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EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM レビュー!接写絞り開放の画質はキレ味抜群!内蔵LEDライトで表現がどう変わる?

Canonから新しく発売されたマクロレンズEF-S35mm F2.8 マクロ IS STMを購入しました!マクロレンズって楽しいですね〜、今まで見えなかった世界をバシッと撮影することができので、撮影しててとても楽しいです。身近にあるものでも気になって撮ってしまいますね。

 

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 実写レビュー

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMはかなり意欲的なレンズとなっており、なんとレンズにLEDライトが内蔵しているというとんでもない仕様となっています。

EOS 9000DとEF-S35mm F2.8 マクロ IS STM

一番最初にこのレンズがCanonから発表された時、二度見しましたからね。本当にLEDライトがレンズに内蔵している...。ということで、EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMをEOS 9000Dに実際に装着して使ってみたので画質や使い勝手など書いていこうかなと思います。

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 外観

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMのパッケージはグレーをベースにしたシックなデザインになっています。

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM パッケージ

先細りデザインのレンズですね。これは付属のレンズフード(ES-27)を装着した状態でレンズキャップを装着した状態です。

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STM レンズキャップ

富士フイルムのXFレンズもこのようなデザインのものがありますが、流行ってるのでしょうか。それともレンズ特性を重視してこのデザインになったのか。

レンズフードを外した状態でレンズキャップを装着するとこんな感じになります。

EF-S35mm F2.8 マクロ レンズフード外した状態

お世辞でもカッコいいレンズとは言えないかな...。これがLEDライトを内蔵したマクロレンズ!今までにデザインで言葉を失ってしまいます。

EF-S35mm F2.8 マクロ LEDライト内蔵

レンズフード装着すれば普通のレンズっぽくはなりますが、なかなか個性的なデザインのレンズですね。レンズフードは白くなっているライト部分が被写体に写り込ませないためのものでもありので、通常はレンズフードを装着した状態で使った方がいいでしょう。

EF-S35mm F2.8 マクロ レンズフード装着

レンズの接合部分はこんな感じ。単焦点レンズですが、さほど大きなレンズを使っているわけではないようですね。

EF-S35mm F2.8 マクロ 接合部

EOS 9000Dに装着してみました。

EOS 9000DとEF-S35mm F2.8 マクロ IS STM

個人的には悪くないデザインだと思いますがどうでしょうか。先細りデザインを嫌う人は結構多いので好みが分かれそうですね。

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ちなみにレンズフード(ES-27)は樹脂ではなく金属素材となってい流ので持ってみると思いの外、重量感を覚えます。

LEDライトはレンズフードを外すことで使うことができます。まあ、LEDライトを使う場面はさほど多くないと思うので普段は隠すことができる仕様は良かったのかもしれませんね。

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LEDライトを使う方法

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMのレンズ本体の左側にオートフォーカスの設定切り替えをするための「AF/MF」ボタンが、手ぶれ補正機能の設定切り替えするための「Stabilizer ON/OFF」ボタンが搭載されています。

EOS 9000DとEF-S35mm F2.8 マクロ IS STM 操作パネル

そして一番下にある電球マークのボタンが「LEDライト ON/OFF」となっており、このボタンを使ってLEDライトを操作することができるようになっています。

LEDがOFFの状態です。

EF-S35mm F2.8 マクロ LED OFF状態

LEDボタンを1回押すと全ライト(強)が点灯します。2回押すと全ライト(弱)に切り替わります。3回押すとライトが消灯します。

EF-S35mm F2.8 マクロ LED 全ライト(強)ON状態

LEDボタンを長押しすることで片側ライトに切り替えることができます。

左側のLEDが点灯した状態。

EF-S35mm F2.8 マクロ LED 左ライト(強)ON状態

右側のLEDが点灯した状態。

EF-S35mm F2.8 マクロ LED 右ライト(強)ON状態

LEDライトの操作をまとめました。

  • 1回:LED点灯(強)
  • 2回:LED点灯(弱)
  • 3回:消灯
  • 長押し:全LED ⇄ 左LED

左LEDが点灯した状態でボタンを押していくと「左LED(強)→左LED(弱)→ 右LED(強)→ 右LED(弱)→ 消灯」という流れで切り替わります。

マクロレンズとしての性能について

最短撮影距離は13cm、レンズ先端から30mm

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMは、被写体から13cmまで寄って撮影することが可能となっています。最大撮影倍率が1倍となっており間違いなくマクロレンズのようです。

レンズ構成 6群10枚
絞り羽根枚数 7枚
最小絞り 32
最短撮影距離 0.13m
最大撮影倍率 1倍
フィルター径 49mm
最大径×長さ φ69.2mm×55.8mm
質量 190g

実際にどれくらい近く寄れるのかを試してみました。こんなに近づいてもピントをしっかりと合わすことができます。

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被写体からイメージセンサーまでの距離が最短撮影距離となるので、実際には11〜12cmほど寄れるでしょうか。レンズ先端から30mmまで被写体に近いづいて撮影をすることができます。

とにかく被写体にめちゃくちゃ寄って撮影することができるので、撮影できる世界が一気に増えることになりますね。

接写の画質について

では実際にEF-S35mm F2.8 マクロ IS STMで撮影してみました!この季節、紫陽花が綺麗です。近所にも紫陽花が咲いていたので撮影してみました。

これくらいなら標準レンズでも寄れる距離ですね。

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しかし、マクロレンズならこれくらい余裕で寄って撮影するとができます。

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こんなに寄って紫陽花を撮ったのは初めてですね。まだ寄ることができますが、これ以上寄ると何が何だか分からなくなるのでやめました。あと、風で花びらが揺れて撮影するのが難しいというのもあります。

雨に滴るいいお花。

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ゆりのような花で気になっていたのですが、アガパンサスというユリの仲間みたいですね。

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雨上がりとマクロレンズは相性がいいのかもしれません。普通の晴れた日だと撮ることができない写真ですね。これも標準レンズでも撮影することができる画角ですね。

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しかしマクロレンズであるEF-S35mm F2.8 マクロ IS STMなら寄れます。

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こんな写真撮ってみたかった。マクロレンズなら簡単に撮れるんです。

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ガラッと場所を変えて金沢カレーで有名(?)なチャンピオンカレーのカレーラーメン店が石川県小松の小松イオンモールの中にオープンしたのでEF-S35mm F2.8 マクロ IS STMとEOS 9000Dを持って行ってきました。

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カレーラーメン。普通に美味しい。ちょっとボケ感、出しすぎちゃった。もう少し絞れば良かったかな。

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謎の粉。カレー粉と魚粉が混ざったものかな。

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別の日に、家族でかつ屋に行ってロースカツ定食を食べてきました。

サクサクかつが美味しそうでしょ?

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ええ、美味かったです。この価格でこのクオリティを出すことができるかつ屋は凄い。寄れるのが嬉しくて寄るんだけど、ここまでなると何が何だか分からなくなりますね。やはり適度が大切。

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痛風予備軍なのでワカメサラダは欠かすことができません。

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普通に寄って撮影することができるので食レポでも大活躍しそうなレンズだということが分かりました。このレンズ焦点距離は35mm判換算で56mm相当なので普通に座って撮影することも出来ますし、ちょうどいいですね。

通常撮影の画質について

当たり前ですが、EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMは接写だけでなくて普通の撮影もこなすことができます。ただ、驚くような感動的な写真が撮れるということはないのかなと...。比べるなら標準レンズのEF-S 18-55mm F4-5.6並みの画質だと思います。

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拡大してみました。

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EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMは絞ると画質が極端に低下します。F22、F32はほとんど使い物にならない画質といっていいですね。ここまで画質が低下するレンズはちょっと珍しいような...。不良品なのか、マクロレンズはこういうものなのか....?

僕が実際に撮影してみて絞りF5.6が中央から隅にかけて全体的に綺麗な画質を得ることができているように見えます。開放のF2.8は中央部分は綺麗ですが隅部分が若干ボケてしまいます。なので、EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMでカリッとした画質を求めるのであれば、少しだけ絞った(F5.6付近)状態で撮影するのが一番良好な画質を得ることができると言えるでしょう。

 

LEDライトは役に立つのか?

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMはレンズの先端にLEDライトを内蔵しています。被写体によるとカメラが影になってしまったりしますが、その問題を解決することができます。実際にLEDライトを点灯させて撮影をしてみました。

分かり易いようにシャッタースピード、絞り、ISOを固定にして撮影をしています。

LEDを点灯せずに撮影する手前に影が入ってしまうのが分かりますが、LEDライトを点灯することで影が綺麗に無くなるのが分かります。

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ただ、被写体によってはLEDの光が「強」だと光が強すぎてちょっと不自然になってしまうので「弱」にしたり、左・右のLEDライトを消灯して微調整した方がいいでしょう。

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左右どちらかのLEDを消灯しても意外と変わらないもんですね。キヤノンの公式サイトでも紹介されていますがガラス素材を撮影するときなどは光の反射の方向が変わるので、色々と調整できるのは良いのではないでしょうか。

まとめ:標準レンズとしても使える使い勝手の良いマクロレンズ!

個人的に、35mm判換算でフルサイズ56mm相当という焦点距離は、子どもを撮るにしてもちょうど良い距離で一番使いやすい画角だと思っています。18mmだと離れすぎだし50mmだと部屋で撮るのはちょっと難しい。富士フイルムのX-T2でも35mmの単焦点レンズXF35mmF2 R WRを常用レンズで装着しているほど35mmが大好きなんですね。

しかし、マクロレンズではなくので思いっきり寄れるわけではないので、35mmという焦点距離でマクロレンズが登場したのは非常に頼もしい限りです。

EF-S35mm F2.8 マクロ IS STMはちょっと絞って接写するとなかなかのキレがある表現をしてくれます。子どもの撮影、ポートレート、食レポ、なんでも使える万能レンズなので、標準レンズとしてカメラに付けっ放しで使用してもまったく問題ないのかなと感じます。