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シンスペース

日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

LTEのカテゴリーの違いで通信速度はどこまで速くなる?iPhone 5sとiPhone 6で比較検証。

iPhone レビュー

いよいよ、新しいiPhoneとなる「iPhone 6s」と「iPhone 6s Plus」が現地時間9月9日(日本時間 9月10日 午前2時)に発表されますが、個人的に「iPhone 6s」シリーズで期待をしているものは「A9プロセッサと2GBのRAM」と「LTEの速度向上(300Mbps)」です。

 

LTEモデムチップの違いで通信速度はどこまで違う?

iPhoneのLTE Category

現行のiPhone 6のLTE速度はCategory.4と呼ばれるLTEモデムチップが採用されており最大で150Mbpsの通信が可能となっていますが、iPhone 6sではCategory.6のLTEモデムチップが採用され最大で300Mbpsの高速通信が可能となる...という噂です。まだ発表されていないので...。

カテゴリー 受信速度 送信速度 対応機種
Cat.3 100Mbps 50Mbps iPhone 5/5c/5s
Cat.4 150Mbps 50Mbps iPhone 6/6 Plus
Cat.5 300Mbps 75Mbps -
Cat.6 300Mbps 50Mbps iPhone 6s/6s Plus(?)

各キャリアの通信速度

各キャリアの対応具合はこんな感じで、場所によって225Mbpsの通信に対応していないところがまだまだ多いとは思いますが、現行のiPhone 6ではLTEの最大限の力を発揮することができません。

キャリア LTE 周波数帯 帯域 CA 最大速度
受信/送信
NTTドコモ FDD 800MHz(B19)
1.7GHz(B3)
1.5GHz(B21)
2.1GHz(B1)
10MHz
20MHz
15MHz
15MHz
30MHz
30MHz
225/50Mbps
KDDI(au) FDD 800MHz(B18)
2.1GHz(B1)
10MHz
20MHz
30MHz 225/50Mbps
KDDI(UQ) TDD 2.5GHz(B41)
2.5GHz(B41)
20MHz
20MHz
40MHz 220/10Mbps
ソフトバンク
4G LTE
FDD

900MHz(B8)
2.1MHz(B1)
(1.7GHz B3)

10MHz
15MHz
(15Mhz)

25MHz

(30MHz)

187.5/37.5Mbps

(225Mbps/50Mbps??)

ソフトバンク
4G
(WCP)
TDD 2.5GHz(B41)
2.5GHz(B41)
20MHz
10MHz
30MHz 165/10 Mbps

参考:LTE-Aで200Mbps級サービス開始 - KONURE

しかし、iPhone 6sでCategory.6に対応すればLTEの速度もさらに速くなることが予想されます。

iPhone 5sとiPhone 6でLTE速度の違いを検証

では、実際にCategoryが上がることでどれくらいの速度向上が望めるのでしょうか。iPhone 5sからiPhone 6になった時にあんまり意識はしていませんでしたが、ちょっと気になったので実際に調べて見ました。

実験方法としてはCategory.3(100Mbps/50Mbps)のiPhone 5sとCategory.4(150Mbps/50Mbps)のiPhone 6をソフトバンク回線を使って通信速度を測定してみました。

iPhone 5sはFDD-LTEしか対応していませんが、iPhone 6は2.5GHz帯となるTD-LTEを利用することができ、ソフトバンクのTD-LTEのサービスエリア内なら優先的に切り替わるようになっています。

フィールドテストモードで電波を確認

なので、FDD-LTEしか電波が入らない場所を探して同じ時間帯で測定してみました。ちょっと田舎にいけばTD-LTEの電波は届かずFDD-LTEに自動的に切り替わります。ってかソフトバンク、もっと頑張れ!

摑んでいる電波の確認は電話アプリから「*3001#12345#*」と入力しフィールドテストモードから確認することが出来ます。

フィールドテストモード iPhone

iPhone 5sとiPhone 6がFDD-LTEのバンド1であることを確認します。iPhone 6ではなぜか帯域幅が表示されませんが、ソフトバンクのBand1は15MHzなので同じはずです。

Band1 FDD-LTE(2.1GHz)の速度

f:id:kazu-log:20150829112653j:plain

速度を測定します。

f:id:kazu-log:20150829112829j:plain

平均値にします。

  • iPhone 5s:ping45 下り 21Mbps / 上り11.4Mbps
  • iPhone 6:ping43 下り 32.2Mbps /上り 7.95Mbps

受信速度に関してはiPhone 6の圧勝ですね。50%程度速くなっています。同じ回線でもLTEのCategoryの対応の違いだけでここまで変わってしまうものなんでしょうか。

Band41 TD-LTE(Band41)の速度

 

あと、ついでにiPhone 6が対応しているTD-LTE(Band41)の速度も比較してみました。iPhone 5sはFDD-LTE(Band1)での検証となります。帯域は20MhzとFDD-LTEよりも広いです。

f:id:kazu-log:20150829113453j:plain

速度を測定します。

f:id:kazu-log:20150829113537j:plain

  • iPhone 5s:ping49 下り 28Mbps / 上り3.72Mbps
  • iPhone 6:ping56 下り 67Mbps /上り 4.8Mbps

受信に関してはダブルスコア以上です。帯域が20MHzあるので余裕があるのでしょうか、理論値は低くても実測速度はFDD-LTEと比較してもかなり速いです。さすがに上りは理論値自体が10Mbpsなので遅いですが。

まとめ

iPhone 5s(cat.3 100Mbps)とiPhone 6(cat.4 150Mbps)で同じLTEバンドを利用した状態においてもiPhone 6の方が通信速度が速いことが確認できました。

噂のiPhone 6s(Cat.6 300Mbps)は理論値でiPhone 6の2倍の速度となっています。ということは、実測レベルでもiPhone 6の2倍の速度100Mbps越えもあり得る...?ってこんな単純なものではないでしょうね。

まあ、いずれにしても少しでも速くなる可能性はありそうですね。というか、本当にCategory6に対応するのか?

ちょっと今回はマニアックな記事でしたね。こんなの誰が見るんだろう。どうでもいいって方が大半なんだろうな〜