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日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

iPhone Xの使いにくいところ、使いやすいところ。オススメのiPhoneはこれ。

iPhone X、どうですか?使いやすいですか?iPhone Xを手にしてから毎日のように使っており、慣れることで不便だと感じていたことも普通になってきました。とはいえ、iPhone Xを初めて手にして使いにくいなーと感じたのも事実。何がどう使いにくかったのか、ちょっとまとめてみました。

特に4.7インチのiPhone 6sやiPhone 7から同じ感覚で乗り換えをしてしまうと後悔してしまうかもしれないので注意をした方がいいかもしれませんよ。

 

iPhone X

iPhone Xのデメリット・使いにくいと感じる点

画面が縦に長いので手が疲れる

iPhone Xはホームボタンを廃止したことで画面が縦長サイズに変更されました。過去のiPhoneの画面サイズ、画面解像度をまとめるとこうなります。

  サイズ アスペクト比 解像度
iPhone 4s/4 3.5インチ 3:2 960 x 640
iPhone SE/5s/5 4インチ 16:9 1,136 x 640
iPhone 8/7/6s/6 4.7インチ 16:9 1,334 x 750
iPhone 8 Plus/7 Plus/6s Plus/6 Plus 5.5インチ 16:9 1,334 x 750
iPhone X 5.8インチ 2:1 2,436 x 1,125

iPhone 8/8 Plusまでは動画を見るのに適していた16:9のアスペクト比のディスプレイでしたがiPhone Xはさらに縦長の2:1というアスペクト比のディスプレイが採用されています。画面が縦長になったことでiPhone Xの画面上から画面下まで距離がiPhone 8 Plusよりも長くなってしまうことに。

実際の操作を想定するとホームボタンやホームバーの操作も必要となるので、画面上部からホームボタン・ホームバーまでの長さを実際に計測してみるとiPhone 8が112mm、iPhone 8 Plusが129mm、iPhone Xが135mmでした。画面の横幅の長さはiPhone 8が59mm、iPhone Xが62.5mm、iPhone 8 Plusが68mmとなっています。

iPhone8 vs iPhoneX vs iPhone8 Plus 画面の長さ

画面が長くなったことで画面の上から下までの指の移動距離が極端に長くなってしまったので片手での操作はかなり厳しいです。

iPhone 8はギリギリ片手操作することはできました。

片手で使えるiPhone8

iPhone Xは持ち直しをしないと片手での操作はかなり厳しいです。さらにiPhone Xのホームバーは画面のかなり隅っこに配置されているのでiPhone Xを手で持った時のホームポジションがかなり下になってしまうというのも使いにくくなっている要因にもなっているのかなと。

片手で使えないiPhone8 Plus

5.5インチのiPhone 8 Plusのように両手持ちを前提で使うのであれば特に違和感はないのかもしれませんが、4.7インチのiPhone 6sやiPhone 7から乗り換えをすると片手で使う事ができないことに違和感を覚えるかもしれません。

もちろん、手の中でiPhone Xを動かせてホームポジションを移動させれば片手でも問題なく使うことはできると思うので、慣れればいいのかもしれませんが。

本体が重い

iPhone Xはサイズの割に重いです。というかガラス筐体のiPhone 8とiPhone 8 Plusも重いです。アルミ筐体だったiPhone 7とiPhone 7 Plusは軽いんですよ。

  • iPhone 7:138g
  • iPhone 8:148g
  • iPhone X:174g
  • iPhone 7 Plus:188g
  • iPhone 8 Plus:202g

本体に重量感があるので片手で持ち変えて使っていると手が疲れてきます。iPhone Xを使ってから昔メインで使っていたiPhone 7を持つとビックリするくらい軽い。実はiPhone 7が従来のiPhoneの完成形だったんじゃないのかと思ってしまうくらい。

てか、iPhone 7をメイン機として使っても全然いいのかもしれませんねー。アルミ筐体だから指紋も付きにくいし。

どっちが上か下か分からない

iPhone Xはホームボタンが廃止されたことでパッと見でどちらが上なのか、どちらが下なのか判別が難しくなりました。

スリープ状態のiPhoneX

ジーンズのポケットに入れて持ち歩く分には特に問題はありませんがカバンを入れていてiPhone Xを手にすると逆だったということがよくあります。カバンの中に入れて持ち歩くことが多い女性はもしかしたらストレスがたまるかも?

Face IDは使いやすいけど...

iPhone Xはホームボタンがなくなったので指紋認証のTouch IDを使うことができません。代わりに顔認証のFace  IDを使ってロック解除、Apple Pay、iTunesなどの決済を行います。

Face ID ロック解除

顔の認識速度は速いです。慣れればTouch IDよりも快適に使う事ができると思います。たまーに10秒ほど考え込んでしまうこともありますが。

Face ID アイコン

考え込む時は何が原因なのだろうか。疲れている時に「顔が違う」と考え込んでしまうのかな。本人なのか、別人なのか、疲れているだけなのか、そんな葛藤をしているのかもしれません。

上にスワイプしないとロック解除しない

Face IDを使ってのロック解除の流れはこんな感じ。

  1. 画面をタップ or 傾けてスリープ解除
  2. Face IDで顔認識
  3. 画面下から上にスワイプ

ホーム画面を表示させるのは画面を上にスライドしないとできない仕様になっています。Face IDで顔を認識と同時にホーム画面が表示されればどんなに便利なんだろうと思ってしまいますが、通知センターなどの機能の兼ね合いから上にスワイプをしないとロック解除できないようになっているのかもしれませんね。

この辺りの仕様は慣れるしかないですね。普通に使っていれば慣れてくると思います。

寝床に入って使えない

個人的に致命的だと思っているのが布団の中に入ってFace IDを使うと顔を認識してくれません。

寝る前にiPhoneでニュースとか気になるブログを見てから寝たりするじゃないですか。布団の中ではFace IDが使えないのでパスコードでロック解除する必要があります。

普通にソファーの上で横になった状態でFace IDを使うときちんと顔を認識する事は出来るのですが、なぜか布団に入るとダメです。

周りに布団があると髪の毛がボサボサになったり顔の一部が隠れたりするのが原因なのかもしれませんが認識率はかなり低いです。その度に布団をどけたりパスコードを入力しているので、ちょっと面倒ですね。

なお、マスク着用も顔認識することができないので、普段からマスクを使っている人、花粉症の人、風邪を引いた時などはiPhone Xはかなり厳しいかもしれませんね。あと、もこもこマフラーとかね...。

卓上で使う時は覗き込む必要がある

Touch IDを使うことができるiPhoneは卓上に置いたまま指をホームボタンに置くだけでロック解除をすることができ、メールやLINEの確認をしたり、ちょっとした操作をすることが可能です。しかし、Face IDとなってしまったiPhone Xは覗き込むように身を乗り出す必要があります。

iPhone8とiPhoneX

しっかりと正面にする必要はなくカメラやセンサーが読み取ることができる範囲に顔が入ってきて目線をしっかりと送ることができる状態であれば顔認識をしっかりとすることができます。

これはiPhone Xならではの顔認証システムの凄さなのかもしれません。なので、慣れてしまえばTouch IDよりも快適になる可能性は秘めているようにも感じます。iPhone Xの置き方も顔を認識しやすいように角度をつけるように置くなど工夫すれば案外良いかもしれないですよね。

例えばホームセンターに売っているゴム足を使ってiPhone Xに角度をつけて置くようにするとか、iPhoneやiPadのスタンドを使うようにするとか。

iPhoneX スタンド

スタンドに置くとTouch IDの時はホームボタンを押しにくいという弊害がありましたが、Face IDの場合は常に顔を向けて置くことができるのでかなり使いやすくなります。

セキュリティーに不安

Face IDは双子の兄弟だと区別する事ができないと言われていますが、親子でも区別できない時があります。実際に7歳の息子に試しに使ってみてもらうと、ごく稀に顔を認識してロック解除してしまうことがありました。

流石にセキュリティ大丈夫なのかなと思いまいしたが、まあ、家族なので特に問題はありませんし、赤の他人にセキュリティを突破されることは滅多にないとは思います。この辺りの精度は今度のアップデートで改善はしていくとは思うのでさほど心配はしておりません。

 

コントロールセンターが使いにくい

コントロールセンターはWi-FiのON・OFFをしたり画面の明るさなどを簡単に調整することができるので使用頻度はまあまあ高い機能です。

iPhone 8は画面下から上にスワイプすることで簡単に起動できましたが、iPhone Xでは上部の切り欠き(センサーハウジング)部分の右側から下にスワイプすることで起動する方法に変更されました。

つまり片手でコントロールセンターを起動することはできません。仕方ないのでAssistive Touchにコントロールセンターを割り当てて片手でも簡単に起動できるように設定しましたが、この操作方法はちょっと見直してほしいなー。

ステンレスフレームが傷つきやすい

使いやすさとは関係ありませんが、iPhone Xのサイドフレームはステンレスが採用されており、このピカピカのステンレスフレーム、細かい傷が結構付きます。

iPhoneX ステンレスの傷

ポケットに入れて布地に触れる部分が傷つく感じでしょうか。僕のiPhone Xは上部部分のステンレスが傷だらけになってしまいました。数日でこの傷ですから1年使うとかなりの傷がついてしまうでしょう。

iPhoneX ステンレスフレーム

サイド部分は特に問題ありません。ポケットに入れても布地が触れていないからだと思います。

iPhone Xのメリット・使いやすいと感じる点

iPhone Xのネガティブポイントをずらっと上げてきましたが、iPhone XはiPhone 8よりも使いやすくなっている点はたくさんあると思います。

サイトやブログが見やすい

iPhone Xの画面は縦長サイズになったことで、文字ベースのサイトやブログの視認性が向上しています。もちろんサイトデザインにもよりますが、少なくともiPhone 8よりも情報量が多く表示することができるので少ないスクロール量で先まで読むことができます。

iPhone8 vs iPhoneX vs iPhone8 Plus 画面の大きさ1

切り欠き(センサーハウジング)の部分がダサいと思われるかもしれませんが、使っているとさほど気になることはありません。また、アプリによっては切り欠きが気にならないデザインになっていたり工夫されている場合もあります。

iPhone8 vs iPhoneX vs iPhone8 Plus 画面の大きさ2

Yahoo!のアプリはiPhone Xの切り欠き部分に合わせて上下を黒色表示しているので見た目がすっきりとしていて見やすいですよね。

Apple Payの起動がしやすい

iPhone 8でApple Payの起動はスリープ状態でホームボタンを2回押すことで可能です。ロック解除した状態でホームボタンを2回押すとAppスイッチャーが起動してしまうので、Apple Payを起動するには一度スリープ状態にしてからホームボタンを2回押す必要があり、電車の改札で手こずることもあります。

しかし、iPhone Xならどんな状態の時でもサイドボタンを2回押すことでApple Payを起動することができるようになりました。つまり、地図アプリを起動し路線確認をしながらApple Payを起動しSuicaを使うことができるので非常に便利です。

iPhoneX サイドボタン

Suicaをよく使う人はiPhone Xの利用価値はかなり高いのかなと感じます。

ジェスチャー操作が使いやすい

iPhone Xはホームボタンが廃止されたことでジェスチャーを使うことでホーム画面に戻ったり、マルチタスク画面(Appスイッチャー)を表示したり、今までのiPhoneに使い方の根底を変えてしまった新世代のiPhoneです。

20171111185637g:plain

最初はホームボタンがないことに違和感を覚えますが、10分も使っていればジェスチャー操作に慣れてきますし、むしろこの操作性が癖になります。また、スリープ状態になっているときに画面をタップするだけでスリープ解除することができるのも便利ですね。

失敗の少ない写真を撮れる

iPhone 8・8 PlusとiPhone Xのカメラは基本的に同じ画質です。

iPhone XはiPhone 8 Plusと同じように二つのカメラレンズを搭載したデュアルカメラシステムを採用していますが、iPhone 8 Plusと違う点として望遠側はより明るいレンズ(F2.8 → F2.4)を採用、光学式手ぶれ補正も内蔵しています。

これにより、iPhone XのカメラはiPhone 8 Plusと比べても光学2倍ズームをした時の手ブレが少ないので失敗の少ない写真を撮ることができます。実際にiPhone XとiPhone 8 Plusを両手で持って光学2倍ズームにして動画撮影してみたのですが、ブレの量が全然違いました。

 

まとめ

iPhone XはこれまでのiPhoneの常識をゼロにして新しい操作性を提案、これからの、未来のiPhoneのあり方を模索している、そんなデバイスです。

まだまだ荒削りな部分があるので完璧を求めるものではないのかもしれません。

当然ながらこれからもiOSはアップデートしていくので、様々なユーザーの声を受け入れながら進化していくことになるでしょう。その過程を楽しむのもiPhone Xの醍醐味と言えるのかもしれません。

Appleはホームボタンを廃止したiPhone Xをより使いやすいデバイスにするために開発を続けていくと思いますが、言い換えるなら従来のホームボタンを搭載したiPhone 8系統の進化は止まったと言い換えることができます。

おそらく、そう遠くない未来に全てのiPhoneがホームボタンを搭載しないモデルにチェンジしていくでしょうし、片手でも操作することができるちょっと小型でコンパクトなiPhone Xも登場するかもしれません。

もしそうなれば持ちにくいという問題はクリアすることになるかもしれませんね。

最後にまとめます。

こんな人はiPhone 7がおすすめ

  • 片手操作にこだわる
  • ホームボタンないとダメ、絶対。
  • ガラス筐体の指紋が気になる(アルミ素材は汚れにくい)
  • 本体は軽い方がいい
  • 少しでも安く高性能なiPhoneを手にしたい

こんな人はiPhone 8がおすすめ

  • 片方操作にこだわる
  • ホームボタンがないとダメ、絶対。
  • ワイヤレス充電したい
  • CPUの性能は速いに越したことない

こんな人はiPhone 7 Plusがおすすめ

  • 両手使いに慣れている、むしろ両手使いでしょ。
  • ホームボタンないとダメ、絶対。
  • ガラス筐体の指紋が気になる(アルミ素材は汚れにくい)
  • 本体は軽い方がいい
  • 少しでも安く高性能なiPhoneを手にしたい
  • YouTubeなど動画コンテンツを見たい

こんな人はiPhone 8 Plusがおすすめ

  • 両手使いに慣れている、むしろ両手使いでしょ。
  • ホームボタンないとダメ、絶対。
  • ワイヤレス充電したい
  • CPUの性能は速いに越したことない
  • YouTubeなど動画コンテンツを見たい

こんな人はiPhone Xがおすすめ

  • 両手使い、片手使いにこだわりはない
  • 新しい操作体験をしたい、これからの進化を共有したい
  • CPUの性能は速いに越したことない
  • 手荒れをしていてTouch IDの認識が上手くいかないのでFace IDを使いたい
  • セルフィー撮りをよくする

個人的には従来のiPhoneの完成形はiPhone 8/8 PlusではなくiPhone 7/7 Plusだと思っています。ワイヤレス充電はできませんがアルミ素材の筐体は指紋や汚れが付きにくく軽いので非常に使いやすいです。カラーラインナップも豊富ですし選ぶ楽しさもありますし。