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シンスペース

日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

富士フィルム 標準ズームレンズ「XF18-55」と「XF16-55」の描写と外観、大きさの比較レビュー!

カメラ レビュー

富士フィルム「XF18-55」と「XF16-55」を徹底比較!

富士フィルムのミラーレス一眼レフカメラのフジノンレンズ「Xマウント」には様々な種類のレンズがあり、どれを購入しようか本当に迷ってしまいます。そんな中でフジノンレンズの標準ズームレンズには同じような画角となる2種類あります。レンズキットに付属している「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」とフラグシップレンズとなる赤タグが付いている「XF16-55mmF2.8 R LM WR」です。

この二つのレンズの描画力の違いを比較してみました!

 

価格を考えると「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の方が綺麗に撮影することができるのは分かるのですが、価格が2倍も高いので、そこまでのメリットがあるのか気になるところです。

スペックを比較

両レンズのスペックは以下の通りです。

  XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS XF16-55mmF2.8 R LM WR
開放絞り F2.8 - F4.0 F2.8
レンズ構成 10群14枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ1枚) 12群17枚(非球面レンズ3枚、EDレンズ3枚)
ナノGIコーティング
羽根枚数 7枚(円形絞り) 9枚(円形絞り)
手ぶれ補正 ×
防塵防滴 ×
点像復元処理 ×
大きさ ø65.0mm×70.4mm(ワイド端)/97.9mm(テレ端) ø83.3mm×106.0mm(ワイド端)/129.5mm(テレ端)
重量 310g 655g
価格 約5.5万円 約11万円

レンズキッドの「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は手ぶれ補正機能が付いていますがフラグシップの「XF16-55mmF2.8 R LM WR」はズーム域でも解放F2.8を実現でき、さらに防塵防滴機能、さらにコーティングもゴーストやフレアの発生を抑えてシャープでクリアな描写が可能となるナノGIコーティングを採用するなどしています。

大きさを比較

左が「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」で右が「XF16-55mmF2.8 R LM WR」です。大きさが倍くらい違うことがわかりますね。

XF18-55とXF16-55 外観比較1

「XF16-55mmF2.8 R LM WR」はフラグシップを意味する「XF ZOOM」がレッドバッジが。

XF18-55とXF16-55 外観比較2

「XF18-55mmF2.8-4」をX-T10に装着するとこんな感じになります。まあ、レンズとカメラの大きさのバランスが良いですよね。

XF18-55とX-T10の組み合わせ

しかし、「XF16-55mmF2.8」をX-T10を装着すると....

XF16-55とX-T10の組み合わせ

デカーい!!!

明らかにレンズとカメラのバランスがおかしい。ほぼレンズ。やっぱり「XF16-55mmF2.8」は「X-T1/T2」との組み合わせが似合っているように感じます。

描写を比較

では、「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と「XF16-55mmF2.8 R LM WR」で描写はどれくらい違うものなのかを比較してみたいと思います。(以下の画像は元データを2000pxまた1500pxに縮小しています。4K/5KディスプレイやRetinaディスプレイを搭載しているiPadなどの高精細ディスプレイを搭載しているデバイスから見ることで違いは確認出来るかと思います。)

くまちゃんの毛並み

XF18-55 X-T10

XF16-55 X-T10 くま

パッと見では違いはないように見えますが、XF16-55は望遠側にしても解放F2.8を維持できるので、背景がよりボカすことができますね。

鼻の部分を拡大してみます。

XF16-55とXF18-55くま

XF18-55はボヤとした感じですがXF16-55はくっきりと描写できていますね。ぱっと見は違いが分かりませんが、拡大した時にその違いがわかります。

参考までに単焦点レンズのXF16mmF1.4R WRとの比較も。

20161001105457j:plain

やっぱ、単焦点レンズは安定の描写だなー。やっぱ、ズームより単焦点を揃えるか?どうするか?

街並み(広角28mm)

街並みを広角側28mmで撮影してみました。

XF18-55 X-T10 街並み1

XF16-55 X-T10 街並み1

まあ、ほぼ一緒ですね。拡大してみます。

XF18-55 XF16-55 X-T10 街並み

違いが分かりません。むしろXF18-55の方がシャープなんじゃないの?と思うくらい。レンズ中央の差はXF18-55もXF16-55も差はないということでしょうかね。

街並み(望遠55mm)

望遠側にして撮影をしてみました。

XF18-55 X-T10 街並み2

XF16-55 X-T10 街並み2

拡大してみます。ここで違いが出てきましたね。

XF18-55 XF16-55 X-T10 街並み2

XF18-55の標識の文字はボケているのにXF16-55はクッキリと描写できています。レンズ隅でXF16-55はよりシャープに描写することができるのでしょうか。

お花(広角28mm)

ピンクのお花です。広角28mmで撮影をしました。

XF18-55 X-T10 お花1

XF16-55 X-T10 お花1

拡大してみます。

XF18-55 XF16-55 X-T10 お花1

あまり違いは分かりませんが、XF16-55の方が花の繊維がより綺麗に表現できているように見えます。

 

お花(望遠55mm)

望遠55mmで違うお花を撮影しました。

XF18-55 X-T10 お花1

XF16-55 X-T10 お花1

おおぅ。一緒にしか見えない。

XF18-55 XF16-55 X-T10 お花2

少しだけ絞って撮影してみました。XF16-55の方が少しだけシャープかな?

夜の道路

夜の道路です。

XF18-55 X-T10 夜道

XF16-55 X-T10 夜道

拡大してみます。

XF18-55 XF16-55 X-T10 夜道

消火栓との文字や柵などの描写がXF16-55の方がよりクッキリと描写できていますね。今回は広角28mmで撮影したのでどちらも開放F2.8ですが、望遠55mmにした時にXF18-55はF4、XF16-55はF2.8を維持できるので描写に違いが出てくるかもしれませんね。

まとめ

約5.5万円の「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」と約11万円の「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の両レンズを比較してきましたが、結論としてはレンズキットの「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」は非常にクオリティの高いバランスのとれたレンズだということを再認識することができました。

確かにフラグシップの「XF16-55mmF2.8 R LM WR」の方が描写はよりシャープで綺麗なのは分かるのですが、価格が高いこと、レンズが大きすぎるのに手ぶれ補正機能が搭載されていないことを考えると、少々扱いにくいところがあり普段使いでは「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」で十分なのかなといった印象です。

ただ、「XF16-55mmF2.8 R LM WR」は望遠側の描写がより綺麗なので望遠55mm側をよく使うシチュエーションがある場合はオススメできるのかもしれません。また、レンズが大きいので目立ちたい方、仕事で使う場合は「XF16-55mmF2.8 R LM WR」がいいかもしれませんね(笑)