビュー表示され、そこからマークアップをして、メールで送信したり、SNSでシェアしたりすることができるようになっています。

メモ

  • Apple Pencilでロック画面をタップして素早く新規メモを作成可能
  • Apple Pencilをメモの本文のどこかに置くだけでインライン描画を始めることが可能
  • 手書き文字の検索が可能(英語と中国語のみ)
  • ドキュメントスキャナ機能は書類の傾きを自動補正し、イメージフィルタを使用して影を削除
  • 情報を整理して表示できるように表機能に対応
  • 重要なメモをリストの一番上にピンで固定することが可能

ファイル

  • ファイルをブラウズ、検索、整理するためのまったく新しい“ファイル” Appを追加
  • iCloud Driveおよび他社製のクラウドストレージサービスと連係が可能
  • “最近使った項目”タブで、Appやクラウドサービス間を通して最近使用したファイルを見ることが可能
  • フォルダの作成や、名前、日時、サイズ、タグでファイルの並べ替えが可能

iOS11の標準アプリ「ファイル」でファイル管理をすることが可能となり、ドラッグ&ドロップで直感的に操作することができるのはこれまでにない感覚で新しいですね。

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アクセスできるのはiCloud Driveとサードパーティ製のクラウドサービス(Google DriveやDropBoxなど)となっています。初期のベータ版ではiPadのストレージに直接アクセスすることができましたが、正式版ではローカルにデータを保存することは認められていないようです。

HomeKit

  • AirPlay 2スピーカー、スプリンクラー、蛇口を含む、新しいアクセサリタイプに対応
  • 人の検知、時間、アクセサリに基づいた作動機能を拡張
  • QRコードおよびタップしてアクセサリをペアリングする設定に対応

拡張現実(AR)

  • App StoreのAppが使用可能なAR技術により、現実の風景上に仮想的なコンテンツを重ねて、インタラクティブなゲーム、夢中になるようなショッピング体験、工業デザインなどを開発可能

機械学習

  • App StoreのAppが使用可能な機械学習技術により、高パフォーマンスおよびユーザのプライバシー保護のために、デバイス上で処理された機械学習データを用いたインテリジェント機能を提供することが可能

その他の機能および改善

  • コントロールセンターのデザインが変わり、すべてのコントロールを1つのページに収めることが可能
  • アクセシビリティ、アクセスガイド、拡大鏡、テキストサイズ、画面収録、Walletを含む、コントロールセンター用のカスタムコントロール
  • Apple Musicで友達とミュージックを見つけられます。 プロフィールを作成して、友達とプレイリストやよく聴くミュージックを共有可能
  • Apple Newsに、あなた向けにカスタマイズされたTop Stories、Siriからの提案、“Today”に表示される今日のベストビデオ、エディターが選んだ重要な記事が表示される新しい“Spotlight”タブなどの機能が追加
  • “クイックスタート”の自動設定機能により、Apple IDを使用してiCloud、キーチェーン、iTunes、App Store、iMessage、FaceTimeにサインインが可能
  • “クイックスタート”の自動設定機能により、言語、地域、ネットワーク、キーボード、利用頻度の高い場所、Siriへの話しかけ方、ホームおよびヘルスケアデータを含む、デバイス設定を復元可能

iOS11をインストールしたiOSデバイス同士であればセットアップを自動的に設定することができるようになります。複数台所持している人にとっては嬉しい新機能!

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  • Wi-Fiネットワークへのアクセスを簡単に共有可能
  • ストレージ最適化の通知、および、“設定”で“写真”や“メッセージ”などAppの使用容量を減らすことが可能
  • 緊急SOS機能により、現在地の位置情報に基づいて救急サービスに通話し、また、緊急連絡先へ自動的に通知を送信、現在地の位置情報を共有、およびメディカルIDを表示することが可能
  • FaceTimeで、相手のMacまたはiPhoneのカメラからLive Photosを撮影することが可能
  • SpotlightおよびSafariで簡単にフライト状況を確認可能
  • Safariで辞書引き、単位換算、計算に対応
  • ロシア語-英語の二言語辞典を追加
  • ポルトガル語-英語の二言語辞典を追加
  • 新しいアラビア語のシステムフォントに対応

アクセシビリティ

  • VoiceOverがイメージの説明に対応
  • VoiceOverがPDFの表とリストに対応
  • “Siriにタイプ入力”が基本的な検索クエリーに対応
  • ビデオの音声および点字キャプションに対応
  • Dynamic Type機能により、テキストおよびAppのUIの文字サイズを大きくすることが可能
  • “色を反転”を再設計し、メディアコンテンツの見やすさを改善

「設定」→「アクセシビリティ」の「ディスプレイ調整」に「反転(スマート)」という項目が追加され、ちょっとしたダークモードとして利用することができます。

iOS11 ダークモード 反転(スマート)

ただし、対応していないアプリは色がヤバいことになるので仕様用途は限られそう。でも、有機ELディスプレイを搭載しているiPhone Xとの相性は良さそうですよね。カッコよくなりそう。

  • “選択項目の読み上げ”および“画面の読み上げ”での強調表示色の改善
  • スイッチコントロールのタイプ入力で、単語全体を一度にスキャンおよびタイプ可能

画面収録

他にもiPhoneやiPadの画面を動画撮影することができる「画面収録」という機能が搭載されています。

使用方法はコントローラーセンターに「画面収録」の機能を追加をして、コントローラーセンターから録画ボタンを押して収録する形になります。

iOS11では標準アプリを使って画面内を動画撮影することができるので、操作方法を教えたり、ゲーム実況などをするときに、便利な使い方ができるようになりそうです。

まとめ

iOS11をiPhoneにインストールしても大きな変化はあまりありませんが、4.7インチ以上のディスプレイを搭載したiPhoneであれば片手キーボードや使いやすくなったコントローラセンターなど、細かい使い勝手が向上しています。

iPadに関してはマルチタスキング機能の使い勝手が大きく向上しているので、iOS11にアップデートする意義はとても大きいでしょう。スマートキーボードとApple Pencilの組み合わせで、MacBookの代わりに使うのも現実的になってきたようにも感じます。ただ、はてなブログの編集画面の動作が少しおかしくなってしまう点が残念なところ...。WordPressは問題ないんですけどね...。