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日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

iOS10.3の新機能や変更点について!アップデートは必ずバックアップをしてから!

iOS10.3の新機能や変更点について

AppleがiPhoneやiPad向けにiOS10.3をリリースしました!Apple IDのユーザー名を変更したり関連しているデバイスの管理をすることができるようになるなど、今までウェブ上から管理していたいことをiOS10.3からは設定アプリから管理することができるようになっています。

 

他には32bitアプリを起動するとiPhoneの動作に影響を及ぼすかもしれないという警告が表示されるようになったり、Appleのワイヤレスイヤホンの「AirPodsを探す」が「iPhoneを探す」に機能として埋め込まれるなど細かい変更が実施されています。

これだけ聞くとアップデートしてもさほど変化はないのかなという印象を受けますが、実はiOS10.3はOSの基幹部分でもあるファイルシステムがHFS+からApple File System (APFS)に変更されるそうです。

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iOS10.3のリリースノートには特にそのような記載はありませんが、iOS10.3のベータ版でHFS+からApple File System (APFS)に変更されていることが確認されているそうな。

iOS10.3のリリースノート

iPhoneを探す

  • AirPodsの現在の所在地または最後に確認された場所を見ることが可能
  • 片方または両方のAirPodsから音を出して探し出しやすくすることが可能

Siri

  • 支払い用Appを使用して、支払いを実行したり、請求書を確認したりすることに対応
  • 配車サービスAppを使用して、配車の予約をすることに対応
  • 自動車メーカー製のAppを使用して、車の燃料の残量確認、ドアのロックの状況確認、ライトの点灯、クラクションを鳴らしたりすることに対応
  • インディアン・プレミアリーグと国際クリケット評議会によるクリケットのスコアおよび各種記録に対応

CarPlay

  • 最後に使用したAppに簡単にアクセスできるショートカットをステータスバーに追加
  • Apple Musicの“再生中”のスクリーンから“次はこちら”および現在再生中の曲のアルバムへ移動が可能
  • Apple Musicの厳選されたプレイリストや新しいミュージックカテゴリが利用可能

その他の改善および修正

  • iTunesで一度レンタルした映画はお使いのどのデバイスでも視聴が可能
  • Apple IDアカウントの情報、設定、およびデバイスが一覧できる新しい設定画面
  • “マップ”で現在の気温を3D Touchすると、時間毎の天気を表示
  • “マップ”で“駐車中車両”の検索に対応
  • “カレンダー”に迷惑な参加依頼を削除しスパムとして報告する機能を追加
  • “ホーム”でアクセサリのスイッチやボタンでシーンを起動することに対応
  • “ホーム”でアクセサリのバッテリー残量確認に対応
  • Podcastに、3D Touchの対応を追加し、“今日”のウィジェット表示で最近更新されたコンテンツにアクセスすることが可能
  • Podcastのコンテンツおよびエピソードは“メッセージ”で共有可能になり、メッセージ上で再生が可能
  • 位置情報とプライバシーをリセットすると、“マップ”で現在地が表示されない問題を修正
  • “電話”、Safari、“メール”でVoiceOverの安定性を改善

なのでiOS10.3にアップデートしている時に何か不具合が発生してしまいiPhoneやiPadが文鎮化してしまう可能性も考えられるので、iOS10.3にアップデートする前にバックアップは必ずとってから実行するようにしましょう!

新ファイルシステムApple File System (APFS)とは

Apple File System(APFS)は2016年のWWDC 2016で発表された次世代のファイルシステムとなっており意外と早い段階で採用されることになるようですね。随分と前から準備が進められていたのかもしれません。

HFS+は「Mac OS拡張ファイル」とも呼ばれているファイルシステムでその時々に合わせて細かいアップデートが繰り返されてきた規格です。ディスクユーティリティを起動してディスク作成やフォーマットするときによく見かける名称でもありますね。1998年にMac OS 8.1で初めて採用され30年も前のファイルシステムということになります。ハードディスクを前提としたファイルシステムでシングルスレッドで動作しているので、さすがに時代に合ってない規格とも言えるかもしれません。

SSD最適化、暗号化、クラッシュ耐性向上など

一方、iOS10.3より採用されるファイルシステムApple File System(APFS)はフラッシュストレージ/SSDへの最適化、強力な暗号化技術、マルチスレッドへの対応、Space Sharing(同じファイルが存在した場合どちらかのファイルは自動的に消去され空き容量を確保し共有化)、クラッシュ耐性の向上が計られています。

同じファイルが他のフォルダに入っているということはよくあることだと思いますが、Space Sharing機能によって重複ファイルによってSSDの容量が圧迫されることがない仕組みは非常にいいですね。

まずはiOS10.3から

iOS10.3にアップデートすることで自動的にファイルシステムがアップグレードされることになりますが、順次macOS、watchOS、tvOSにも採用が進められる予定となっています。

個人的にはクラッシュの多いmacOSにApple File System(APFS)が採用されることで、どれだけ安定性の高いOSにアップグレードすることになるのか期待しています。が、どのバージョンでApple File System(APFS)が採用されることになるのかな。

iOS10.3で様子を見て次期macOSのmacOS 10.13から切り替えるのかな?

 

iOS10.3の変更点

Apple IDの設定項目が大幅刷新

iOS10.2.1まではApple IDの設定項目は「設定」の「iCloud」の中にありましたが、iOS10.3からは「設定」のトップ画面の一番上に表示されるように変更されています。(左:iOS10.2.1、右:iOS10.3)

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iOS10.2.1までは「Apple ID」の項目には「名前、電話番号、メール」、「パスワードとセキュリティ」、「支払いと配送先」の設定項目しかありませんでしたが、iOS10.3以降は「iCloud」、「iTunesとApp Store」、「ファミリー共有」の設定も「Apple ID」から行うことができるようになっています。

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さらにアカウントに紐付けされているデバイスも全て表示されるようになっており、ここから「iPhone/iPadを探す」「iCloudバックアップ」の設定の他に、デバイスをアカウントから削除することもここから可能となっています。iOS10.2.1まではデバイスの削除はウェブ上からしかできなかったので、利便性が増すことになりそうです。

iCloudドライブの空き容量が視覚化

iCloud Driveのストレージ容量がグラフ化され何のデータが保存されているのか、空き容量はどれくらいあるのかが確認できるようになっています。(左:iOS10.2.1、右:iOS10.3)

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デザインはmacOSと同じものとなっており分かりやすいですね。

地図アプリに表示される天気から詳細表示が可能に

地図アプリは表示している場所の天気を自動取得してアイコン表示される機能が搭載されていますが、iOS10.3からは天気アイコンを長押し(3D Touch)することで、さらに詳細な天気データを確認することができるように改善されています。

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さらに強く押し込むことで天気アプリに移動することもできます。

その他

他に「AirPodsを探す」機能が「iPhone/iPadを探す」機能に追加され、万が一AirPodsを失くしてしまった時でもiPhone上から探すことができるようになっています。また、SiriKitがアップデートされSiriから他社製アプリを利用した支払い・支払い状況の確認をすることができるようになっています。

iOSアップデート前にバックアップは必須!

内部的に大幅な変更となりiOS10.3です。何が起きるか分かりません。何が起きても元の状態に戻すことができるように、iCloudバックアップかiTunesバックアップでデータのバックアップをとっておきましょう!

追記:iOS10.3.1が早くもリリース!

Appleが4/4にセキュリティとバグの修正をしたiOS10.3.1を正式にリリースしています。アップデートに必要な容量は31.1MBとかなり少なくなっています。iOS10.3にアップデートした人はアップデートしておいた方がいいでしょう!