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日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

iPad ProとiPad(第6世代)どっちがいいのか?違いや使い勝手を比較してみた!

Appleが2017年3月にiPad(第5世代)をリリースしたことで、iPad Proとの性能、価格の差が開いたのでどちらを購入しようか、より判断がつきやすくなったのかなと思います。iPad Air 2の後継機を待ち望んでいた人は素直にiPad Proを躊躇いなく購入に踏み切れるはずです。

(iPad 第6世代が2018年3月28日にリリースされました。スペックなどを追加し内容を修正しました。)

では、価格が安い無印のiPad(第6世代)と価格が高いiPad Proの違いはどこなのかを比較してみたいと思います。

 

iPad(第6世代)と10.5インチのiPad Proのレビュー記事を公開したので参考にしてください!また、当記事も10.5インチのiPad Proの内容を加筆しています。

iPad ProとiPad(第6世代)どっちがいいのか?違いを徹底比較!

iPad ProとiPadのスペックの違い

iPad ProとiPad(第5世代・第6世代)をスペック表で比較するとiPad Proの方が性能が高いのは確かでCPUの性能だけではなくディスプレイの品質に関してもiPad Proの方が上となっています。(左からiPad Pro 10.5、iPad Pro 9.7、iPad 第5世代)

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iPad ProとiPad(第6世代・第5世代)のスペックを比較するとこのようになります。なお、iPad(第6世代)の仕様はiPad(第5世代)とあまり変わらないので枠内に記載しています。

  iPad Pro 10.5 iPad Pro 9.7 iPad(第5世代)
iPad(第6世代)
ディスプレイ
  • 10.5インチ
  • 2,224 x 1,668ピクセル
  • ProMotionテクノロジー
  • 耐指紋性撥油コーティング
  • 反射防止コーティング
  • フルラミネーションディスプレイ
  • 広色域ディスプレイ(P3)
  • True Toneディスプレイ
  • 9.7インチ
  • 2,048 x 1,536ピクセル
  • 耐指紋性撥油コーティング
  • 反射防止コーティング
  • フルラミネーションディスプレイ
  • 広色域ディスプレイ(P3)
  • True Toneディスプレイ
  • 9.7インチ
  • 2,048 x 1,536ピクセル
  • 耐指紋性撥油コーティング
CPU
  • A10X Fusion
  • A9X
  • iPad(第5世代):A9
  • iPad(第6世代):A10
RAM
  • LPDDR4 4GB
  • LPDDR4 2GB
  • LPDDR4 2GB
背面カメラ
  • 1200万画素
  • ƒ/1.8のレンズ
  • 光学式手ぶれ補正
  • Focus Pixels AF
  • クアッドTrue Toneフラッシュ
  • 4K動画撮影
  • 720p(240fps)スローモーション
  • Live Photos撮影
  • 1200万画素
  • ƒ/2.2のレンズ
  • Focus Pixels AF
  • デュアルTrue Toneフラッシュ
  • 4K動画撮影
  • 720p(240fps)スローモーション
  • Live Photos撮影
  • 800万画素
  • ƒ/2.4のレンズ
前面カメラ
  • 700万画素
  • Retina Flash
  • 500万画素
  • Retina Flash
  • 120万画素
通信
  • LTE-Advanced(25バンド)最大450Mbps
  • 802.11a/b/g/n/ac デュアルチャンネル
  • Bluetooth 4.2
  • Apple SIMを内蔵
  • LTE-Advanced(23バンド)最大300Mbps
  • 802.11a/b/g/n/ac デュアルチャンネル
  • Bluetooth 4.2
  • Apple SIMを内蔵
  • iPad(第5世代):LTE(21バンド)最大150Mbps
  • iPad(第6世代):LTE-Advansed(23バンド)最大300Mbps
  • 802.11a/b/g/n/ac デュアルチャンネル
  • Bluetooth 4.2
  • Apple SIMに対応
その他
  • Apple Pencil対応
  • Smart Keyboard対応
  • 4スピーカー
  • 指紋認証 第2世代 Touch ID
  • Apple Pencil対応
  • Smart Keyboard対応
  • 4スピーカー
  • 指紋認証 Touch ID
  • iPad(第5世代):Apple Pencil非対応
  • iPad(第6世代):Apple Pencil対応
  • 2スピーカー
  • 指紋認証 Touch ID
バッテリー
  • 30.4Wh
  • 最大10時間(Wi-Fiインターネット)
  • 27.5Wh
  • 最大10時間(Wi-Fiインターネット)
  • 32.4Wh
  • 最大10時間(Wi-Fiインターネット)
サイズ
  • 250.6 × 174.1 × 6.1 mm
  • 469g(Wi-Fi)
  • 478g(Wi-Fi+Cellular)
  • 240 × 169.5 × 6.1 mm
  • 437g(Wi-Fi)
  • 444g(Wi-Fi+Cellular)
  • 240 × 169.5 × 7.5 mm
  • 469g(Wi-Fi)
  • 478g(Wi-Fi+Cellular)

iPad Proの方が性能が高いのに本体サイズが薄く軽くなっており、バッテリー容量がiPad(第5世代)の方が少しだけ多いのですが、両モデルともWi-Fiでインターネットをした場合で10時間程度の駆動になっています。

iPad(第6世代)とiPad(第5世代)の違い

2018年3月にリリースされたiPad(第6世代)とiPad(第5世代)の違いはCPU、LTE通信の速度、Apple Pencilの使用有無の違いのみとなっています。

  iPad(第6世代) iPad(第5世代)
CPU A10チップ A9チップ
RAM LPDDR4 2GB
LTE
(セルラーモデルのみ)
LTE(23バンド)
最大300Mbps
LTE(21バンド)
最大150Mbps
Apple Pencil ×
サイズ 240 × 169.5 × 7.5 mm
重量 469g(Wi-Fi)、478g(Wi-Fi+Cellular)

iPad(第6世代)に搭載されたA10チップはiPhone 7/7 Plusに使われているプロセッサですが、iPad Pro 9.7に採用されているA9Xチップよりも性能の高いプロセッサになっているので、動作に関しては必要十分な性能を持っているでしょう。

また、Wi-Fi + CellularモデルはLTEの対応バンドが増えて最大300Mbpsの通信速度となるなど基本性能が向上しているのが分かります。

CPUの性能などについてはこちらの別記事にて詳しく書いているので参考にしてください。

ここから性能ではなく使い勝手に焦点を当てて、iPad ProとiPad(第6世代・第5世代)の違いを比較してみたいと思います。

iPad ProはApple Pencilが使える

iPad Proの最大の特徴とも言えるのがApple Pencilを使うことができることでしょう。

(2018年3月28日にリリースされたiPad(第6世代)にて無印iPadでもApple Pencilを使うことができるようになり、単純にApple Pencilを使いたいのであればiPad ProではなくiPadでもOKということになります。)

Windowsではスタイラスペンとも呼ばれるペン型の入力デバイスとなりますが、iPad ProのApple Pencilは僕が今まで使ってきたスタイラスペンの中で一番使い勝手の良いペン型入力デバイスと言ってもいいくらい使い勝手の良い仕上がりになっています。

iPad ProとApple pencil

iPad ProとiPad(第6世代)のApple Pencilは全く同じ性能というわけではありません。

iPad Proは最大120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーを組み合わせることで、Apple Pencilは1秒間に240回もの速さでスキャンされ、タイムラグはほぼなく、本当に紙に文字を書いているような感覚で文字を書くことができます。

これはiPad Proの専用機能となっており、iPad(第6世代)との差別化がしっかりとされているということになるでしょう。

とはいえ、どちらのモデルもApple Pencilは筆圧を感知することができるので力の入れ具合で文字の太さを変えることができ、ペン先が細くなっているので細かい文字も正確に書くことができます。

字が汚いのはどうにもなりませんが、この大きさの文字を書くことができます。

Apple pencilの使いごごち

Apple Pencilに対応していないiPad(第5世代)でもサードパーティ製のスタイラスペンを使うことはできますが、ペン先が太くて反応も悪いので、これより小さい文字を書くことは非常に困難です。

また、Apple Pencilはペン先しか反応せずタッチパネルに手を置いた状態で文字を書くことができますが、サードパーティ製のスタイラスペンだと手を置いたところが反応してしまうので、まともに文字を書くことができず手を浮かせた状態で文字を書く必要があります。

サードパーティ製のタッチペン

スワイプとかiPadを操作するだけならタッチペンでいいと思いますが、手書き入力をしたいという場合はiPad Pro・iPad(第6世代)とApple Pencilの組み合わせは最強だと思います。

Apple Pencilはサードパーティアプリを使う事で簡単に手書き文字をテキストデータに変換する事ができます。つまり、絵を描かないという人でもApple Pencilを活用する事ができるのです。こちらの記事で、詳しく書いているのでぜひ参考にしてください。

iPad ProはSmart Keyboardが使える

iPad Proは本体横にSmart Connectorという専用ポートを搭載しており、iPad ProではApple純正のハードウェアキーボード・Smart Keyboardを使うことができるようになっています。Smart Keyboardに関してはiPad(第6世代)は非対応なので、iPad Proを選択するしかありません。

iPad ProとSmart Keyboard

カバーとしても使うことができるので、持ち運びがしやすいというメリットがあります。

BluetoothキーボードならiPadでも使える

しかし、しかしです。キーボードに関してはSmart Keyboardに非対応のiPad(第6世代・第5世代)であってもBluetooth接続でワイヤレスキーボードを使うことができるので、iPad Proだからというメリットにはならないでしょう。

このようにパソコン用のワイヤレスキーボードをBluetoothで接続して使うこともできます。

BluetoothキーボードとiPad

確かに反応はSmart Keyboardより鈍いですが、普通に文字入力をすることができますし、使い慣れたキーボードを接続してiPadの文字入力をすることができます。また、Smart Keyboardってあまりカッコいいデザインじゃないのもマイナスポイントですよね。(下:iPad ProとSmart Keyboard、上:iPad 第5世代とSmart Cover)

Smart KeyboardとSmart Cover

スマートカバーという名前なのに全然スマートじゃない...。もうちょっと、いい設計ができなかったのかなー。まあ、物理的に難しそうだけどさ。

iPad Proはカメラが優秀で4K撮影もできる

iPad ProのiSightカメラ(背面)は1200万画素のイメージセンサーを搭載し、4K動画撮影や動く写真のLive Photosの撮影をすることができます。(左:iPad 第5世代、右:iPad Pro)

iPad ProとiPad(第5世代)の背面カメラ

また、iPad ProはFocus Pixels(位相差オートフォーカス)を搭載しているので、素早くピントを合わせてくれますし、10.5インチと12.9インチのiPad Pro(第2世代)に関しては光学式手ぶれ補正機能を搭載してるので暗いところでの撮影も可能です。

iPadで写真なんて撮らないと思うかもしれませんが、意外と大きな画面のiPadを持って写真を撮影するのもいいもんですし、たまに大きなiPadを持って写真を撮っている人を見かけることもあるので、iPadのカメラは意外と使っている人は多いのかなと感じています。

だからこそAppleも9.7インチのiPad ProだけをiPhone並みのカメラ性能にスペックアップしたのでしょう。

 

iPad Proの方が画面が綺麗で見やすい

別の記事でも何度か言っていることですが、iPad(第5世代)のRetinaディスプレイよりもiPad ProのRetinaディスプレイの方が色に深みがあり綺麗に表示されます。また、乱反射を抑えるためにLCD液晶と保護ガラス(外側のガラス)の隙間を狭いフルラミネーションディスプレイを搭載しているので、指での画面操作はiPad Proの方が気持ち良いものになっています。

 モデル iPad Pro 10.5 iPad(第5世代)
iPad(第6世代)
ディスプレイ仕様
  • 10.5インチ
  • 2,224 x 1,668ピクセル
  • ProMotionテクノロジー
  • 耐指紋性撥油コーティング
  • 反射防止コーティング
  • フルラミネーションディスプレイ
  • 広色域ディスプレイ(P3)
  • True Toneディスプレイ
  • 9.7インチ
  • 2,048 x 1,536ピクセル
  • 耐指紋性撥油コーティング

iPad(第5世代)のディスプレイを拡大すると、黒い隙間の幅がそれなりにあることが確認できます。

iPad(第5世代)のディスプレイ

しかし、iPad Proのフルラミネーションディスプレイを拡大すると、黒い隙間がかなり狭くなっていることが分かると思います。

iPad Proのディスプレイ

だから何だという感じかもしれませんが、指とLCDディスプレイとの距離が近いのでより指で直感的に操作をしている体験を得ることができ、快適に操作することができるのはiPad Proであることは間違いありません。

また、光の反射もiPad Proの方がかなり抑えられていることも分かります。(左:iPad Pro、右:iPad 第5世代)

光の反射 iPad ProとiPad(第5世代)

家電量販店に置いてある展示品で確認すると違いがよく分かり、明らかに光の写り込みの量が違います。もし、映画やドラマをiPadで見ることが多いという人はiPad Proの方がいいのではないでしょうか。

iPad Proは4スピーカー搭載で音が良い

iPad(第6世代・第5世代)は2つのスピーカーを搭載しているのでステレオ再生をすることができますが、縦方向で持った時にしかステレオサウンドを楽しむことができません。

しかし、iPad Proなら上下左右4つのスピーカーを搭載しているので、縦方向+横方向を自動検知しユーザーのスタイルに合わせてステレオ音声を再生してくれ、常に上のスピーカーが高音、下のスピーカーから低音が鳴るので音も良くなっています。

iPadで映画を見ることが多い人は横方向にしてもステレオサウンドを体感することができるiPad Proがオススメです。

iPad ProはLTEの通信速度がより高速に

iPad Pro 9.7のセルラーモデルはLTE-Advanced(23バンド)に対応し理論上の最大通信速度は300Mbps、iPad Pro 10.5・12.9(第2世代)はLTE-Advanced(25バンド)に対応し、最大450Mbpsの高速通信をすることができます。

しかし、iPad(第5世代)はLTE(20バンド)で最大150Mbpsの通信速度とLTEの性能はかなり劣ってしまいます。

これでも十分高速と言ってしまえばそれまでですが、より高速通信を必要とする場合はiPad Proがオススメです。なお12.9インチのiPad Pro(第1世代)はLTE-Advancedに対応していません。

モデル iPad Pro
(第2世代)
iPad Pro 9.7
(第1世代)
iPad
(第6世代)
iPad
(第5世代)
LTE対応バンド 25 23 21
最大通信速度 450Mbps 300Mbps 150Mbps
Apple SIM 内蔵 対応

(iPad 第6世代はLTE-Advanced(23バンド)に対応し最大300Mbpsと通信性能が向上しています。)

また、iPad ProはApple SIMを内蔵しているのでSIMカードを別途入れることなくプリペイドの通信契約をすることができます。

日本ではdocomo、au、ソフトバンクが対応していますが、それよりも海外に行った時に現地の通信会社のSIMカードを入れることなくプリペイドの契約を簡単にすることができるのが大きなメリットと言えそうです。

なお、iPadに関してはApple SIMに対応したカードを入れることでApple SIMの機能を使うことができます。

iPad(第6世代・第5世代)はとにかく安い!

iPad(第6世代・第5世代)の最大のメリットは価格が安いことですね。iPad Proとの価格差は30,000円もあります。これは結構大きいです。

Wi-Fiモデル iPad Pro 10.5 iPad Pro 9.7
(販売終了)
iPad
第6世代
iPad
第5世代
(販売終了)
32GB - 62,800円 37,800円 37,800円
64GB 69,800円 - - -
128GB - 72,800円 48,800円 48,800円
256GB 97,800円 82,800円 - -
512GB 102,800円 - - -

今まではApple Pencil(10,800円)を使うためにiPad Proを絶対に購入しないといけませんでしたが、Apple Pencilに対応したiPad(第6世代)がリリースされたことで32GBモデルなら48,600円でApple Pencilを使うことができるようになります。

今まではiPad Pro 10.5との組み合わせで80,600円も必要だったので、半額近い金額でApple Pencilを使うことができるようになります。

無印のiPad(第6世代)の128GBモデルは48,800円で購入することができるので、コストパフォーマンスはとても良いですよね。

 

まとめ

単純にタブレット機が欲しいのであればiPad(第5世代)で十分だと思います。しかし、全体的な使い勝手はiPad Proの方が快適なのは間違いないと思います。快適な手書き入力とスマートキーボードによる文字入力を考えているのならiPad Proしか選択肢がないでしょう。

具体的に各iPadでどのような作業に向いているのかを簡単にまとめてみました。

iPad Proが向いている人

  • Apple Pencilを使って快適に手描きで文字入力や絵を描きたい
  • Smart Keyboardを使ってエクセル・ワード作業をしたい
  • 写真の加工、文章作成などクリエイティブ作業をしたい
  • 画面の見やすさ、綺麗さ、写真の画質、音質の良さを最優先したい
  • PC/Macを所持しておらずiPad Proをメイン機にしたい

iPad Pro(第2世代)のディスプレイは120Hzのリフレッシュレートに対応しているので、表示がとても滑らかでApple Pencilの追従性能も非常に高いので、細かい絵を描く場合に非常に向いているデバイスとなっています。よりクリエイティブなあなたはiPad Proを選びましょう。

iPad(第6世代)が向いている人

  • 価格の安さを重視
  • Apple Pencilを使って手描きで文字入力や絵を描きたい
  • インターネットやメール、SNSなどの使用がメイン
  • PC/Macを所持していてiPadをサブ機にしたい

Apple Pencilに対応したiPad 第6世代が登場したことで、今までiPad Proでしかできなかったことが無印iPadでもできるようになりました。

iPad(第5世代)が向いている人

  • 価格の安さをより重視(AmazonやApple整備済み品でより安く購入できる)
  • インターネットやメール、SNSなどの使用がメイン
  • PC/Macを所持していてiPadをサブ機にしたい

こんな感じでしょうか。

ちなみに、販売が終了したiPad(第5世代)が欲しいという人は定期的にApple品質認定の整備済製品で販売される可能性があるのでチェックしてみてはいかがでしょうか。iPad Proも整備済製品として販売していることもあります。

Amazonや楽天でiPad(第5世代)を少し安く購入することができます。

Apple Pencilが必要ないならiPad(第5世代)で十分にタブレットとしての用途を満たすことができるでしょう。

(この記事は2017年4月7日に公開したものを2018年3月28日に修正・追記しています。)