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日々想うことを綴る、3児の父親のブログです。iPhoneやiPad、MacなどAppleの話題も多いかも!

iPad Pro 12.9(第2世代)実機レビュー!大画面が美しく滑らかに!新型と旧型の違いを徹底比較!

我が家にも新型の12.9インチiPad Pro(第2世代)がやって来ました!外観は第1世代とほぼ変わっていないのでワクワクもドキドキも全くしないのですが性能が大きく向上しているので12.9インチという巨大ディスプレイを搭載しているiPadを愛用している人にとっては嬉しいアップデートとなっているはず。

9.7インチiPad Proは画面が10.5インチに大きくなったので変化が目に見えて判断できましたが、第2世代の12.9インチiPad Proは第1世代のiPad Proから何がどう変わったのか気になる方も多少はいるはずなので、iPad Pro 12.9インチのレビューと10.5インチの違いなどを細かく比較したいと思います!

 

新型iPad Pro 12.9(第2世代)レビュー

今回購入したのは一番安い64GBのストレージを搭載したWi-Fiのスペースグレイモデルです。iPhoneや普通のiPadはシルバーを購入することが多いのですが、12.9インチのiPad Proは本体サイズが大きく存在感もかなりなものなのでスペースグレイがお似合いですよね。正面側の黒いベゼル部分に付いてしまう指紋が目立つのがちょっと嫌だけど。

ストレージ容量については本当は128GBが良かったのですが、2017年モデルのiPad Proのストレージ容量は64GB、256GB、512GBの3つから選択する形になり、なかなかのお値段もしてしまうので、仕方なく64GBにしました。

パッケージと付属品

新型のiPad Pro 12.9(第2世代)のパッケージは10.5インチiPad Pro同様に真横アングルから正面アングルのiPad Proの写真がドンと印刷されたデザインになっています。

iPad Pro 12.9(第2世代) パッケージ

第1世代(上)のパッケージと比較。

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)パッケージ比較

第1世代の本体はさほど薄くもなかったのに真横アングルで薄さをアピールしていましたが、第2世代(下)は画面の鮮やかさ、綺麗さをアピールしたデザインとでも言っていいかもしれません。iPad Proのロゴも細い書体から太めのしっかりとした書体に変更されています。Appleのロゴマーク横に移動していますね。

iPad Pro 12.9(第2世代)開封

充電アダプタは12Wタイプが付属しており、Lightning-USB(typeA)コネクタ、説明書、ステッカーなどが入っています。

iPad Pro 12.9(第2世代)付属品

MacBookシリーズがUSB(Type-C)を採用したのでiPad Proに付属させるLightningケーブルはType-AではなくType-Cに対応したものを付属してほしいですよね。無印のiPad(第5世代)は汎用性を考慮してType-Aでいいと思いますけど。

未だにUSB-Cに対応したLightningケーブルを購入していないのでMacBookからiPhoneを充電させる時は変換コネクタを使う必要があり、そろそろちゃんとしたケーブルが欲しいですね。

本体デザイン

さて、さっそくiPad Pro12.9(第2世代)の本体の外観を見ていきましょう。

iPad Pro 12.9(第2世代)

やっぱり大きいですね。

画面が大きく作業エリアも広い!

モバイル性能を完全に犠牲にしたタブレット端末。そう、それがiPad Proなのです。12.9インチのディスプレイは2画面表示にしてもまだまだ余裕があります。横にiPhone 7 Plusを置いてみましたが、これくらい画面が大きいんです。

12.9インチのディスプレイサイズ

画面を分割してAbema TVを見ながら何か作業をしても余裕があります。

iPadの画面分割

デザインはiPadそのもの

本体のデザインは良くも悪くもiPad Airから引き継いだダイヤモンドカット加工されたデザインです。変わっていません。

iPad Pro(第2世代)外観デザイン

このダイヤモンドカットデザインの元となったのは2013年にリリースされたiPhone 5ですね。いつの日かiPhoneのように丸みを帯びたデザイン(iPhone 6/6 Plus以降のモデル)に統一されるのではないかと思っていましたが、ずっとこのデザインで行くみたいですね。

iPad ダイヤモンドカット加工

iPad Pro 12.9はiPhone 7/7 Plusで廃止された3.5mmヘッドフォンジャックも健在です。

iPad Pro 12.9(第2世代)ヘッドフォンジャック

据え置きで使うことも多いiPad Proなのでヘッドフォンジャックがあると外部スピーカーに接続して気軽に使うことができるので便利です。

第2世代のTouch IDを搭載

ホームボタンは物理ボタン式で指紋センサーが第2世代のTouch IDにグレードアップしています。

iPad Pro 12.9(第2世代)Touch ID

第2世代のTouch IDはiPhone 6s/6s Plusで採用されたもので、指紋の読み取り速度が従来のタイプのものと比較して2倍となり超高速でロック画面を解除し作業を開始することが可能になりました。第1世代を使っていて指紋認証の速度が遅いなーと思っていたので、これは良い進化と言っていいでしょう。

進化したカメラ

iPad Pro 12.9の背面に搭載されているiSightカメラは800万画素から1200万画素のイメージセンサーにグレードアップしています。その代わり、カメラの出っ張り具合もグレードアップ。

iPad Pro 12.9(第2世代)iSightカメラ

前面画面上のFaceTimeカメラも120万画素から700万画素に大きくスペックアップしているので、iPadで自撮りしたり、テレビ電話機能を使う人にはもってこいですね。

12.9インチ用のスマートキーボードを装着するとこんな感じ。

12.9インチ スマートキーボード

やっぱり12.9インチ向けのスマートキーボードはキーの幅が広いので余裕があってタイピングしやすいですね。

9.7インチと10.5インチ向けのスマートキーボードのスタンドモードは角度が急すぎて前に倒れそうでちょっと怖いですが、12.9インチ向けのスマートキーボードのスタンドモードの角度は丁度良いです。

スマートキーボード スタンドモード

僕は映画などの動画を見るときにはスタンドモードはフル活用していますよ。

テーブルの置いて使うこともできます。

20170621155833j:plain

Apple Pencilを使ってイラストを書いたり、画像の編集をする時などに使いやすいモードです。Apple pencilがとても優秀なデバイスなので、かなり本格的に絵を描くこともできるでしょう。

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)の比較

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)をせっかくなので第1世代のiPad Proを売却してしまう前に比較したいと思います。

ディスプレイ

第2世代は広色域(P3)に対応しより深い色合いを表現することができ、さら120Hzのリフレッシュレートに対応したProMotionテクノロジーも搭載しディスプレイ品質が大きく進化しています。(左:iPad Pro 12.9 第2世代、右:iPad Pro 12.9 第1世代)

iPad Pro 12.9(第2世代)のRetinaディスプレイ

画像では分かりにくいですが写真アプリやゲームアプリなどを起動するとP3に対応したディスプレイをパッと見ただけで色合いが深くなったのが分かります。また、120Hzのリフレッシュレートになったことで全ての動作がスムーズになり、操作した瞬間に滑らかになったことが分かります。

ちなみに「設定」→「アクセシビリティ」→「ディスプレイ調整」の「フレームレートを制限」から今までの60Hzに制限することもできます。

iOS10 リフレッシュレートの制限

また、ディスプレイの反射率も低減されており画面の光の映り込みが少なくなっています。(左:iPad Pro 12.9 第2世代、右:iPad Pro 12.9 第1世代)

ディスプレイ画面の光反射

いつも窓から入ってくる光を反射しているiPad Proを見ているのですが、第2世代になってから明らかに反射量が低減され画面が見やすくなっているのが分かります。

モデル iPad Pro(第2世代)
12.9インチ
iPad Pro(第1世代)
12.9インチ
iPad Pro
10.5インチ
iPad Pro
9.7インチ
(販売終了)
iPad(第5世代)
9.7インチ
解像度 2,732 x 2,048ピクセル
264ppi
2,224 x 1,668ピクセル
264ppi
2,048 x 1,536ピクセル
264ppi
広色域ディスプレイ(P3) × ×
反射防止コーティング ○(改良型) ○(改良型) ×
フルラミネーションディスプレイ ○(改良型) ○(改良型) ×
True Toneディスプレイ × ×
ProMotionテクノロジー × × ×

カメラ

大幅に性能が向上したカメラのレンズがフラットではなく出っ張りレンズに変更されています。結構な大きさですよね。さらにクアッドLEDのフラッシュも搭載されています。(左:iPad Pro 12.9 第1世代、右:iPad Pro 12.9 第2世代)

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)カメラレンズの比較

イメージセンサーが800万画素から1200万画素に向上したほか、レンズがf/2.4からf/1.8に大幅に明るくなり、光学式手ぶれ補正機能やクアッドLEDにフラッシュを搭載するなど、大幅にカメラの性能が向上しているのも見逃すことができないポイントとなっています。

モデル iPad Pro
(第2世代)

12.9インチ
iPad Pro
(第1世代)
12.9インチ
iPad Pro
10.5インチ
iPad Pro
9.7インチ
(販売終了)
iPad
(第5世代)
9.7インチ
背面カメラ 1200万画素
ƒ/1.8
6枚構成レンズ
裏面照射
ハイブリッド赤外線フィルタ
800万画素
ƒ/2.4
5枚構成レンズ
裏面照射
ハイブリッド赤外線フィルタ
1200万画素
ƒ/1.8
6枚構成レンズ
裏面照射
ハイブリッド赤外線フィルタ
1200万画素
ƒ/2.2
5枚構成レンズ
裏面照射
ハイブリッド赤外線フィルタ
800万画素
ƒ/2.4
5枚構成レンズ
裏面照射
ハイブリッド赤外線フィルタ
光学式手ぶれ補正 × × ×
True Toneフラッシュ クアッドLED × クアッドLED デュアルLED ×
Focus Pixels
オートフォーカス
× ×
4K動画撮影 × ×
前面カメラ 700万画素 120万画素 700万画素 500万画素 120万画素

このサイズのiPadをカメラとして使うかどうかは疑問ですが、iPhone 7と同等レベルのカメラを搭載したことで使い方の幅が広がることは間違いないでしょう。

4スピーカー

カメラのレンジ周辺にあったマイクロフォンの小さな穴は本体上部に移動しています。(上:iPad Pro 12.9 第1世代、下:iPad Pro 12.9 第2世代)

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)スピーカーの比較

細かい部分ですが、ヘッドフォンジャックの色が黒色から白色に変更されていますね。これ、シルバーモデルのを間違えて取り付けたってことはないですよね。

また、スピーカーグリルの穴の数も第1世代は9個だったのに第2世代は10個に増え、位置も微妙に変更されていますね。(上:iPad Pro 12.9 第1世代、下:iPad Pro 12.9 第2世代)

20170621154502j:plain

音が良くなったのかなーと思って聴き比べてしました。音が少し違うように聞こえますが新型のiPad Pro(第2世代)はスピーカーのエージングも進んでいないので、当然の結果といえるのかも。

iPadのロゴの書体

また、細かい変更点としてiPadのロゴの書体が少しだけ細くなり、認証マークの刻印がなくなっています。(上:iPad Pro 12.9 第1世代、下:iPad Pro 12.9 第2世代)

iPad Pro 12.9(第2世代)と(第1世代)ロゴ書体

A10X FusionチップとA9Xチップの性能比較

iPad Pro 12.9(第2世代)のプロセッサには10.5インチモデル同様に、A10X Fusionチップが搭載しています。

モデル iPad Pro
(第2世代)

12.9インチ
iPad Pro
(第1世代)
12.9インチ
iPad Pro
10.5インチ
iPad Pro
9.7インチ
(販売終了)
iPad
(第5世代)
9.7インチ
型式 A10X Fusion A9X A10X Fusion A9X A9
CPU 6コア(3+3) 2コア 6コア(3+3) 2コア 2コア
GPU ?
12コア
PowerVR Series 7XT
12コア
?
12コア
PowerVR GT7600
6コア
6コア
RAM 4GB LPDDR4 4GB LPDDR4 4GB LPDDR4 2GB LPDDR4 2GB LPDDR4

A10X FusionチップとA9XチップのCPU性能をGeekbench 4で計測してみました。

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モデル iPad Pro 12.9
第2世代
iPad Pro 12.9
第1世代
シングルコア 3903 3037
マルチコア 9220 5150

シングルコアスコアで約30%の性能向上に留まっていますが、3コア(パワーコア)搭載しているためマルチコアスコアは約80%も性能が向上していることが分かります。

Geekbench 4によるGPU(Metal)の性能を測定してみました。

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モデル iPad Pro 12.9
第2世代
iPad Pro 12.9
第1世代
GPU(Metal) 26880 14852

GPU(Metal)の性能も約80%向上していました。思っていた以上の性能アップですね。

3D MARK(API Overhead)でGPUの性能を比較してみました。

20170621161604j:plain

モデル iPad Pro 12.9
第2世代
iPad Pro 12.9
第1世代
OpenGL 402641 224815
Metal 2253694 1996503

OpenGLは約80%、Metalは約20%ほど性能が向上しています。アプリによって性能の出方が異なるのは仕方のないところなのかな。

最後にAntutuで総合性能を計測してみました。

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モデル iPad Pro 12.9
第2世代
iPad Pro 12.9
第1世代
3D 90603 71287
UX 60798 56004
CPU 62666 49441
RAM 16935 11895
Total 231002 188627

12.9インチiPad Pro(第2世代)はトータルで20%〜30%ほど性能が向上しているようですね。12.9インチiPad Proは第1世代・第2世代ともに4GBのRAMを搭載していますが、AntutuのRAMのテストでは第2世代の方が性能が高くなっているようです。もしかしたらRAMのデータ転送速度が向上しているのかもしれません。

なお、iPad Pro 12.9の基本性能に関しては同じ世代となるiPad Pro 10.5と同じとなっているので、コンパクトで高性能なiPadを求めるのであれば10.5インチ版を選んだ方がいいでしょう。

 

まとめ

12.9インチiPad Pro(第2世代)のデザインは第1世代とほとんど変わっていませんが性能は大幅に向上していることが分かりました。とはいえ、すでに12.9インチiPad Pro(第1世代)を所持しているのであれば乗り換えるほどのものではないかもしれません。

実際に12.9インチiPad Pro(第2世代)のレビュー記事が極端に少ないような気がするのは気のせいでしょうか。やっぱりみんな10.5インチを購入してるのかな。

同時リリースされた10.5インチiPad Proはベゼル幅を極限まで狭くしたことで本体サイズの肥大化を抑えながらディスプレイを大きくすることに成功しました。同じ手法で12.9インチiPad Proも本体サイズを小型してくれたら文句なしなんですけどね。

もしかしたら12.9インチiPad Pro(第3世代)はベゼル幅を狭くして小型化される可能性もありそうです。いや、絶対に小型化されると思います。そう考えると第2世代は見送って第3世代を待ってもいいのかもしれませんね。

次機種は2018年10月かな。

iPad Pro 12.9は画面が大きいのでiOS11から搭載されたiPad向けのマルチタスク機能により使い勝手が大きく向上しました。iOS10とiOS11では別デバイスだと思ってしまうくらい違うので、使いこなすことがで着れば生産性はかなり向上することになりそうです。